作品一覧

  • がんから始まる生き方
    4.0
    1巻946円 (税込)
    血液がんにかかり、危うく見落とされそうになった柏木氏。その治療をサポートしたあと自分のがんを発見し、手術を受けた中川氏。2人を仲介し、「自分もがんの2つや3つはある」という養老氏──この3人が再会し、患者・治療者・助言者というそれぞれの立場から、医者と患者の未熟さ、統計的思考の危うさ、日本人の死生観までを大談義。がんのタブー視をやめ、患者の生き方を大胆に提案する、今までにない「がん体験指南書」!
  • デザインの教科書
    3.6
    デザインがわかれば生活はもっと豊かになる。消費のためのデザインから生活のためのデザインへ。「デザインとは何か」という基本的な質問から、デザインを決める要素、現代デザインが求められている役割の変化まで、受け手・使い手の立場でデザインを知るための絶好の入門書。
  • 「しきり」の文化論
    3.0
    人と「しきり」の関係に迫る刺激的論考! 自己と他者・ウチと外・聖と俗・日常と非日常・私と公。いずれも「しきられた」両方の世界を表す言葉である。「しきり」をキーワードに文化・社会を読み解く。(講談社現代新書)
  • 色彩のヒント
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 わたしたちは色を認識し何がしかの意味を与え、それを解釈しようとしてきた。それはわたしたちの社会の色に対する意味付け、さらに、きわめて感覚的なものと関わっている。そうした色のもつ意味をたどることで、社会に内包された感覚や思考の断面が見えてくるかもしれない。社会にあふれる「色彩」を出発点にした、刺激と発想のヒント満載、つれづれなる思考のパレード。
  • イメージとしての〈帝国主義〉
    -
    1巻1,815円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 情報化とコンピュータ化が加速する現代社会において新たな相貌をみせる「帝国主義」。その再定義に向けて、メディア・音楽・文学・美術・都市・民族・身体などに現れる象徴・記号・神話を読み解き、実態に切り込む刺激的な論考集。

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ユーザーレビュー

  • デザインの教科書

    Posted by ブクログ

    講義の意味でのデザインを考えていく上での必読書として高校の美術の先生に教えていただきました。
    問題解決としてのデザイン、趣味や美意識としてのデザインなど、様々な観点からデザインを見ていくことができました。

    0
    2021年08月11日
  • がんから始まる生き方

    Posted by ブクログ

    癌は今やごく普通の病気に格下げつつあるから、あんまり難しく考えなさんなという考えが80過ぎた養老先生の指摘かな。

    0
    2019年10月26日
  • がんから始まる生き方

    Posted by ブクログ

    立場の違う3人(患者、医師からの患者、とりあえずの第三者)としての鼎談と、各々の考えを伝えた本。
    やっぱり、養老孟司先生はすごいなぁ
    ぶれない^ ^

    がんになって、多分今治療法に不安迷いがあるであろう友の力になれるかなと読んでみた。

    0
    2025年01月18日
  • がんから始まる生き方

    Posted by ブクログ

    養老孟司氏を中心につながったがん患者と医師の3名が、それぞれの立場からがんについて各々論じ、彼らの鼎談も含めて編集された1冊。

    患者である柏木博氏からは、がんに診断されたときのかかりつけ医とのコミュニケーション不全が自身の不安が助長された、という点を自らの闘病記の中で語っている。かかりつけ医とのコミュニケーション不全を経て不安に思った柏木氏が旧知の養老孟司に相談したことから、氏の教え子にあたる東大病院の中川恵一氏と出会い、治療がスタートしていくが、同氏も医師として、チーム医療のような体制を整備して患者とのコミュニケーションの総量を増やすことの利点を主張する。

    そのほか、中川氏からは日本人の

    0
    2021年11月21日
  • デザインの教科書

    Posted by ブクログ

    この本を読めば、デザインができるようになるというハウツー本の類ではない。しかし、世のデザイナーが、このタイトルに釣られてこの本を読んでくれるとすれば、この事故のような出会いは幸運と言う他ない。
    私たちが、日常で接する事物が、どのような思想の反映であり、何に影響され、どのように意図され、どんな時代的な背景のもとにつくられてきたかを追いかける手つきは、私たちが日々をどのように生活するかと問わずにはいない。

    この本が提供する、しかじかの偶然に囲まれた歴史的・文化的な編成の切っ先に私たちが立っているという感覚は、デザイナー(志望者)だけでなく、普通人にも有益だと思う。

    0
    2017年12月26日

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