入っていました作品一覧

  • おさむ事典(KKロングセラーズ)
    -
    戦後1945年から1970年まで「修」という字は名前ランキングのトップ10に入っていました。日本がこれからより良く前進し、成長していこうという時代を象徴した名前のひとつだといっても過言ではありません。そして日本には様々な分野ですごい「おさむ」さんが大勢います! 本書はそんな「おさむ」さんをクローズアップし、生き方・人生哲学をまとめた一冊です。手塚治虫、橋本治、鈴木おさむ、設楽統、林修など、日本のすごい「おさむ」さんが集結! 「おさむ」さんをこよなく愛する会長と、同じく「おさむ」さんの人生に憧れる現役大学生による新感覚人物伝!!
  • 川滝少年のスケッチブック
    4.0
    列車内には、学校や職場へ行こうとしている人が乗り合わせていた。 突然、「ダダダダーン」という爆音が鳴り響いて、窓から外を見ると、アメリカ軍の飛行機が間近まで迫ってきているではないか。 操縦席のパイロットの表情まで見えるほど、爆撃機は近くにいる。 明かに、僕らの乗っている列車を攻撃しようとしている。 このままでは死んでしまう。 反射的に、列車から飛び降りた。 (本文より)  ***** 「軍国少年って、おじいちゃんのこと……?」ぼくはページをめくる手を止めて、ひとりごとをつぶやいた。軍国ということばと、優しいおじいちゃんがうまく結びつかない。祖父の絵はとてもユーモラスで、川滝少年はとても可愛くて、列車通学のきびしさも、剣道の時間の痛い話も、すべては笑い話のように読めてしまう。でも、このとき祖父は「まじめな軍国少年」だったのだ。(本文より) いつだったか、うちの郵便受けに、日本の父から届いた小包をあけてみると、そこに何冊かのスケッチブックが入っていました。そのうちの二冊がこの作品に登場するスケッチブックです。父の戦争体験について、少しは知っていたものの、くわしいことは何も知らなかったので、スケッチブックに描かれている漫画を見て、また、父の書いた文章を読んで、私はとても驚きました。こんな大変な戦争を、父はよく生き抜いてきたものだと、感心もしました。けれども、これらのスケッチブックは、長いあいだ、私の机の引き出しの奥で眠ったままになっていたのです。なぜなのでしょうか。私はその頃、戦争にも、平和にも、関心がなかったからです。日本は憲法で戦争を永久に放棄した平和国家なのだから、戦争や平和について、考えたり、悩んだりする必要はない、と思っていたのです。(後書き) Twitterでバズった小手鞠氏父のマンガ絵日記、91歳が生き抜いてきた戦争の記憶と記録が漫画でつぶさに表現されている当時のスケッチブックと、その内容から創作された祖父と孫の物語。 戦前戦中戦後、60頁の絵日記を掲載し、戦争だけでなく昭和の懐かしい風俗も味わうことができる資料としても貴重な一冊。
  • しあわせのポポチ 1巻
    完結
    -
    「ゆるキャラの中には、温かい記憶が入っていました」。 勝ち組人生を歩いてきた主人公・幸男。絶縁状態だった父の危篤で、久しぶりに実家に戻った幸男はそこでかつて夢で見た不思議な生き物、ポポチの着ぐるみを発見する。父と素顔で会いづらい幸男は着ぐるみを来て病院へと向かうが…。 ゆるキャラを通じて繋がる父子の想い、失われた時間が少しずつ紡がれていく。優しい記憶を巡る感動物語!!
  • ジム・ボタンの機関車大旅行
    4.4
    小さな島国フクラム国に、ある日とどいたなぞの小包。中にはなんと黒人の赤んぼうが入っていました。赤んぼうは成長して、ジム・ボタンと呼ばれるようになります。ジムは親友の機関士ルーカスと、機関車エマにのって冒険の旅に出かけ、さらわれたリーシー姫を助けるために、竜の町クルシム国へと向かうのでした。エンデの傑作。

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  • 女子刑務所へ入っていました
    完結
    3.6
    元受刑者が明かす塀の中の実態! 子殺しの母親には壮絶いじめの制裁 下着はお古をみんなで使い回し 好きな女性をめぐって陰湿な嫉妬バトル 週に1度のパン&ぜんざいがごちそう! 受刑者の背後に被害者の霊が… 刑務所の中が丸わかり! ★単行本カバー下画像収録★
  • なかよしおまもり、きいた?
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 みくは、かれんちゃんが大好きですが、かれんちゃんとまゆちゃんの二人が仲良しであることが気に入りません。ある時、かれんちゃんはパパからのお土産「なかよしのおまもり」を、二人にあげます。つやつやした淡い水色の石で、ピンクの袋に入っていましたが、二つの石は微妙に違っていました。ところが、その日のそうじの時間、教室で男の子たちのけんかがあり、みくやまゆちゃんの机は倒れて、机の中のものが散乱してしまいました。たまたまその場にいたみくは、あせりましたが、ピンクの袋はすぐに見つかり、ずぼんにしまってもって帰りました。しかし、家に帰ったみくが袋の中をあけてみたところ、それは、みくのものではなく、まゆちゃんのものだったのです。「きっと、わからない。この石を、わたしのにしちゃっても」「でも、これはまゆちゃんのだよ。」みくの頭の中で、二つの声がします……。罪悪感にさいなまれる少女の心理を丁寧に描いた幼年童話。
  • パンダのおさじと フライパンダ
    4.2
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 料理人のクーさんが偶然手に入れた「フライパンダ」。中には小さなパンダの「おさじ」が入っていました。呪文をとなえ、フライパンダのふたを開けると……あら不思議! 普通の料理がパンダ料理に大変身! でも、フライパンダには守らないといけない約束があって――。パンダのおさじくんが、ハッピーと不思議なパンダ道具をおとどけ! 「パンどろぼう」シリーズの柴田ケイコによるパンダフルなシリーズ第1作!

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