無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
紅白の誕生から2011年くらいまでをざっくり追っている。紅白論というよりは歌謡界論という感じも。紅白を謳うならもっと紅白に特化してトリビアをいろいろ紹介してもらいたかった。
とはいえ、紅白がけっこう短い周期でどんどん変わってきたことがわかったのは面白かった。高視聴率が至上命題ではあるけれど、一方でもうここ30年弱くらいはそんなの望み薄なわけで、迷走ぶりが痛々しい。著者はそうした試みをけっこう肯定的にとらえていて、「日本というコミュニティが再生する上でも必要な、受け継がれるべき記憶は、こうした場から立ち現れてくるのではないだろうか。だが、それを一つの形へと無理にまとめ上げる必要なない。むしろ、複数あっていい。しかもそれは常に変化していく。大切なのは、そうした複数の記憶が内閉することなく、交響し合うことである。」(p.347)なんていってるんだけど、多様性を受け入れるのはいいことだけど、そんなそれぞれがそれぞれの好きな方向を向いたものがまとまるのだろうか。すなわち、もう老若男女みんなが口ずさめるような歌が生まれなくなっている現代日本社会において「コミュニティの再生」とか無理なんじゃないと思っちゃう。
自分のなかでは黄金的な紅白って、その年のヒット曲が披露されるってものなんだけど、もはやそんな紅白望めないこともよくわかった。見なくなって10年はたつと思うけど、これからもきっと見ないことでしょう。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
試し読み
ビジネス・実用
ビジネス・実用