昆野和七の作品一覧

「昆野和七」の「新版 福翁自伝」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

ユーザーレビュー

  • 新版 福翁自伝

    Posted by ブクログ

    福沢諭吉が60年近くの人生をふり返りながら口述筆記させてまとめた自叙伝。

    本書を読むことで、福沢諭吉の人柄だけでなく、幕末から明治維新の頃の雰囲気を知ることができます。
    また、巻末の解説を読むことで、自叙伝では書かなかった事柄やそれに対する福沢諭吉の思いも感じることができます。

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    2019年01月30日
  • 新版 福翁自伝

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    福沢は一生を通じて一つのことしか考えなかった。日本の独立!彼は、そのために西洋崇拝者のそしりを受けて身辺に危険をもっていた。それでも彼はそういう危険を冒して西洋の文明を吸収することにつとめた。これをもって彼は愛国の方法としたのである。

    何か議論を始めて、ひどく相手の者が躍起となってくれば、こちらはスラリと流してしまう。「あのばかは何をいっているのだ」とこう思って、とんと深く立入るということはけっしてやらなかった。ソレでモウ自分の一身はどこに行ってもどんな辛苦もいとわぬ、ただこの中津にいないでどうかして出て行きたいものだと、ひとりそればかり祈っていたところが、とうとう長崎に行くことができました

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    2013年03月10日
  • 新版 福翁自伝

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    福沢諭吉さんのイメージが「お札に載ってる偉くて堅そうなヒト」から、「破天荒で変わった面白いお爺さん」に変わりました。
    福沢さんの生き方には、現代人にも十分役立つことが満載で、古さが全然感じられませんでした。
    特に、お金に関する考え方や、子供の教育に関する考え方について、とても参考になりました。
    高校生の時にこの本を読んでいたら、慶應義塾大学に行きたいと思ったかも!(行けるかどうかは別として)

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    2012年08月23日
  • 新版 福翁自伝

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    僕の人生の羅針盤の一つです。
    特に、教育や経営における思想あyスタンスや取り組みは
    この著に書かれているエッセンスが欠かせません。

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    本塾の旧生徒が、社会の実他に乗り出して、
    その身分職業の如何にかかわらず、物の数理に
    迂闊ならず、気品高尚にてよく独立の趣意を全うする者ありと
    聞けば、これが老余の一大楽事です。
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    2012年08月20日
  • 新版 福翁自伝

    Posted by ブクログ

    いわずと知れた近代日本の大ベストセラー。福沢諭吉が人生を振り返った語りを本にしたもの。緒方塾時代の武勇伝、維新前後の物騒な世相、五稜郭の戦いで敗れた榎本武明の助命嘆願を新政府にする話、天現寺から古川沿いに散歩する話、などなど。面白いエピソードてんこもり。彼が若くして暗殺されていたら近代日本の姿はまったく違った形になってしまっていたかもしれないと痛感。良書。

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    2009年10月07日

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