作品一覧 2023/03/03更新 クラシック偽作・疑作大全 試し読み フォロー クラシックCD異稿・編曲のたのしみ 試し読み フォロー クラシックCD異稿・編曲のよろこび 試し読み フォロー 絶版文庫嬉遊曲 試し読み フォロー 絶版文庫交響楽 試し読み フォロー 絶版文庫四重奏 試し読み フォロー 絶版文庫万華鏡 試し読み フォロー 辺境・周縁のクラシック音楽 試し読み フォロー 1~8件目 / 8件<<<1・・・・・・・・・>>> 近藤健児の作品をすべて見る
ユーザーレビュー クラシック偽作・疑作大全 近藤健児 / 久保健 真の作曲者が別人と判明している「偽作」。 真の作曲者が他人かもしれない「疑作」。 現代になって明らかにされたそれらの作品とその後を解明する。 はじめに 近藤健児 第1章 カッチーニからペルゴレージまで 久保 健 第2章 ハイドン、高い人気、多い偽作 近藤健児 第3章 モーツァルト、早すぎる死、多す...続きを読むぎる疑作 近藤健児 第4章 ベートーヴェン以後 近藤健児 クラシックの楽曲における、偽作と疑作。 作曲者が匿名で作品を発表したことで、真の作曲者が不明。 師の作品や収集した手稿譜を弟子が筆写する過程での混乱。 後世の研究の際の誤認。 作曲者を詐称しての作品発表。 研究での見解の差異、真贋を巡る評価の変転等にも惑わされる。 バッハ、ハイドン、モーツァルトの偽作と疑作の多さに、驚き。 三大アヴェ・マリアの一つも、長らくハイドン作曲と信じられた 「おもちゃの交響曲」も、偽作の驚き。 更に、ベートーヴェンやシューベルト、ブラームス、 マーラーにも、偽作や疑作、贋作がある。 クライスラーやカサドシュの贋作騒動についても、記述。 だが、疑作であれども名曲はある。 真の作曲家の当時の佳曲が、偽作になっていたことも。それらの CD、DVDやYoutube等の聴ける音源の情報があるのが、良い。 クラシック音楽については疎い私ですが、大いに楽しめました。 真作、偽作と疑作、贋作が解明されていく過程。 手稿譜発見で覆る、真作と偽作の立場。 手稿譜でも、他者の作品を写したものだったり、 いろいろ危ういことがあるんだなぁと、しみじみ思いました。 Posted by ブクログ 近藤健児のレビューをもっと見る