ユーザーレビュー 死都調布 斎藤潤一郎 都度挟み込まれる風景がアクセントとなって、己のテンポで流していく心地よさ。漫画だからこそできる時間軸を味わいつつ、映画のようなシーン展開を堪能した。素晴らしい作品だわ。 Posted by ブクログ 武蔵野 斎藤潤一郎 作者自身が主人公。どうも東京の西側に住んでいるらしい主人公が、自身の住む場所から電車で1〜2時間くらいの場所を訪れ歩き回る。何に絶望したり腹をしょっちゅう立てているのかははっきりと明示されないけれど、主人公が抱えている苛立ちをフィルターとしてその土地土地が描かれるので、実際のその土地に加えて、主人...続きを読む公の内面に湧き立つものが風景や通りすがりの人々として姿を現してくる。私自身が実際に歩いたことのあるのは江東区と横浜だけなのだけれど、とても楽しめました。他の土地にも、機会があったら行ってみたい。 Posted by ブクログ 斎藤潤一郎のレビューをもっと見る