従者とは作品一覧

  • 愛は執淫の闇に啼き
    3.0
    新月の日、発情する体。奇妙な体質を持つ一族の当主・秀士は、自分が幼い頃から従者を務める透に、淡い想いを抱いていた。だが、彼が望む道を諦め、やむなく自分に仕えていること、そして「従者」とは発情した当主の体を慰める為の存在であることを知る。透の未来を奪った上、汚れた役割を押しつけるわけにはいかない。絶望の中、透を従者の任から解放するため、距離をおこうとするが…。

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  • シークは危険な恋人
    -
    アルドゥン公国の姫君パールの元に、ある日現れた新しい従者。端正な容貌にエキゾチックな雰囲気を纏った彼は、アラビアン・ナイトのランプの精と同じ「ジーニー」と名乗る。落ち着いた物腰や異国の王子様のような容姿にときめくパールだったが、彼の態度はどう見ても従者とは思えない傲慢さで……!?
  • 従者の学校
    -
    ある日突然一文無しになってしまった、元・お坊ちゃまの能羽三門は、世話係の栗山伴章とともに奉仕業を学ぶサーバントスクールに入ることに。一流の従者になるためのノウハウを学ぶというこの学校で、三門たちは超個性的な人たちとともに“本物の従者とは何か”ということを教えられるのだが……!?
  • もろこし桃花幻
    3.4
    時は元末。世情不安の折から陶華は科挙受験を断念し、蜀への帰路を辿っていた。従者とはぐれ路銀乏しく道のり遠く、途方に暮れる陶華に声をかけたのは、愛くるしささえ感じさせる不思議な女道士。続いて二人の行者、こましゃくれた少女、後ろ暗そうな商人、人の好さそうな侠客、と道連れが増えていく。やがて桃源郷かと見まがうばかりの農村に行き着き、宿を求める。ところが旅の疲れを癒す間もなく一行の世話係が殺され、村人が多数遺体となって見つかるという事態に発展。陶華らの中に下手人がいるはずだと、詮議が始まって……。『銀侠伝』『紅游録』に続くシリーズ第3弾、初の長編で登場。

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