多摩丘陵作品一覧

  • eバイクが欲しい なぜeバイクなのか?
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    自転車を愛する全ての人に! 本邦初のeバイクに関する読み物(ムック本を除く)で、全編にわたって、筆者の軽妙な語り口が読み手を飽きさせない。山奥にある秘密の渓流釣り場に誘われた筆者が、必要性に迫られてやむを得ず購入を決めたMTBだったが、真剣に検討するほどに、自分に必要なのは通常のMTBではなく、eバイクであることがわかってくる。筆者の実際の購入に至るまでの紆余曲折が面白おかしく語られ、これからeバイクを買おうとしている人にとって打って付けの読み物となっている。なお、電子版では写真は省略されていますのでご注意ください。 【目次】 1.eバイク初体験/静けさの中へ 2.eバイクが欲しい/そもそものきっかけ/自転車屋さんの嘆き 3.eバイクを選ぶ/そして欲望が残った/プンちゃんの外出/トラウトバイク/多摩丘陵という名の山/eバイクは自転車じゃない?/グラベルロードバイクの衝撃/迷路からの脱出 4.eバイクに乗る/やまめの学校/ルックスはライフスタイル /フォレストバイク 5.eバイクを買う/SOLD OUT/スペシャライズド自由が丘店/パーティーは終わった/静けさの正体 6.eバイクを使う/自転車愛護協会/懲役3カ月/安曇野マジック/エピローグ 【著者】 阪東幸成 著書に『アメリカの竹竿職人たち』フライの雑誌社刊、『ウルトラライト・イエローストーン』、『釣り人の理由』ふらい人書房、他に『渓流賛歌』、『フライフィッシング・ジャーニー』、雑誌『フライの雑誌』、『フライロッダーズ』地球丸、『山釣りJOY』山と渓谷社など、主にフライフィッシングの雑誌、書籍に多くのエッセイ、物語を執筆。
  • 正力ドームvs.NHKタワー―幻の巨大建築抗争史―(新潮選書)
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    日本テレビの正力松太郎とNHKの前田義徳。テレビ黎明期から対立してきた二大メディアは、巨大建築で覇権を競う。新宿に世界初の「正力ドーム」、多摩丘陵に4000メートルの「読売タワー」、代々木公園に610メートルの「NHKタワー」。桁外れの欲望が生み出した、破天荒な「幻の建築計画」を巡る戦後史。
  • 持続する郊外 住民主導のアーバニズム
    3.0
    高度経済成長期に形成された東京都市圏の郊外社会――。当初は批判的に語られた郊外地域は、半世紀がたとうとする現在ではどのように成熟し、これからはどう変化していこうとしているのだろうか。 そして、郊外に暮らしてきた住民はまちづくりとどう関わり、高齢者はどのような生活を送り、これから迎えるポストコロナ期にライフスタイルはどう変貌するのか……。 東京都市圏の多摩丘陵に位置する川崎市麻生区をモデルに、住民へのインタビューやウェブ調査などをとおして、まちづくりのあり方や隠れた魅力、近隣の大学とコラボした文化活動、コロナ禍の影響などの郊外の実態を描き出す。 また、多摩ニュータウンなどの計画的に建設された郊外住宅地と異なり、麻生地域は個別開発の集合体として住民主導の草の根で建設されてきた。その歩みをたどることで、地域の人々の手によるまちづくりの格好の参考事例と今後のあり方を提示する。 川崎新都心街づくり財団と地元の複数の大学が協力して、多様な調査を元に郊外の持続型モデルを提言する貴重な成果。各自治体の関係部署、まちづくりを実践している市民やNPO、開発をサポートする企業などは必携の一冊。
  • 自分の羽根
    値引きあり
    5.0
    小学生の娘と羽根つきをした微笑ましいエピソードに続けて、「私の羽根でないものは、打たない」、私の感情に切実にふれることだけを書いていく、と瑞々しい文学への初心を明かす表題作を始め、暮らしと文学をテーマに綴られた90篇。多摩丘陵の“山の上”に移り住んだ40歳を挟んだ数年、充実期の作家が深い洞察力と温雅なユーモアをもって醸す人生の喜び。名作『夕べの雲』と表裏をなす第一随筆集。
  • 狸ビール
    4.0
    24のお話。狸はビールによく合うと狸を食べ過ぎ2週間も狸の臭いが抜けずに困った話、鴨の沖撃ち、多摩丘陵の小綬鶏と河上徹太郎氏そして猟犬達の思い出など30年熟成、ユーモア+ほろ苦ビール。講談社エッセイ賞受賞。
  • 多摩ハイク 京王線 小田急線 JRで気軽に行ける 多摩丘陵・町田・高尾・青梅の山と街歩き
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 奥多摩や高尾山まで行かずともたのしめる、多摩エリアの公園や丘陵、低山ハイクを楽しむためのエリアガイド! 多摩・青梅・町田・高尾といった多摩エリアの山は緑が豊かで、のんびり散策できる公園や丘陵、低山がたくさんあります。 散策後には、地元名物のランチを楽しんだり、買い物をしたりと、満足度の高い遊び方ができるのがこのエリアの大きな魅力。 本書は、地元在住者がおすすめする、とっておきのハイキングコースのほか、ランチスポットやお洒落なカフェなど、散策後に訪れたいスポットも含めて提案するハイキングコースガイドです。 ■内容 <京王線 多摩市・日野市・八王子市> 01長沼公園・平山城址公園 02南平丘陵かたらいの路 03聖蹟桜ヶ丘周回 【立ち寄りスポット】 聖蹟桜ヶ丘・高幡不動・長沼・京王堀之内駅 <京王相模原線・小田急線 川崎市・多摩市・八王子市> 04向ヶ丘遊園から生田緑地へ 05若葉台からよこやまの道 06小沢城址から多摩自然歩道 07小山内裏公園から絹の道 【立ち寄りスポット】 向ヶ丘遊園・多摩センター・橋本駅 <小田急線 町田> 08小野路・小山田 09七国山~薬師池 10鶴川~真光寺公園 【立ち寄りスポット】 町田周辺 <JR中央線・青梅線・五日市線 高尾・八王子・青梅> 11高尾駅から草戸山 12八王子城跡 13昭島から滝山丘陵へ 14長淵丘陵 15霞丘陵 【立ち寄りスポット】 高尾・中新・拝島・東秋留・河辺・青梅
  • 多摩モノレール 堰場幻影
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    1巻110円 (税込)
    東京都下を南北に貫く多摩都市モノレール。立川を南下した多摩丘陵の一角に「大塚・帝京大学駅」はある。周辺はかつて「堰場」と呼ばれていた。1970年代後半、安アパートと畑と「ホテル野猿」と「LOVELOVE」の広告塔しかなかった野猿街道沿いの寂れた八王子辺境の地。それから30年。当時「堰場」に下宿していた同期のサークル学友と久しぶりに再会するため、一人の40代独身絶望男性が「大塚・帝京大学駅」に降り立った。彼らは若き青春の痕跡を求めてこの望郷の地を彷徨う。やがて記憶の汚泥の底から湧き上がる茫漠とした虚しさと淡い追憶の波が主人公に襲い掛かる。そこで彼が見た幻影とは?あびゅうきょ工房2006年刊作品。
  • 地形を楽しむ東京半日散歩30
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    玉川上水の羽村取水堰と「まいまいず井戸」 菊坂付近の「上」と「下」、漱石と一葉 里山に残る羽村・山口の軽便鉄道トンネル群 「陸軍」と書かれた、埋もれた境界標… 知らないだけで、街にも里にも、そこかしこに注目すべきことがあります。てくてく、ぶらぶら見回すと、歴史的なことに気づいたり、それが地形に由来することがわかったり。地形と歴史を感じながら、「半日」散歩コースを30、設定しました。地図と、豊富な写真ともに、時にはルートを好きに外れながら歩いてみましょう。 【主な内容】 ●第1章 戦と城・事件の現場 品川御台場・御殿山土取場 永田町・紀尾井坂 八王子城跡 本丸跡/御主殿跡 渋谷公園通り・松濤 旧江戸城本丸(皇居東御苑) 皇居一周 日比谷~千鳥ヶ淵/半蔵門~桜田門 ●第2章 大名・富豪の館と地形 新宿御苑・多武峰内藤神社 明治神宮・春の小川歌碑 六義園・大和郷 旧古河庭園・霜降銀座商店街 自然教育園 庭園美術館・旧白金火薬庫軌道跡 小石川植物園・占春園 ●第3章 里山的風景と渓谷を行く 絹の道 八王子市鑓水/鑓水商人の栄華の跡と資料館 多摩よこやまの道/多摩丘陵の尾根筋をたどる道 小野路宿 羽村・山口軽便鉄道トンネル群 奥多摩むかし道・廃線跡 ●第4章 丘の上と下の作家 本郷菊坂 西片学者町・観潮楼跡 玉川上水 桜橋から三鷹駅/井の頭公園付近から牟礼へ ●第5章 水をめぐるドラマ 滄浪泉園・野川・貫井神社 お鷹の道と真姿の池湧水群 玉川上水羽村取水堰 玉川上水上流 旧堀跡と水喰土公園 隅田川水上バス お台場から両国/両国から浅草
  • 東京ウエストサイド 神奈川 東京 埼玉 極楽! 丘歩き30
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 平地でもない山でもない、「丘」さんぽのベストコース30を紹介した最新情報満載ガイド。 ファミリーから高齢者まで、登山未経験者からベテランまで、単独からグループまで、万人向けの、つらくない、危なくない丘さんぽ本。 「昔はハードな山登りをしたけどいまは無理」「早起きは苦手」「登山を始めたいけどいきなり本格的な山はちょっと」「危ないことはしたくない」「自然を楽しみたいが長時間歩くのはいや」「深い山はクマが怖い」「病後のリハビリに」……そんな方々には、丘があります。 10時に最寄り駅集合、基本は駅から歩き、13時~15時には下丘。駅前の居酒屋で一杯、または、日帰り入浴もよし。 そして、17時~18時には帰宅できるので、夜は自由に使えて、翌日に疲れものこらない。 これぞ究極の無理しない、自然歩きのパラダイス。 平地以上山以下の「丘さんぽ」こそ、都会人の古くて新しい嗜み。そうだ、丘があった! 【目次】 ■神名川県 三浦丘陵(鎌倉アルプスから衣張山)、三浦丘陵(仙元山と大峰山)、三浦丘陵(三浦富士から武山)、三浦丘陵(三浦丘陵と毘沙門海岸)、三浦丘陵(上山口の棚田)、三浦丘陵(神武寺から鷹取山)、三浦丘陵(能見堂跡から瀬上市民の森) ■東京都 多摩丘陵(小山内裏公園から長池公園)、多摩丘陵(小山田緑地から小野路)、多摩丘陵(多摩よこやまの道から栗木緑道)、多摩丘陵(南山から農村広場)、多摩丘陵(南平丘陵と七生丘陵)、多摩丘陵(長沼公園から平山城址公園)、加住丘陵(滝山丘陵)、狭山丘陵(野山北・六道山公園)、青梅丘陵(青梅丘陵と多摩川)、霞丘陵(塩船観音寺から岩蔵温泉) ■埼玉県 狭山丘陵(トトロの森から狭山湖)、加治丘陵(加治丘陵)、高麗丘陵(巾着田から天覧山)、毛呂山丘陵(宿谷の滝から鎌北湖)、岩殿丘陵(岩殿観音と物見山)、比企丘陵(輪禅寺から菖蒲沢沼)、羊山丘陵(羊山公園から岩井堂)、長尾根丘陵(岩之上堂から江戸巡礼古道) 以上、詳細な丘さんぽマップ付き。
  • 東京ハイキング案内
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 23区と多摩の丘陵や川など、街なかを歩いていると出会える地形や歴史の数々。 坂道、沿線散歩、丘陵散策、歴史歩きなど、テーマにあわせた東京ハイキングを解説します。 地形の成り立ちや歴史を知り、実際そこを歩くことで東京の新たな発見ができる1冊です。 ■内容 東京の魅力を再発見する歩き方 1章 東京の凸凹を歩く 崖線(国分寺崖線、日暮里崖線、等々力渓谷など) /坂道(四ッ谷と本郷) /東京丘陵ハイキング(多摩丘陵のいろいろなコース)など、東京の地形を体感するコース案内 2章 東京の川を歩く 多摩川/神田川/荒川/日本橋川/隅田川など、東京の川の今昔をたどるコース案内 3章 東京の変遷をたどる 災害からの復興で発展する東京/吉原周辺を歩く/水道の歴史/東京湾埋め立ての変遷/東京の暗渠を歩くなど、時代とともに変わりゆく東京の姿をたどるコース案内 4章 江戸三十三観音札所巡り 「江戸三十三観音札所巡り」とは?/浅草周辺コース/谷根千コース/神楽坂コース/神宮外苑・青山コース/芝・高輪・東海道コース/江戸市街縦断コースの6コースを案内 東京雑学案内/東京の道路/東京のマンホール/東京の街路樹/東京の温泉/東京の商店街/東京の地名
  • 2021年~2022年 九星気学が導く関東聖地巡礼 読むだけでも運気上昇!
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 新型コロナウイルス感染の終息が見えない中、神様にすがり、なにより運をよくしたいという気持ちがより一層強い時代になってきた。とはいえ、パワースポットならどこでもいいわけではない。 九星気学によるあなたの𠮷方位を知ってから、その方位にあるパワースポットに行けば、そのご利益はもっと大きくなる。 吉方位にあるパワースポットに行って、プラスのパワーを貯金しましょう! あなたにとって凶方位のパワースポットに行くと、エネルギーを消耗するばかりです。 <主なパワースポット> 井草八幡宮(広大な敷地にある鎮守の森) 九頭龍神社(月次祭の船に乗って金運アップ!) 香取神社(全国400余にも及ぶ香取神宮の総本社) 榛名神社(清流に寄り添う格式高き神社) 息栖神社(日本三霊泉「忍潮井」をたたえる) 田無神社(五柱の龍神をお祀りする) 久伊豆神社(境内の藤棚と御神水が有名) 代々木八幡宮(参拝すれば人気運がアップ!) 調神社(狛うさぎが出迎える鳥居のない神社) 新屋山神社(富士山の麓に鎮座するヤマノカミ) 森戸大明神(夕陽が富士山に沈む絶景ポイント) 穴澤天神社(多摩丘陵の御神水をいただく) 大洗磯前神社(「神磯の鳥居」で有名) 龍の入不動尊(御神水が湧き出る「白糸の滝」) 寶登山神社(ミシュランで星を獲得!) など、大きなご利益がいただける40カ所のパワースポットを収録!
  • 日帰りウォーキング関東周辺①
    完結
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    【本書の特徴】 ・1万歩から2万歩で歩けるウォーキングガイドの決定版。 ・関東周辺の「大人の知的好奇心を刺激する場所」「心癒される自然のあるエリア」などをテーマに、一年中楽しく歩ける50コースを紹介しています。 ・歴史に秘められた戦国の史跡めぐりや、都市部に近い海や湖などの水辺ウォーク、古い商家が並ぶ町歩き、知られざる絶景など、 ひとりでもグループでも楽しく歩けるウォーキングコースや、初心者・ファミリーでも行ける近場の低山などのハイキングコースもご用意。 ・所要時間、歩行距離、歩数がわかるチャートと、詳しい解説付きのわかりやすい地図で案内。 コース途中に立ち寄りたいスポットや、知っているとよりそのコースが楽しめるコラムも掲載しています。 【掲載コース】 ★東京都 ・善福寺川を歩く ・山手線内側エリアで坂道散歩 ・八王子城跡からの山歩き ・万願寺駅から高幡不動尊 ・旧白洲邸武相荘と多摩丘陵 ・武蔵野・野川公園から深大寺へ ・お鷹の道と武蔵国分寺跡 ★神奈川県 ・寺家ふるさと村散策 ・横浜港と山手西洋館めぐり ・金沢八景歴史探勝 ・徳冨蘆花の愛した逗子を歩く ・猿島と横須賀中央散策 ・衣笠山ハイキング ・走水と観音崎の海辺歩き ・浦賀湾を渡って久里浜へ ・三浦半島南端シーサイドウォーク ・城ヶ島と歴史ある港町・三崎 ・信仰の名山・大山へ ・七沢森林公園から白山 ・日向薬師から七沢温泉 ・真鶴の森から潮騒の磯へ ・湯坂路から小涌谷へ ・箱根旧街道を歩く ・箱根仙石原自然探勝歩道 ★静岡県 ・水の都・三島めぐり ・城ヶ崎シーサイドウォーク ★千葉県 ・里見公園から堀之内貝塚へ ・房総のむら歴史散歩 ・手賀沼遊歩道 ・幕張新都心から稲毛海浜公園へ ・“江戸優り”佐原の歴史散歩 ・地球が丸く見える町、銚子・外川 ・佐倉で歴史散歩 ・緑の絨毯と展望の富津岬 ・秘境の趣を残す養老渓谷を歩く ・房総半島最南端の野島崎へ ・漁港と朝市の町・勝浦散策 ・釣師海岸から「月の沙漠」の御宿へ ★埼玉県 ・狭山茶の名産地・金子台を歩く ・渋沢栄一ゆかりの「論語の里」 ★茨城県 ・鹿嶋の古社と古墳をめぐる ・“常陸の小京都”たつごの里 ・土浦城址と城下町めぐり ・やきものと芸術の町・笠間 ・菅生沼とミュージアムパーク茨城県自然博物館 ・結城紬の里めぐり ★栃木県 ・やきものの町・益子めぐり ・渡良瀬遊水地を歩く ・太平山と蔵の街・栃木 ・芭蕉の里・黒羽散策 【巻末リスト】 お祭りカレンダー、四季の花カレンダー ※この電子書籍は2020年5月にJTBパブリッシングから発行された図書を画像化したものです。電子書籍化にあたり、一部内容を変更している場合があります
  • 武蔵野
    完結
    3.0
    全1巻990円 (税込)
    多摩川の中流や、武蔵野線・南武線沿線の地域には、田舎のような郷愁を感じるわけでもなく、下町のような情緒もない、只、時代に取り残された殺伐とした景色が広がっている。早朝の多摩川で対岸の景色を眺めているだけで寂しさがこみ上げてくるような。 『死都調布』作者が漂着した前人未到の旅漫画。 【収録話】 高麗 秋津駅⇔新秋津駅 北朝霞 小野路(多摩丘陵) 横浜 羽村市動物公園 江東区 沼南 夏 府中本町 【特別収録】 作者撮り下ろし・カラー口絵8P 縄文ZINE版「武蔵野」 【巻末寄稿】朝宮運河(書評家・『宿で死ぬ 旅泊ホラー傑作選』編者) 不穏さと脱力感、狂気とおかしみ、残酷とおだやかさ。それらが絶妙なバランスで共存し、混在する令和のミステリー・ゾーン。斎藤潤一郎が再発見したそんな武蔵野の姿は、どこか危うさを感じさせる笑い声を響かせながら、私たちを手招いているのである。
  • 山にまつわる 超怪奇体験
    1.0
    多摩丘陵、南アルプスetc… 山にまつわるほんとうにあった超怖い話。登山者たちが語る戦慄の怪奇体験。

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