三枝三七子の作品一覧
「三枝三七子」の「よかたい先生 水俣から世界を見続けた医師 原田正純」「ワルルルさん」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「三枝三七子」の「よかたい先生 水俣から世界を見続けた医師 原田正純」「ワルルルさん」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
子供たちにとって、「教科書の中だけの話」になりつつある、水俣病をはじめとした公害病。
でも、今現在も、その病気に苦しんでいる人、取り組んでいる人はいます。
戦争の話もそうですし、昨今では放射能汚染の問題もそうですが、目を背けたくなるような現実について書かれた本は、なかなか読まれません。
学校で勉強している、という理由でもない限り、子供たちはなかなか手に取らない。
私たち司書がお勧めの本を紹介するときにも、やはり、楽しみのための読書として提供しようと思うと、楽しい気持ちだけでは読めないこの本なんかは、どうしても進めにくいのが現実です。
でも、こうやって、本を通してでもそれを読み、それを知ることは
Posted by ブクログ
弱い者を踏みつけにしている社会に生きていることが、つらい。平等に生きようと思っている人間なんて一人もいない。誰もが人より上に立とうと努力している。自分より下の人間はいないか必死で探し回っている。
『公害の起きたところに、差別が生まれるのだと思っていたけれど、ちがうね。もともと差別のあるところに、公害が起きる』本当にその通りだ。もしも水俣病にかかったのが総理大臣などだったら、必死で原因を究明して措置を講じただろう。被害にあったのが何の権力も持たない民草だったから踏みつけにされたのだ。
こんな昔から、国の不正に気づいて動いていた人がいたのに、また福島で同じような構造の差別が起きている。何をどうすれ
Posted by ブクログ
2014年度青少年全国読書感想文コンクール中学年課題図書。
他の方も書いているとおり、なぜこれが中学年?
公害について学ぶ5年からが適切だと思うのに。
『カブトムシ、山にかえる』と交換すれば良かったと思う。
選書者のうちだれも気づかなかったのか?
本当にこの課題図書の選定をする人たちって
一体誰なんだろう?
こういう本を高学年に読むチャンスを与えるのが
この課題図書の大きな責任の1つなのでは?
仕事の怠慢を感じる。
対象学年はともかく、重たい話だった。
見てしまった者の責任。
よくわかる。
軽重のちがいこそあれ、人はなにかしらそういった責任を負っている部分ってある。
貧困をなくさないと公