柏木博のレビュー一覧

  • デザインの教科書

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    講義の意味でのデザインを考えていく上での必読書として高校の美術の先生に教えていただきました。
    問題解決としてのデザイン、趣味や美意識としてのデザインなど、様々な観点からデザインを見ていくことができました。

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    2021年08月11日
  • がんから始まる生き方

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    癌は今やごく普通の病気に格下げつつあるから、あんまり難しく考えなさんなという考えが80過ぎた養老先生の指摘かな。

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    2019年10月26日
  • がんから始まる生き方

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    立場の違う3人(患者、医師からの患者、とりあえずの第三者)としての鼎談と、各々の考えを伝えた本。
    やっぱり、養老孟司先生はすごいなぁ
    ぶれない^ ^

    がんになって、多分今治療法に不安迷いがあるであろう友の力になれるかなと読んでみた。

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    2025年01月18日
  • がんから始まる生き方

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    養老孟司氏を中心につながったがん患者と医師の3名が、それぞれの立場からがんについて各々論じ、彼らの鼎談も含めて編集された1冊。

    患者である柏木博氏からは、がんに診断されたときのかかりつけ医とのコミュニケーション不全が自身の不安が助長された、という点を自らの闘病記の中で語っている。かかりつけ医とのコミュニケーション不全を経て不安に思った柏木氏が旧知の養老孟司に相談したことから、氏の教え子にあたる東大病院の中川恵一氏と出会い、治療がスタートしていくが、同氏も医師として、チーム医療のような体制を整備して患者とのコミュニケーションの総量を増やすことの利点を主張する。

    そのほか、中川氏からは日本人の

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    2021年11月21日
  • デザインの教科書

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    この本を読めば、デザインができるようになるというハウツー本の類ではない。しかし、世のデザイナーが、このタイトルに釣られてこの本を読んでくれるとすれば、この事故のような出会いは幸運と言う他ない。
    私たちが、日常で接する事物が、どのような思想の反映であり、何に影響され、どのように意図され、どんな時代的な背景のもとにつくられてきたかを追いかける手つきは、私たちが日々をどのように生活するかと問わずにはいない。

    この本が提供する、しかじかの偶然に囲まれた歴史的・文化的な編成の切っ先に私たちが立っているという感覚は、デザイナー(志望者)だけでなく、普通人にも有益だと思う。

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    2017年12月26日
  • デザインの教科書

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     工学に分類してみたが、どうか?
     教科書的にデザイン論をまとめてあった。概括的に網羅しているので、トピック別に別書にあたる必要がある。建築系の話が全体的に面白かった。一方、小さめの工業製品関係は薄い。

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    2014年11月27日
  • デザインの教科書

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    ネタバレ

    ”デザイン”とは.
    自然の造形美から,人の生活に必要なもの,さらには必ずしも必要でないものまでを”デザイン”の視点から解説.自然美と数学の関係や,囚人がダンボールなどで作った棚,等の話が印象深い.

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    2014年02月25日
  • デザインの教科書

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    新書なので、教科書のように体系だってはおらずエッセイ集に近いが、デザインという視座から見る”もの”の話はとても面白く読めた。

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    2012年02月01日
  • デザインの教科書

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    どちらかといえば哲学的な本だった。連続して読む時間が取れずバラバラ読んでしまったことは残念だった。

    中でも面白かったのは
    『DESIGN FOR THE OTHER 90%』
    と言う話。少ししか書かれていなかったが心に残った。
    デザインそのものについてを考えさせる一冊でした。

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    2011年11月27日
  • デザインの教科書

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    デザインはマーケティングから生まれるのではない。心地よさから生まれるということ。また、一方でデザインが社会の規範を生み出すこと。すべては相互的なものであること。

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    2011年11月19日
  • デザインの教科書

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    デザインというと、何か洋服や建築など一部のアーティストの
    専門用語のように思っていた
    だけど、もっとわたしたちの身近にあるものなのだ

    「心地よく」生きていくために、デザインを選ぶ
    そして、デザインによって、わたしたちの生活は変わっていく

    時には、デザインによって文化をがらっと塗り替えることもある
    戦後、わたしたちがアメリカンライフを受け入れていったように

    単なるデザインのハウツーの本かと思ったけれど
    思った以上に哲学的な本だった

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    2011年11月11日
  • デザインの教科書

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    2023.08.19 デザインは生活を豊かにするもの。そこを核に色々な視点からデザインが語られている。

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    2023年08月19日
  • がんから始まる生き方

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    がんの当事者、相談された側、治療する側の3者の随筆と対談。
    柏木さんのがん体験を中心に、実際の治療の進み方や、
    治療の在り方、人生観や死生観など、
    地に足の着いた話が続いていろいろと参考になる。
    がんは不治の病ではないが、ずっと様子を見ながら付き合っていく病。
    私が自分の乳がんを治療していた時期のこと、
    そして今現在、がんと闘っている友人のことなど思いながら読む。
    痛みを押さえるモルヒネの使用が日本ではとても少ないというのも、
    我慢することを美徳と考える気質が影響してるんだろうな。
    QOLの向上も、迷いや不安も、口に出して求めていっていいし、
    主治医やスタッフの方たちと信頼関係を作りながら、

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    2022年02月06日
  • デザインの教科書

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    ●あんまり参考にならなかった。というのも、デザインの手法といったものは解説されておらず、近代デザインがそれ以前のデザインと何が変わったのかという解説が主だったから。

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    2020年11月11日
  • デザインの教科書

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    「デザインの教科書」とあるが、デザインの技法を学ぶための本ではない。むしろ、「デザイン」そのものの歴史や意味を紹介する、という内容だ。

    時代と共に「デザイン」が持つ意味が変化してきた事が紹介されているので、本書が指し示す「デザイン」という言葉はかなりの多様性を持っている。

    極限でまとめてしまえば、デザインとは「よりよくするための技術」と言えるかも知れない、それはつまり最近の「よりよくみせるための技術」としてのデザインであったり、あるいは環境と産業を適用させるような「よりよくマッチさせるための技術」や、「より使いやすくするための技術」といったものが含まれているということだ。


    人間が関与し

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    2018年10月09日
  • デザインの教科書

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    消費から生活のためのデザインを記した本。デザインは哲学をベースとした、意味付けでありプランを創出する活動である。とイメージしました。

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    2013年06月30日
  • 「しきり」の文化論

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    「しきりに弄ってくる」「しきりに仕切ってくる副幹事」の本ではないです。過去当本を読んでいた際、友人が横からそんなイジリ方をしてきた経験があるので要注意。内外の関係性の演出手法・思想などが盛り込んであります。行き詰まったときのネタ帳の糧として(設計としても、理論武装?としてもw)大変勉強になりました。

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    2012年09月24日
  • デザインの教科書

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    自然からの搾取。正確な見積もり。生産物が地域に根ざすことがなくなるという状態は、近代的な産業の特徴でもある。

    p.63 デザインは、あるときから、市場の価値を生む技術として捉えられ、マーケティングと分かちがたい実践をし始めた。もちろん、本来、マーケティングとデザインは別のものである。

    とりあえずのデザイン。ものの死滅(ボードリヤール)。

    生きのびるためのデザイン。器用仕事(ブリコラージュ)と器用人(ブリコルール)。潜在的有用性。アフォーダンス。

    技術、経済、市場に加えて、環境のエコロジー、社会的エコロジー、精神的エコロジー。三つのエコロジー(ガタリ)。

    人手を自ら調達しながら主体的に

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    2012年04月08日
  • デザインの教科書

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    この本が面白いのはデザインを色々な角度から切り取って見ているところ。普通の生活をより豊かで心地よくするのもデザインの役目である一方で、シリアスな生活環境をどうにかするためにもデザインが用いられる。観念的な話というよりか、具体的な事例が多く出ているので読みやすかったです。

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    2012年01月01日
  • 「しきり」の文化論

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    [ 内容 ]
    人間の意識、思考に大きな影響を与える「しきり」を様々な視点から読み直す。

    [ 目次 ]
    第1章 しきるということ(自己と非自己/アイデンティティ;自己と他者 ほか)
    第2章 しきられる世界(聖と俗;日常と非日常 ほか)
    第3章 生活の中のしきり(住まいのしきり(遮断)の装置
    汚れのしきり ほか)
    第4章 しきりの提案(ミース・ファン・デル・ローエによるしきり;中廊下式間取りの提案 ほか)

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    2010年11月25日