作品一覧

  • 利他学
    3.3
    1巻1,815円 (税込)
    「自分の遺伝子を後世に残すこと」が生物の最大の目的ならば、なぜ人は赤の他人を助けるのか? なぜ自分が損をしてまで、震災の被災者に物資や義援金を贈るのか? 「情けは人の為ならず」という言葉と「進化」との関わりは? 生物学、心理学、経済学、哲学などの研究成果もまじえ、人間行動進化学がヒトの不可思議な特性を解明する!

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  • レヴィ=ストロース入門
    -
    若きレヴィ=ストロースに哲学の道を放棄させ、ブラジルの奥地へと駆り立てたものは何だったのか? 彼の構造主義を中心とする思考は、現代思想にも深い影響を与え、西洋の自文化中心主義への反省と主体の解体をうながす大きな役割を果たした。本書は、レヴィ=ストロースの代表作『親族の基本構造』『野生の思考』『神話論理』をとりあげ、彼が未開社会の親族構造や神話研究から汲みあげた豊かな思考の可能性の核心を読み解く。しばしば誤解されがちな「構造主義」を本当に理解し、ポストコロニアル論にも活かすための新しい入門の書。

ユーザーレビュー

  • 利他学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    人間はおせっかいなサル。頼まれもしないのに相手のために尽くす。
    この人間特有の利他的な行動について実験結果もまじえ面白くまとめてあります。
    ギブ&テイクの気持ちから行う互恵的利他行為は、自分にとって徳になるからという視点から見てもわかりやすいが、人は直接自分にとって利益につながらないような利他行為も行います。これは逆行的利他行為といいます。
    逆行的利他行為は、感謝の気持が根底にあり親切の連鎖を惹き起します。
    利他的であるかないかは、親しみやすそう、親切そう、外交的で笑顔があるなどの点で人は見た目で判断できると実験結果でわかるそうです。
    また自己の信念を明確に持った者にとっては利他的な行為自体が

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    2013年02月05日
  • 利他学

    Posted by ブクログ

     人はなぜ赤の他人を助けるのか、ということについて、心理実験の結果や、猿等の動物との比較から、利他行為の仕組みなどについて、進化との関係も含めて一つの考えを示している。
     読む人によっては、当たり前のことが書かれていると思うかもしれないが、本書の232頁から233頁に紹介されている、フェアらによる雇用に関する実験などは、制度設計をする人や経営者には、ぜひチェックしてほしいと思う。
     

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    2011年08月22日
  • 利他学

    Posted by ブクログ

    メモ:
    「第六章 利他性はどこへ行くのか」より
    p.216
    実は私たちには、他者に対して親切にふるまうという、そのこと自体を報酬と感じるしくみがあることが、脳研究から明らかになっている。

    p.233
    制度をうまく機能させたければ、単純に合理的なものにするのではなく、互恵性のような、私たちが進化によって身につけた性質をうまく引き出すようなかたちの設計にするということが考えられる。

    参考文献の一つ、『災害ユートピア』との併読がオススメ。

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    2011年08月02日
  • 利他学

    Posted by ブクログ

    人間の利他的行動の性質、またそれが備わっている背景を進化心理学を切り口に説明する。
    進化心理学はやはり面白い。
    目があるだけで人はより利他的になること、作り笑いの特徴、介護を人間がするようになった理由、人間にとっての群れの適正な規模、災害ユートピアなど、興味深い話が多い。
    なお、コミュニケーションの具体的ノウハウ、利他の戦術などを学ぶことを目的とする本ではなかったです。

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    2022年06月14日
  • 利他学

    Posted by ブクログ

    自然淘汰という観点で、人の利他性を分析した本。こういう形で、心理学的な行動を捉えることが出来るとは目からウロコだった。

    [private]以下注目点
    ・自然淘汰理論の反証は、自分の適応度を下げてしまうような行動。たとえば、自分の子供を食べてしまう行動。病的な場合をのぞく。
    ・心も進化の産物と考えられる。
    ・進化と進歩は違う。
    ・進化心理学 心の仕組みについて一貫した説明を与えてくれる。
    ・利他主義に報酬を与えるとコストがかかり過ぎるので、適応度が上がらない。
    ・直接互恵性が進化し、その後、親切の連鎖が進化した。
    ・作り笑いは、左側の口角が上がらない。意識的な笑いは、左半球で作りだされる。

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    2018年11月12日

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