検索結果
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5.0昭和32年、別府の産業博覧会を舞台に、利権を独占していた井田組に対し、山口組の傘下にあった石井組が牙を剥いた。それを阻止すべく、井田組は石井組組長・石井一郎の射殺を企てる。しかし射殺は失敗し、石井組は井田組組長・市会議員の井田栄作の命を狙う。その実行部隊にいたのが平尾国人・別名“夜桜銀次”。井田の自宅を襲撃するも標的は不在、銀次は大分県警の指名手配を受ける。銀次の身柄は山口組に引き取られ、神戸へ。山広組の庇護の下、潜伏生活を始める。そして、“明友会事件”。銀次は攻撃部隊に参加し武勲を上げるが、騒然となった阪神地区にいることが危険になり、博多の伊豆組に引き取られる。そこで繰り広げられた放蕩生活。伊豆組だけではなく、企業からもカネを毟り取った銀次は、銃殺された。これが山口組に、九州侵攻の好機を与えた。山本健一率いる三百人の大部隊が九州入りし、一触即発の危機が迫る!
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-他の生徒の声も遠くで聞こえるころ…ある準備室からは淫らな水音が…こんな行為バレたら、と思うのに、好きな人が求めてくれるのは嬉しくて―…。塾生の徳田(♀)はある日、誰もいない廊下で知らない生徒とキスをしている担任の若山先生(♂)を見てしまう。彼はイケメン故に、女生徒から人気が多く、女関係の噂も色々あった。でもチャラチャラしているだけでなく、しっかりと生徒1人1人まで目を配らせているところ、持ち前の人気で生徒を引っ張っていく力…自分にはない魅力に徳田は惹かれていた。キスのことを黙っているかわりに、自分にもキスをして欲しいと大胆にもお願いをしてしまう。そして二人の関係が一変する…【桃色日記】
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-大人エロティックな「肌恋」がカラー版になって登場!!あのシーンも艶やかになって、さらにセクシーに!!「俺の姫になってくれ!」小柄で女顔の弘志は、突然現れたイケメン御曹司の優一に頼まれて姫アルバイトをすることに…。 「姫って女の子のことだろ?僕は男なのにっ!!」ついついお金に目がくらんで引き受けたけど……。可愛らしいメイクとひらひらドレスに身を包み、姫になるべく猛特訓――男なのにハイヒールなんかで歩けるもんか、もう辞めてやる!!と思った瞬間「僕の姫は君しかいないんだ!」そう優一に抱きしめられ、胸の鼓動が熱く高鳴る…。僕はただの身代わりアルバイトなだけなのに、この締め付けられるような感覚はいったいなんだ…?ハイスペックなイケメン御曹司×貧乏苦学生の異色なシンデレラストーリー!!
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5.0高知に度胸と腕っ節にかけては誰にも負けぬ侠がいた。その名は中山勝正。地元を仕切る中井組組長、中井啓一にその男っぷりを買われ、中山は中井の盃を受ける。日本の高度成長の波に乗り、中山はシノギで頭角を現す。そしてそのシノギを黙って中井親分に渡す中山は、親子の盃の重さが何かを知っていた。親分・中井の市議選、侠道会・菅谷組の高知進出阻止を経て、中山の名は山口組三代目・田岡一雄の耳に達して面会を許され、やがて自らの組織「豪友会」を立ち上げ、若くして山口組直参に名を連ねる。中山は、当時山口組を悩ませていた菅谷組の菅谷政雄ことボンノの引退にも奔走、対話と力で事態を収拾し、侠を上げる。そして田岡一雄三代目、山本健一若頭が相次いで逝去、四代目継承を巡る「山一抗争」では一貫して竹中正久を盛り立てて奮戦。竹中四代目の誕生と、自らの若頭就任を勝ち取るが……熾烈な生き様を貫いた侠の一代記!
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3.0「あれ? 先輩感じちゃったんですか?」ビクビク震えるカラダに、蜜を飛ばしてドロドロになる姿、その光景に嗜虐心を刺激され――。風紀委員の結城は、不良に絡まれているところに飛び込んできた、小さい先輩・桜庭に興味を持つ。見た目はヤンキーだが、正義感が強く、真面目、そして……敏感なカラダを持っている桜庭。退屈していた結城はからかって遊ぶ事に決めるのだが……「先輩、友達になってください。」そういって、桜庭の服を脱がし、足の間に指を絡め、蜜を絡めて擦りたてる。友達がいない桜庭に「友達になるために必要な事」と、言葉巧みに騙してカラダを開かせようとして……。二面性ドS後輩に狙われた、純情先輩の貞操は!?
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-大人エロティックな「肌恋」がカラー版になって登場!! あのシーンも艶やかになって、さらにセクシーに!!「このレッスンが終わるころには、私のカラダはどうなっているの…」母の亡きあと、大財閥のおじい様に引き取られ、後継者としてのセレブ教育を受けることになった、27歳の町田桜。戸惑いながらも、立派な淑女になるための特別な生活がはじまったが……それは、この竹宮家に代々仕える、冷静沈着で優秀な執事・村上が導いてくれる性のレッスンの日々だった。
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-大人エロティックな「肌恋」がカラー版になって登場!! あのシーンも艶やかになって、さらにセクシーに!!「二人が繋がってるところ、もっとよく見せて」――春谷花は、高校時代からの親友・鈴音のカレシが経営する美容室を訪れた。そこで花を待っていたのは、鈴音のカレシからの強引なアプローチ。抵抗できず、親友への罪悪感を抱きながらも、言いなりになってしまった花。乱れる二人の前に、仕事へ行ったはずの鈴音が現われ、そして、経験したことのない底なしの快楽へと導かれる……。みだらな姿がすべて映し出される鏡張りの部屋で、拒むことだってできるのに、彼と彼女に責められて私のカラダは、もう……
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-「私、結婚するなら絶対…」小さい頃、よく男の子にいじめられて泣いていた私が決めた、自分への誓い。あれから大人になった私の目の前に現れたのは―…。私・綾は、社会人になって初めての同窓会に参加した。それは小学生の時の同窓会で、正直いい思い出はあまりない…特に「男子」に対しては…。友人に背中を押されるように入っていった会場。そこで再会したのは、まるで「王子様」のように優しい笑顔で紳士のように接してくれる、元いじめっこ・矢代。あまりの変貌に驚いたけど、今の「優しい彼」には不思議と当時のような恐怖心はない。むしろ、少しずつ彼に惹かれつつあって―…? 【桃色日記】
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-私は大好きな彼に、大きな嘘をついている。そんな偽りの私を彼は真剣に愛してくれる―…。触れられる指も、舌も、唇も全て優しくて、罪悪感と幸福の狭間で今日も平然と嘘をつく―…。親も間違えるほどそっくりな双子の姉妹、私(彩音)と和音。少し過保護だけど、イケメンで優しい彼氏の基樹君は、和音の学生時代の後輩で、再会した時に和音と間違えて告白されたことが付き合ったきっかけだった。彼が好きなのは「和音」であり「私」ではない。わかっている、自分が何をしているのかも。でも本当のことを言ってしまうと、私は基樹君と一緒にいれない。そんなある日、デート中の私たちの目の前に和音が現れて―…!? 【リア×ロマ】
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4.0もう待てねぇ―…『男』の顔をした、知らない幼馴染と見慣れた部屋の天井が視界に映って…初めて触れられる秘部に身体が痺れる―…。幼いころからずっと一緒の、琴子とコースケ。二人は成長するにあたって、自然と素直に感情を表現できなくなり、顔を合わす度、喧嘩する日々。だけど、さりげなくいつも助けてくれるコースケが琴子は好きだった。もっと素直になって、ちゃんと想いを伝えたい…そう思うのだが、うまくいかない。努力する琴子をしり目に、最大級の大喧嘩勃発!? さらには、ライバル登場!? そして、押し倒されている今の状況って一体―…!? 【桃色日記】
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-田岡一雄組長の指揮の下、全国制覇を成し遂げた三代目山口組。巨大化した組織はしかし、内部に微妙な軋轢を残していた。急逝した梶原清晴若頭の後任選出に絡み、新若頭に選ばれた山本健一とボンノこと菅谷政雄若頭補佐の間に、遺恨が残された。そんな折、山口組が制圧していなかった大阪で、戦火が上がる。地元の博徒・松田組が敢然と巨大組織に叛旗を翻したのだ。戦闘組織・大日本正義団を擁して攻勢をかける松田組と、一歩も引かぬ山口組。数では劣勢の松田組は、乾坤一擲の攻撃を計画する。それが田岡一雄三代目組長の襲撃だった。大日本正義団・鳴海清の凶弾が田岡組長を襲う。襲撃は失敗したが、組長襲撃の報に山口組若頭・山本健一、通称山健の怒りは爆発する。松田組全滅を期して、配下に猛攻指令を発した山健。しかし組長の説得に折れ、一方的な抗争終結を宣言、強引な幕引きを行った。神戸山口組の、実録巨編。
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-「こんなに腰を揺らして、甘いお汁も後から後から出てきてぬるぬるだ」 女学院の一室で、おじさま達の舌使いに身体の中が痺れちゃう…。幼い頃、両親を亡くした私・篠宮由花梨を、おじさま達は寄宿学校に入れて育ててくれた。大好きで優しいおじさま達…でもある日、寄宿舎の一室に連れ込まれて服を脱がされて…。「由花梨が大好きだからこうするんだよ」と囁かれて吸われる度に、私のアソコから蜜が溢れてくる。指でこすられて、広げられて、アソコにおじさまの熱いものが…。痺れるような気持よさに、私のぜんぶが白く塗りつぶされていく。…でも、本当は富田のおじさまだけとしたかったの。
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-「兄弟なんて…残酷だ」そう呟いた目の前の弟は、俺が知らない顔をしていた―…。親の再婚で弟になった・達海は、高校時代の後輩であり、俺の好きな人。でもこんな感情、間違っている。高校時代、想いを告げることなく卒業、もう一生会えないと思っていた。だから兄弟になれたこと、再会できたこと、嬉しくとも辛くともあったんだ…。想いは告げられないのに、一つ屋根の下で一緒に過ごす日々…。達海に上手く接することが出来なくなって、そのうち二人に溝が出来て、会話をしなくなった。これでいい…これでいいはずなのに……こんなにも胸が苦しい―…。達海のこと、好きで好きでたまらない。俺、兄弟じゃなくて恋人になりたい【フィカス】
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-六代目山口組を率いる司忍組長のルーツは、戦後の名古屋港を仕切った鈴木組に遡る。その鈴木組で若頭をつとめたのが弘田武志。後に弘田組を興し、司組長の親分になった人物だ。しかし山口組の傘下になった鈴木組は、昭和39年から始まった第一次項上作戦で警察による取締りが強化されて解散、弘田組に吸収された。この時、司忍を頭とする司興業が設立された。群雄割拠する名古屋で弘田組は実力を発揮、血で血を洗う抗争を繰り返し、その勢力を伸ばしていった。中京地区平定の最中に、三代目山口組・田岡一雄組長が死去、その跡目を巡って山一抗争が勃発。弘田組長は山口組と一和会との義理の間に挟まり、引退を決意、全てを司忍若頭に託した。恩師・弘田武志の意志を継承し、司は弘道会を立ち上げ山一抗争で奮闘、大きな戦果を挙げる。抗争にあっては武闘を、平時にあっては任侠道を貫く司忍組長の半生と、組長の社会不在を支えた若頭・高山清司との出会いを描いた任侠実録ロマン!
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-「襲いたくなるだろ、お前がサカッてんのずっと見てたから」まだ開館している図書館の死角で淫らな水音と荒い息遣いが響いて―…。街外れにある古い図書館は海久の心休まる場所。そこに最近やってきた司書の静は、良く整った顔に反して性格が凄く歪んでいた。しかし、本に対する愛情は暖かくて、静のそんなところに海久は惹かれていた。ある日、海久が特等席でいつものように本を読んでいると、作中に濡れ場が出てきて思わず身体が反応してしまう。「なんでもう濡れてんの?」静にそのことがバレ、ごまかそうとするも、秘部を刺激され―…。歪んだ性格でいつも意地悪をいうのに、愛撫やキスは凄く優しくて―…【桃色日記】
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-「しーちゃんのお嫁さんになりに来たよ!」地味顔&低身長&恋人いない歴=年齢の、残念な大学生・川原。そんな川原の前に突如現れたのは、金髪&碧眼の元美少女――現美男子!? そう、12年前に引っ越した幼なじみのエリちゃんは見た目の愛らしさから女の子だと思い込んでいたけれど、正真正銘の男だったのだ。しかも自分より身長も高くなって、モテモテ美男子に成長していた! エリちゃんことエリックは、昔 川原と交わしたある『約束』を果たすため、海外から日本に戻ってきたと言う。その約束とは一体…!? ご奉仕イケメン×非モテ幼なじみの、愛情過多なエロティックコメディ!【フィカス】
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3.5「じゃあ…俺の言うことなんでも聞いてくれる? 」ごく一般のOL・佐藤美優は、学生の頃(かなりイタイ)ポエムレターを好きな人に渡してしまった過去がある。そんな黒歴史を封印したまま平凡な日常を送っていた。しかしある日、美優の前に、ラブレターを渡した相手・神崎隼人が同じ会社に転勤してきた!!黒歴史の秘密を守るべく美優は彼に「内緒にして欲しい」と頼む。しかし、10年ぶりに再会した彼は、なんと外面が紳士、内面が腹黒の「腹黒紳士」!! 弱みを握られた美優は彼の言いなりになるしかなくて―…。腹黒イケメン紳士に、脅されて鳴かされて守られて…そして、挿れられちゃって―…!? 【桃色日記】
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4.0「お前のそういう顔、煽られる…」暑くて狭いテントのなか、ずっと好きだった向町が、俺のモノをぐちゅぐちゅと弄ってる…!?汗の匂いとこもる熱で、頭がおかしくなりそう…。——「自転車旅行にいこう」。幼なじみの向町が計画した、大学最後の夏休みの旅行。向町に7年もの間片思いをしている俺にとって、2人きりの空間は嬉しいけど地獄のようで…! 自転車を走らせる、アイツのしたたる汗とハッキリと浮かび上がる背中。そして、聞こえてくる息づかいに俺の熱は高まるばかり。この旅行で告白しようか迷う俺だけど、楽しそうに笑うアイツをみていると言葉は空回りするばかり。俺、この旅行でどうなっちゃうの…
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5.0戦後の混乱が終わりつつあった昭和30年代、山口組は田岡一雄三代目組長の号令一下、全国制覇を目指し侵攻作戦を開始した。その手始めは、田岡三代目の故郷・徳島。侵攻を指揮したのは当時33歳の男盛り、若頭の地道行雄だった。地元組織の抗争に介入した地道は山口組組員を現地に大量動員、地元組織だけではなく、その上に君臨する神戸のライバル・本多会をも圧倒した。その山口組の実力は、巨大繁華街・大阪でも容赦なく発揮された。当時人気絶頂の歌手を交えた酒席で、狼藉を働いた愚連隊・明友会を、田岡三代目は許さなかった。再び地道若頭に討伐命令が下る。地道は当時大阪で頭角を現していた柳川次郎率いる柳川組を配下に収め、更に精鋭軍団・加茂田組を投下し、明友会に徹底攻勢をかけた。地道率いる山口組軍団のローラー作戦で、大阪の夜に緊張が走る。山口組全国侵攻の尖兵となり、数多くの殊勲を上げた猛将・地道行雄の大胆かつ鮮烈な行動を追った実録!
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-2003年より続く、掲載酒場数延べ約4000軒の飲み歩きサイト『居酒屋礼賛』が、ついに電子書籍となって登場! 第一弾となる「立石編」では、居酒屋の聖地・立石で行くべきディープなお店を10軒厳選しました。 立石駅に降り立ったら、この1冊(スマホ)片手に、千ベロのハシゴに挑戦! 行きたいお店が決まったら、MAPリンクをポチッ。 巻末には、立石エリアをまとめた便利なMAPもついているので、効率よくハシゴ酒を愉しめます!
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3.0「俺が聞きたいのはそんな言葉じゃない」覆いかぶさる大きな身体、愛しいという眼差し、耳元で愛の告白をされたら、カラダが熱つくなる―…。あまのじゃくな女子・はるこは、自分の性格にコンプレックスを抱いていた。彼女の想い人・越谷は、会社での席も隣、マンションの部屋も隣…そして、顔も性格もイケメン。もちろん、社内のアイドル・藤原さんという恋のライバルが居たりするわけで…自身の恋路に不安と焦りを感じていた。ある日、熱を出したはるこは、家の玄関で倒れてしまう。駆け付けた越谷に薬を飲ましてもらうも―…? 「今の感触…なに―…」薄れゆく意識の中で、自身の唇に触れた柔らかい感触は一体―…!? 【桃色日記】
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-「どこをどう弄ればハンナは感じるのか、あいつよりずっと知ってる」 嫉妬に駆られた弟が私の乳首を吸い、敏感な所を奥まで弄って…快感でなすがままの身体はそのまま弟を受け入れてしまう…。父親からきつく禁じられていたのに、OLのハンナは血の繋がらない大学生の弟・葵と同居生活を始め、そのまま恋人同士になってしまった。ところが葵にプロポーズまでされたある日、ハンナの身体をオモチャのように調教していた元カレの蒼佑が、上司として会社に戻り、ハンナと葵の家に押しかけてきて…!? 「弟と仲が良すぎるんじゃないか?君の身体に聞いてみよう」と蒼佑にムリヤリ挿れられたのにイッてしまった瞬間を、葵に目撃されていた――。
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4.4頭が良い奴に変態が多いってのは、間違いでもなさそうだ…。小柄な体格、白くて細い手足、俺の胸板にスリスリする柔らかい頬…勃起しない方が難しいだろコレ!! 学校での成績がよろしくない俺・山口は、玉砕覚悟で同じクラスの秀才クン・元木に勉強を教えて欲しいと頼んだ。返事は意外とあっさりOKだった。しかし、それには一つだけ条件があって―…。勉強後に服を脱ぐ俺、筋肉のついた腹や胸に顔を寄せ、頬をひっつけたり、匂いを嗅いだりする元木…そう、その条件とは、俺の筋肉を触らせる事。元木の細い指やサラサラな髪が肌に触れると、思わず生理現象で勃―…!! 凡人体育会系男子×秀才インテリ男子が送る青春恋物語!! 【フィカス】
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-長きにわたって続いた名古屋任侠界の抗争。それを沈静化し、山口組の中京進出を阻止するために地元組織は団結する。しかし彼らは、山口組四代目・竹中正久から盃を受けた司忍が率いる弘道会の、力による制圧にはなす術がなかった。そして弘道会は、山一抗争においても獅子奮迅の活躍を見せる。義理を重んじ、一和会を選ばざるを得なかった親分、弘田武志・弘田組組長は、若き侠傑、司忍に道を譲った。弘田親分の意志を受け継ぎ、弘道会を結成した司は、一和会に対する容赦ない攻勢を認められ、山口組五代目若頭を経て、六代目親分の座に就く。しかしその頃、社会では任侠界に対する逆風が吹き荒れていた。司六代目も、就任間もなく社会不在を余儀なくされる。しかしその意志は高山清司若頭が受け継ぎ、山口組は新しい時代を生き抜く。そして、出所した司六代目は平和外交を展開、組織の粛正と新機軸を次々打ち出し、最強最大の組織を盤石のものとしていった。
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-警察のマル暴――暴力団担当の刑事が、ヤクザ顔負けの迫力ある容貌をしてることは有名だ。事実、暴対法以前のマル暴は、ヤクザと五分で渡り合わなければならないため、まさに極道と紙一重の日常を送っていた。抗争が相次いだ時代であれば、それは尚更だった。広島を舞台に、終戦直後から昭和40年代半ばまで続いた「仁義なき戦い」の只中、広島県警にはヤクザに恐れられる、突出したマル暴刑事がいた。広島と呉で勢力が四分五裂した抗争を繰り返すヤクザ、とりわけ神戸の二大組織・山口組を後ろ盾にした打越会と、本多会をバックにした山村組の抗争は、因縁の戦いを様相を見せていた。そしてその両組織の幹部に友や縁者を持ち、ヤクザと時に渡り合い、時に恐れられたマル暴――極道刑事。彼は拳銃を取り上げられ、警棒しか持たせられなかった時代から警察官を始め、長く血塗られた抗争の時代を駆け抜けた。波乱に富んだ型破り刑事の一代記!
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-絶対に跪かせてプロポーズさせるくらい私に惚れさせてやる―…!!私・三浦歩美には、許婚がいる。幼少期に一度あったくらいの記憶しかないけれど、その時の彼・清水司はイケメンで大人びていて優しい完璧な王子様に見えた―…。あれから私は彼に見合う女になるため、日々女としての魅力を上げる努力を怠らなかった。なのに!!久々に会った司はダラシナイ恰好でデートにやってきて…。許婚のことも、「今どき古い」って「友達でいい」って―!!あり得ない!!こうして司をプロポーズさせるくらいメロメロにさせてやると決めた私の、奮闘にっきが始まるのでした―…。【桃色日記】
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-三代目田岡組長の時代に全国侵攻を開始し、短い期間で日本全土を制圧した山口組。しかし余りに強大だった三代目の死去は、巨大組織の内紛を噴出させた。山一抗争である。この時期、着実に地歩を固めていたのが、司忍である。当時司忍の親分だった弘田組組長・弘田武志は山本広擁立の側についたが、一和会には参加せず引退。弘田組若頭だった司忍は弘田組を継承し、弘道会を結成した。抗争の嵐が荒れ狂う山口組の中にあって、司忍は弘道会の組織強化を推進する。一和会系組織対策だけではなく、それ以上に警察に対する防備も怠らなかった。暴対法の下での抗争は、自らを危機に陥れることに繋がり、司忍はこれを看破し、時代を先取りしていった。この慧眼が、司忍を六代目山口組組長の座に押し上げた。自分の収監を見据えた組織運営は、組長の社会不在という危機をも乗り越えた。創立百周年を無事迎えさせた侠の、熱いドキュメント!!
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-興奮するとケモ耳とシッポが生える?そんな夢みたいなイケメン…ココにいるんです!!クール美人の生徒会長・湊と、その隣で騎士のように寄り添うイケメン副会長・晴明は、付き合って半年の恋人同士。湊の唇に唾液がこぼれるキスをしかけケモ耳をピクピク、敏感な乳首を噛んでから舌で押しつぶして舐めまわす、その口元にはキバがのぞき、下半身を弄ぶ指には鋭い爪、大きく広い背中から見え隠れするもふもふのシッポ!なんと晴明は…興奮するとケモ耳とシッポが生えちゃうオオカミ(亜種の)男!!このまま湊はどこまで美味しく食べられちゃうの? 男子校版―赤ずきん(?)ここに開幕!!
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-神戸の一港湾業者からスタートし、興行へ進出した山口組。終戦直後には自警団を組織し、爆発する暴力組織を力で捩じ伏せ、現在に至る基盤は形作られた。二代目の不遇の死を経て、長く空位だった組長の座に就いたのが、三代目・田岡一雄だった。田岡組長の指揮の下、山口組はそれまでの基盤を強化するとともに、全国制覇への道を歩み始める。しかしその前に立ちはだかるのは地元組織だけではなかった。警察と立法という強力な権力組織が、最強の暴力組織となった山口組に襲いかかる。昭和30年代を手始めに、何度も繰り返された“頂上作戦”。度重なる権力の圧力で数々のライバル組織が解散してゆくのに対し、三代目田岡組長は頑として譲らず、山口組は最大組織として君臨し続ける。そして六代目・司忍組長の時代になり、権力からの攻撃は更に熾烈を極める。全国を平安した巨大組織を現在の視点から活写した、山口組抗争史の決定版!!
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-菅谷政雄――そのあまりにもの悪さぶりゆえに煩悩から転じた「ボンノ」が通称となった菅谷政雄。昭和50年前後には最大組織である菅谷組を率いる実力者として、また三代目山口組若頭補佐として、その絶頂期を迎えていた。しかし、好事魔多し。松田組との間で勃発した「大阪戦争」を執行部にはからず手打ちに働くなど、自由奔放な菅谷の立ち居振る舞いは組織内で批判の的にさらされ孤立を深める。一方、菅谷組内部では、山口組直参昇格を求める菅谷組内の最大実力者・川内弘(川内組組長)との対立が深刻化していた。川内弘は「北陸の帝王」の異名をとるほどの男で、直参になる資格は十分だった。直参昇格を許さぬ菅谷は、ついに川内を射殺、これがきっかけとなり山口組は菅谷を絶縁処分とする。彼はなぜ、対立していたとはいえ身内である己の舎弟を殺害するに至ったのか?当時の山口組には衝撃をもたらした内粉劇「川内弘射殺事件」の真相と、壮絶なヤクザの意地のぶつかり合いを鮮やかに描く!
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3.0「響くぅん…早くさわってぇ…もっと痛く…シて」ガタイが良くてイケメン、ヤンキーグループにも一目置かれる高城くんは学年一の問題児。そんな彼の隣の席になってしまった美少年のボク・小波響。かわいい外見を生かして、平和な学園ライフを満喫するはずだったのに、高城くんがちょっかいかけてくるせいで、クラスから孤立するハメに!ところが、高城くんから思わぬ告白を受けると、抱いて欲しいと迫られて!?これって、高城くんの弱みを握れるチャンス?でもそのためには、男のアレを握らなきゃならないの?しかも、痛くして欲しいって、それってマゾってこと!?ボクの受難の日々が始まる!
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5.0「ヤクザ原理主義に徹した男」これが竹中武に寄せられるオマージュである。彼ほど、ヤクザの原点、ヤクザの筋を通すことにこだわった男はいない。数多い日本ヤクザの中で、もっともヤクザらしいヤクザ、任侠人の鑑と言えるというのが彼に付きまとう評である。竹中武――言わずと知れた山口組四代目・竹中正久組長の実弟であり、正久組長が山口組四代目になるまで率いていた竹中組を引き継いだ男だ。竹中正久四代目をして、「武はワシ以上にヤクザの素質を持っている」と言わしめた竹中武は、ややもすると武断・粗暴の男と見られがちだが、冷静で頭脳明晰、バランス感覚に秀で人情味あふれた名親分だった。あの「山一抗争」では山口組内でも圧倒的な武勲をあげ、最後まで「仇討しないで終結するのか」と徹底して抗争終結に異を唱えたが、ヤクザの理念を一筋に貫いたその生きざまは、いまもなお心にしみる光芒を放ち人々を魅了してやまない。
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5.0昭和39年、山口組の抗争がTVで実況中継された。しかも白昼に展開された市街戦である。人質を盾に、四国松山市内のビルに篭城する山口組系矢島組と、路上から銃弾を浴びせ続ける地元の強力組織・郷田会。双方がライフル、散弾銃、拳銃を手に、一歩も引かぬ意地を見せる命の応酬。現場に急行した警察の呼びかけも空しく、緊迫した市街戦は3時間以上に及んだ。市街戦の一方の当事者、矢嶋組を率いる矢島長次は、四国・今治市に本拠を置く当時29歳の若き親分。山口組の全国制覇が緒に就いた昭和35年、山口組三代目・田岡組長から盃を受け、24歳にして直参になる。それから4年後、愛媛県最大の都市・松山進出の機会が訪れる。しかしそこに、地元で強力な覇権を握る郷田会が立ち塞がった。
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2.5
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3.0
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5.0山口組との死闘を演じていた一和会に出現した新たな敵――それが「関東の雄」として盤石の勢力を誇る大組織・稲川会だった。北海道・北見市を舞台に突如勃発したこの抗争は、一和会ナンバー2の加茂田組重政理事長率いる加茂田組系花田組と稲川一家系岸本組内星川組との対決であり、花田組長が買い物先で血祭りにあげられたのが発端だった。原因は星川組長がメンツを潰されたから、というのが通り相場となっているが、骨肉の大抗争を戦う一和会にとって、この新たな強敵の出現は悩ましいものだったろう。すでに一和会には、腹背に敵を受け両面戦争を演じるだけのゆとりはなかったからだ。この局面を一和会はどう乗り切ったのか?その一部始終をお届けする。
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-昭和30年代~40年代――戦後の日本ヤクザが光り輝いていた時代、明日の栄光を夢見、のちに伝説となる男たちが全国に割拠していた。そんななか、神戸を本拠に全国制覇を呼号して進撃を開始したのが山口組だった。率いるのは不世出の大親分・田岡一雄三代目。しかし、それを阻止しようとする勢力も黙っていなかった。山口組の前に大手を広げて立ちあがったのが同じ神戸を本拠とする本多会(後の大日本平和会)である。君臨するのは本多仁介会長。両者は兄弟分であったが、運命は二人を最大のライバルに仕立て上げていく。その本多会の采配を託されたのが「本多会の平田か、平田の本多会か」と恐れられた平田勝市だった。度胸と才覚に抜きんでた平田は、その負けず嫌いの本領を発揮し、山口組の行く手行く手に立ちはだかり真っ向勝負を挑んでいく。これは、そのヤクザの信念と勇将ぶりを見せつけた男の物語である。
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-「なんだコイツ、酒を吹き返してきたぞ!?」「なるほど酒をやると吸収してから噴出すと…」「コラッ!そんなことより助けろよッ」。主人公・実(みのる)は、校則で禁止されているアルバイトをしているところを生徒会長の西森に目撃され、口止めしてもらう条件として会長の研究の手伝いをさせられていた。が!? 会長の研究とは、妖しげな植物の生態観察であり、実(みのる)はその植物たちに弄ばれる日々を送るハメになったのだった…。「ヤメろ!そんなところに入ってくるな」。植物たちにどんどん開発されていく実(みのる)の体…。さらに実・LOVEな副会長にも秘密を知られて脅迫されてしまい!? ああ…複雑にからみあう植物と男3人の運命や如何に!?
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5.0BL小説のカバーイラストで人気の九月紫先生が漫画に初挑戦!! 期待の新人のデビュー作に注目!!経営不振だった老舗のマッサージチェア会社を継いだ鷹田宗一は、ある新商品の製造・販売をすることで、会社を一躍トップ企業に押し上げた。その商品とは、マッサージチェアの技術を駆使した気持ちよさ抜群の夜のおもちゃだった!業界の度肝を抜いたこの商品に色めきたったライバル企業は、その秘密を探るべくスパイを送り込む。かくして企業スパイとして秘密を探ることになった長谷川玲。だが、ひょんなことからスパイであることが社長にバレてしまい、ある取引をすることに。その内容とは「いま開発している男性用の新商品のモニターをして、もし玲が果てなかったらおもちゃの秘密を教える」というものだった……!?
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-【恋の診断書】気になるAB型の彼 合コンや飲み会、仕事場や友だち同士の間でも、事あるごとに話題に上がりませんか? 何気ないひと言や行動から「あー○型っぽい!」「やっぱり、○型だからねー」なんて口にしたことが、あなた自身、何回かありますよね。 あなたが好きな男性、あるいは彼氏は何型ですか? 恋を上手に進展させていくためには、やはり相手をよく理解し、それに合ったアクションを起こしていくことが大切!! この本には、AB型の基本的な性格はもちろん、さまざまなシチュエーションを想定した診断を詰め込んでおきました。 AB型の彼の性格や攻略方法、恋愛傾向など、いろいろとわかります。 ●━━━━━━━━━━━━━━━● 【目次】 1.はじめに 2.彼の基本的性格 3.彼の恋愛の本質 4.彼の恋愛傾向 5.彼とおつき合いすると 6.こんなとき彼は…… 7.彼のH傾向 8.おわりに 9.著者プロフィール ●━━━━━━━━━━━━━━━● 著者:マーク・矢崎 千葉県生まれ。日本占術協会会員。占い師。 占い、おまじない、心理テスト、心霊、ミステリーなど、神秘学全般の研究を行っている。 プログラマーでもあり、占い、ゲームソフトなどのソフト開発も行う活躍ぶりには定評があり、80年代おまじないブームの際には「おまじないブームの仕掛け役」として一躍有名に。 現在では、本業の占い業のほか、占いサイトの監修、雑誌「 MISTY (実業之日本社)」などの雑誌コーナーの連載、WEB・モバイルサイトの監修、毎日新聞の占いコーナー担当など、多岐にわたる活躍を見せている。
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-【恋の診断書】気になるB型の彼 合コンや飲み会、仕事場や友だち同士の間でも、事あるごとに話題に上がりませんか? 何気ないひと言や行動から「あー○型っぽい!」「やっぱり、○型だからねー」なんて口にしたことが、あなた自身、何回かありますよね。 あなたが好きな男性、あるいは彼氏は何型ですか? 恋を上手に進展させていくためには、やはり相手をよく理解し、それに合ったアクションを起こしていくことが大切!! この本には、B型の基本的な性格はもちろん、さまざまなシチュエーションを想定した診断を詰め込んでおきました。 B型の彼の性格や攻略方法、恋愛傾向など、いろいろとわかります。 ●━━━━━━━━━━━━━━━● 【目次】 1.はじめに 2.彼の基本的性格 3.彼の恋愛の本質 4.彼の恋愛傾向 5.彼とおつき合いすると 6.こんなとき彼は…… 7.彼のH傾向 8.おわりに 9.著者プロフィール ●━━━━━━━━━━━━━━━● 著者:マーク・矢崎 千葉県生まれ。日本占術協会会員。占い師。 占い、おまじない、心理テスト、心霊、ミステリーなど、神秘学全般の研究を行っている。 プログラマーでもあり、占い、ゲームソフトなどのソフト開発も行う活躍ぶりには定評があり、80年代おまじないブームの際には「おまじないブームの仕掛け役」として一躍有名に。 現在では、本業の占い業のほか、占いサイトの監修、雑誌「 MISTY (実業之日本社)」などの雑誌コーナーの連載、WEB・モバイルサイトの監修、毎日新聞の占いコーナー担当など、多岐にわたる活躍を見せている。
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-【恋の診断書】気になるA型の彼 合コンや飲み会、仕事場や友だち同士の間でも、事あるごとに話題に上がりませんか? 何気ないひと言や行動から「あー○型っぽい!」「やっぱり、○型だからねー」なんて口にしたことが、あなた自身、何回かありますよね。 あなたが好きな男性、あるいは彼氏は何型ですか? 恋を上手に進展させていくためには、やはり相手をよく理解し、それに合ったアクションを起こしていくことが大切!! この本には、A型の基本的な性格はもちろん、さまざまなシチュエーションを想定した診断を詰め込んでおきました。 A型の彼の性格や攻略方法、恋愛傾向など、いろいろとわかります。 ●━━━━━━━━━━━━━━━● 【目次】 1.はじめに 2.彼の基本的性格 3.彼の恋愛の本質 4.彼の恋愛傾向 5.彼とおつき合いすると 6.こんなとき彼は…… 7.彼のH傾向 8.おわりに 9.著者プロフィール ●━━━━━━━━━━━━━━━● 著者:マーク・矢崎 千葉県生まれ。日本占術協会会員。占い師。 占い、おまじない、心理テスト、心霊、ミステリーなど、神秘学全般の研究を行っている。 プログラマーでもあり、占い、ゲームソフトなどのソフト開発も行う活躍ぶりには定評があり、80年代おまじないブームの際には「おまじないブームの仕掛け役」として一躍有名に。 現在では、本業の占い業のほか、占いサイトの監修、雑誌「 MISTY (実業之日本社)」などの雑誌コーナーの連載、WEB・モバイルサイトの監修、毎日新聞の占いコーナー担当など、多岐にわたる活躍を見せている。
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-「最後の博徒」として日本ヤクザ界に広くその名が知れ渡っていたのが波谷守之である。広島の「仁義なき戦い」とも多少の縁があったこの金筋博徒は、昭和52年の三国事件(「北陸の帝王」と呼ばれた川内弘・川内組組長射殺事件)で服役していた。しかしこれは冤罪であり、昭和59年晴れて出所。以降、彼を慕う三百人以上の若者が結集、波谷組が結成されていた。ところが平成2年、山口組弘道会系組織との間で、組員の移籍を巡って抗争に発展する。世に言う「山波抗争」である。抗争は苛烈を極め、人違い誤射殺事件、走行中の南海電車からの組事務所発砲事件、アジトでのロシアンルーレット誤発砲事件(一人死亡)など世の中を震撼させる事件が相次いだ。これは、命をかけた男たちの壮絶な戦いの軌跡である。
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-田岡一雄三代目に率いられた神戸の山口組は、昭和30年代に入ると全国各地に怒濤の進攻を開始する。だが、すぐそばの京都だけは手つかずの空白区として残されていた。千年の王城の地である京都には、幕末から大侠客として全国にその名を轟かせた「会津の小鉄」の系譜を引き継ぐ中島会連合会(後の三代目会津小鉄会)図越利一会長が控えていたからだ。しかし、山口組は昭和30年代末に京都進出を本格化させ、ついに京都一の繁華街である木屋町を舞台に会津小鉄会との間で抗争へと発展、国会でも取り上げられる深刻な事態となった。その後、山口組は京都進出を断念し一斉に京都から撤退した。これは、破竹の勢いで全国制覇に邁進する山口組を相手に、一歩も引かなかった京都ヤクザの戦いの記録である。
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1.0六代目山口組・司忍組長収監中の平成二十年十月に発生した後藤組・後藤忠政組長の除籍処分は、「山口組再分裂か?」と思わせる緊迫した状況を生み出した。組内で抜きん出た存在感を発揮する大物組長の処分だけに、これを擁護する面々が連名で処分撤回と執行部批判の怪文書を出して叛旗を翻したのだ。一気に緊迫の度を深める山口組。しかし、執行部は果断な処置をもって、またたくうちにこの混乱を収めた。その先頭に立ち辣腕を振るったのは高山若頭だった。
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-主に関東に地盤を築く日本最大最強のテキヤ組織・極東会と山口組山健組が、平成五年七月、北の大地・北海道で山口組山健組と激突した。極東会系組長が山健組系幹部を刺殺したのがきっかけだった。抗争は北海道から東北、首都圏に飛び火し、各地で凄まじい攻防戦が展開された。極東会は遠く神戸に遠征、山健組関連事務所に発砲するなど果敢な戦いを挑む。しかし、山健組は東京で極東会関係者を射殺するなど、その反撃は苛烈を極めた。のちに「山極戦争」と呼ばれたこの抗争は、死者三人、重軽傷者六人をだして終結。この物語は、この抗争に命を賭けて戦った男達の壮絶なドラマである。
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