緋牡丹作品一覧

  • 新・知らぬが半兵衛手控帖 : 1 曼珠沙華
    4.6
    「世の中に私たちが知らん顔をした方が良いことがある」と嘯く、人呼んで“知らん顔の半兵衛”こと、白縫半兵衛が帰ってきた。再び臨時廻り同心を拝命した半兵衛が見せる粋な人情裁き。藤井邦夫の人気を決定づけた大好評シリーズの続編が、書き下ろし新シリーズとしてスタート。
  • 龍子
    完結
    -
    警視庁四課に所属する風祭龍子は、昇り龍の刺青を背負った美貌の女刑事。 居合抜きの達人であり、常に全力で暴力団と戦う彼女の前に、世界のコカイン市場独占を狙うS・A・C・Tの先遣隊として元やくざの今井が現れた。 日本中の暴力団を潰し、日本のコカイン流通をまとめ上げようとするその男の背中らにも、龍子と同じく天才彫師、2代目彫華が描いた刺青があった。 激闘の末に今井を倒した龍子の前に、天使の顔を持つ商社社長…実はS・A・C・T総帥・「サルバドール・ガラ・雪村」が現れた。 今井を倒した龍子に興味を持ったガラは、龍子の前に現れては、ただ自分の思うがままに龍子を翻弄する……。 そしてガラを追う龍子の支援に、はるばるアメリカから来日した米司法省麻薬取締局DEA捜査官ターニャ。 ガラに死の淵まで追い詰められた過去を持っていたターニャは、龍子と組んでガラの本拠地に殴り込みをかけていく! 龍子とターニャは、ガラとの命を懸けた闘いへとその身を投じていくのであった…!! かきざき和美先生のコメント 『この話は、東映任侠映画『緋牡丹博徒』シリーズとR・ベネディクトの『菊と刀』に影響されて描き出したもので、入れ墨、日本刀、居合いなど、以前から興味を持っていた事柄で味付けしながら、結構楽しんで描きました。』
  • 緋牡丹頭巾
    -
    時は太平の世、為すこともない旗本御家人の次男三男たちは、いわゆる厄介者と呼ばれ、中には憂さ晴らしに町人をいたぶる輩まで出る始末。だが、相手は武士ゆえに町人たちは泣き寝入りするほかなかった。そんな折に現れた赤い頭巾に黒マント、半裸の女剣客。誰ともなく緋牡丹頭巾と呼ぶようになった女剣客は、悪事を働く厄介者たちを次々にこらしめ、江戸の庶民は拍手喝采、その活躍に狂喜する。旗本たちに圧力をかけられ、緋牡丹頭巾の探索に動かざるを得ない町方だが、南町奉行所の同心・西島慎一郎は探索の途中で巨大な権力の存在に遭遇した……。悪か正義か、敵か味方か。緋牡丹頭巾は誰なのか?これぞ痛快無比の時代官能エンタテインメント!
  • あかんやつら 東映京都撮影所血風録
    4.8
    ヤクザとチャンバラ。熱き映画馬鹿たちの群像―― 型破りな錦之介の時代劇から、警察もヤクザも巻き込んだ「仁義なき戦い」撮影まで。 東映の伝説秘話を徹底取材したノンフィクション。 東映京都撮影所。『旗本退屈男』『仁義なき戦い』など名作誕生の場所には 破天荒な映画人たちの歴史がある。 破格のスター・中村錦之助、鬼と呼ばれた製作者・岡田茂、 「緋牡丹博徒」藤純子の心意気、照明。殺陣師ら裏方の職人たち――。 エロとヤクザとチャンバラと。熱き映画馬鹿たちを活写した決定版ノンフィクション。 解説・水道橋博士 【登場する主な作品】 「赤穂浪士」 「大菩薩峠」 「日本戦歿学生の手記 きけ、わだつみの声」 「旗本退屈男」 「酔いどれ無双剣」 「幕末残酷物語」 「十三人の刺客」 「大殺陣」 「十兵衛暗殺剣」 「忍者狩り」 「宮本武蔵」 「緋牡丹博徒」 「仁義なき戦い」 「やくざの墓場 くちなしの花」 「北陸代理戦争」 「山口組三代目」 「柳生一族の陰謀」 「魔界転生」 「蒲田行進曲」 「鬼龍院花子の生涯」
  • 淫緋牡丹・女形肉変化
    完結
    3.0
    「僕はいっぱい泣いて、それを小説に書くんだ!! 僕は哀れでドラマチックな作品が好きなんだ。だから被害者が受けた凌辱と苦痛を味わうがいい!!」スプラッタ描写のネタは、ファンの惨殺死体!? 作家Kの悲しみの館で起こる惨劇!! 死の恐怖に怯え震える秘唇にブチ込まれる男根!! 悲しみを求め、涙を流しながら精液発射!! ファンを弄び殺害し続ける作家を断罪!! 聖夜の巨大ペ●スが私の花に潤いを与える。どんな罪人の男根も呑み込む、慈悲深い秘唇!! 「人の命を断ち切る重さを知れ!!」犯人好みの和服と誘惑的な眼差しで、罠を仕掛けろ!! 爛れた獣欲に支配された肉根を熟れ濡れた深紅の陰裂が狩るっ!! 闇の仕置き人・緋牡丹お竜推参!!
  • OL博徒
    -
    美貌の丸の内銀行OL、中上川良子は創立者の総領娘。だが夜は壷振り女博徒。背には緋牡丹、胸には花にまとわる二匹の蝶。銀行の誰もそのことを知らない。「処女を喪うと、壷振りはできなくなるよ」といつも親分にいわれている。「まだ男を知らない、その最初の体に賭けましょう」――ある日、その体が勝負に賭けられた!
  • かつら・スカーフ・半ズボン
    -
    エプロンは嫌い。あせもはつらい。ブランドの紙袋は捨てられない。緋牡丹お竜の着物姿とマリリン・モンローのメリヤス編みセーター姿は、なぜ素敵なのか?自分らしくありたい群ようこ式洋服・生活雑貨へのこだわりエッセイ37篇。
  • シリーズ二十四人の女 一 冤罪
    -
    1~25巻275円 (税込)
    17歳の少女が男を殺害し逮捕された。担当の弁護士は事件に疑問を感じ、少女を問い詰めるが少女は黙して語らない。事件の背景には壮絶な少女の過去があった……。【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
  • 東映任侠映画120本斬り
    3.0
    1960年代後半から70年代にかけて、高度成長まっただ中の時代に、ヤクザの世界を描いた作品群が量産される。鶴田浩二、高倉健、藤純子、菅原文太などがスクリーン上で活躍する姿は一世を風靡した。それらの作品を同時代に見続けてきた著者が、その面白さの秘密を探る。『網走番外地』『日本俠客伝』『昭和残俠伝』『緋牡丹博徒』などの人気シリーズをはじめ、隠れた名作や傑作を再発見する!
  • 緋牡丹のジュリエット【SS付き電子限定版】
    4.6
    【電子限定版】描き下ろし番外編「華麗なる逆転劇」収録。●三輪村(みわむら)組組長の息子ながら、ヤクザ家業を嫌って家を出た堅気のリーマン・将(しょう)。ある日、敵対する如意谷(にょいだに)組と盃を交わす宴に嫌々出席させられる。その席で、牡丹の刺青をした金髪美青年・百舌(もず)に一目惚れ!! 「俺の極妻になってください!」と酒の勢いで口説いて激しく抱き散らかした。ところが百舌の正体は、如意谷組のヤクザで組長の愛人!? 愕然とする将を横目に、勝手に合鍵を作った百舌は、強引に半同棲を始めて!? ヤクザ嫌いな組長の息子×金髪の刺青美青年の命懸けシークレットLOVE!!
  • ふたご~緋牡丹と白百合~
    4.3
    「今宵は…兄さんの、望むままに」兄、永之助は壮健で朗らかな医師、弟、直次郎は病弱で繊細な文筆家…太陽と月の如く対照的な黒木家の双子兄弟。だが、露西亜との戦が終わり復員してきた兄は、人が変わったように暗い翳りを纏っていた。戦地に赴く前、積年の思いを告白され体を許してから、ずっと兄の帰還を待ちわびていた直次郎はその豹変に戸惑う。そんな折、帝都では女性ばかりを狙った連続猟奇殺人事件が。まさか犯人は…。狂おしき異端浪漫。
  • 淫緋牡丹・爛れた痴獄
    完結
    -
    「僕はいっぱい泣いて、それを小説に書くんだ!! 僕は哀れでドラマチックな作品が好きなんだ。だから被害者が受けた凌辱と苦痛を味わうがいい!!」スプラッタ描写のネタは、ファンの惨殺死体!? 作家Kの悲しみの館で起こる惨劇!! 死の恐怖に怯え震える秘唇にブチ込まれる男根!! 悲しみを求め、涙を流しながら精液発射!! ファンを弄び殺害し続ける作家を断罪!! 聖夜の巨大ペ●スが私の花に潤いを与える。どんな罪人の男根も呑み込む、慈悲深い秘唇!! 「人の命を断ち切る重さを知れ!!」犯人好みの和服と誘惑的な眼差しで、罠を仕掛けろ!! 爛れた獣欲に支配された肉根を熟れ濡れた深紅の陰裂が狩るっ!! 闇の仕置き人・緋牡丹お竜推参!!
  • やくざ映画入門(小学館新書)
    4.0
    『半沢直樹』の源流は「任侠映画」だった! コンプライアンス遵守が盛んに叫ばれる現代。かつて全盛を極めた「やくざ映画」の命脈も風前の灯火だ。しかし、その中は「組織論」「義理と人情」など、日本社会の本質を理解するカギがそこかしこに隠されている。 『仁義なき戦い』『人生劇場 飛車角』『博奕打ち 総長賭博』『緋牡丹博徒』『県警対組織暴力』--日本映画史に燦然と輝く名作を紐解きながら、難解と思われがちなこのジャンルの「歴史」「全体像」「楽しみ方」をわかりやすく解説。 なぜやくざ映画は、我々の心を掴んで離さないのか。不健全な作品にしか、救えない魂があるからだ。

最近チェックした本