【感想・ネタバレ】おどろ領域ナユラ (3)のレビュー

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Posted by ブクログ

完結
3巻で終わってしまったのは実に残念だが、内容は決して薄っぺらくない、ガチンコの怪奇モノだったので、物足りなさは一切なく、むしろ、満足できた
最初から最後まで、好い加減の太腿のムチムチさだったのも最高だ
最大にして最悪の厄災の根源たる、カシマレイコとの対峙も、ゾワゾワ、ブルブル、ガタガタに満ち、それでいて、愛に溢れていて好かったな
凶暴態、完全態のナユラもまた、通常態の時とは違った魅力あり
そして、最終決戦のラスト、ナユラの信念、人と霊の決して偽りでない絆が見事に描き切られていた
これは、『うしおととら』や『足洗邸の住人たち。』のそれに負けていない、と言ってもいいだろう
また、ナユラにほぼ一方的に好意を抱かれ、付き合いの良さから死地にまで同行しちゃう(させられた?)漆原の何気ない活躍も、個人的には結構、嬉しかった
そう言う意味では、もうちょっと、ナユラとイチャイチャする関係になって欲しかったっちゃ欲しかったが、最後のこれはこれでアリ
まぁ、この最終巻で一番、読み手に強い印象を残したのは、86pだろうが(笑)
次回作、物凄く楽しみではあるんだけど、絵柄が絵柄なので、ジャンルは限定されちゃうかな? この業界でトップを獲ってやる、って気概を発揮して欲しい反面、他のタイプの漫画も描いて欲しいな、描けるんじゃないかな、と期待している
この台詞を引用に選んだのは、この一言こそが、『おどろ領域ナユラ』そのものだから

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2015年04月22日

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