目が覚めたら海の上、同じ境遇の男女と突如奇妙な無人島で生活することになったナツ。
昨夜は家族とご飯を食べてベッドに入ったはずなのに…。
実はこれは「7SEEDS」と名付けられた国家的プロジェクト。
隕石の衝突で地球が壊滅的な状況に陥ることが判明し、人類滅亡を防ぐため冷凍保存されていた7人の男女。
目が覚めたのは、人類が滅亡した、未来の日本だったのです。
昨夜一緒にご飯を食べたはずの家族も、愛した恋人も、本当はとうの昔に亡くなっていて、突然突きつけられた過酷な現実の中で生き抜かなければならなくなった少年少女たちの物語です。
括りは女性マンガですが、この規模感は女性マンガだと思って読んだら衝撃を受けるレベル。大切な人を、いま大事にしたいと思えるマンガですよ。
感情タグBEST3
いよいよ隕石が落ちてきた!みんな信じられないのもわかる。
それにしても人が人の命を操る。操る側、操られる側どっちにもなりたくないから、私だったら隕石が落ちてきて一瞬で亡くなる方になりたいと思ったの
廃墟となった地下鉄、深い立坑のようになった水没した立体駐車場、廃墟とか巨大遺構好きの方に刺さる舞台かもしれません。
10,11巻は7SEEDSプロジェクトとは別に避難シェルターに入った人達の物語、詳細が面白くもあるし気持ち悪くもあるしラストがなかなかに壮絶。
夏Aチームが本当に壮絶でした。
先生がまさかの花の父。
だから花と彼氏である嵐が参加していたのか……。
続きも楽しみです。
過去(隕石衝突直後)の7SEEDSプロジェクト以外の別のプロジェクトのお話です。
この話も結構壮絶で内容がかなり濃い。
しかも、住居環境がかなり整っていた秋のチームも状況が変わっていて、二転三転する展開に目が離せない❗️
今まで謎だった、カプセルに残ったメンバー以外のストーリーが徐々に見え始めてきました。
シェルターはやっぱりあったみたいですが、そこで何が起こったのか息を吐く暇がないという感じですね。
続きがすごく気になります!
シェルターのお話だった。そうだよな…そりゃあるよね…残酷だし苦しいし読んでて辛い…
でも一度は何かあったらこんなことってあるかなって想像したことがある。どう展開するか楽しみだし続きは絶対読む。
何かとお強い秋チームと、春チームの遭遇。やっぱり一触即発だった。それでも歩み寄り、危険にも真っ向から突き進んでいく花。夏Bもこんな風に育ててあげて欲しかった。
シェルター過去編も初めは明るく…だんだん忍び寄って行く恐怖との落差が激しくて辛い。
Posted by ブクログ 2021年06月12日
おもしろすぎぃ!
花たちと邂逅を果たす秋
かつて恐怖政治を強いていた秋は灰が降ったため謎の地下施設で生活していた
妊娠を禁じていたが穏健派秋の一人が妊娠したため強硬派と穏健派は分裂していた
穏健派にハルを人質に取られ、謎のモーター音が聞こえる危険地帯(?)へと偵察してくることを強いられる
そこには...続きを読むミイラ化した死体と日記が…
日記にはシェルターでの生活が書かれていた
人類滅亡とシェルターでの生活
煙草による施設の一部崩壊と身を挺して扉を閉めた花の母
食べ物が数ヶ月と持たなくなり別のシェルターへと引っ越す体で行われる大量殺戮
最後まで嘘をつけるか?
この間を読んでから寝たらとてもリアルな夢を見ました
私も家族と一緒に地下シェルターにいました
毎日が不安で胸が潰されそうな生活をしていました。
地上では天空の要塞が落ちてくる、そんな光景も見ました。
非常にリアルな夢でした
そもそもの設定も強烈ですが、すごく強い印象に残る、そんな本でした。
どっかの漫画じゃないけど、他人に生殺与奪を握られるのはたまらんなー。
BASARAで己の頭で考えて生きることを主張した作者がどうしてこれを描いたんだろう?
Posted by ブクログ 2009年10月07日
10〜15巻一気に読んだから15巻を登録したけど、いろんな話がつまりすぎてて一概に書ききれない!
とりあえずピート兄弟表紙だから10巻登録。
10〜11巻の灰の章、シェルター竜宮の話は、ほんと泣けました。
ううっ
Posted by ブクログ 2009年10月04日
大好きなシリーズ。
昔から私がよく考えるような話を、何億倍もかっこよくておもしろい話ですごい刺激になる。
今やってる灰の章の回想シーンがすごくいい。
田村由美さんは天才ですね。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
小学館漫画賞に誘われて10巻一気に読みました。
あ〜おもしれ〜な〜田村由美。
私だったら7seedsには絶対選ばれないし
シェルターにも入れないだろうな〜と思うけど
隕石が落ちてすぐ死んだほうが幸せなんではないかと思う。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
今やってる灰の章の展開が凄すぎる。
これからどうなっていくのか・・・
未来の地球は、天変地異異常気象によって大きく変わっていた。
人類の生き残りと存続をかけた国家プロジェクトに選ばれたのは・・・。
田村由美さんの最新作
Posted by ブクログ 2009年10月04日
7SEEDS(7つの種)は、近未来のお話です。
巨大隕石が地球に衝突し、人類を含め地上の生物は壊滅的状態に。
この最悪の事態を予測した日本政府が、「7SEEDS」計画を講じます。
才能ある男女を7人一組で5つのチームを作り、冷凍保存によって人類の種を残すというものでした。
・春チーム
・夏のAチ...続きを読むーム
・夏のBチーム
・秋チーム
・冬チーム
遺伝的・能力的・性格的など、様々な条件からコンピューターが選び出し、それでも選べず、最後は名前に季語が入っているものを選び、上記5つのチームが編成されました。
これは、そのそれぞれのチームの物語です。
この10巻は、そんなチームの話ではなく。
チームに入れなかった人たちのシェルターでのお話でした。
地上が落ち着くまで、最低でも3年は地下で過ごす必要があった彼らですが、やはり精神面で耐えられない人が出てきます。
そして、せっかくのシェルターに穴を開けるという自殺行為にっ!
種の保存以外にも生き残る手段を講じた政府。その結果がどんな事になったのかは、ご自身でお確かめ下さい。
Posted by ブクログ 2009年10月07日
久々に登場の秋のチームに冬のむつきさんを思い出した。きっと生きていたかっただろうにこんなところで生きていけないと言い残して死んだむつきさん。プロジェクトの思惑にはまってなるものかと言いながらも生き続ける秋ヲと蘭。これってなんだろう。美帆さんが更紗のお母さんみたいだなー。お母さんは強いんだ、すごく。
これ少女マンガでしたよね…?人を生きたまま機械にかけるとかグロ系ホラー漫画でもなかなかないですよ。これまでもグロい描写があったけど、今までで一番ショック。読むのが怖い。
すごいテーマで、色々考えさせられるので、自分の心が元気なときでないと読むのがしんどいなって思います。どんな風に生きて死んでいくんだろう?って思います。
素晴らしい傑作です。試し読みした後、止まらなくなる確信があったので実は一年くらい読み始めるのを迷ってました。確信は当たり、一気読みで読了。田村先生の漫画は人生に爪痕を残すくらいのエネルギーがありますが、今作も本当に凄かった。特にナツの性格が、自分と重なる部分が多く、彼女は一体どう成長するのだろうと気...続きを読むになりながら読みました。自分は今大人になり、表面的には社会に馴染めるようになりましたが、ある時仕事で疲れ悩んだ時に、読み始め、毎日心揺さぶられながら読み切りました。今作も人物描写が素晴らしい、短所も長所も読むのが辛くなるくらい鋭く描きながら、突き抜けるような感動がある。ナツをはじめ、皆が変化していくことにとても希望を感じます。日常闘い続ける方にこそ読んで欲しい名作です。
Posted by ブクログ 2021年12月14日
撹拌こわい…けど、ただの死体になるよりは、役立つからいいのかも、と思ってしまった
ソイレント・グリーンみたい
たかしの奥さんの死に方、LOSTのチャーリーじゃんwww
花さん達が、秋チームと遭遇。相変わらずの蹴落としっぷり…くるみさんの妊娠はしょうがないっていうか、蘭さんと秋ヲさんが「このプロジェクトに腹が立つから」っていう理由でしょう?勝手だなぁ…自分ら嫌なら、自分らが子作りしなきゃ良いだけじゃんねー
ま、からの、地下シェルターの塹壕を発見し、そこにあったノー...続きを読むトから、今度はシェルターの話へ…これもまた怖いよぉ~💦
Posted by ブクログ 2009年10月07日
花たちは秋のチームに頼まれ、洞穴の奥へ。
そこには過去、人間が逃げ込んだシェルターがあった。
そこである芸人の日記を読み、何があったのかを知る。
10・11巻もとってもせつないお話で、泣けます・・・・。
みんな頑張った!!
Posted by ブクログ 2010年01月17日
花たちが秋のチームと接触した洞窟は災害以前に造られた避難用シェルターだった。だがそこに生存者は確認できず、残された日記から災害後シェルター内で明るく生き延びようとした人々の存在を知る。