紙吹みつ葉の作品一覧
「紙吹みつ葉」の「初夜に「愛することはない」と言った旦那様が、私にご執心なんですが!? webtoonアンソロジー」「おいしい給食」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
「紙吹みつ葉」の「初夜に「愛することはない」と言った旦那様が、私にご執心なんですが!? webtoonアンソロジー」「おいしい給食」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
小説・文芸
少女・女性マンガ
少年・青年マンガ
少女・女性マンガ
小説・文芸
小説・文芸
ラノベ
小説・文芸
Posted by ブクログ
テレビドラマ『おいしい給食 season3』のノベライズ本です。
10月からseason4が放送されるということで、現在BS12でseason3が再放送されています(金曜日の午前2時30分~)。
わたしは、この作品は全然好きでもなく、まったく興味もなかったのですが、先日たまたまWOWOWで『劇場版 おいしい給食 Final Battle』を観てしまい、不覚にもラストで感動してしまい、今、ハマっていますw
主人公の甘利田 幸男(あまりだ ゆきお)さんは、中学校の数学教師で、常節(とこぶし)中学校から、黍名子(きびなご)中学校へと異動し、現在は忍川(おしかわ)中学校で勤務しています。
甘利田センセイは、とにかく給食が好きで好きで、自らこう言っています。
「私は給食が好きだ。給食のために学校に来ているといっても、過言ではない。」
で、彼がここまで給食好きになった理由はこうです。
「なぜなら、母の作るご飯がまずかったからだ。 故に給食は、私にとって一日で最も充実した食事だ。」
異常なほど給食に情熱を傾ける甘利田センセイは、給食で「いただきます」の前に放送で流れる校歌に合わせて踊ります。まるで給食の神に捧げる舞、というか格闘技の型のように激しくキレッキレに動きます。
その動きは見る者の脳裏にある言葉を思い浮かばせます。(変態!、たいへんな変態!)(あくまでみのりの感想です♡)
そして、堪能に堪能を重ねて、この上ないほど存分に給食を味わいます。まさに生きる喜びを全身全霊で表しながら。。。
ふーっ、食べ終わって満足し、「今日も仕上がった・・・ごちそうさまでした」と給食の余韻を楽しむ甘利田センセイですが、次の瞬間、その視線は、ある生徒の動きに釘付けになります。
その生徒は、粒来 ケン(つぶらい けん)クンです。彼は日々の給食メニューに対して限界を極めるような「めちゃくちゃ、うまそげ」な食べ方を追求し、甘利田センセイをして「負けた」と言わせている存在なのです。
さあ、甘利田センセイと粒来クンのバトルは、どうなっていくでしょうか?
ぜひ、ドラマと本書のハイブリッドでお楽しみください♡
最後に、わたしも甘利田センセイの踊り?をまねしながら歌っている、忍川中学校の校歌を載せておきます。
みなさまもご斉唱くださいw
忍川中学校校歌
一
開化の港照らす陽に
羽ばたく一意の志
おしもおされぬ忍川よ
夢をたずさえ彼方へと
行きて仰ぐは忍川中学校
二
深雪をこえて 春匂う
友らと希望の窓ひらく
おしもおされぬ忍川よ
燃ゆる心のやまつつじ
咲いて誇れよ 忍川中学校
〔作品紹介・あらすじ〕
市原隼人主演、大人気ドラマ原作本!
給食マニアの教師・甘利田幸男が北海道函館の中学校に異動して1年。ここでもほとばしる給食愛を隠している(と本人だけは思っていた)甘利田の前に、新たな《給食道》を歩むライバルが現れた!?
その男子生徒の名は粒来ケン。
北の地オリジナルの献立、カニメシやカレースープなどに囲まれ、二人の熾烈なバトルが幕を開ける――!
〔目次〕
メニュー1 チリコンカンと北の友達
メニュー2 肉じゃがサバ味噌タコ社長
メニュー3 海の全部入り、ちらし寿司
メニュー4 進化する白米
メニュー5 プリンは、落下せしもの
メニュー6 俺のエビドリア
メニュー7 北の汁物、カレースープ
メニュー8 焼き色は裏切らない
メニュー9 甲殻の大魔神
ラストメニュー すする人
Posted by ブクログ
給食をこよなく愛する中学教師・甘利田幸男をコミカルに描いた作品。ドラマ化された前作の続編。
* * * * *
設定がおもしろい。
まず主人公がいい。
給食への情熱や歓喜を抑えきれない子どもっぽさと他者に対して見せる冷徹さとのギャップ。給食好きを看破されても白々しくとぼけきろうとするところには愛嬌さえ感じてしまいます。
しかも時々口にする端的かつ含蓄に富んだセリフ。大抵は給食愛から発しているに過ぎないのに不思議に問題の本質を突いていたりするのです。
担任クラスの生徒たちもいい。
厳格で親しみを見せない甘利田が実は愛すべき人物であることを皆、ちゃんと見抜いています。よくできた生徒たちです。
同僚や調理員も同様で甘利田を受容しているため、知らぬうちに読む側も同じスタンスになっています。
何より秀逸なのが、甘利田の言葉として綴られる給食の描写でしょう。
まるでミシュランガイドのごとき流麗かつ的確な表現。食べてみたくなるほどの見事さです。たかが給食とは思えないほどです。
さらに甘利田の宿命のライバル・神野の給食アレンジ術もすばらしい。
このスクールグルメ小説とでも言うべき新ジャンル。やはり給食が大好きだった自分の子ども時代を思い出します。神野ゴウが卒業してからも、ぜひ続編を望みたい。 ( 次は甘利田の母親も登場させて欲しいなあ。)