作品一覧

  • xはたの(も)しい 魚から無限に至る、数学再発見の旅
    4.2
    1巻2,376円 (税込)
    数学を学校ではあきらめたけれど、大人になって、あれはこういうことだったかとふと腑に落ちたときに、数学熱に罹る人がたくさんいます。何か値打ちのあるものを手に入れそびれた気がしているあなたのために『SYNC』のストロガッツが贈る数学再入門エッセイ/掲出の書影は底本のものです
  • SYNC なぜ自然はシンクロしたがるのか
    4.0
    1巻1,188円 (税込)
    ホタルの同時発光からスモールワールド現象まで思いもよらぬ現象を数学がつなぐ不思議 完璧にシンクロして光る無数のホタルは、どこかに指揮者がいるわけではない。心臓のペースメーカー細胞と同じで、無数の生物・無生物はひとりでにタイミングを合わせることができるのだ。この、同期という現象は、最新のネットワーク科学とも密接にかかわりをもち、そこでは思いもよらぬ別々の現象が、「非線形数学」という橋で結ばれている。数学のもつ驚くべき力を絶妙の比喩を駆使して紹介する、現代数理科学の最前線。/掲出の書影は底本のものです

ユーザーレビュー

  • SYNC なぜ自然はシンクロしたがるのか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    SYNC: なぜ自然はシンクロしたがるのか

    ストロガッツ教授の歩んできた、複雑系研究の道。
    その一つの道しるべとして、同期現象を取り上げています。
    振り子、蛍、細胞、シナプス、脳波、睡眠、惑星、量子、自己組織化、WWW、交通渋滞・・・・
    意志を持たない物すらも、あたかも意志を持っているように同期する不思議。
    端緒についたばかりの非線形な複雑系、ネットワークの研究が、様々な同期の不思議を解明していく歴史がエキサイティングです。
    異端の学問だったCで始まる、Cybernetics, Catastrophe theory, Chaos theory, Complexity theoryが、研究の

    0
    2025年09月03日
  • SYNC なぜ自然はシンクロしたがるのか

    Posted by ブクログ

    ホタルの発光の同期,体内時計の同期から始まって,量子物理学に進み,カオス,複雑系ネットワークから,さらに人の脳と認知まで議論が展開するとは思わなかった.
    最初の方は,内心「だからどうした」と思いながら読んでいたが,同期現象がこのように幅広い領域で観測されるものと知って驚いた.
    面白かった.

    0
    2020年03月12日
  • xはたの(も)しい 魚から無限に至る、数学再発見の旅

    Posted by ブクログ

    久々にいいものに会いました。
    (でもこれを読みながらにやにやしてると変人みたいだな私)

    読み物での数学的なトピックといえば、円周率、黄金比やフィボナッチ数列、ピタゴラス学派、ゼノンのパラドクス、確率・・・。
    正直、食傷気味の感がありました。
    この本は話が巧みで、引き出しも豊富。引き込まれていきました。
    楽しかったのは決して、大学で理数科目を逍遥したからではない。数学好きでなく読書好きとしてわくわくしました。
    内容が専門的になると私は理解できないが、これは一般書で、間口が狭くなっていないと思います。
    後付けの脚注が豊富で勉強にもなります。
    章が丁度良く短いのもありがたい。
    訳書だと文の調子がお

    1
    2015年03月06日
  • xはたの(も)しい 魚から無限に至る、数学再発見の旅

    Posted by ブクログ

    数学再発見エッセイ。楽しい。原題がなかなか攻めてるので面白いし、内容もしっかりしてる。もう一度読みたい。、

    0
    2020年02月24日
  • SYNC なぜ自然はシンクロしたがるのか

    Posted by ブクログ

    ホタルの発光同期や,人間のサーカディアンリズム,などの非線形の同期現象を扱った本.著者のストロガッツも翻訳者の蔵本も,この分野の第一人者.

    0
    2019年02月18日

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