落語論 講談社作品一覧

  • 志ん生的、文楽的
    5.0
    ご用とお急ぎの方、だまされたと思ってページをめくってごらん。損はさせない。八代目文楽の語りの向こうに江戸の崩壊を見、五代目志ん生の噺の彼方に黄塵万丈の大陸風景を幻視する、平岡正明の落語論は、躍動(グルーヴ)し、疾走する。そのスピードにただ身を任せ、リズムに酔え! ――こんな本が読めるなんて、嬉しいねぇ。
  • 落語の言語学
    4.0
    扇子に手ぬぐいというわずかな小道具のほかは、ただ演者の「一枚の舌」によって、庶民はもちろん将軍や大名を高座に呼び出すこともできれば、遊郭や冥界に遊ぶこともできる不思議な話芸、落語。この落語の面白さを支えているものは何か、少年時代からの落語ファンでもある言語学者が、「ことば」の面から分析した、異色の落語論。志ん生や文楽、円生、小さん、談志などの実例を引用しながら、特異な芸能の特徴・構造・魅力を解読。(講談社学術文庫)
  • 落語論
    3.5
    ファン待望、ホリイの落語入門がついにお目見え! なぜ同じ噺を繰り返し聞いても飽きないのか。うまい噺家はどこがどうすごいのか。当代一、落語会・寄席に通い、噺家すら恐れる著者だから書けた渾身の落語論。(講談社現代新書)
  • 落語を観るならこのDVD
    -
    「平成落語論─12人の笑える男」(講談社現代新書)の著者、演芸評論家・瀧口雅仁が選ぶ名演DVD落語50本。 古今亭志ん生、桂文楽、桂枝雀、柳家小三治、三遊亭圓楽、立川志の輔……。 今は寄席で観ることができない名人芸、旬の落語家の名演DVDの演目の背景から「観」どころまでを1本ごとにじっくり解説。 寄席に行く前に予習したい駆け出しファンやなかなか生で観る機会がない人へのガイドとしてはもちろん、DVDごとに解説しているので、ベテランファンが手元に置きたい1本を検討するのにも役立つ一冊です。 巻末には紹介したDVDのデータ一覧に、落語家、演目、タイトル索引付。 ※DVDはついていません。

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