目が覚めたら海の上、同じ境遇の男女と突如奇妙な無人島で生活することになったナツ。
昨夜は家族とご飯を食べてベッドに入ったはずなのに…。
実はこれは「7SEEDS」と名付けられた国家的プロジェクト。
隕石の衝突で地球が壊滅的な状況に陥ることが判明し、人類滅亡を防ぐため冷凍保存されていた7人の男女。
目が覚めたのは、人類が滅亡した、未来の日本だったのです。
昨夜一緒にご飯を食べたはずの家族も、愛した恋人も、本当はとうの昔に亡くなっていて、突然突きつけられた過酷な現実の中で生き抜かなければならなくなった少年少女たちの物語です。
括りは女性マンガですが、この規模感は女性マンガだと思って読んだら衝撃を受けるレベル。大切な人を、いま大事にしたいと思えるマンガですよ。
感情タグBEST3
過酷すぎるテストで生き残れば逆に心がおかしくなってしまいそうです。
ただ、最後繭ちゃんのそばに雹くんが居てくれて本当に良かったと思います。
そろそろテストも終盤のようなので、次の巻で7人が決まりそうな感じです。
凄すぎる展開
夏Aの話しはとにかくすごい。徹底的に教育されているけど、人としての感情が無くなってしまうのではないかと思った。ここまでする必要があるのだろうか。それでも息つく間のない展開であっという間に読み進めてしまった。
夏Aメンバーの壊れていく感情
まだまだ追い込まれていく夏Aチーム。あまりにも扱いが酷い。何で夏Aチームだけここまでやらなきゃいけないの。完全に性格が歪んじゃって、これが後々まで尾を引くことになるなら意味無いでしょ。
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冷凍保存されて未来で目を覚ました夏のBチームの話から今作は始まります。中でもこの夏のAチームが一番残酷なお話です。私は源五郎と繭が好きです。源五郎が端午や青葉を想って泣く姿や繭が大岩につぶされながらも小瑠璃を想ってモールス信号で励ます姿が印象的でした。このお話は『生きる人』の話ではなく『人が生きる』話です。
なんで〜?
どうして、これだけのお金と時間と手間をかけて育て上げた優秀な生徒を殺さなきゃならないの!?
未来に行った時と同じ状況と仮定して生き残る能力がある者って今は分かるけど
効率悪いじゃん!!
精神病むじゃん!!
不安定な人を送り込む事になるよ!!
夏チーム
夏Aチームが7人選ばれるためにめちゃくちゃ過酷な環境に置かれていて何とも言えない気持ちになりました。
後に選ばれたBチームの選定方法を聞いたらどう思うんだろう……
おもしろすぎる。感動した。悲しい。
サバイバルもおもしろいし今にどう繋がるのかも面白いしわくわくが止まらない。ハラハラもする。こんなに面白い作品だってこと知らなかった!!
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ホント面白い夏A
テストだと思っているうちはクリアできない試練
繭、雹死亡、小瑠璃はなんとか奇跡的に生還
銃を持った鵜飼が暴走
マドンナチーム、マドンナ以外箸にした木の毒で死亡
茂と安吾の仲違い
小瑠璃の先生たちへの怒りMAX
殺そうと涼と共に乗り込むが、小瑠璃は確保され涼は敗北のちなんとか脱出
読めば読むほどえげつない。
けど、こんなに過酷で現実的には有り得ないような状況なのに嫉妬や焦燥、劣等感に共感できてしまう。
繭に生きててほしかった…
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とにかくおもしろい!
8巻はほんと号泣…
でもそろそろ春や夏Bも…
あとナツと花だけじゃなくて他のチームの人も合流してほしい…
とにかく続きが早く読みたい!
涼と虹子…
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すごい世界観。
読んでて飽きることがなく、いつもハラハラドキドキさせられる!続きがすご〜く読みたくなる作品。
登場人物魅力的。かなりの人物が出てくるけど、1人として同じような人間がいないっていうのがすごい…!!性格とか、心理とかも深く描かれてので感情移入も意外としやすいかも。
夏A
夏Aの話はちょっとイヤです
殺し合いが上手い人なんかに未来に行ってほしくない
そもそも100人以上殺す前提で育てること無いのに…
脱落してもスタッフとして活用してよ
命の重さが馬鹿になっちゃってるのかしら
ひどい話や…
極限状態の中で、みんなの本性が出てくる出てくる…涼くん、ずっと「嫌な奴キャラ」だったけど、いざとなったらこるりちゃんを助けようとしたり、敵を殺せなかったり…もう、なんか、全部切ないです。リタイアが許されるなら良いのに…
ミステリから入った読者さんもいるし、巴から読んでる古参のファンの方もいる…レビューを読んで何だか嬉しくなりました。まず、長編を完走されたことに拍手。未完結のまま作者逝去や、ゴールが果たして来るのか?という大作も多数ある中、最終回を読めたことに感謝。この作品を振り返ると、あの時こういう状況でこんな精神状態で読んだなぁ…と人生の振り返りにもなってしまうんです。そんな風に寄り添ってきた本はやっぱり特別だし、この作品の持つパワーはほんと凄かったなと思う。各チーム約7人として、30人超のキャラを操る田村さんはまさにマジシャン。最終章のみ、さすがにダレてしまったかな?とは思いましたが。一番印象深いのは、シェルター竜宮かな。何度読んでも胸が締め付けられそうになります。冬チームで泣いたし、夏のAに震え夏Bには癒され、秋は最初冷えしか感じなかったな。そして、なぜか一番苦手な春…笑。壮大なスケールと、緩急の巧さ、何よりストーリーがほんとによく出来てて面白かった。この話を全く知らず、今から一気読みできる方が羨ましい。チマチマ追いかけ、それなりにストレスもあった私とはまた違う読み方になるはず。ぜひ楽しんでください。
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浦沢直樹さんの『MONSTAR』最終巻を彷彿とさせる生き残りサバイバルの様相を呈しながら、少女漫画の要素を色濃く感じるのは「情緒」から目を離さず描いているからじゃないかと思う。
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この本棚にも取り上げている『BASARA』の作者・田村由美の最新連載漫画。これがまた…すごい設定になっている。主人公『たち』が目覚めたとき、そこは荒れ果てた大地だった。何も知らぬ、生まれた場所も、育った経歴も、持っている才能も全くバラバラの『種』である彼らは、その荒野が『日本』であり、何らかの災害に壊滅した後であることを知る。自分達の兄弟も、親も、親友すらいない地で何を目指し、何を思うのか。新しい『日本』を作るために残された彼らは、果たして何を見つけるのだろう。話が進むほど様々な出来事、事実が浮かんできて、毎回毎回ハラハラする。これほどスケールの大きな話を書く少女マンガ家を私は他に知らない。是非読んでほしい。
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最終選考に入った夏のAチーム。生きる為には己の本能に従うべきか?正解を求めて突き進むか?果してその常識という概念は正しいのか?着実に仲間を失いながら彷徨い続ける彼らの先に待っているのは・・・・。
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8巻既刊。
まだ、なんとも。ちょっと惰性で買っている気もしなくもないが、これからの大河展開に向けて仕込みはほぼ揃ったというところか。
構想的にはBASARAラストには出来ていたような気がする。
星2は自分の好みの反映‥
この作品好きで全編けっこう読み返すけど、この8巻だけは1度しか通して読んでない‥ それで細かいとこ忘れてて先に支障をきたしたりする(涼が船のトラウマ語る時とか)。鬱展開に過ぎるけれど部分的にはやはり心に残るエピソードもあります。
さすがにやりすぎだと思うけれど巻が進むとやっとしっかり百舌(要先輩)にもそれがわかる時が来るのも見どころの一つ。それをわからせるに落ちこぼれ夏Bが果たす役割が大きいのもいい。