【感想・ネタバレ】おどろ領域ナユラのレビュー

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Posted by ブクログ

まぁ、読んだ人は大抵が思った事だろうから、私が言うのも野暮だろうが、関崎俊三先生の『恋愛怪談サヨコさん』の設定にちょっと近いかな?
でも、画のエロさ、特にスカートを捲し上げた際の太腿のエロさには昂ぶる。肋骨の肉付きに次いで、太腿の弾力にも重きを置いている私としては心震えた。ただ、全体的ストーリーのテンポ、笑い所やツッコミ所は『サヨコさん』の方が当然だが上か
謎だらけのロングスカートの中に百鬼夜行を棲息わせているって設定は面白い、と思う
ぼっち系の女子が、かまってアピールで怪奇現象をスマート(?)に解決し、本来の目的である人間の友達じゃなく、魍魎の友人を着実に増やしちゃってるってストーリーも、鉄板で読みやすかった
師匠・中山敦支先生が帯で絶賛しているだけある
しかし、惜しむらくは、やっぱり、ナユラが一人でハイテンションになって、話が完結しちゃっている所かな? 良いスタートダッシュが切れ、読み手に与える衝撃度最大だった一話目で登場した、カナタは程々に地味ながらも、存在感はちゃんとあって、ナユラを認識できていたのだから、彼とぎこちなく絡みつつ、学園に蔓延る不可思議を協力して解決に導いて、スカートの中を賑やかしくしていくって展開もありだったんじゃなかろうか?
次巻は、そこに期待しちゃっている、勝手にw
醜悪な物の中に無二の美しさを見出せる稀有な能を持つ黒谷先生、個人的に中山イズムの継承者って事を差し引いても要注目作家
しっかし、黒谷先生だけじゃなく、『リビドーハンタータケル』の丈山雄為先生にしろ、中山一門は太腿フェチが集まりやすいのか?

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2013年12月06日

Posted by ブクログ

内気で引っ込み思案の墨百合ナユラさん。
人付き合いは下手だけど、妖怪・生霊・怨霊付き合いはとっても得意。
行き場所の無い彼ら、彼女らを
自らのスカートの中に住まわせ、楽しく暮らしております。

絵がとても魅力的だし
何より妖怪らの扱いが毒にも薬にもならない丁度良い加減なので読みやすく
それでいておどろおどろしい場面はバッチリ決めてくる加減の上手さ。
人と霊が共存できる世の中を、ぼっちで模索する様は斬新でいいと思います。

でも、たった1つだけ欠点がありまして
しかもその欠点は個人的に致命的なのですが
表紙だとナユラさん、目が出てますよね。
でも作中では基本的にメカクレ状態なんです。
そんな彼女に心惹かれて気に入ったのに、常用なシーンではメカクレが解除されて
普通にキラキラしたお目目が描かれるのが残念至極。

メカクレ特有の陰のオーラが好きなんですよ。
終始メカクレであったならなあ・・・悔しい。
やはり表紙でメカクレは非計画購買の対象になり辛い故の措置なのかな・・・。

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2017年11月13日

Posted by ブクログ

負の感情や、怪異の表現が好き。
特に怪異はグロテスクなのに目をそらしたくなるような不快さがなく、しかし確実に不気味。主人公との対比もいい。

ただ、随所で現れるコメディ的なノリは苦手。
こういう作品の定番を表面だけ真似ているような感じで、作品の空気や流れと馴染んでおらず、個性もなく、蛇足。読んでいてとてもつらい。
笑える必要はないのだけど、せめて邪魔に感じないくらい自然だったらなぁ…という感じ。

ナユラの物語や世界観は好きなのにいまいち深くハマれなかったのは、そこが原因かなと思う。

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2016年05月11日

Posted by ブクログ

決め台詞「御挿入りなさい(おはいりなさい)」の意図しないエロさ、根暗のハイテンション、とてもおどろおどろしい画面、でもかわいらしさもあるナユラ。
気持ちよさと気味悪さが同居するコメディである。

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2014年03月08日

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