作品一覧

ユーザーレビュー

  • アーティスト症候群

    Posted by ブクログ

    本を読む前は、なんとなく「芸術に携わる人って、カッコいいな」と
    良いイメージを抱いていました。
    昔から絵を描くのが好きで、芸術分野の学校へ進もうか悩んだ時期もありました。
    この頃から、芸術に身をおく人は特別、という先入観があったのかもしれません。
    しかし、思春期の心に抱いた淡い憧れは
    「有名になるのはほんのひと握りの世界なんだから、現実的になって。」という
    親の一言で呆気なく散ってしまいます。

    たまに、このことを思い出しては、
    「あの時親の反対を押し切って芸術系に進んでいたら今頃は・・」と
    空想に耽る時があるのですが、
    この本を読んで、いかに自分が「アーティスト症候群」に陥っているか
    思い知

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    2021年11月20日
  • アーティスト症候群

    Posted by ブクログ

    元アーティストという稀な肩書を持つ著者による、現代のアートとアーティストを取り巻く状況についての平易な解説。
    先ごろ読んだアトリエインカーブの著者とは「アート」に関する定義からかなり異なると思われるが、両者の対論など見てみたい。

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    2021年01月02日
  • アーティスト症候群

    Posted by ブクログ

    芸能人などの話しが出てきて、アートの知識がなくても読みやすいと思った。作者が自称する「やや理屈っぽいおばさん」が、相手を平手でバシバシとぶっていく印象。

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    2013年01月07日
  • アーティスト症候群

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「アーティスト」という言葉に魅かれる不思議さ、浅ましさについて。
    誰でも「アーティスト」になれる状況で「アーティスト」とという言葉の定義を考えてみるには適している。
    「他者」の存在とアートという観点が「アーティスト」には、必要なことと気づかされる。
    文庫版、あとがきのもう、「サブカル」は存在しない、という言葉はこれから、先、一つのテーマになっていくはず。
    ただ、これから、先、アーティストという「職業」がなくなることには納得できない。
    嫌みな文体も好きと言えば好き。

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    2012年05月01日
  • アーティスト症候群

    Posted by ブクログ

    アーティストというのは僕と同じく自意識過剰な奴らのことを言うらしい。ということを手を変え品を変え書いているようだ。
    芸能人アーティストの分析もしているが、できれば文庫版増補でKagerou書いたひとの分析も欲しかったな。

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    2011年09月27日

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