作品一覧

  • 観音・地蔵・不動 庶民のほとけ
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    1巻1,430円 (税込)
    日本人に人気の観音菩薩、地蔵菩薩、不動明王。そもそも何の神様なのか、◯◯観音といった変化の種類とは何か、由緒ある仏像は何処で拝めるのか…。それらの疑問に応え、篤く信仰されてきた理由に迫る。
  • 空海と高野山 世界遺産・天空の聖地・開創1200年
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『弘法さん』と親しまれる空海が唐の長安で真言密教の教えを受け継ぎ帰国し、国家鎮護を祈り、僧侶を育成する場として、標高900Mの高野山の地に修禅の道場をひらいてから、今年、平成27年は高野山開創1200年にあたります。4月上旬から5月まで続く高野山での記念法会や秘仏の特別公開、記念事業としての伽藍中門再建など高野山に、そしてあらためて空海と真言密教、また四国八十八箇所お遍路にも注目が集まることは間違いないでしょう。はじめて訪れる高野山のガイドブックとして、広大な高野山めぐりではずせない見学ポイントである大門・檀上伽藍・奥の院ほか、高野山ならではの泊まれるお寺、宿坊などもご紹介します。また、空海の深遠な教えの入門編として、その著書「三教指帰」「秘蔵宝訳」など代表的なものをわかりやすく読み解きます。さらに、空海の珠玉の名言を現代超訳で楽しめます。空海と高野山を存分に味わっていただける一冊です。
  • 四国遍路とはなにか
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    1巻1,232円 (税込)
    私たちはなぜ四国遍路に惹かれるのか? 八十八か所の札所巡りに込められた意味、基底を流れる弘法大師信仰など、弘法大師追慕の場所から、病気平癒・癒しの札所へと変貌した遍路の歴史が丸ごとわかる入門書。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 新版 空海と密教 「情報」と「癒し」の扉をひらく
    3.0
    1巻1,699円 (税込)
    巷に「お大師さん」として愛されている弘法大師・空海は平安初期の大思想家であり、日本文化に深く溶け込むその存在は密教の奥義を究め、聖なるエネルギーを広く行き渡らせるものであった。本書では、その思想と行動における二極を「情報」と「癒し」の二つの視点から取り上げている。「情報」とは、七から八世紀のアジアは国際化の時代であり、その代表的国際人、文化人として空海が東寺を中心に発信し続けたことを意味する。「癒し」とは、高野山での修禅、入定に関する空海の考えや、仏教の智恵、単に治すとか治療するだけではなく、より前向きに積極的に生きる「仏の救い」である。山林修行し、命がけの入唐、恵果阿闍梨との師弟関係、ライバル・最澄との交流と決別……。数々の伝記資料を用いながら、聖と俗の両界を自由に往来した空海の実像に迫りつつ、単なる「知識」ではなく、身体で覚える「智恵」とは何か――空海の思想と行動を通して、現代人に「さとり」の意味を問いかける。高野山・開創千二百年を迎え、人間空海の実像に迫った本格的評伝。

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  • 密教とマンダラ
    値引きあり
    4.3
    「NHK市民大学」のテキストに加筆修正した、決定版入門書。真言宗・天台宗という日本の密教を、世界の仏教史中に位置づけ、歴史、教義の概略、大日如来をはじめとする数多くのほとけを体系的に紹介。諸経典をふまえて密教諸尊を視覚的に配置したマンダラについて、代表的な胎蔵マンダラと金剛界マンダラを中心に、種類、構造、思想、それぞれのほとけのマンダラにおける役割や、マンダラの多様な展開について、平易に解説する。(講談社学術文庫)

ユーザーレビュー

  • 密教とマンダラ

    Posted by ブクログ

    密教とマンダラ両方に関してほとんど知識を持たない身として書評を書きます。最初にざっと目を通した感じでは、専門用語がかなり登場してくることや、仏様、如来、菩薩など様々な固有名詞が多数出てくるので、これは読むのが厳しいかなと思いました。しかし不思議と読み始めると一気に最後まで読めました。

    第一に著者の文章がとても読みやすいことです。後半のマンダラの箇所では、マンダラの各部署の説明を会社の組織に当てはめて解説されるなど、一般人を意識して極めてわかりやすく解説されています。第二に、説明の順番が良いことです。前半では密教の歴史や概略を説明していて、後半にマンダラの解説があるのですが、前半をしっかりおさ

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    2023年04月26日
  • 密教とマンダラ

    Posted by ブクログ

    密教とは?マンダラとは?仏教との違いは?狭義、広義の密教とは?

    真言宗の僧侶でもある著者により、素朴な疑問への答えを非常に分かりやすく導き出してくれるとともに、現代社会における密教の限界にも触れているところが好感が持てた。

    宗教というものを本質的に理解する上でも、参考になるのではないかと感じた。

    0
    2017年01月03日
  • 密教とマンダラ

    Posted by ブクログ

    「NHK市民大学」で放映された内容にもとづいた本で、密教の概要と曼荼羅を中心にその諸側面についてのわかりやすい解説がなされています。

    密教の歴史についての解説では、やはり中国から日本に渡ってきた密教の展開が中心になっていますが、ごく簡単にではあるもののチベット仏教についても触れられています。また空海の思想については、「即身成仏」と「密厳国土」を基軸として理解することができるという著者の捉え方が提出されています。また、両部・両界曼荼羅については、それを構成している諸仏とそれらのもつ意味について、他の章にくらべて多少くわしい説明がなされています。

    おおむね密教についての概要を学ぶことのできる入

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    2020年02月11日
  • 新版 空海と密教 「情報」と「癒し」の扉をひらく

    Posted by ブクログ

    「情報」と「癒し」の扉をひらく~空海の思想と行動の中に,積極的に活動して次々と種々の情報を発信し,相手に影響を与えていく時期と,逆に外界との接触よりも,むしろ大自然・大宇宙の懐に帰っていく時期の二極・二軸があったことを勘案すれば,(中略)高野山が即身成仏と癒しの寺,東寺が密厳国土と情報発信の寺と対比することも決して無理ではないだろう。<巻末年表より>1(774)讃岐国に父佐伯氏・母阿刀氏に生まれる。15(788)外舅阿刀大足に論語・孝経を学ぶ。18(791)大学明経科に入学するが,一沙門から「虚空蔵菩薩求聞持法」を受け,阿波・土佐で修行す。24(797)「三教指帰」を著す。31(804)4月出

    0
    2015年12月12日

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