作品一覧

  • 死刑囚の最後の瞬間
    3.3
    1巻462円 (税込)
    戦後、我が国で処刑された死刑囚は六百人以上にのぼる。しかし密行主義といわれる現行の死刑制度の中で、我々は確定囚のその後を知ることは出来ない。彼らが処刑までをどのようにして生き、どのようにして人生を終えるのか……。二十年以上にわたり、“死刑”を追い続ける著者が、世間を騒然とさせた十三人の死刑囚の最期を通して、ベールに包まれた死刑制度の実態に迫る。衝撃のドキュメント!
  • 死刑執行人の苦悩
    3.9
    1巻462円 (税込)
    世間の人々は、裁判で死刑が確定するところまでしか死刑について知ることはない。確定後の生まれ変わった人間性を知らないのだ。それは、日本の死刑制度が密行主義の中に閉じこめられているからである。(本文より) 「なぜ殺さなければならないのか」……。執行という名の下に、首にロープをかけ、レバーを引く刑務官と、ゼロ番区と呼ばれる舎房でその日を待つ死刑囚。徹底した取材を基に、あらためて死刑制度を問う衝撃のドキュメント!
  • 57人の死刑囚
    3.0
    1巻462円 (税込)
    刑が確定した死刑囚は、自殺房と呼ばれる舎房の中で、いつ訪れるかわからない〈その日〉を、じっと待たなければならない。しかし、密行主義といわれる日本の死刑制度では、我々は彼らの〈その後〉を知ることはできない。彼らは何を思い、何を考えているのか……。本書は、報道されることのない死刑囚たちの〈その後〉を徹底取材し、あらためて死刑制度の存続を問う、衝撃のドキュメントである。

ユーザーレビュー

  • 死刑執行人の苦悩

    Posted by ブクログ

    死刑には反対です。
    死刑賛成派や遺族の気持ちももっともだと思うけど、
    まずこの本を読んで欲しいと思います。

    0
    2009年10月04日
  • 死刑執行人の苦悩

    Posted by ブクログ

    何の恨みもない人を殺す仕事に就いている人の苦しみ。
    死刑廃止の是非を語るにはこういった点にも目を向けなければ。

    0
    2009年10月04日
  • 死刑執行人の苦悩

    Posted by ブクログ

    国家公務員。ある日辞令が降りて、配属される。執行人は、死刑囚と同じように、当日の朝まで執行することを知らされない。その日は、他の仕事をする必要はなく、手当てをもらって帰る。日本の死刑の執行方法は絞首刑。首に縄を付ける場所がうまくないと、30分以上経っても死ねないこともある。なかなか死なない場合、執行人が手を下すこともあったという。現在は5つのスイッチがあって、5人の執行人が同時にスイッチを押す。その1つだけが実際に配線されていて、死刑囚の足元の床板を開ける。誰が執行したかわからないようにするためのしくみだそうだ。こんな職業もあるのですね…

    0
    2009年10月04日
  • 死刑囚の最後の瞬間

    Posted by ブクログ

    大塚公子さんを知ったのはこの本から。
    大罪を犯した人はどのように死んでいくのか知りたかった。
    最後まで冷酷無比なのか。
    最後は改心しているのか。
    己の罪とはいえ自分が死ぬことに対して怯えて喚くのか。
    この本で人間の本質を垣間見た気がします。

    0
    2009年10月04日
  • 死刑執行人の苦悩

    Posted by ブクログ

     現在迄、死刑という制度が成立しているもの死刑を執行する刑務官が存在しているからこそ、というべきである。しかし、その刑務官は人1人を死刑に追い込んだ後、我々には測りえない大きな苦労・苦悩を抱えている。死刑されるまでの獄中生活で人としての成長を遂げた囚人もいる。その矢先に、執行通知書が届き、刑務官は拒否権もなく任命された者は儀式に従い、最後には死刑囚の死刑を執行する。その後の形式的な労い等はあっても、人を殺したという事実に変わりなく、それからの人生観に大きな影響を与えている。家族には決して自分のしている仕事は語れず、自分自身も誉ない人生を歩んでいるように思えてしまう…。周囲には決して相談できず、

    0
    2025年06月05日

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