作品一覧

  • 税金の世界史
    3.3
    1巻2,585円 (税込)
    なぜ我々は税金を納めるのか? 誰でも知っている歴史的な事件の裏にはよく税金が関係しているという驚くべき事実などを紹介しながら、ユーモアに満ちた語り口で人類と税金の歴史を語る。
  • インターネットは自由を奪う 〈無料〉という落とし穴
    3.0
    自由でオープンな場として構想されたインターネット。だが今や、巨大企業が金を稼ぐ領地と成り果てた。人々の全ての行動を記録し、マネタイズするネット上でささやかな自由を満喫するだけでいいのか。IT産業の内部を知りつくす企業家・作家が解決策を提案!
  • お願いの女王 人はなぜ彼女の頼みを聞き入れたくなるのか
    3.0
    1巻2,750円 (税込)
    クラウドファンディングで集めた120万ドルでアルバム制作して話題になり、TEDカンファレンスで講演を行なって大反響を呼んだインディーズミュージシャンがいる。本書の著者、アマンダ・パーマーだ。クラウド時代の新たな人と人とのつながりを模索する人々が賛辞を惜しまない、アマンダの生き方。そのありのままを自らの言葉で綴った「上手なお願いのしかた」、待望の邦訳。
  • オリンピック秘史 120年の覇権と利権
    3.0
    ナチズム喧伝に利用されたベルリン五輪、日本を含む西側諸国がボイコットしたモスクワ五輪など、時代ごとの国際情勢を映してきたオリンピックの歴史を追い、今の課題を洗い出す。五輪代表経験を持つ元プロサッカー選手にして米国気鋭の政治学者による渾身の作。
  • 課税と脱税の経済史――古今の(悪)知恵で学ぶ租税理論
    4.0
    1巻4,950円 (税込)
    「博識にして、ゴキゲンな租税史だ…税金は払うより、読んだほうがずっと楽しい…税理士にぜひ確認してほしい――この本は控除対象かもしれない。」ダニエル・アクスト(『ウォールストリート・ジャーナル』)「これ以上タイムリーで、愉快な歴史は想像できない。」バリー・アイケングリーン(カリフォルニア大学バークレー校教授)「読んで、学んで、楽しむ、ご準備を。」クリスティーヌ・ラガルド(欧州中央銀行総裁)「愉快で、同時に、ためになる。」ローレンス・サマーズ(ハーヴァード大学教授)「本書でとりあげるのは数千年の期間に生まれた物語の数々である。シュメールの粘土板、カリグラ帝の奇抜な税制から、パナマ文書で暴露された狡猾な租税回避や、ブロックチェーン技術で可能になる税務の仕組みまで。…とはいえ、この本は税金の歴史をまとめた歴史書ではないし、税金の原則を教える入門書でもない。その両方の要素を少しずつ持っている。…税金の原則がわかれば、税金の歴史をとらえるのに役立つ。…一方、税金の歴史がわかれば、税金の原則を解き明かすのに役立つ。…税を立案し、導入するときに取り組むべき問題(公平性、帰着分析、効率性、最適課税などなど)は、基本的に昔もいまも変わらない。…この本の核心をなす基本的なポイントは、税制のよしあしを定める原則の多くがどの時代にも見てとれるということである。それらの原則に目を向ければ、過去を知り、テクノロジーの発展とともに変わりゆく未来のために賢い選択を行なうのに役に立つ」(はしがき)税の歴史で原則を学べば、「つまらない政治的レトリック」に惑わされなくなるかもしれない。
  • グローバル・スーパーリッチ 超格差の時代
    4.8
    世界の富を独占する0.1%のスーパーリッチはどのように生まれ、いかに格差を広げたか? 《フィナンシャル・タイムズ》年間ベストブックの傑作ノンフィクション。ジョセフ・ステイグリッツ推薦
  • モーリタニアン 黒塗りの記録
    4.0
    9.11から20年――。グアンタナモ収容所の地獄から世界へと発した闘いの書。世界的ベストセラーの手記。2021年10月29日(金)よりTOHOシネマズ日比谷他で全国ロードショー。 米同時多発テロ以降、テロ容疑者収容所として、少なくとも約780名にのぼる人々が罪状不明のまま米国政府により収監された、キューバのグアンタナモ収容所。14年間にわたり拷問と虐待の日々を過ごした著者が、獄中から世界へと発し、悪夢のような国家犯罪の実態を明らかにした手記。世界が震撼した衝撃の書。 ※本電子書籍には一部黒塗りの部分が含まれているため、 表示画面の背景色は黒以外を推奨します。

ユーザーレビュー

  • グローバル・スーパーリッチ 超格差の時代

    Posted by ブクログ

    スーパーリッチの人たちって、格差などの社会問題をどういう風にとらえているんだろうと思っていたが、やはり特殊なイデオロギーにしっかり染まっている集団でしかないということを改めて感じた。それはいい悪いではなく、ある共通の傾向をもった社会集団とでもいおうか。

    その中でもごく一握りの人だけが、バランスのとれた知性と客観性をもっているのだという現実。

    グローバルリッチの世界では、非倫理的な態度が醸成されていくと書かれていたが、環境が心理にどう作用していくのか、その過程にフォーカスしてみるもの面白いかもと思った。

    0
    2021年04月18日
  • グローバル・スーパーリッチ 超格差の時代

    Posted by ブクログ

    [深淵なる富貧クレバス]「上位1%とその他99%の人々の間の格差」という考え方に注目が集まる一方,さらにその上位1%の中の「上位0.1%とその他の人々の格差」に着目した作品。著者が「プルトクラート」と呼ぶその超裕福層はいかにして生まれ,行動し,どのような影響力を社会に行使しているかを詳細に研究しています。著者は、『フィナンシャル・タイムズ』を始めとした各種の経済紙においてジャーナリストとして活躍したクリスティア・フリーランド。原題は、『Plutocrats; The Rise of the New Grobal Super-Rich and the Fall of Everyone Else』

    0
    2017年01月16日
  • グローバル・スーパーリッチ 超格差の時代

    Posted by ブクログ

    ついに、ピケティ本「21世紀の資本」が日本でも発売されました。圧巻の700ページ、大迫力の5500円でございます。だ、誰が買うんや…と、平積みにされていた本を眺めていましたが、日本でも大ベストセラーらしいですね。NHKでもピケティの白熱教室が放映されるらしい。
    さて、本書はアメリカではピケティ本とほぼ同時期に発売された、1970年代以降の超格差、主に金持ち側を取り扱った本です。
    彼ら大金持ちが誕生する歴史や背景はそれこそピケティやエマニュエルサイズなどを参照しながら、わかりやすく説明してくれますが、これは割とジャーナリスティックな内容の本です。著者はモスクワで働いたことのあるカナダ人であり、ロ

    0
    2015年01月12日
  • 課税と脱税の経済史――古今の(悪)知恵で学ぶ租税理論

    Posted by ブクログ

    専門書で分厚いため読むのに少し時間がかかった。
    だけど税について詳しくなくとも、このデザインはこういう背景があるのか、昔からこういう話があったのかと、とても理解深まる一冊でした

    0
    2025年10月26日
  • モーリタニアン 黒塗りの記録

    Posted by ブクログ

    手記を書いた人が本当に無実なのか検証する術を私は持っていない。けれど、こんなに膨大な記録を全て嘘で塗り固められるとは考えにくいし、米国にやましいことがなければ、裁判を行えばいいはず。
    そもそも他国モーリタリアで半ば拉致同然に逮捕し、こっそりと移送し裁判も行わずひたすら拘置し拷問。この時点で人権を奪っていることは事実。
    テロというのは非常に便利な言葉で、レッテルを貼りカテゴライズしてしまえば、どんな暴力も世間に受容させてしまう。法治国家の体ではあるので、自白を引き出さないとやはり次のステップに移れない。そのためあの手この手の拷問で辻褄の合う自白を当局は引き出そうとする。
    拘束された者たちの、真実

    0
    2022年07月18日

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