配信予定・最新刊

作品一覧

  • 岩波茂雄と出版文化 近代日本の教養主義
    値引きあり
    3.5
    1巻357円 (税込)
    岩波茂雄が起こした岩波書店の興隆は、「学歴貴族」の栄光の時代に呼応しています。近代日本のアカデミズムは外来で急ごしらえであり、「前衛」という言葉で操作可能だと見抜いていたのが、岩波茂雄であり、日本のインテリの底の浅さを見抜いています。教育社会学者の竹内洋氏は、日本のアカデミズムのありようと出版産業の構造を、問い直し、解明します。一冊で二冊分の内容を持っています。(講談社学術文庫)
  • 草莽論 ――その精神史的自己検証
    NEW
    3.0
    1巻1,287円 (税込)
    明治維新を語るうえで外せない「草莽」。吉田松陰の「草莽崛起(そうもうくっき)」という言葉で知られる通り、それは、野にありながら天下危急のときにおのれを顧みず、大道に立つ壮士たちをさす。孟子に由来するこの言葉は、江戸時代後期に特異な思想的背景を孕むようになり、維新前夜、つかの間の煌めきを放った。その精神を鮮烈な筆致で描き出したのが、二・二六事件の先駆的再評価などで名高い評論家・小説家・歌人、村上一郎である。蒲生君平、高山彦九郎といった「草莽の処士」のさきがけから、頼山陽ら文化・文政の文人、水戸学、そして松陰と系譜的に論じ、その終焉を見届ける比類なき名著。解説 桶谷秀昭

ユーザーレビュー

  • 岩波茂雄と出版文化 近代日本の教養主義

    Posted by ブクログ

    明治の「教養」が伝統的支配階級の文化と断絶した「舶来」文化であって、学校教育で習得される文化であるため、帝大の文学部はあまり豊かでない階層の地方出身者が多い、というところが面白かった。
    と、「周知のように、信州人は赤になりやすいといわれた」といういいまわしに妙に受けてしまった。70年代には周知だったのだろうか。

    0
    2014年08月05日
  • 草莽論 ――その精神史的自己検証

    Posted by ブクログ

    村上一郎 「 草莽論 」

    吉田松陰 の草莽崛起(そうもうくっき)思想を紐解こうとした本? 草莽崛起は 明治維新直前の吉田松陰が行き着いた革命思想。


    参考文献が膨大で 幕末の不穏な雰囲気を知る史料としては面白いが、思想の考察としては、体系と言葉の定義が 不明瞭で もう少し整理してもらった方が わかりやすい


    草莽は、公職に就かない知識人といったところか?
    草莽崛起は、草莽が革命を起こすしかないという危機意識と捉えた。松陰の草莽崛起は 水戸学の討幕と攘夷を起点とする論調。孟子や儒教思想は度外視していいのだろうかと思う。


    著者の松陰像は、失敗を重ねて、孤絶し、最後は草莽として崛起すると

    0
    2021年05月14日
  • 岩波茂雄と出版文化 近代日本の教養主義

    Posted by ブクログ

    岩波文化と講談社文化には、想像以上に明確な区別があった。



    日本インテリゲンチャは、いうところの「岩波文化」と、涙を流して格闘し、しかもそこから多くを学び、時に呆然としつつ、おのれの意識をとぎすましてゆくほかあるまい。(p.113)

    0
    2014年07月02日

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