天井桟敷作品一覧

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  • 有閑貴族エリオットの幽雅な事件簿
    3.6
    社交界で浮名を流し、風雅と博物学を愛する有閑貴族エリオットには、もう一つの通り名があった。それは幽霊男爵――。沈黙の交霊会、ミイラの呪い、天井桟敷の天使……。オカルト事件に目がないエリオットの元に舞い込む不可解な事件。だが「謎」から闇を拭うと隠された想いと切ない事情が見えてくる。幽霊男爵が美貌の助手コニーを従え、インチキ霊能者に挑む!【目次】1 交霊会と消えた婚約指輪の謎/2 ミイラの呪いと骨の伝言/3 修道院の謎と愛の誓い/4 病める人々と癒やしの手/5 天井桟敷の天使たち
  • Early Works 1970-1975
    -
    写真家 須田一政の原点『Early Works 1970 - 1975』 “とにかく写真だけを撮っていたいという気持ちだけでここまで来たのだ。” 「カメラ毎日」の山岸章二氏主催の「ALBUM」に掲載された『天城峠』をはじめ、須田一政の代表作『風姿花伝』と同時期に写された『残菊ブルース』『蝉しぐれ』など、1970年から1975年にかけての初期作品集。2013年にAkio Nagasawa Publishingから刊行されるにあたり、改めてネガからプリントを行った作品を収録。 須田一政 1940年東京都生まれ。62年に東京綜合写真専門学校を卒業。67年より寺山修司が主宰する演劇実験室「天井桟敷」の専属カメラマンとなる。71年よりフリーランスの写真家として活動を開始。76年、「風姿花伝」にて日本写真協会新人賞を受賞し、一躍注目を浴びる。近年の作品集に『私家版・無名の男女』、『Childhood Days』など。
  • 異国の窓から
    3.4
    取材先のウィーンのオペラハウスで、著者はいかめしい顔の係員にまくしたてる。「天井桟敷」でも客は客やぞ。天井桟敷の隅で、汚い服を着てるやつのほうが、ボックス席の金持ち連中よりも、はるかに深い心でオペラを観るかもしれんやないか」。大阪弁「必殺日本語突き」に、金ボタンの制服を着た係員もすごすごと退散する……。別れの悲しみは胸に仕舞い、素晴らしい人々との出会い、出会い、出会い。綴られた、ドナウ河の美しき情景に展開する生の歓喜と悲しみ、それはもう、ファンタスティック! ヨーロッパ七カ国、そして中国を巡る笑いと涙に充ちた名紀行文。
  • 回想・寺山修司 百年たったら帰っておいで
    4.0
    寺山との出会い、天井棧敷誕生の裏話、病に倒れた寺山との最後の会話…、公私ともにパートナーであった著者だから語れる、素顔の寺山修司とは。寺山修司没後30年、愛あふれる回想記。
  • Childhood Days
    -
    1970年代から1980年代半ばに渡り撮影された、日本各地の子供たち。収録された作品は、登場する子供たちのどこかに、見る人自身の幼年時代を思い起こさせる。なかには現代ではお目にかかることはできないだろう、時代を背負った姿もあり、もう戻れない日々が詰め込まれている。初期から現在までの作品より、写真集未収録作品を多数含む、“全て”の大人が持っていた幼年時代をテーマとした、須田一政の写真集。 須田一政 1940年東京都生まれ。62年に東京綜合写真専門学校を卒業。67年より寺山修司が主宰する演劇実験室「天井桟敷」の専属カメラマンとなる。71年よりフリーランスの写真家として活動を開始。76年、「風姿花伝」にて日本写真協会新人賞を受賞し、一躍注目を浴びる。近年の作品集に『私家版・無名の男女』、『Early Works』、『Childhood Days』など。
  • 定本 薔薇の記憶
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    宇野亞喜良のルーツを知るための、必読エッセイ集 寺山修司が主宰した劇団《天井桟敷》のポスターやマックスファクターをはじめとする広告のアートディレクションで60年代に一世を風靡し、2016年には資生堂のウェブサイトの似顔絵メーカー「マジョリカ マジョルカ」で話題を呼んだ。宇野亞喜良は、傘寿を過ぎてなお精力的に活動を続けている。本書は60年代から書き続けているエッセイを1冊にまとめた『宇野亜喜良全エッセイ・薔薇の記憶』(東京書籍、2000年)を初めて文庫化したもの。華麗で流麗な絵の世界にも通じる、宇野独特の文体で、コクトー、ゴッホ、春信など画家にまつわる考察から映画、暮らしの断片までが綴られている。文庫化に当たっては、一部改稿のうえ、新たに『俳句四季』誌のカラー連載「メルヘン句楽部」を巻頭口絵に、『月刊てりとりぃ』連載の「話の横道」を巻末に掲載し、美麗なイラストレーションも楽しめる1冊に再構成した。著者自装。 解説:阿川佐和子
  • 天井桟敷でエチュードを
    -
    ノベラボグランプリ第2回最優秀賞受賞作品 演劇部分裂に揺れる鳴城学園高校。主人公の瀬尾平介はクラスメイトの作間梓子によって強引に、新たに立ち上がった『第2演劇部』へと入部させられてしまう。たった6名、しかもクセ者ぞろいの部員たちとともに、平介は高校演劇の地区大会優勝を目指すのだが――。 演劇部との抗争、怒涛の夏合宿、そして学園生徒全員の前での公演。『敗れた方は即座に廃部』という過酷な状況の中、端役だった平介に思わぬ試練が訪れる。 コメディあり、恋愛あり、アクションあり、戯曲あり。高校演劇の狂詩曲。 小説投稿サイト「ノベラボ」、初の電子書籍化作品!
  • 美術のトラちゃん
    4.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 CINRA連載・SNSで大人気! 学校では教えてくれないゆるわかり現代アート! 「美術を学び直して、はやく人間になりたい!」 調子に乗った結果、こじらせてトラになってしまった親子の、ドタバタ現代アート入門コメディ! 今さら「わからない」って言えないアーティストや作品を、トラちゃん親子と一緒に一気におさらい! <本書収録 作家・用語> ジャン=ミシェル・バスキア●アンディ・ウォーホル●クレス・オルデンバーグ●草間彌生●篠原有司男●ハイレッドセンター●マウリツォ・カテラン●ポップ・アート●バウハウス●寺山修司●天井桟敷●オノ・ヨーコ●ハプニング●福田繁雄●パブロ・ピカソ●ブルーピリオド●ドラ・マール●ニキ・ド・サンファル●射撃絵画●クレメント・グリーンバーグ●ジャクソン・ポロック●具体美術協会●田中敦子●タイガー立石●久保田成子●メディア・アート●ナム・ジュン・パイク●アントン・チェーホフ●ゲリラ・ガールズ●クリス・バーデン●パフォーマンス・アート●Chim↑Pom from Smappa!Group●ダミアン・ハースト●シンディ・シャーマン●マルセル・デュシャン●円谷英二●マリーナ・アブラモヴィッチ●岡本太郎●ベルトルト・ブレヒト●カミーユ・クローデル●オーギュスト・ロダン●リクリット・ティラバーニャ●リレーショナル・アート●トレイシー・エミン●李禹煥●もの派●レイチェル・ホワイトリード●サミュエル・ベケット●ルイーズ・ブルジョワ●ヨーゼフ・ボイス●トーベ・ヤンソン●クリスト&ジャンヌ=クロード●バーバラ・クルーガー●バンクシー●クリス・オフィリ…etc 【目次】 第1話美術を学び直して、はやく人間になりたい! 第2話若者の活躍を素直に喜べない! 第3話お父さんはユーチューバー 第4話成長速度がねたましい! 第5話寺山修司に憧れる父さん 第6話ギター漫談もできる父さん 第7話父さん、カリスマデザイナーになる 第8話ピカソに憧れる父さんの「ブルーピリオド」 第9話銃を撃って作品をつくりたい! 第10話どうすれば作品は評価される? 第11話家にサンタがやってきた! 第12話マンガ家として成功した異色の美術家とは? 第13話デカくてキャッチーな作品をつくる! 第14話『ドライブ・マイ・カー』に負けない映画を撮る! 第15話働くの向いてないし、作家で頑張る! 第16話過激な作品づくりは疲れる? 第17話卒業生の未来が眩しすぎる 第18話デュシャンに勝てる美術家になりたい! 第19話つくりたいものがなくなってからが本番 第20話大怪獣が現れた! 第21話五月病を吹っ飛ばせ! 第22話マンガの賞に応募する! 第23話地方芸術祭に出展する! 第24話感動で心もからだも震えちゃう…! 第25話ロダンに負けない彫刻をつくる! 第26話トラちゃんは1周年! 第27話これが俺らのリレーショナル・アート! 第28話過激なパフォーミング・アーツ合戦 第29話シンプルだけど奥深い「もの派」とは 第30話AIに描けないものをつくる! 第31話待つ身がつらいか、待たせる身がつらいか 第32話努力 未来 A BEAUTIFUL STAR 第33話トラちゃん、異世界転生する(前編) 第34話トラちゃん、異世界転生する(後編) 第35話サンタのプレゼント工場へバイトに行く! 第36話月のうさぎと友だちになる! 第37話埋蔵金を掘り当てる! 第38話石膏デッサンはデザインに役立つの? 第39話バンクシーを捕まえたい! 第40話呪いを解く泉に行く! 第41話会社を辞めて退路を断つ! 第42話トラちゃんパパのアート地獄めぐり(前編) 第43話トラちゃんパパのアート地獄めぐり(後編) 第44話カードゲームが大人気! 第45話大学で講師を務めたい!
  • Rei

    Rei

    -
    須田一政、待望の新作作品集。 この作品集は、夜明けの銀座でショーウィンドウに佇む無機質なマネキンに 須田一政の考えるエロティシズムの理想を見い出した問題作。 これまでの作品においても、日本の叙情の中にそこはかとなく漂う官能性が須田作品の魅力の一つだったが、 今作品集においては、それが前面に押し出され、また、それを誰憚ることなく目的化した作品集となっている。 *本電子書籍はオリジナルの写真集のマスターデータから編集構成されています。 須田一政 1940年東京都生まれ。62年に東京綜合写真専門学校を卒業。67年より寺山修司が主宰する演劇実験室「天井桟敷」の専属カメラマンとなる。71年よりフリーランスの写真家として活動を開始。76年、「風姿花伝」にて日本写真協会新人賞を受賞し、一躍注目を浴びる。近年の作品集に『私家版・無名の男女』、『Childhood Days』、『Early Works 1970 - 1975』など。
  • わが人生の時の時(新潮文庫)
    4.0
    ヨットレースの最中、髪の毛一筋ほどのきわどさで目撃した落雷の恐怖と眩さ。海面下23メートルに広がる豪奢な水中天井桟敷。杭打ち機の何千トンという圧力を跳ね返すぼろぼろのされこうべ。ひとだまを捕獲する男。冷たい雨の夜に出会ったずぶ濡れの奇妙な男。かけ替えのない弟裕次郎の臨終の瞬間。作家の人生の中で鮮烈に輝いた恐ろしくも美しい一瞬を鮮やかに切り取った珠玉の掌編40編。(解説・福田和也)

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