お笑い第7世代作品一覧

  • すべてはタモリ、たけし、さんまから始まった ──笑いと日本社会の現在地
    4.7
    1980年代初頭、多くの人が「漫才ブーム」に熱狂した。その影響のもと、私たちは何かあればボケようとし、それにツッコミを入れるようになった。笑いが、重要なコミュニケーション・ツールとなったのである。そこにおいてシンボル的な存在となったのが、タモリ、たけし、さんまの「お笑いビッグ3」だった。先鋭的な笑いを追求して90年代に台頭したダウンタウン、M―1グランプリから生まれた新潮流、そして2010年代に入って頭角を現した「お笑い第7世代」……。今なお中心的存在であり続ける「ビッグ3」を軸に、日本社会の「笑い」の変容と現在地を鋭く描き出す!
  • 「テレビは見ない」というけれど エンタメコンテンツをフェミニズム・ジェンダーから読む
    3.4
    執筆者(以下、本書の掲載順) 西森路代、清田隆之、松岡宗嗣、武田砂鉄、前川直哉、佐藤結、岩根彰子、鈴木みのり かつては「娯楽の王様」と呼ばれ絶大な影響力を誇った地上波テレビも、SNSや「YouTube」の普及、ライフスタイルの変化に伴い、かつてほどの勢いを失っている。その原因には、視聴環境の変化だけではなく、アップデートされていないジェンダー観や「やらせ」などの演出面の問題、そしてマイノリティへの配慮やコンプライアンスなどの様々な問題が複合的に絡んでいて、テレビはマスメディアとして変革を迫られている。 一方で、ドラマでは、野木亜紀子、宮藤官九郎、坂元裕二などの作家たちは、自らの作品で新たなジェンダー観を描き、バラエティー番組では「お笑い第7世代」が活躍するなど、従来の価値観に縛られないコンテンツも相次いで登場して、テレビの新たな可能性を感じさせてもいる。 「テレビは見ない」「「YouTube」は見る」といった二者択一の議論ではなく、テレビのどこがダメで、どこが面白いのかを正面から語るために、昨今大きな注目を集め、また社会的な課題でもあるジェンダーやフェミニズムの視点からバラエティーとドラマを中心としたエンターテインメントコンテンツを問い直す。 様々なジャンルで活躍する書き手がテレビの「いま」に切り込む、「テレビ好き」も「テレビ嫌い」も必読の新しいテレビ論。 2020年に放送され話題になったドラマ『チェリまほ』(テレビ東京系)のプロデューサー本間かなみへのインタビューも所収する。
  • YouTube作家的思考
    3.4
    モンスターYouTubeチャンネルに携わる人気作家のアタマの中とは! 『フワちゃんTV』『しもふりチューブ』『カジサック』『上原浩治の雑談魂』 バズりの理由と成功の道すじ テレビにCM、書籍に雑誌あらゆるメディアで活躍するようになったYouTuber。 その人気YouTuberの多くはマネージメント会社と契約し、チームを抱えてチャンネルを運営していくYouTuberも少なくない。 こうしたなかで、動画の企画、構成、分析などをメインに行う「YouTube作家」という存在が注目を集めている。 マンネリを打破する企画や、"バズる"仕掛けを考えていくことでYouTuberをサポートし、チャンネルの人気維持と向上に貢献している陰の立役者であり、中にはプロデュース的な立ち位置の人もいる。 そんなYouTube作家の中でも、注目を浴びる最先端の5人がいる。 『フワちゃんTV』の長崎周成 『しもふりチューブ』の白武ときお 『カジサック』の山口トンボ 『上原浩治の雑談魂』の谷田彰吾 YouTubeキュレーターのカツオ 本書では、YouTubeとテレビなど、複数のジャンルで活躍する上記の5名の放送作家たちが、どのような戦略でYouTubeにアプローチし、人気チャンネルに貢献しているのか、YouTubeにおける作家的な思考を明かしていく。 その越境的な活動からは、多くのコンテンツに通じる「おもしろいもの」「伝わるもの」の考え方、作り方が見えてくるはず。 CONTENTS 1章長崎周成の思考 ~ハイブリッド芸人フワちゃんの相方!?~ 2章白武ときおの思考 ~お笑い第7世代のコンテンツ力とは~ 3章谷田彰吾の思考 ~邪道作家がYouTubeの先に見る未来~ 4章山口トンボの思考 ~崖っぷちからの寄り添い方~ 5章カツオの思考 ~TV企画マンがいまYouTubeキュレーターなワケ~
  • Youtube放送作家 お笑い第7世代の仕掛け術
    4.0
    霜降り明星推薦! 「三人目の霜降り明星!彼が仕掛けるお笑いが次のトレンド!」――粗品 「僕が第七世代という言葉を適当にいったとき、この男は目を輝かせていました」――せいや 「しもふりチューブ」を手掛ける『ガキ使』最年少作家。 Youtubeから地上波まで“越境”する29歳の仕事術 YouTube、テレビ、TVer……現代のエンタメコンテンツ分析の最新書 霜降り明星YouTubeチャンネル「しもふりチューブ」を手掛ける 『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 』最年少作家による初の著書。 YouTubeから地上波まで横断して働く29歳のエンタメ分析&仕事術。 YouTubeとテレビの制作現場から届ける最新分析&事例 ・2020年、YouTubeになにが起きているのか? ・誰が「コンテンツ」を面白くしているのか? ・芸能人はK-POPアイドル、YouTuberは日本のアイドル ・霜降り明星・せいやの「第7世代」発言 ・「しもふりチューブ」の作り方 ・フワちゃんのビジュアル誕生秘話 ・EXIT・兼近の本音力 ・TVerは「テレビの最終兵器」になり得るか? ・なぜテレビは炎上してしまうのか ・リモートだからこそ面白い企画とは 構成 第1章: YouTube 革命(YouTube年表収録)第 2章:お笑い第7世代の仕掛け術(かが屋×白武 座談会収録) 第3章:テレビは時代遅れか?という議論には意味がない 第4章:コロナ禍のエンタメ事情 第5章:裏方人生 第6章:第7世代的仕事論 巻末 必見コンテンツ100選 【内容】1990年生まれ、29歳の放送作家、白武ときお初の著書。『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 』や、霜降り明星のYouTubeチャンネル「しもふりチューブ」に作家として参加。“お笑い界の裏方"としてエンタメビジネス最前線で活動しています。 地上波番組の放送作家として、またYouTubeの放送作家として、媒体を越境しながら働く白武が、YouTubeとテレビの最前線の現状を分析。メディア論にとどまらず、エンタメ業界で必要とされるスキルや、著者が実践しているライフハックなども紹介しており、実践に基づいたカルチャー&ビジネス書となっています。 お笑い第7世代の最注目コント師・かが屋との座談会や、YouTube年表、コンテンツ“全部見”放送作家の必見コンテンツ100選など、企画も盛りだくさんの一冊。

最近チェックした本