【感想・ネタバレ】おどろ領域ナユラ (2)のレビュー

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Posted by ブクログ

相も変わらず、他に追随を許さない程、エロおぞましい漫画だ
このインパクトある漫画を読んでると、黒谷先生が師匠の中山先生の所で、多くの物を自分の血肉にするべく、必死になったのだ、とよ~く理解できる
才能っつーより、泥臭くて暑苦しい努力で漫画を描くのは、師匠譲りかな?
この巻では、怪奇事件でナユラとカナタ君との距離が縮まったり、ナユラとは真逆の行動をする、クドい異常性を有している新キャラが登場したりする事に加え、ナユラ自身の闇より深い黒に覆われている秘密が顔を覗かせている事もあって、話に奥行きが増しているように感じられた
しかし、こんだけ、業の深い『何か』を孕んでいるって、ナユラ、どんだけ、ヤバい陰を背負っているんだろう。辛うじて、人でいる彼女こそが、どの悪霊よりも、危険な怪物なのかもしれない
彼女が、本当の『自分』を抑えきれず、全て曝け出した時、どれほど、怖ろしい事になるか、想像もしたくないな
この巻で、推しなのは第九話『首長と、古井戸の触手と、人魂』
次巻も楽しみ。個人的には、ナユラとなし崩し的に関わっちゃっている事で、縁が強まり、同時に、能力も開きつつあるカナタ君と、もうちょっと親密になって欲しいトコ

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2014年06月19日

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