黒谷宗史の作品一覧
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ユーザーレビュー
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完結
3巻で終わってしまったのは実に残念だが、内容は決して薄っぺらくない、ガチンコの怪奇モノだったので、物足りなさは一切なく、むしろ、満足できた
最初から最後まで、好い加減の太腿のムチムチさだったのも最高だ
最大にして最悪の厄災の根源たる、カシマレイコとの対峙も、ゾワゾワ、ブルブル、ガタガタに満ち、
...続きを読むそれでいて、愛に溢れていて好かったな
凶暴態、完全態のナユラもまた、通常態の時とは違った魅力あり
そして、最終決戦のラスト、ナユラの信念、人と霊の決して偽りでない絆が見事に描き切られていた
これは、『うしおととら』や『足洗邸の住人たち。』のそれに負けていない、と言ってもいいだろう
また、ナユラにほぼ一方的に好意を抱かれ、付き合いの良さから死地にまで同行しちゃう(させられた?)漆原の何気ない活躍も、個人的には結構、嬉しかった
そう言う意味では、もうちょっと、ナユラとイチャイチャする関係になって欲しかったっちゃ欲しかったが、最後のこれはこれでアリ
まぁ、この最終巻で一番、読み手に強い印象を残したのは、86pだろうが(笑)
次回作、物凄く楽しみではあるんだけど、絵柄が絵柄なので、ジャンルは限定されちゃうかな? この業界でトップを獲ってやる、って気概を発揮して欲しい反面、他のタイプの漫画も描いて欲しいな、描けるんじゃないかな、と期待している
この台詞を引用に選んだのは、この一言こそが、『おどろ領域ナユラ』そのものだから
Posted by ブクログ
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相も変わらず、他に追随を許さない程、エロおぞましい漫画だ
このインパクトある漫画を読んでると、黒谷先生が師匠の中山先生の所で、多くの物を自分の血肉にするべく、必死になったのだ、とよ~く理解できる
才能っつーより、泥臭くて暑苦しい努力で漫画を描くのは、師匠譲りかな?
この巻では、怪奇事件でナユラとカナ
...続きを読むタ君との距離が縮まったり、ナユラとは真逆の行動をする、クドい異常性を有している新キャラが登場したりする事に加え、ナユラ自身の闇より深い黒に覆われている秘密が顔を覗かせている事もあって、話に奥行きが増しているように感じられた
しかし、こんだけ、業の深い『何か』を孕んでいるって、ナユラ、どんだけ、ヤバい陰を背負っているんだろう。辛うじて、人でいる彼女こそが、どの悪霊よりも、危険な怪物なのかもしれない
彼女が、本当の『自分』を抑えきれず、全て曝け出した時、どれほど、怖ろしい事になるか、想像もしたくないな
この巻で、推しなのは第九話『首長と、古井戸の触手と、人魂』
次巻も楽しみ。個人的には、ナユラとなし崩し的に関わっちゃっている事で、縁が強まり、同時に、能力も開きつつあるカナタ君と、もうちょっと親密になって欲しいトコ
Posted by ブクログ
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まぁ、読んだ人は大抵が思った事だろうから、私が言うのも野暮だろうが、関崎俊三先生の『恋愛怪談サヨコさん』の設定にちょっと近いかな?
でも、画のエロさ、特にスカートを捲し上げた際の太腿のエロさには昂ぶる。肋骨の肉付きに次いで、太腿の弾力にも重きを置いている私としては心震えた。ただ、全体的ストーリーのテ
...続きを読むンポ、笑い所やツッコミ所は『サヨコさん』の方が当然だが上か
謎だらけのロングスカートの中に百鬼夜行を棲息わせているって設定は面白い、と思う
ぼっち系の女子が、かまってアピールで怪奇現象をスマート(?)に解決し、本来の目的である人間の友達じゃなく、魍魎の友人を着実に増やしちゃってるってストーリーも、鉄板で読みやすかった
師匠・中山敦支先生が帯で絶賛しているだけある
しかし、惜しむらくは、やっぱり、ナユラが一人でハイテンションになって、話が完結しちゃっている所かな? 良いスタートダッシュが切れ、読み手に与える衝撃度最大だった一話目で登場した、カナタは程々に地味ながらも、存在感はちゃんとあって、ナユラを認識できていたのだから、彼とぎこちなく絡みつつ、学園に蔓延る不可思議を協力して解決に導いて、スカートの中を賑やかしくしていくって展開もありだったんじゃなかろうか?
次巻は、そこに期待しちゃっている、勝手にw
醜悪な物の中に無二の美しさを見出せる稀有な能を持つ黒谷先生、個人的に中山イズムの継承者って事を差し引いても要注目作家
しっかし、黒谷先生だけじゃなく、『リビドーハンタータケル』の丈山雄為先生にしろ、中山一門は太腿フェチが集まりやすいのか?
Posted by ブクログ
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内気で引っ込み思案の墨百合ナユラさん。
人付き合いは下手だけど、妖怪・生霊・怨霊付き合いはとっても得意。
行き場所の無い彼ら、彼女らを
自らのスカートの中に住まわせ、楽しく暮らしております。
絵がとても魅力的だし
何より妖怪らの扱いが毒にも薬にもならない丁度良い加減なので読みやすく
それでいておど
...続きを読むろおどろしい場面はバッチリ決めてくる加減の上手さ。
人と霊が共存できる世の中を、ぼっちで模索する様は斬新でいいと思います。
でも、たった1つだけ欠点がありまして
しかもその欠点は個人的に致命的なのですが
表紙だとナユラさん、目が出てますよね。
でも作中では基本的にメカクレ状態なんです。
そんな彼女に心惹かれて気に入ったのに、常用なシーンではメカクレが解除されて
普通にキラキラしたお目目が描かれるのが残念至極。
メカクレ特有の陰のオーラが好きなんですよ。
終始メカクレであったならなあ・・・悔しい。
やはり表紙でメカクレは非計画購買の対象になり辛い故の措置なのかな・・・。
Posted by ブクログ
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