ゴマブックス作品一覧
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-愛する家族を目の前で失い、自分が世界で一番不幸だと思っていた1人の女。ひっそりと愛する妻と暮らしていたが、突然その命が奪われ、何もかもを失った1人の男。絶望とは何か。救いとは何か。互いに傷付き、疲れ果てた二匹の獣。彼等に救いはあるのか?
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-“2011年3月11日14:46” この日、この瞬間にすべてが変わりました。 両親の銀婚式を祝おうと帰省した実家・福島県南相馬市で私は被災しました。 地震・津波、追い撃ちをかけるかのような原発問題。 あのたった一瞬は、私の大切なものをたくさん奪っていきました。 テレビなどの報道で見た方もたくさんいると思いますが、向こうはまるで地獄です。 報道機関で伝えられることには限界があると思ったので、私は小説にしようと思います。 これは私が被災してから東京に戻ってくるまでの7日間の実話です。 これをきっかけに同じ日本の中でもこんなことが起こっているんだということを、気づいてもらえたらと思います。
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-7月7日。星の輝く夜。 俺の前に現れたのは…… 『私は、10年後の未来から来たの』 未来から来たという、女性だった。 めちゃくちゃ怪しいんですケド!? でも……彼女の俺を見る瞳は、どこか愛しげで。 彼女の俺に向ける笑顔は、どこか温かくて。 彼女の俺に告げる言葉や想いは、とても真っ直ぐで。 出会ってまだ、数十分しか経ってないのに、何故か俺は彼女に惹かれ始めていた。 君は本当に10年後の未来から来たの? 君はどうしてそんなに俺に必死になってくれるの? 君は未来の俺にとってどんな存在なの? 君と別れてから。 俺は全ての答えを知ることになる。
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-『男が女性の体に触れるってことは、その人の体に責任を持つってことだろ?』 春名 耀は、『超』が付くほど男女の交際には真面目人間。 小日向 彩羽は、そんな耀のことが大好きなんだけれど、付き合って半年も経つのに、まだキス止まりって……。 もしかして、前の彼女のことが忘れられないのかな? 17才の私は、22才の耀くんからしたら子供なのかな? それとも……私のこと、そんなに好きじゃない……? 彩羽の不安はつのるばかり。 大好きだからこそ、距離を縮めたい。 私の全部抱きしめて?
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-16才のクリスマスイブ。 私の前に現れたのは……すっぽんぽんの同い年の男の子!!! ぎゃぁぁぁぁ!!! まだ彼氏のいない私が、助けを求めてとっさに呼んだのは 「聖ーっ!!」 離れた場所で暮らしている、犬の名前。私にとっての1番の味方。 それなのに…… 「はいっ!!」 何故か元気に返事したのは、今目の前にいる男の子!? 「聖……なの?」 「うんっ! 薺(ナズナ)、めちゃくちゃ会いたかったっ!!」 『クリスマス、一緒に過ごそうね!』 2人で交わした約束を守るために、人間の姿になって会いに来た聖。 だけど。薺に会いに来た理由は、もうひとつあった……。
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-小さなケーキ屋さん、ボンジュール。クリスマスの時期は、大忙しです。新米のパティシエも一生懸命がんばって働いています。一流のパティシエになるために、心込めて作ったケーキ。いつか、大切な人に食べて欲しい…。
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-恋愛、失恋、喜び、悲しみ、迷い、躓き…。生きるって事ってすごいこと。あなたは、生きるために生まれてきたんだ!死ぬためなんかじゃない!さあ一ページ目を開いてごらん…勇気を出して、少しずつ前に進もう!
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-秋の夜、ぽっかり浮かんだお月様。それはとても美しく、そして切ない。そんな夜、秋の虫たちが、歌っているのが聞こえるでしょうか?そんな虫達の世界の、かわいい恋愛物語です。秋の虫たちが、奏でる歌を聞きながら読んでください。
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-人類は絶滅種であると誰ともなく口にする。ひとりの若い男が北方の未開の砦で生活している。気象は異常状態が続き、作物さえ満足には出来ない日々だった。若い男は遠くの集落から逃げて来た女性と知り合ったことから運命は拓かれて行く。この惑星では、いったい何があったのか?途方もない宇宙は無限であると学者は説明した。その数字さえ理解できない生命体は?その深い底のない泥沼で嵌まり、もがき、抵抗を試みる。又、宇宙の生命体を求め、もがき苦しむ者も存在する不思議。無限という究極の数はゼロへ到達するのではないのか?
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-あの澤田哲生先生の巻頭インタビューを掲載!玄海原発で、先の福島第一原発と同レベルの事故が起こったら……。米国をはじめとする諸外国政府が出した退避勧告半径80km圏をあてはめると、佐賀県境を大きく越えて、福岡県、長崎県にも及んでしまいます。地元の原発問題は、地元の目線で捉えることが大切という観点から徹底検証した上で、わかりやすく解説。
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-ホラーオムニバス第三弾!恐怖はあなたの身近にあるのかも知れない!?幽霊が怖い?いいえ、本当に怖いのは、生身の人間かもしれません……。身近に潜む狂気、そして殺意…!眠れない夜に更に眠れなくなる話をどうぞ……☆
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-日々生きている上で、無駄すぎるほど無駄な事を綴ってみたいと思います! 東日本大震災に遭われた皆様に、深くお見舞い申し上げます! タイトルは“地震過剰”ですが、全ては無駄な国の我欲が招いた人災だと憤りを感じております! 人生は無駄だらけだが、無意味な事は一つも無い。 私の巡り会った幾人かの人達を例に、過激な出来事を綴ってみました。
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-12年前に母猫のとらちゃんのお腹から生まれた“おさこ”。 12年間、極道の道に行っても、私を支え続けてくれた愛猫です。 最期の最期まで、お母さんを必死に見守ってくれました。 おさこと二人で書き上げた、感情豊かな猫の気持ちを綴ったお話。 涙あり笑いありの猫模様。
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-やっと掴んだ幸せは、実はとんでもない地獄。 男の「お前を守る」とか「幸せにする」とか言う言葉ほど、信用ならぬものはない。 一生恨んでやる。 二度目の結婚は、とんでもない婆さんの介護から始まる。 認知症が日ごと月ごとに進み、更なる試練が襲い来る! 極悪婆さんと嫁、どんな戦いが繰り広げられるのか!?
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-白石そのみ(シライシ ソノミ)高2。実家はケーキ屋恋に恋するおっとり女子。加藤大河(カトウ タイガ)高3。サッカー部のエースで成績優秀なイケメンモテモテ男子。そのみはいつも、大好きな王子様を教室から見つめていた。見つめるだけで、手の届かなかった大河先輩が、そのみが店番をするケーキ屋に偶然買いにきて…!?ケーキ屋からはじまる、じれったくて甘いラブストーリー。
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-あたしには重要な任務がある。 そのためには、夜遊びや夜更かしは厳禁だ。 毎朝のその任務は、絶対に休むことができない。 彼女の命令には『絶対服従』。 これが、あたしがこの都会で生活していくための条件だったから。 初めはイヤだった。 どうして、あたしがやらなければいけないのかと思っていた。 でもだんだんと、私は彼と言葉を交わすそのひと時が楽しみになっていた。
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-両親の離婚、母親からのDVによって心を閉ざしてしまった少年、大河希望(タイガノゾミ)。そのために、周囲からは繰り返し執拗ないじめを受けていた。しかし、転校先の学校での出会いによって、彼の人生が変わっていく。一人の少年の心の成長を描く、短編現代ファンタジー。
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-アイツの高く上げた右手の向こうには、どこまでも抜けるような青空が広がっていた。あたしはそんな青空のようなアイツに恋をした。神様、もう少しだけ時間をください…。明るく前向きで、野球が大好きな女の子の青春ラブストーリー。
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-幼馴染みの香織(かおり)と寛(ひろし)は幼いながらに淡い恋心を抱いていた。二人は将来結婚を誓い合う。しかし周囲からは反対をされてしまう。なぜなら二人はいとこ同士だからだ。いとこ婚は産まれてくる子供が障害をもつ確率が高いからである。香織と寛は絶対に結婚は許されないのだ。また、幼い頃の約束を、果たして大人になっても覚えているのか…。それは誰にもわからない。
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-男性経験が全くなく、見た目も冴えない瑞穂(みずほ)が偶然知り合った俊介は、21歳の野球選手。しかも、27人もの女性経験をもつプレイボーイだった。俊介の手によって見違えるほどにキレイになっていく瑞穂は、まっすぐな俊介に次第に惹かれていく…。
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-付き合ってるのに、「好き」の一言さえ言ってくれない彼の我が儘に振り回されて、最悪な振られ方をした、さくら。でも別れてから、和男は自分がさくらに本気だった事に気が付いた。和男のそんな気持ちを知らないさくらは、和男への未練を断ち切る為に新しい恋人に捧げた処女。すれ違う男女の主人公で描くラブストーリーの結末は…。切なく悲しく、でも温かいものを残してくれた運命の恋だった。
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-この世ならぬ異世界から侵入してくる「陰」と戦う力を受け継ぐ一族、「東圓」と「西圓」。 その末裔である四人の少年少女。 東條早樹、東條諒佳、西御堂沙羅、東陣皐月。 自分たちの特殊な力を隠し、普通の高校生として日常生活を送っている。 際立った才と容姿を持ち、そして戦う宿命を負う彼らに、災厄は次から次へと襲いかかり――。 平穏を、ささやかな幸せを求めて生きる四人のSF青春群像。
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-ずっと三人で手をつないでいたかった――。 双子の兄弟、雪耶と春耶。 そしていとこの海美。 小さい頃からずっと一緒だったのに。 いとこだから? 男の子と女の子だから? 男の子二人に女の子一人だから? どうしてずっと仲良しでいられないの? ただ三人で、手をつないでいたい――。 願ったのはそれだけ。それだけだったのに――。
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-ずっと。君に、伝えたい言葉があった。 X’masイヴの夜。 僕は親に内緒で紗菜を連れ出した。 そして。あの事故に遭う。 僕タチは。逢う事を許されなくなった――。 『あなたに 逢いたい』 ずっと。あなたの心に触れたかった。 遠く離れたこの場所から。 あたしは今でもあなたを探しているんだ。 一本のメールから、再び二人の時間が動き出す――。
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-あの頃、誰もが来るはずはないと信じたかった、遠い未来に私はいる。愛してはいなかった。愛とかそんな面倒なものではない、そう思っていたはずなのに…。私を愛していたはずの男は、いつの間にか私を飛び越え、手の届かないところへ行ってしまう――。
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-有名な芸術家の両親をもつひのりは、フランスへ長期滞在する事になった。親しい友達がいないひのりに、両親が“ボーイフレンド”を紹介してくれるという。そして、観光中に迷子になったひのりを助けてくれた男性が、なんとその紹介相手だった!?
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-「メイちゃんと仲良くなれたのに、お別れなんだね……さみしいよ」 「私もハルちゃんに会えなくなるの寂しい」 私が小さかった頃、夏休みに子供会の行事でキャンプで友達になったメイちゃん。 二泊三日のキャンプはあっというまに過ぎて……会えなくなるのだと泣いた。 「ハルちゃん、私ねハルちゃんが好き。もし再会出来たら――」 ・第1話 girlslove ・第2話 boyslove 恋愛小説「開く心」シリーズ。
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-『合躰~アイタイ~』の続編。 厚樹と麻奈のその後、そして新たな問題。 二人に訪れる危機、語られなかった過去の秘密、忘れられない思い出が今語られる……。 どんな苦難があっても、二人はただひたすらにお互いを愛し続けていく。
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-とある高校の超常現象研究会・部長「日高正敏」が自らの目を抉って自殺した。 その原因である「呪いのテープ」を巡り、主人公ナオトと友人であるメガックが謎を解き明かす――。 呪いのテープ、とは? 呪いのテープを聴いて、みえるようになるもの、とは? そして……この世界における本当怖いもの、とは?
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-とある高校の超常現象研究会・部長「日高正敏」が自らの目を抉って自殺した。 その原因である「呪いのテープ」を巡り、主人公ナオトと友人であるメガックが謎を解き明かす――。 呪いのテープ、とは? 呪いのテープを聴いて、みえるようになるもの、とは? そして……この世界における本当怖いもの、とは?
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-「幽霊なんて……いねぇ」 おれは“そう”思っていた。ついこの間まで。 でも今は違う。おれの部屋には女の幽霊がいるのだ。 そいつの名前は「フッコ」。 黒い袋を頭からすっぽり被っているから、勝手にそう呼んでいる。 フッコはおれに頼みがあるらしいのだが、それがよくわからなかった。 しかし、なんとか彼女の抱えていた問題を解決してやった時……おれに奇跡が起こった。
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-深い森に囲まれた小さな村。 外の世界から隔離されたようなこの村で僕は生まれた。 村から出ることは禁じられている。 この村には「脳神様」がいる。 村の人間はほぼ例外なく脳神様を崇め、脳神様を信仰しないことは許されない。 でも僕は信じていない。 そして母を天罰で亡くし、村で忌み嫌われている真美を愛している――。 小さな村が抱える大きな秘密。 脳神様の正体とは一体……!?
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-中学2年生の夏。主人公、修二に転機が訪れる。学校にも行かずに彷徨う修二は、憧れの先輩と再会し、彼女の美咲にも再会するが…?彼を縛りつける“それ”。修二は人生と言う道を歩く事で、何かを感じ、何かを思う――。
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-祖母シツ子の家に、結婚の報告をするために遊びに行った孫の詩織。嬉しそうに喜ぶ祖母は、戦時中だった自分の結婚式を思い出した。それと同時に夫である良一との約束を――。「シツ子…戦争が終わったらもう一度結婚式を挙げよう」「良一さん…約束ですよ…」夕日が沈む中、二人で誓った約束。厳しい時代でおきた、儚くて切ないラブストーリー。
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-桜が咲く頃、あなたに出会いました。あの時はただ…雨宿りで入っただけ…―。あの、古い旅館と、一本の桜の木…――。あなたと2人っきりで過ごした、甘く、温かく、穏やかな時間。私はいつの間にか…桜のように儚い、幽霊のあなたに恋をしました――。
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-ある女性の三周忌に集まった5人の男達。 お互いの近況や昔話で盛り上がる中、1人の言葉によって止まっていた歯車が少しずつ動き出す。 「香さんを殺した犯人って、まだ捕まってないんですよね?」 男達に迫り来る怪しい影。 犯人は一体……誰?
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-『乳母車を引いた老婆に声をかけられたら死ぬ』 サークルで聞いた怖い話。 佐々木沙耶はそんなの、世間で広まっているただの噂話だと思っていた。 そう、あの時までは……。 『ギィ……』 沙耶の耳に響く乳母車を引く音。 迫り来る老婆の影……!
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-彼女の歌声は、『罪』や『不安』全ての醜い心を浄化してくれた。その姿はまるで天使で、汚れを知らない真っ白な存在だった。しかし、彼女が背負っているものはあまりにも重くその小柄な身体では支え切れない程に大きいものだった。「ねぇ、飛び降りるの?」主よ、これ以上何を失えば、彼女は救われますか?
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-ひきこもりがちのわたしを救ってくれた、あなたを愛した。だけどあなたは…まったく似ていない双子の弟だった──。たくさんの約束をして、不安も押し隠して、あなたと、一緒になる決意をした。「たとえ生まれ変わっても、変わらずキミを愛してる──」切ないラブストーリー。
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-聖と澪は付き合い始め、今日は動物園にデートに行くことに。 聖……大好きだよ。 一年前、星空の下で会話したこと。 忘れない……忘れない。ずっと、ずーっと忘れないよ。 観覧車から小さくなっていく動物園を眺めながら、思い出していたの。あの日のことを……。「Green Eyes☆」からの二人のお話。
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-プロテニスプレイヤーを目指す魁流(カイル)中3。 「顔は恐ろしい程似ているのに……性格も、趣味も全く違う。だから仲いいのかもな? 俺達は」 グラフィックデザイナーを目指す澪(ミオ)中3。 「二人の親友に守られながら、この美しい景色の中で生きてきた」 シンガーソングライターを目指す聖流(セイル)中3。 「三人で見上げているこの宇宙(ソラ)。こんなに愛おしいと想うようになったのは、何時の頃からだったかなぁ……?」 俺達の関係に、何時か訪れる、「変化」が近づいていた……。
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-真夜中の白い宮殿。 ピンクのネグリジェを着た私と同じくらいの年齢の少女が、緩やかにカーブする長い階段をゆっくり上っていく……。 幼い頃、何度も何度も繰り返し見ていた怖い夢。 この夢がもつ謎は、何処に繋がっているのだろう? 夢の続きを知りたくて、大人になった私は一歩、前へ踏み出した! もう一度、初恋の南君に会う為に……。
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-幼なじみの二人。家族ぐるみでお付き合いしている二人。結婚を約束した二人。ある日、彼女が精神的な病気を発症したことにより、二人の関係は少しずつ変わってゆく……。あなたは、身近な人が精神的病を患っても、愛し続けることができますか……?
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-“次郎さん”は僕の家で飼っている犬の名前。子犬のころから、おじいさんみたいな老け顔の次郎さん。そんなある日、次郎さんは死んでしまったんだ。だけどその夜、僕の部屋に次郎さんがやってきた。しかもなんとしゃべれるのだ!次郎さんは、どうやらこの世に忘れ物をしたらしくて……?
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-白い手編みのマフラーをした5歳の割には小さな女の子と、真っ赤なコートを着た、7歳の割には少し背の高い男の子。出逢ったふたりの間に、言葉などありませんでした。互いがただ、そこにいるだけで、ふたりは充たされていたのです。しかし、時の流れと共に、記憶は遠ざかっていきます。ふたりはいつしか出逢った日の事を思い出すことは愚か、出逢ったことすら、忘れてしまったのです。それはもう、随分と前のクリスマスイヴのお話。
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-中学2年生のときから6年間つきあって、19歳で結婚した私たち☆2人で訪れたのは、T動物園♪ここに来ると私は必ず…懐かしいあの日を思い出す。ここは…私とあなたの思い出の場所。そんな今日、あなたに嬉しいニュースがあります…☆来年、家族みんなで来ようね♪
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-高校入試の日。私は、大輔に出会った。そして…好きになった。この恋は、消しゴムが運んできてくれた恋なのかなぁ?バレンタインの日、なかなか言えなかったこの言葉を大輔に伝えた理香。ゆっくり顔を上げて…大輔の顔を見た、理香は――!?
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-著者、苺の自伝、番外編。特に2011年3月11日に発生した東日本大震災の復興支援を、予備自衛官として災害派遣に参加した事を何らかの形で残したいと思い、ペンを取った。予期せぬ災害が発生して多くの人が犠牲になりました。人それぞれおかれた環境や立場も違いますが、何か間違った認識をしているように感じています。
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-シンガーソングライターを目指す、主人公の隼人に、初めて出来たファンは2歳年上の女性だった。隼人は彼女の支えもあって、スターに昇りつめる。女は自然と寄ってきて、金はいくらでもあり、わがままは何でも通る生活……。しかし、気づいたときには、大切なものを失っていた。
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-小学5年生の時、登校拒否になった美紀に、クラス全員で手紙を出すことになった。雅治(主人公)も手紙を出すが、ちょっとした書き間違えから美紀との全てが始まる。雅治にとっては小学時代の思い出となるが、美紀の影が高校時代からちらつく。そして再会。果たして2人の障害は『心中』するしか残されてなかったのだろうか……?この世で最高の愛とは『心中』なのか……?
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-木下祥子(主人公)は田舎町に住む高校2年生。この町の高校生は1時間に1本しかない電車を利用する。同じ時刻の電車には、この町の高校生すべてが集中するため、様々な思いを乗せて走っていた。祥子にとって、朝の通学電車は見慣れた顔ぶれだったが、ちょっとした出来事から心が揺れ動く。
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-賢吾は同じ放送部の千晶に恋をしていた。ある日、千晶が見知らぬ男と恋人のように腕を組んで歩いていた。その人は、姉の婚約者だと言う。賢吾は、千晶にラブレターを送った。その返事は、友達でということだったが――?前編
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-こそ泥を繰り返してきた40才の男は、狙いをつけた屋敷に忍び込んだ。その家には、タイプの女子大生がいた。そして人生を賭けて銀行強盗を試みる。そこにはなんと、例の女子大生が働いていて――!?人間の強欲が生み出す、悲劇の数々…最後に利を得るのは?
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-イケメン医師に、白衣の天使達が恋心を抱く。ライバルとなった彼女たちの日常は、やがて恋の激しい闘いへと発展!主人公の葵もまた、そのうちの1人。そして、思わぬ事件に巻き込まれていくこととなる……。この恋の勝者は、一体誰なのか――!?
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-寝苦しい夏の夜に、はじめて幽霊を見た。前世で心中した女は、生まれ代わった男に訴え掛けてきた。その幽霊は可愛く、しかも大胆だった。そんな幽霊と過ごした、魅惑的な夏の夜…。ふと目が覚めると、隣には妻がいて、まるで夢の出来事だったようだが…!?
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-地球より文明が進んだ苺星が存在する。その星から遣って来たマナモン15歳は、UFOの免許を取得したばかりの萌え系の女であった。地球の美しさに憧れてドライブに来たが、争い事が多いことを知る。争い事とは、悲みしか残らないと地球人に教えようとする。
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-ちょっと不思議な話から、ほっと心が温まる話、現実に有り得るかも?と不安になるようなミステリアスな話、きゅんと切ない恋物語…など、いろいろな物語を1つにまとめた短編集。【未来カクテル】目の前にブルーのカクテルが置かれた。「未来カクテルです」マスターはそう言ってにっこり笑った。 (本文より、一部抜粋)
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-現実世界を絡めたファンタジーから、本格的なファンタジーまで、ファンタジーショートストーリーをまとめた短編集。【不可解】あるページで指が止まった。 「憑依するサタン」タイトルの続きに目を走らせる。…心が不安定で自分が自分でないように感じられるときがある。そんなとき、サタンは憑依する。その人間の一番気にしていることを拡張し、心の不安と言う傷口をわからないようにこじあける。(本文より一部抜粋)
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-人生に挫折した男、ヒーローになった男、過去にとらわれた男…など、日常に生きるさまざまな人間に焦点を当てたショートストーリー。【夏の海】人は何故、優越感に浸りたいと思うのだろうか。妬みがあるから、嫉妬がある。優越感があるから、挫折があると言うのに。その時の僕は、ただ褒められたい。そんなことしか考えていなかったのに違いない。(本文より一部抜粋)
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-幼馴染の一心と優美。映画に触発されて一緒に野球部へ。二人には共通の幼馴染、渉がいた。突然、渉が転校することになり、「優美をいつか嫁さんにする」と言い残して去っていった。渉によって心が揺れる一心と優美だった……。
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-ゴウは理系の大学生。4年になったゴウは高分子を研究する研究室に入った。ある日、学生の一人が謎のプラスチックを研究室に持ち込んだ。はさみでもカッターでも傷をつけられない謎のプラスチック。人気の消えた研究室に一人残ったゴウに、そのプラスチックは話しかけてきた。お前は選ばれたんだよ。ゴウの闘いが始まろうとしていた。
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-独りよがりな男。怜奈に恋をするが、自分の感情をコントロールできない。何もできない自分より、なんでもできる親友の方が怜奈にふさわしいと勝手に思い込む。にもかかわらず、親友はきっと別な女の子が好きでもしかしたら怜奈は自分を好きかもしれないなどという妄想に酔いしれる。そして妄想で自己崩壊したとき、ある事件が起きる。それは自分が怜奈にふさわしくないと思うのに、決定的な出来事だった。
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-私はネコである。名前はあるが、きっかり十年前の今日、かつての恋人がそう呼んでから、私はずいぶんと長くネコである。その頃はやっていた、猫の声が聖歌をうたう音楽などを流し、ふたりおかしんでいると、恋人は冗談まじりに、ネコよ、と私の頭を撫でつけた。 私はとっさに、にゃあ、とないた。
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-記憶とは持ち主にではなく、その場所に留まるものだ。そしてその地に立った時、雲ひとつ無い初夏の日差しに噴き出る玉の汗のように溢れては、肌に滲んでゆく。あの頃、羽ばたいてゆけると本気で信じた空は、もう一度私に羽根をくれるだろうか。
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-思い返すといつだって双子と関わりがあった…。なぜ私は、彼を好きになったんだろう? 高校で出会った双子の1人に恋をした。けれど許されない恋…。そんな想いを抱えたまま、大学に進学。教習所の妻子もちの教官と仲良くなるが……?!
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-――同級会に来れなかった人や遠くの人と交流できる場を設けた。それは幹事が始めた中学同級生集いのブログだった。懐かしい面々、それぞれコメントを寄せる。ブログからも見てとれる仲良し元クラス…。しかし、とある部外者のコメントで、和やかな雰囲気は一転することに……。
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-このお城は女所帯! 王妃と2人の王女、みーんななんと赤の他人!!なぜ? どうして!?それには深ーいわけがあるのです。政略結婚…?妊娠…?女だらけの王宮の、ハプニングあり!?なドタバタストーリー。
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-俺、三好逸務(いつむ)は、平凡で普通の男子高校生のはずだった。なのに親友で、才色兼備な円城雄陽(ゆうひ)に、突然告白&衝撃的行動をされてしまう…!それはある女子に告ろうとしたのが発端で…。しかも、その前に俺は同級生、宮守瑞波(みずは)と大賀朱華(しゅか)二人の女子のとある現場を見てしまい…!?それらがきっかけで、四人は共に行動するようになる。こうして不思議な交流が始まった。
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-ごく普通の女子中学生、香成(かなる)が、ある日、ふとした事故で、一匹のカエルと融合してしまう。その時から、カエルのさまざまな能力に翻弄されて、香成の日常は一変してしまうことに。アメンボ少年との出会い、身に迫る危険…香成の生活は一体…――!?
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-君へ…送る手紙。君は、今、何をしてるの? ちゃんとご飯食べてるの?僕は、君のいない部屋で君との思い出にすがりついて生きている。君に出逢って恋をして結婚して君は消えてしまった。この手紙が君に届く頃には僕はこの世にいるか分からない。君が、部屋に帰って来て手紙を読んでくれると嬉しい。
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-雫には狂という、精神、身体を共存している人格が存在している。 物静かな雫に対し、荒々しく、すぐに暴力沙汰を起こす狂。だけど、いつだって雫のピンチのときには助けてくれた。ある日突然訪れた、悲しい出来事。そして、狂の本当の姿を知る…――!?
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-市原一男と民屋健太は幼い頃から共に孤児施設で育った。そんな二人が大人になり、コンビニのATM強盗という凶行に走る。しかしそれには、とある想いがあった――。時を同じくして、コンビニ殺人が次々に起こる。残忍な犯人とは一体……!?
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-人生とは何とも儚く味気ないスープのように退屈でつまらないものであると思う。 若者は、ボサボサの頭、伸び放題の髭。 その髭を触りながら何故、自分は生きているのだろうかと自問自答しても、何も始まりもなければ終わりもない。 井端迷は殺され屋。カプセルを飲み、依頼に沿って殺される。 狂ってしまった迷の物語。
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-高校一年生の春、ガンの担任の教師マキは屋上から幸せそうな顔をして飛び降りようとしていた。 いなくなってしまった好きなあの子に似ているマキ。 マキによって陸上部に入らされ、マキによって高校全国ナンバーワンを目指すハメになったガンは、青い空の下に走る。
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-わたしは朝方になるとお兄ちゃんに抱かれる。 わたしとお兄ちゃんは義理の兄妹。 お兄ちゃんと出逢った瞬間からお兄ちゃんのものになりたいと願ってしまった。 大好きなお兄ちゃん……。これっていけない事? でも高校三年生のお兄ちゃんには女優をしている彼女がいる。 お兄ちゃんの心は誰のものなの?
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-俺は、売れない小説家兼イラストレーター兼アパートの管理人である、神谷修吾27歳。 孤独と寂しさと虚しさを言い訳にし、管理人の禁を犯してアパートの住人であるOLの部屋に侵入した。 そこから、俺はその小さな世界にびっくりする事となる。
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-最愛の人を病気で失った高潮海は高校に入学してから孤独な殻に閉じこもっていた。 だがそんなある日、自分の机の中に手紙が入っていた。 封筒には「P.S恋文」と書いてあるだけで、宛名も送り主の名前も書いていない。 中には一枚の便箋が入っており、「君を見守る者」なる人物からのメッセージが書かれていた……。
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-文学少年の飯島直樹は、図書室でスポーツ少女の早乙女輝に文学のどこが面白いのかと質問される。 直樹は、笑みを浮かべてスポーツの何が面白いのかと逆に質問した。 そうして直樹はスポーツを、輝は文学をという風に、お互いの好きなことを交換して行い、頂点をとったほうが勝ちとする勝負をすることとなった。
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-小学六年生の加藤瞬と神村檸檬は、お互いの気持ちに気付かずに片思いをしていた。 淡い想いを抱きながら二人は小学校生活を過ごしていたが、やがて中学生になり、距離が離れていってしまう。 やっと想いが重なり合った時、二人はある約束をした。
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-小林純一はノートを書き写しながら、隣の席に座る笹田亜樹を見つめていた。 彼女は学校一の美少女でありつつも澱んだ空気を感じる女だった。 ある日、彼女は純一にお願いしたいことがあると言ってきた。それは太宰治の遺作「グッドバイ」になぞらえたとんでもないお願いで……!
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-内気で病弱な高校一年生、高野美樹は保健室で試験を受けていると、学校で一番ワルと噂される佐々木彰と保健室の先生である高木美保の密会現場を目撃してしまう。 しかし、美樹は彰にピンチを救ってもらったことをきっかけに恋心を抱き始めて……。
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-加藤ハヤトはクラスメイトに片思いをしていた。 しかし片思いをしている彼女、高橋シズはクラスから浮いていて、女子たちからイジメを受けている。自分がそんな子を好きになるなんて思ってもみなかった……。 果たしてハヤトはシズを助けることができるのか?
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-「あの、松岡君さ、わたしあなたの事が好きなんだけど、どうしてくれるの?」 高校に入学した松岡タイチは、いきなりクラスメイトの木村サキに衝撃的な告白を受ける。 タイチは困惑するが、サキはお構いなしにタイチの近くに現れるようになり、タイチに変化をもたらしていく。
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-バスケ部補欠のマサキ。いつもボール磨きばかりしている。 そこに現れたのは転校してきてバスケ部のマネージャーになったお嬢様ユカリ。 「君の前だけでは女王様になる事にする」 と宣言し、マサキに近づいてきた彼女は、マサキをレギュラーにすると言う。 女王様ユカリとマサキの秘密特訓の日々が始まる。
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-現世に嫌気がさした明白要はバイクごと川に飛び込んだ。 そして、辿りついたのは現世とあの世の狭間にあるそこ世という世界。 要は選ばれた者として、二つの選択肢を与えられる。 早急に答えを出す要だったが小人に連れられ、そこ世の銭湯に行くことになる。
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-「お仕置きするからね」 松岡裕子と坂下美保の通う高校に、新米教師岡崎勇二が赴任してきた。 岡崎勇二は授業中は落ち着いた良い先生なのだが、バスケットボール部の顧問補佐として裕子に接する勇二、そして家庭教師として美保に接する勇二の顔はなんだか昼間と違って……!
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-「今日からお前は俺様のものね」ある日、水原ミズキの学校に突然転校してきたのは木村財閥の御曹司、木村了。 お金持ちで超美形、性格も良いと噂の転校生だったが、ナゼかミズキの前では俺様で……!? 了のペースにのせられて、ミズキの人生は大きく変わり始める。
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-ある熱い夏の日。 一人の少女と五人の少年は罪とひきかえにある物を手にした。 そのある物とは……!? 少年から大人に成長していった彼らに一体どんな変化が訪れるのか。 「パークサイド」、「恐い夢」も同時収録。 紅.K.Sの狂気の短編小説集。
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-職場に入ってきた新人君が、同級生のシズメ君だなんて運命かも。 不純だったチエが中学時代の憧れの人、シズメと再会して変わっていく。 でも……シズメ君には忘れられない過去がある。 わたしを抱きながら、シズメ君は遠くを見ていて……。 愛されないことがこんなに辛いだなんて知らなかった。
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-レイは大学の地下に位置している美術部の部室で絵を描いていた。 今朝、痴漢から助けてくれた高校生の横顔や声を思い出しながら描く。 彫りが深く深海のように暗くて潤っていた瞳。 あの瞳に淡いブルーの光を加えたい。 貴方は、何が大切ですか?
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-俺様は、夕暮れ前警察署の所長の紅弁蔵。キャリアだ。 幼なじみで青白い営業スマイルの神風三条、 フィリピンパブからスカウトしてきた山田サミンを部下にしている。 俺様の取調べ室は霊安室だ。 この冷たくて静かな霊安室が好きなのだ。 今回の事件の被害者、片桐ボヘミアンの死体もここにある。 死者の声が魂となり俺様に輝きを与えてくれるのである。
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-お願いデス アナタのドアを ほんの少しダケ 開けてクダサイ アナタを知りたいの アナタが スキ だから アナタを 求め アナタ を 愛したいカラ いけないデスカ? お願い 心を閉ざさないで 扉を開けて ほんの少しで いいカラ お願い…… (35 connection with youより) ひっそりと囁く恋の詩。 静かに静かに覗いて下さい。
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-赤い三角形の帽子を被った花の妖精が、街の花々をきれいに咲かせに飛び回っていた。 煙突のある赤い屋根の家で見つけたのは、少年アイヴィスの願いと自分の願い。 花の妖精が起こした、幸せな1日。 それは奇跡のプレゼント。 もうすぐクリスマス。ほしいものはなあに。
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-ちいさなちいさな妖精たちは、いたずらもするし、良いこともする。 妖精たちはもともとは天使。 心は善と悪が混じり、それぞれに違った魔力を持っている。 妖精RINOはまた天使になることを夢見て過ごしている。 少女リラを見守りながら、人間界での生活に溶け込んでいくリノ。 そんなリノの願いとは……?
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-表紙も中身も真っ白な日記帳。 ひとりの少女は一冊のこの日記帳を受け取った。 季節はもうすぐクリスマス。 少女は日記帳にそっと想いを書き連ねていく。 そして迎えたクリスマスに起こる奇跡。 あなたはその真っ白なページに、何を記しますか? 原作とは違った結末を見せる白い日記クリスマスバージョン。
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-表紙も中身も真っ白な日記帳。 ひとりの少女は一冊のこの日記帳を受け取った。 もうすぐ彼女の誕生日。 少女は日記帳にそっと想いを書き連ねていく。 そして迎えた彼女の誕生日に起こる奇跡。 あなたはその真っ白なページに、何を記しますか?
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-中学生の男の子、紫 武には人とは違う能力がある。 彼は桜舞い散る中で、1人の綺麗な女の子、美琴と出会う。 特別な人間になりたくて生まれてきたわけじゃない。 ただ1人の女性を幸せにできる男になりたかっただけなのに……。 特別な能力を持ったとしたら、貴方はどう使いますか?
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