日本の電機産業の失敗の教訓 佐藤文昭 朝日新聞出版
第2章 日本の電機メーカー連敗の構図
日本の電機業界が抱える問題点
①リソースな非効率な分散 メーカー数、コングロマリット企業
②自ら招いた技術流出によるアジア勢のキャッチアップ 自社グループ事業の相対的規模縮小→専業メーカーへの仕入集約、台湾企
...続きを読む業への技術供与、合弁会社設立
③大企業病
携帯電話、半導体、ディスプレイ、テレビ、ITハードウエア
DRAM エルピーダメモリ→米マイクロン傘下に
DRAM価格、Windows95 生産増 価格暴落 韓国はウォン安→日本は投資抑制→台湾と合弁→技術流出
東芝日立メモリ/現エルピーダメモリ 50%合弁でたすき掛け人事→対等合併への流れ
CF TM T&D 東芝三菱電機産業システム
リーマンショック後、事業売却の流れへ
大企業への就職に価値を見出していた人材は、台湾中国韓国へ流出
マイクロン社は作業工程を3割カットし利益計上。日本は求められる以上の品質を追求し敗戦。成功体験を捨てきれず。
DRAM→システLSIへ。ファブレスメーカーとファウンドリーメーカーの出現により、規格がファブレスメーカーのものへ。
御用聞き×マーケットイン○
第3章 世界と戦える企業を生んだ業界再編
第4章 日本企業を襲う破壊的イノベーション
①クラウドファンディングとクラウドソーシング
ハイパールーフ・トランスポーテーション・テクノロジーズ
インテレクチュアル・ベンチャーズ/ジノバ
②ブロックチェーン・テクノロジーとフィンテック
③シェアリング・エコノミー
個人が有する遊休資産の貸出を仲介するサービス
④電気自動車と自動運転技術
テスラ
OLED 透明フィルム状 部品点数少なくコストダウン可