配信予定・最新刊

作品一覧

  • 水の杜の人魚 霊媒探偵アーネスト
    3.4
    1~3巻759~792円 (税込)
    喫茶店《リーベル》店主の佐貴には変わった友人がいる。誰もが息を呑む美貌の青年、アーネスト・G・アルグライト。名門霊媒師一族の末裔だ。店には霊にまつわる相談事を持って訪れる客が後を絶たない。取り壊しを控えたアパートの大家が持ち込んだのは、一夜を明かした人間に必ず同じ「池の夢」を見せる部屋の謎。現場で二人が目にしたのは、気を失っている美少女で……!?
  • 渦巻く回廊の鎮魂曲 霊媒探偵アーネスト
    4.2
    1~2巻858円 (税込)
    霊媒師・アーネストのもとに持ち込まれたのは、十六年前、画家・藤村透基の屋敷から消えた少女の捜索依頼。屋敷には渦巻き状の奇妙な回廊があり、最深部には「持ち主の運命を狂わせる」と噂される人形が飾られている。依頼を引き受けた友人のことが気にかかって、若き喫茶店店主の佐貴も藤村邸に同行することに。年に一度開かれる紫陽花観賞会に招かれた二人の前で、新たな殺人事件が発生してしまい――。
  • 雪に眠る魔女 霊媒探偵アーネスト
    4.0
    1巻968円 (税込)
    霊媒師一族の末裔、アーネストと、霊感ゼロの喫茶店店主、佐貴。二人が挑む新たな事件とは?
  • 私たちは空になれない
    4.0
    1巻1,562円 (税込)
    「時は確実に、私を大人へ押し出そうとしている。」 衝動的に、姉の形見のペンダントを、川に放ってしまった「育音」。 そんな時に声をかけてきたのが、青年「沖田」だった。 レンタル役者を生業としている彼に、「育音」は「共犯者」を演じてもらいたいと願う。 「沖田」の仕事を手伝い、かかわるうちに、「育音」の想いは次第に変化して―― 「俺に演じてほしいのはどんな役?」「共犯者」 切ない衝撃が胸を打つ、メフィスト賞作家快心の傑作青春ミステリー!
  • 獏の掃除屋
    4.5
    1巻1,617円 (税込)
    「俺が喰ってやるよ。あんたの悪夢をさ」 身近な人にやるせない感情を抱く4人の依頼者たち。 “獏”は彼らの夢に共に入り、劣等感に、罪悪感に、無力感に喰らいつく!! 「獏憑き」の黒沢彩人は従兄弟の桂輔が社長を務める白木清掃サービスで、悪夢の原因となる穢れを取り除く「夢祓い」を行っている。 実家のパン屋を継ぐ夢を絶たれた館平奈々葉、 妻子と別れ、占い屋を営む根津邦雄、 四歳の娘にどうしても優しくできない笑原香苗ーー 獏憑きは穢れを喰べるほどに寿命が縮む。 しかし彩人には、残された時間でどうしても喰べたい悪夢があったーー
  • ハンドレッドノート―名探偵 恵美まどかの事件簿―
    4.0
    1~2巻1,672~1,771円 (税込)
    YouTube総登録者数100万人&再生回数9億回突破!! 【ハンドレッドノート公式小説】 眠り姫・恵美まどかが「記憶」を駆使して数々の謎を解く! 「答え合わせをしよう」 「だって仕事したくないんだもん」 恵美まどかは、見たもの全てを記憶する天才。 しかしこの世の何よりも寝ることが好きで、眠り姫とも呼ばれている。 恵美が事務所を抜け出し、喫茶店《ライム》で仮眠をとりながらサボっていると、少女がドアを開けて入ってきた。 亡くなった彼の事故の真相を調べていると言う。 恵美は《ライム》のマスター・康介に言われ、仕方なく少女の話を聞くがーー
  • 新しい法律ができた
    3.4
    1巻1,672円 (税込)
    何がどうしてそうなった? 1行目は全員一緒、できた新法25本! 『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』『これが最後の仕事になる』『だから捨ててと言ったのに』に続く、会員制読書倶楽部:Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)された大人気ショートショート集第五弾。 著者一覧(掲載順) 金子玲介 日野瑛太郎 朱野帰子 阿部智里 真下みこと 須藤古都離 嶋戸悠祐 多崎 礼 風森章羽 名倉編 真梨幸子 東川篤哉 霜月流 矢樹純 高田崇史 潮谷 験 献鹿狸太朗 高田大介 大沼紀子 矢部嵩 柾木政宗 くどうれいん 白井智之 赤川次郎 五十嵐律人
  • あの日、僕たちが死んだ理由
    NEW
    -
    1巻1,881円 (税込)
    僕はあの日に戻る。 君の嫌いな人になって――。 感動のタイムリープ・サスペンス メフィスト賞作家が贈る、祈りと奇跡の物語。 親友・秋月高輝が下宿の同居人4人全員を殺害し、建物に火を放ち、そして自殺したという。 もしもあの日、最後に会った彼に声をかけていれば。 後悔を胸に現場を訪れた真理に、奇跡が起きる。 目覚めると、真理は事件1週間前の下宿《おぼろ荘》にいた。 けれど、彼の大嫌いな人の姿で――。

ユーザーレビュー

  • ハンドレッドノート―名探偵 恵美まどかの事件簿―

    Posted by ブクログ

    『ハンドレッドノート』という世界を知らなくても、抵抗なく入り込むことができ、とても面白かった。
    次々と起こる事件と『恵美まどか』に夢中になりました

    恵美まどかの能力も興味をそそられました。
    見たものを全て記憶してるからこそ問題が解決したり、人の心を救えるようなことができるのかと思いました。

    様々な事件がありますが、切なく心がキュッとなる話や、驚く話もあり、最後までとても楽しめました。

    0
    2024年09月11日
  • 獏の掃除屋

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    犬神憑きについての本を探していたら見つけた『獏の掃除屋』(風森章羽)。

    なぜそんな読書キッカケになったのか、メモしたものの覚えておらず本人も戸惑ってます笑

    たぶん『夢見の猫風の犬宮』(牧野礼)だと思うんだけど、これに犬神憑きは出てこなかった気もするんですよね…。

    何にせよ、これからちゃんと読もうと思った日付とそのキッカケの詳細に残そうと決めた瞬間でした。

    1人重荷を背負う主人公が孤独を抱えながら人々の悩みに寄り添う感じからなかなか目が離せなくて、

    最後には主人公のお母さんと再開する場面で泣いたし、獏の清掃シーンで「こんな展開ありか笑」と笑いもしました。

    こういう本って楽しい。

    0
    2024年08月17日
  • 獏の掃除屋

    Posted by ブクログ

    悪夢は苦しい。逃れられないから。
    希望が絶望に変わるぎりぎりを彷徨うところに生まれてくるから、手放すことさえ出来ない。苦しんでいることで自分を赦そうとしているのかもしれないとさえ、思う。
    悪夢の恐怖の根源は、自分の限界に直面せざるを得ないところにあるのだろうと思う。
    全部認めて、洗い流してしまえばいいのかもしれないな、そう思わせてくれる物語だった。救いがある。

    0
    2023年03月11日
  • 私たちは空になれない

    Posted by ブクログ

    違和感を覚えたのは、はじめの数ページ。あとはするすると読めてしまった。歪で一筋縄では行かなさそうに見えて、実はとっても純粋な青春小説。きちんと現代を切り取って。

    0
    2022年11月13日
  • 渦巻く回廊の鎮魂曲 霊媒探偵アーネスト

    Posted by ブクログ

    これは名作!
    ジャンルで言うと周木律と同じ物理トリックに近いけど、数学・物理に対する魂、と逆の設定で素晴らしい!

    ちゃんとした本格ミステリになってるし、霊媒探偵としての仕掛けもしっかりあって面白い。

    クローズドサークル、密室、館、人形、探偵、素敵なガジェット満載で大満足!

    0
    2017年09月19日

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