日大三作品一覧

  • 「一生懸命」の教え方 日大三高・小倉流「人を伸ばす」シンプルなルール
    4.3
    全国制覇2回、春夏を通じて甲子園出場通算21回を誇る日大三高の名将・小倉全由氏が教える、「今どきの子ども」の心を動かし、やる気を引き出し、ぐんぐん伸ばす育成メソッド。
  • お前ならできる
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    1巻683円 (税込)
    「愛情と信頼が、チームをつくり、人を育てる!」――日大三高野球部監督として、2011年夏の甲子園、神宮野球大会、国体の三冠制覇を達成した著者。選手たちから「父親以上の存在」と慕われる指導者が、チーム育成を通じて語り下ろす、ほめて育てる人間育成術と魂の教育論、待望の文庫化! 強豪校・日大三高の現在ある姿を築き上げた小倉監督。その野球指導は、一つの妥協も許さない徹底した厳しさを持つものですが、ただ強さだけを追い求めるものではありません。その根底にあるのは、選手一人ひとりをわが子同然に扱う愛情・やさしさに満ちた思いで、ほめるときはほめ、怒るときは怒る、そのストレートな姿勢が選手たちから絶対の信頼を寄せられ、チームを一丸にする原動力となっているのです。 本書は監督の、野球にかける情熱を語り下ろし形式で聞き出したもので、単なる野球指導・戦術論ではなく、人間としてのたくましさを育てるための熱き想いに満ちた、教育論として広く読者の心に訴えかけてくる一冊です。
  • 変わりゆく高校野球 新時代を勝ち抜く名将たち ~「いまどき世代」と向き合う大人力~
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    2018年に100回大会を迎える夏の高校野球。 その長い歴史の中で、「環境」「指導法」「選手の気質」…… じつに多くのものが移り変わり、新たな時代に突入している。 特に「我慢強さがない」「打たれ弱い」「コミュニケーション力が足りない」…… そう言われることの多い「いまどきの若者」に、悩みを抱える指導者が多くいると聞く。 そんな新時代の野球界で、結果を残している名将がいる。 彼らはいかにして変化を受け入れ、どのような姿勢で、どのような想いで、 選手と向き合っているのだろうか―。 -------------------------------------- 「指導者は“気付かせ屋さん”でしかない」(栗山英樹/日本ハム) 「ベクトルを自分自身に向けさせる」(西谷浩一/大阪桐蔭) 「『What do you think?』の繰り返し」(門馬敬治/東海大相模) 「そこそこやるか、そこまでやるか」(鍛治舍巧/秀岳館) 「まずは大人が認めてあげること」(小倉全由/日大三) 「何を言うかより誰が言うか」(荒井直樹/前橋育英) -------------------------------------- いつの時代であっても、問われるのは「大人の生き方」「大人の姿勢」である。 大人がどのような生き方を見せ、どのような言葉をかけるのか。 変化の激しい時代だからこそ、大人の力が求められている。 いまどきの若者と向き合う、名将たちの「大人力」に迫る―。
  • 監督からのラストレター 甲子園を奪われた君たちへ
    4.0
    甲子園を奪われた球児たちは何を思い、高校野球を終えたのか―― 「甲子園のなかった世代」へ贈る、監督からのラストメッセージ 未来へ向かう彼等に、そしてコロナ禍で戦うすべての人へ届けたい最大級のエール 2020年、新型コロナウイルスの影響により、史上初めて春夏の甲子園が中止となった。 最大の目標を失い悲しみに暮れた球児たちだが、 各都道府県で開催された独自大会や、8月に甲子園で開催されたセンバツ代替試合など、 代わりに用意された舞台で前向きに、そして懸命に戦った。 そんな彼らを一番近くで見てきた全国43校の監督が「手紙」をしたためた。 未曾有の体験をした球児たちが、未来への一歩を踏み出すために贈るラストメッセージ。 トータルテンボス・藤田憲右氏大絶賛! 「ハンパねぇ!!マジ泣ける!!この先何度も読み返したくなる手紙。」 掲載校・監督一覧(敬称略) ■北海道・東北 札幌大谷・船尾隆広 盛岡大附・関口清治 仙台育英・須江航 仙台一・千葉厚 学法石川・佐々木順一朗 ■関東 明秀日立・金沢成奉 前橋育英・荒井直樹 浦和学院・森士 昌平・黒坂洋介 八千代松陰・兼屋辰吾 小山台・福嶋正信 開成・青木秀憲 日大三・小倉全由 慶應義塾・森林貴彦 横浜隼人・水谷哲也 県相模原・佐相眞澄 川和・伊豆原真人 市ケ尾・菅澤悠 ■東海・北信越 静岡・栗林俊輔 中京大中京・高橋源一郎 西尾東・寺澤康明 県岐阜商・鍛治舍巧 星稜・林和成 敦賀気比・東哲平 ■近畿 近江・多賀章仁 乙訓・市川靖久 履正社・岡田龍生 香里丘・岡田泰典 報徳学園・大角健二 東播磨・福村順一 天理・中村良二 市和歌山・半田真一 ■中国・四国 おかやま山陽・堤尚彦 岡山県共生・森下雄一 広陵・中井哲之 米子東・紙本庸由 聖カタリナ・越智良平 高知商・上田修身 ■九州・沖縄 福岡大大濠・八木啓伸 創成館・稙田龍生 明豊・川崎絢平 大分商・渡邉正雄 沖縄尚学・比嘉公也
  • 我喜屋優 甲子園の歴史を動かした男
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    改めて問う、 興南の春夏連覇。 数々の球界の常識を 打ち破ってきた我喜屋優が、 高校野球界にもたらした変革とは? 当事者の証言で、 興南の衝撃的な強さの秘密と、 その後の球史をも変えた影響力に迫る。 特別証言 小倉全由――前・日大三監督 門馬敬治――創志学園監督(前・東海大相模監督) 香田誉士史――西部ガス監督(前・駒大苫小牧監督) 島袋洋奨――興南コーチ 著者は、以下のように述べています。 強すぎた興南、そして我喜屋優という指導者の出現が、高校野球の歴史を変えてしまったのかは定かではない。ただ、2010年に起きた史上6校目の春夏連覇が、動き始めた歴史の転換期に起きた一大事だったことは間違いない。 読者のみなさんには、本書を通じて過去と現在を行き来しながら“我喜屋興南”の真の強さに触れ、そしてその強さが時代にどれほどの影響を与えたのかを、筆者とともに探っていただければ幸いだ。また、これからの野球界の“カタチ”を考えるきっかけの一端になれば、とも願う―――本文より
  • 球児に響く言葉力
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    侍ジャパンU-18監督、 拓大紅陵野球部監督、 日大三野球部監督を 歴任してきた名将が語る、 「心」と「言葉」の重要性! 技で人は動かず、 心が人を動かす! 小手先の技術だけ教えて、 甲子園に出ようが意味はない。 心からの行動と言葉で、 社会で通用する大人へ導く、 名将の人間育成論! 著者は、以下のように述べています。 高校野球の目的とは何か。 これは指導者にとっては、永遠の課題なのかもしれません。 しかし、もし私がそう問われたなら、「高校野球は、人間形成の場である」と言い切ることができます。私はよく「技で人は動かず、心が人を動かす」という言葉を使うのですが、監督と選手の心と心をいかに通わせるかが、高校野球の指導においては最も重要だと考えています。これは野球に限らず、すべての指導にも当てはまることだと思います――本文より 著者について 小枝守(こえだ・まもる) 1951年7月29日、東京都生まれ。日大三で主将を務めたのち日大に進学。大学2年の時に学生コーチとして日大三を支え、76年8月に25歳で監督に就任。79年夏の甲子園出場へと導いた。81年8月に30歳で拓大紅陵の監督に就任し、92年夏に準優勝を果たす。両校を通じて春夏通算10度の甲子園出場。2014年の夏で拓大紅陵の監督を勇退した。2016年、17年は侍ジャパンU-18監督として日本代表を率い、アジア選手権優勝、ワールドカップ3位の成績を残した。
  • 激戦の首都を制し「絶対王者」になる方法
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    首都を制するのは どこだ? 強豪校6人の名将が、 東京を勝ち抜くための戦略と 全国制覇への秘策を語る! 日大三 小倉全由監督 二松学舎大附 市原勝人監督 東海大菅生 若林弘泰監督 関東一 米澤貴光監督 國學院久我山 尾崎直輝監督 帝京 前田三夫名誉監督 東西強豪対談 二松学舎大附・市原勝人監督×東海大菅生・若林弘泰監督 著者は、以下のように述べています。 今回、本書では現在の東京を代表する四強監督(東/二松学舎・市原勝人監督、関東一・米澤貴光監督、西/日大三・小倉全由監督、東海大菅生・若林弘泰監督)に加え、近年の躍進が目覚ましい國學院久我山の若き指揮官である尾崎直輝監督、さらには東京の高校野球界を牽引して一時代を築き、春夏計3度の全国制覇を成し遂げた帝京の前田三夫名誉監督にもご登場いただき、過去の激戦、名勝負を振り返ってもらうとともに、激戦区・東京を勝ち抜くための戦略と全国制覇に対する考え方を語っていただいた。 あの激戦の裏で監督たちは何を感じ、どう戦い抜いたのか? 一つひとつの勝ち負けから監督たちは何を学び、どう生かしてきたのか? これからの東京の高校野球はどうなっていくのか? 東京の高校が全国制覇を成し遂げるために必要なことは何なのか? それぞれの視点から見た東京の高校野球のこれまでとこれからを、詳らかにしていきたいと思う――本文より ■目次 序にかえて 1974年、東西分割~群雄割拠の戦国時代へ~ ほか 第1章 西の超名門・日大三 小倉全由監督 切磋琢磨で2011年以来の全国制覇を 東京の東西四強に関して ほか 第2章 東の強豪・二松学舎大附 市原勝人監督 東京を勝ち抜くのは、取りこぼさないチーム 春の大会の戦い方と“夏型”“秋型”のチームの違い ほか 第3章 西の筆頭・東海大菅生 若林弘泰監督 大阪桐蔭から学んだ全国制覇するために必要なもの 大阪桐蔭と対戦して思い知った“全国レベル”の強さ ほか 第4章 東の雄・関東一 米澤貴光監督 甲子園で勝ち上がるには“打”に頼らない 東西の名将から学ぶ~帝京・前田三夫監督と日大三・小倉全由監督~ ほか 第5章 新進気鋭の指揮官・國學院久我山 尾崎直輝監督 東京の野球で絶対王者になる エースは要らない~誰が投げてもゲームを作れるチームになる~ ほか 第6章 東京を牽引した王者・帝京 前田三夫名誉監督 守備と投手だけでは甲子園で勝てない 東京代表が全国制覇をするには、指導者の“本気モード”が必要 ほか 東西強豪対談 二松学舎大附 市原勝人監督×東海大菅生 若林弘泰監督 大阪桐蔭の強さの秘密と、倒すために必要なこと ほか
  • 甲子園の名参謀
    -
    強豪校を支える6人の「頭脳」が、 チーム運営の極意を語る。 横浜・小倉清一郎元部長 日大三・三木有造部長 作新学院・岩嶋敬一部長 花咲徳栄・村上直心部長 聖光学院・横山博英部長 海星・葛原美峰アドバイザー 編者は、以下のように述べています。 本書には甲子園常連校、強豪校の監督を部長・コーチとして支えてきた6人 の「名参謀」にご登場いただき、ナンバー2としての生きざまや心得、強豪校のチームマネジメント、メディアへの対応などについて質問を投げかけた。 本書が高校野球指導者を目指している方々の参考になれば、あるいは高校野 球ファンの方々が本書をきっかけに、より一層高校野球への興味を深めていただくことにつながれば、これにまさる喜びはない―――本文より
  • 甲子園の名将が語る! なぜ大逆転は生まれるのか
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    日本を代表する五人の名将が、 球史に残る世紀の大逆転劇の背景と 要因を初めて解き明かす! 渡辺元智(元横浜監督) 高嶋仁(智辯和歌山監督) 小枝守(元日大三・拓大紅陵監督) 和泉実(早稲田実業監督) 永田裕治(元報徳学園監督) 1998年夏、横浜が8回裏0-6の窮地から、 明徳義塾に9回裏サヨナラ勝利した奇跡の大逆転。 2006年夏、智辯和歌山が8-4でリードしていた9回表、 帝京に8点を取られて逆転され、9回裏に5点を取り返して 再逆転した甲子園史上最も壮絶な打撃戦。 2015年夏、西東京大会決勝の東海大菅生戦以降、 2016年秋、2017年春の東京都大会決勝の日大三戦ほか、 早稲田実業が幾度となく繰り広げるミラクルな逆転劇。 歴史的一戦の現場で采配を振った五人の名将が語る、 「大逆転」の裏側にあった真実とは――!?
  • 個性を伸ばす技術
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    足るを知れば、 強くなる! 足りないところや 欠点の修正は最低限にとどめ、 足りている個性を伸ばすことに重きを置く。 長所を消さないよう、なるべく選手をいじらない。 夏の3年連続を含む決勝5連敗から学び、 東東京屈指の強豪にチームを育て上げた、 自然流指導論! 著者は、以下のように述べています。 私がもっとも大切にしているのは、選手の持つ力を100%発揮させてあげ るには、どのように接していけばいいのか、どのような環境を作ってあげれば いいのか、ということである。監督が環境をしっかりと整えてあげれば、選手 たちは勝手に育っていくものなのだ。 選手それぞれに個性、性格があり、色も違えば考え方も異なる。マニュアル に則った杓子定規な教え方をしているだけでは、各々の選手の力を開花させて あげることなどできない。 本校が超激戦区・東京を勝ち抜き、なぜコンスタントに甲子園に出場できる ようになったのか。本書を読めば、それがきっとご理解いただけるはずである ――本文より ■目次 第1章 戦国・東東京と二松学舎の歴史 帝京が教えてくれたパワー野球/今の東東京~常勝・関東一と気が抜けない都 立の強豪~/高い壁・日大三~センバツに出るための秋季大会の戦い方/夏の 決勝、屈辱の10連敗の軌跡1~5/11度目の正直~悪夢を終わらせてくれたス ーパー1年生トリオ~ ほか 第2章 私の球歴~幾多の出会いが野球人・市原勝人を作った~ 初めての野球漬けの日々~ピッチャーはやりたくなかった……~/恩師・青木 久雄監督から学んだ「選手をその気にさせる指導法」/よもやのセンバツ準優 勝~甲子園に二松学舎旋風巻き起こる~/鈴木誠也と秋広優人の高校時代 ほ か 第3章 指導の極意~個性を伸ばし、チームを強くする~ 選手をなるべくいじらない~自然に育つ環境を作る~/夏の大会3年連続決勝 戦敗退から学んだこと~マイナス・欠点ばかり見ない~/固定した選手起用は 指導者のエゴ~選手の“旬”を見逃さない~/選手たちが聞く耳を持ってくれ るまで待つ ほか 第4章 甲子園に行くための練習~市原流ピッチャー&野手指導論~ キャッチボールは肩慣らしではない~捕球・送球の基本を磨く~/エース論~ 私の考える真のエースとは?/二松学舎は左ピッチャーが多い~変化球はまず はカーブから~/レギュラーをつかむための条件/強豪校、伝統校との練習試 合から多くを学ぶ ほか 第5章 これからの高校野球を考える~二松学舎野球はどう対応するのか~ 人生はやり直しが利く~小杉陽太の生き様を見て思ったこと~/野球は勝った チームが強い~「雪中松柏」の精神で戦い続ける~/偉大なる先人に学ぶ~木 内幸男監督との思い出~/どうやったら勝てるのか?~帝京・前田三夫監督が 教えてくれたその答え~ ほか
  • 戦略で読む高校野球
    3.7
    【熱戦の裏側にあった戦略と戦術】 打撃記録を塗り替え複数枚の投手陣が起こした革命――2000年の智弁和歌山 1試合平均8点以上の打撃力と二枚看板――2001年の日大三 本塁打ゼロでも「木内マジック」で全国制覇――2003年の常総学院 「勝負強さ」が呼んだ春夏連覇の挑戦――2004年の済美 斎藤佑樹vs.田中将大で見えた「圧倒力」――2006年の早稲田実業vs.駒大苫小牧 強力打線とエースが前年の課題をデータから改善し春夏連覇――2010年の興南 高校野球100年、プロ級の投手陣と強力打線で栄冠に――2015年の東海大相模 投打の運用力で春2連覇と春夏連覇を達成した「最強世代」――2018年の大阪桐蔭 盤石な投手陣と抜群の運用力で「白河の関」越え――2022年の仙台育英 【2000年以降の優勝校の全データ収録!】 「しごき」のような練習で選手を鍛え、ひとりのエースが完投し、スモールベースボールで勝利をもぎ取る……高校野球の強豪校といえば、このようなイメージを持たれがちである。 しかし、2020年代に入り、指導法や戦略、戦術が大きく変わりつつある。 気鋭の野球著作家が、2000年以降に甲子園を制したチームの戦略や戦績、個人成績などを多角的な視点から分析。 戦略のトレンドの変遷から、選手育成の価値観の変化までを考える。 「いま」の甲子園を観るうえで、必携のガイド。 【目次】 第一章 変貌する高校野球――データ化と制度化がもたらしたもの 第二章 ゼロ年代の強豪校の戦略・戦術の変化(2000~2009年) 第三章 強豪校の戦略・戦術の変化(2010~2022年) 第四章「真の勝利至上主義」がもたらすもの
  • 超強豪校 甲子園での傾向と対策
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    永久保存版! 上位進出の常連12校を、 全方位データで完全攻略する、 極厚478Pの「甲子園の赤本」! ! 収録12校 大阪桐蔭、早稲田実、日大三、作新学院、東海大相模、履正社、明徳義塾、敦賀気比、浦和学院、仙台育英、八戸学院光星、聖光学院 先攻後攻時、先制時、終盤ビハインドからの勝率、 イニングごとの得失点率や投手力の詳細その他、 各監督就任以降の戦績をあらゆる角度から徹底解剖! ●大阪桐蔭は特に先攻で強い(先攻21勝2敗、後攻21勝6敗) ●早稲田実は劣勢の終盤に強い(8・9回ビハインドからの勝率、12校中1位) ●東海大相模は初回に得点すると強い(初回得点15勝2敗) ●履正社と八戸学院光星は先制すると強い(履正社12勝0敗、八戸学院光星13勝1敗) ●敦賀気比は接戦に強い(1点差ゲーム5勝1敗) ●浦和学院は接戦に弱い(1点差ゲーム2勝10敗) ●日大三は9回の失点が多い(春夏ともに9回表にイニング別最多失点) 特別インタビュー×4収録 明徳義塾・馬淵史郎監督ほか、 実際に大阪桐蔭を攻略した試合を振り返る! 毎年、選手が変わる高校野球。その中で、唯一、変わらないのは監督だ。監督は変わらないのだから、野球は変わらない。監督は何がやりたいのか。そのために何をしてくるのか。これを知らなければ戦えないのだ。 よく「自分たちの野球をやるだけです」と言う監督や選手がいるが、自分たちより強いチーム相手に、「自分たちの野球」ができる可能性がどれぐらいあるだろうか。「自分たちの野球をやる」と言っていいのは強豪だけ。 弱者は強豪にいかに自分たちの野球をやらせないようにするかを考えなければいけない。そのためには、監督のことも、チームのこともよく知っておく必要がある――本文より
  • 日本で最も熱い夏 半世紀の時を超え、二松学舎悲願の甲子園へ
    4.0
    名門・二松学舎高校野球部――。 毎年、激戦区・東京で上位に勝ち上がり、選抜甲子園は準優勝を含め幾度も出場している。 過去、夏の東東京大会の決勝に進出すること10度。 しかし、そのすべてで、ことごとく敗れ去ってきた。 夏の甲子園出場は二松学舎の夢、悲願だった。 そして、遂にその時はやってきた――。 2014年7月、東東京大会決勝の相手は宿敵・帝京高校。 今まで決勝の舞台では、二松学舎の前に3度も立ちはだかり、その都度跳ね返されてきた高くて強大な壁だ。 だが、延長10回の激闘の末、鬼が率いる軍団を打ち破り、11度目の挑戦で初めて悲願の夏を手にした。 半世紀に及んだ涙の歴史に終止符を打った1年生トリオ。 3年生になった彼らの、最後の夏が始まる――。 青木久雄(日大三高・二松学舎高校元野球部監督) 前田三夫(帝京高校野球部監督) 小倉全由(日大三高野球部監督) 仲村恒一(日本大学野球部監督) 荒木大輔(元早稲田実業野球部投手) 米澤貴光(関東一高野球部監督) ほか、二松学舎高校野球部の全面協力のもと描き上げた、高校球史に残る壮大な人間ドラマ!
  • 世の中への扉 甲子園がくれた命
    4.3
    脳腫瘍の手術の日、ぼくは生まれ変わった。「野球ができることは幸せです。でも、普通に生きているだけでも、とても大切なことに思えてきたんです」春の甲子園で、山崎福也選手は投打に大活躍し、日大三高を準優勝に導きました。脳腫瘍を克服した福也君のがんばりは、病気をかかえている人を勇気づけただけではありません。ふだん命のことなんて考えたこともないという人にも、命の大切さを教えてくれたのです。

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