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1980年代初頭、多くの人が「漫才ブーム」に熱狂した。その影響のもと、私たちは何かあればボケようとし、それにツッコミを入れるようになった。笑いが、重要なコミュニケーション・ツールとなったのである。そこにおいてシンボル的な存在となったのが、タモリ、たけし、さんまの「お笑いビッグ3」だった。先鋭的な笑いを追求して90年代に台頭したダウンタウン、M―1グランプリから生まれた新潮流、そして2010年代に入って頭角を現した「お笑い第7世代」……。今なお中心的存在であり続ける「ビッグ3」を軸に、日本社会の「笑い」の変容と現在地を鋭く描き出す!
...続きを読むPosted by ブクログ 2022年06月09日
笑いの歴史を綴った本は多数あります。
しかしこの本は「お笑いビッグ3」である
タモリ、ビートたけし、明石家さんま以降
の笑いに焦点を当てています。
間違いなく彼ら3人はお笑いの世界を変え
ました。しかし普通の人からすると、今で
もお笑い界を引っ張っているのは明石家さ
んまだけではないのでは?と思...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月22日
テレビとお笑いの歴史と社会の関係を考察する社会学的な言説。お笑いビッグ3の立ち上がりがら、今の傷つけない笑いやユーチューバーへの変遷について。80年代初頭の漫才ブームから、社会の同質性をベースとして立ち上がってきたお笑いビッグ3と、笑いが社会のメインストリームになった笑う社会。それが、徐々に変遷しつ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年12月23日
土曜日の夜、フジテレビで「さんまのお笑い向上委員会」を放送している。「向上長」の明石家さんまが、向上委員会メンバーとともに、ゲスト出演するお笑い芸人のお笑いレベル向上を目指す趣旨の番組だ。
TBSでは「情報7days ニュースキャスター」を放送していた。冒頭にビートたけしが高校野球について話...続きを読む
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