作品一覧 2020/07/06更新 軽症うつ病 「ゆううつ」の精神病理 試し読み フォロー 精神科における予診・初診・初期治療 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 笠原嘉の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 精神科における予診・初診・初期治療 笠原嘉 自分の出身大学で予診を取る際に勧められた本。精神科医としての最初期に読んだので印象深い。おそらく最も精神科医に読まれている本では? 帯の通り、精神科臨床の知恵と良識が記されている。 Posted by ブクログ 精神科における予診・初診・初期治療 笠原嘉 精神科病院の実習でお勧めされた本書。当時は絶版されてしまったと聞いていたが、本屋を回っている際に偶然出会い、再版されていたことを知った。おすすめの通り本当に名著だと思う。普通の教科書は出来るだけ客観的かつエビデンスのある情報で満たされている。確かにそれも役立つのだが、臨床現場では熟練者のセンスの方が...続きを読む納得できることが多い。そんな熟練者のセンスをできる限り文字化してくれた本書は初学者必読の本であると思った。 Posted by ブクログ 軽症うつ病 「ゆううつ」の精神病理 笠原嘉 10年ほど前に発行された本だが、内容的には援助者、当事者双方にとって、あるいは当事者の家族や職場の人にとって現在においても非常に参考になるものと思う。文体もやさしく、文章が読みやすい点も評価できる。 タイトルは「うつ」であるが、内因性の気分障害全般にわたって記述がなされており、非常に対象範囲は広...続きを読むい。また、「原因を突き止めようとしない」「深層心理に切り込まない」治療者のスタンスについても詳細に言及されており、大変納得させられるものがあった。 自分はこれまで、内因性気分障害の当事者としてさまざまな形で情報収集をしてきたが、主治医の自分に対するスタンスについても、本書を通じてよく理解できたような気がする。今後、自分の病とどう向き合っていけばよいか、その方向性も示されたように思う。 ますます増える内因性の気分障害に悩む当事者とその周辺の方に、ぜひ一読をお薦めしたい書である。 Posted by ブクログ 軽症うつ病 「ゆううつ」の精神病理 笠原嘉 鬱病に限らず、ゆううつという観点から理論だって説明がなされている。 どういう理論で我々が憂鬱な気持ちになるのか、説明から、具体例、どうしてゆけば良いかというのが分かりやすく書かれている。 この本を読めばある程度わかるし、どうしたらよいか書かれているので、ゆううつな状態になったら読めばしっくりくる...続きを読むかも。 Posted by ブクログ 軽症うつ病 「ゆううつ」の精神病理 笠原嘉 内因性のうつ病の典型的な病像について、イメージのつきやすい本。ただし誰宛に書いているのかが不明瞭。内容が難しいので、うつに関わる関係者が読むのが妥当だと思う。 Posted by ブクログ 笠原嘉のレビューをもっと見る