安井孝之の作品一覧
「安井孝之」の「観光産業は成長を続けるか(朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016)」「これからの優良企業」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「安井孝之」の「観光産業は成長を続けるか(朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016)」「これからの優良企業」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
日本電産・JFE・KDDI・三井物産・・・他にもトヨタ自動車やオリックスなど様々な企業がこの本で登場し紹介されます
その中で過去に不祥事を起こしながらも見事に再生を果たした企業も紹介しているのが素晴らしいです
この本を読み終えてキーワードとして思い浮かぶことは
・定量より定性
・顧客重視
・ニーズへの迅速な対応
・コンプライアンスの積極的な実践
・社員のやりがい
・カネのためではない労働の価値観
・・・数字で白黒を決める有形な価値よりも「志」とでも例えられそうな無形な価値観が米国追従型の近代グローバル社会の次に来る「日本らしさ」の価値観かも知れない
その無形の価値が「のれん」として企業価
Posted by ブクログ
読みやすく、データや図も交えての説明がわかりやすい。
2050年のカーボンニュートラルが急に叫ばれるようになった背景、柱として登場する自動車の電動化、そこに異議を唱えるトヨタ社長。
良い悪いの議論ではなく、何を根拠にして、どこにゴールを置いて話をしているのか、時間軸はなど、考えを整理することができる。
日本は電源構成における化石燃料の割合が高く、その状態でEV化を進めれば、ライフサイクルアセスメントでは電池の生産で排出される二酸化炭素が、ガソリン車よりも多くなる。
ノルウェーなど、水力発電が主要な電源構成の国であれば、EV化によって二酸化炭素排出が低減できる。
今後日本の取る道として、HV
Posted by ブクログ
2021年。
EV車といってもいろいろあって主に4種に区分される。
欧州では日本人(私)が意識してないのと違って、すでに本気で脱炭素に取り組んでいて近い将来に実現目標があることが良く分かった。
新聞紙上での識者の対談に筆者が独白調で割り込んで異論を挟むのも著者の人柄が見られるようで親しみを感じさせ記事が身近に感じられる。
理想の社会に近づく解を求めるには、単純な2項対立論ではなく多変数の連立方程式を解かねばならないと例えるのは理系出身らしい記者ならではの分かりやすさだ。
電動自動車の知識だけでなく脱炭素について日本の遅れを考えさせられる良い本だった。
Posted by ブクログ
自動車用潤滑油(いわゆるオイル)に使われる添加剤を製造している会社に勤務している私にとって、ガソリン車消滅というのは捨て置けない出来事です。つい最近までCO2を減らそうという「低炭素」だったのが、急に排出をゼロにしてしまう「脱炭素」の流れになってきました。
これは本当に地球にとって、そしてそこで暮らしている人達にとって必要なことなのでしょうか、欧州や中国が主導しているように思えるこの動きは、地球環境というよりもビジネス戦略上のような気がしています。
そんな私にとって、本当のエコな車は何なのか、それはどの時点で考えるかという時間軸と、電気を発電する電源構成という2つの変数により最適解が変わる