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サクラの音がきこえる
偉大なピアニストだった亡き父を未だに憎む智也に遺されたのは、440HzのAというたったひとつの音を聴きとる絶対音感だった。今は音楽から離れ細々と便利屋を営んでいる彼の元へ、ある日突然野良犬のごとく転がり込んできた英治は、ワケアリの過去を持つ一文無し。そんな彼らの所に、音楽学校首席の女子高生・奏恵からとんでもない依頼が舞い込んだ。 「私を、音楽で感動させてください」 優れた絶対音感を持つ彼女から高飛車に告げられた不可思議な依頼に巻き込まれ、音楽に翻弄される彼らが奏でるそれぞれの“音”物語。 -
黄昏のまぼろし 華族探偵と書生助手
時は昭和初期。京都で住み込み書生をしている高校一年生の庄野隼人は、主の命令により華族で流行作家かつ美男子で毒舌な小須賀光の助手をすることになるのだが!?