【感想・ネタバレ】デザインの教科書のレビュー

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Posted by ブクログ

講義の意味でのデザインを考えていく上での必読書として高校の美術の先生に教えていただきました。
問題解決としてのデザイン、趣味や美意識としてのデザインなど、様々な観点からデザインを見ていくことができました。

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2021年08月11日

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この本を読めば、デザインができるようになるというハウツー本の類ではない。しかし、世のデザイナーが、このタイトルに釣られてこの本を読んでくれるとすれば、この事故のような出会いは幸運と言う他ない。
私たちが、日常で接する事物が、どのような思想の反映であり、何に影響され、どのように意図され、どんな時代的な背景のもとにつくられてきたかを追いかける手つきは、私たちが日々をどのように生活するかと問わずにはいない。

この本が提供する、しかじかの偶然に囲まれた歴史的・文化的な編成の切っ先に私たちが立っているという感覚は、デザイナー(志望者)だけでなく、普通人にも有益だと思う。

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2017年12月26日

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 工学に分類してみたが、どうか?
 教科書的にデザイン論をまとめてあった。概括的に網羅しているので、トピック別に別書にあたる必要がある。建築系の話が全体的に面白かった。一方、小さめの工業製品関係は薄い。

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2014年11月27日

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ネタバレ

”デザイン”とは.
自然の造形美から,人の生活に必要なもの,さらには必ずしも必要でないものまでを”デザイン”の視点から解説.自然美と数学の関係や,囚人がダンボールなどで作った棚,等の話が印象深い.

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2014年02月25日

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新書なので、教科書のように体系だってはおらずエッセイ集に近いが、デザインという視座から見る”もの”の話はとても面白く読めた。

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2012年02月01日

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どちらかといえば哲学的な本だった。連続して読む時間が取れずバラバラ読んでしまったことは残念だった。

中でも面白かったのは
『DESIGN FOR THE OTHER 90%』
と言う話。少ししか書かれていなかったが心に残った。
デザインそのものについてを考えさせる一冊でした。

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2011年11月27日

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デザインはマーケティングから生まれるのではない。心地よさから生まれるということ。また、一方でデザインが社会の規範を生み出すこと。すべては相互的なものであること。

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2011年11月19日

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デザインというと、何か洋服や建築など一部のアーティストの
専門用語のように思っていた
だけど、もっとわたしたちの身近にあるものなのだ

「心地よく」生きていくために、デザインを選ぶ
そして、デザインによって、わたしたちの生活は変わっていく

時には、デザインによって文化をがらっと塗り替えることもある
戦後、わたしたちがアメリカンライフを受け入れていったように

単なるデザインのハウツーの本かと思ったけれど
思った以上に哲学的な本だった

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2011年11月11日

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2023.08.19 デザインは生活を豊かにするもの。そこを核に色々な視点からデザインが語られている。

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2023年08月19日

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●あんまり参考にならなかった。というのも、デザインの手法といったものは解説されておらず、近代デザインがそれ以前のデザインと何が変わったのかという解説が主だったから。

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2020年11月11日

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「デザインの教科書」とあるが、デザインの技法を学ぶための本ではない。むしろ、「デザイン」そのものの歴史や意味を紹介する、という内容だ。

時代と共に「デザイン」が持つ意味が変化してきた事が紹介されているので、本書が指し示す「デザイン」という言葉はかなりの多様性を持っている。

極限でまとめてしまえば、デザインとは「よりよくするための技術」と言えるかも知れない、それはつまり最近の「よりよくみせるための技術」としてのデザインであったり、あるいは環境と産業を適用させるような「よりよくマッチさせるための技術」や、「より使いやすくするための技術」といったものが含まれているということだ。


人間が関与して、環境や道具やシステムを少しでも良いものにする行為。それが「デザイン」。

本書ではその「デザイン」についてさまざま視点で解説されている。

内容的には面白いと思うが、若干読みにくい印象があった。たぶん、私がデザイン学についての基本的な知識をあまり持ち合わせていないためだろう。ある程度デザイン学について知識がある人が、そもそもデザインとは、ということを考えるには有用な一冊なのかも知れない。

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2018年10月09日

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消費から生活のためのデザインを記した本。デザインは哲学をベースとした、意味付けでありプランを創出する活動である。とイメージしました。

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2013年06月30日

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自然からの搾取。正確な見積もり。生産物が地域に根ざすことがなくなるという状態は、近代的な産業の特徴でもある。

p.63 デザインは、あるときから、市場の価値を生む技術として捉えられ、マーケティングと分かちがたい実践をし始めた。もちろん、本来、マーケティングとデザインは別のものである。

とりあえずのデザイン。ものの死滅(ボードリヤール)。

生きのびるためのデザイン。器用仕事(ブリコラージュ)と器用人(ブリコルール)。潜在的有用性。アフォーダンス。

技術、経済、市場に加えて、環境のエコロジー、社会的エコロジー、精神的エコロジー。三つのエコロジー(ガタリ)。

人手を自ら調達しながら主体的に暮らす。協応構造(熊谷晋一郎)。

ホールアースカタログ。ライセンスなしの健康管理。

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2012年04月08日

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この本が面白いのはデザインを色々な角度から切り取って見ているところ。普通の生活をより豊かで心地よくするのもデザインの役目である一方で、シリアスな生活環境をどうにかするためにもデザインが用いられる。観念的な話というよりか、具体的な事例が多く出ているので読みやすかったです。

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2012年01月01日

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