角川新書 - 新刊(1ヶ月以内)の検索結果
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知られざるアメリカ外交儀礼
アメリカ大統領が動けば、世界のどこであっても街の一部が止まる。専用機の到着に合わせて旅客機は上空で待機し、市内の信号も時間差で制御される。受け入れ国の協力のもと、赤と青の警告灯を光らせた警察車両に先導され、長い車列が街を走る。沿道の歩行者は足を止めスマホを構える。 エアフォースワンが現地空港に降り立ち、黒塗りの専用車「ビースト」が両国の国旗を掲げて都心を走り抜ける。その本番の日を「ゲームデイ(Game Day)」と呼ぶ。下準備は数か月前から現地の大使館が進め、ホワイトハウスの先遣隊「アドバンス(Advance)」が入るのは約二週間前だ。警護、通信、車両、会場設営、報道対応、医療など、役割の異なる要員が続々と到着し、先遣隊は千人規模に膨らんでいく。「ジャガーノート(Juggernaut)=圧倒的に巨大で強力な存在」を思わせる組織である。 私は、その一員だった。 日本で生まれ育った私が、受け入れる側ではなく、アメリカ大統領の訪問を実現させる側にいたのである。 私の仕事は、アメリカ国務省のプロトコールオフィサー(儀典官)だった。第四十三代ジョージ・W・ブッシュ大統領から第四十六代ジョー・バイデン大統領まで、複数の政権にまたがって外交行事に携わってきた。大統領や国務長官が外国を訪問する際、訪問先での行事が滞りなく、格式を保ちつつ友好的に進むよう調整する仕事である。一度国務省を離れた後、二〇二六年七月に儀典局へ復帰し、現在はトランプ政権で広報担当儀典官(シニアプロトコールオフィサー)を務めている。 -
60代 二度目の黄金時代
60代は人生二度目の「黄金時代」。人生を謳歌するために必要な四つのもの――自由に使える時間、ある程度のお金、気力と体力、蓄えてきた知恵と経験が与えられ、好きなこと、したいことに思う存分取り組むことができる世代です。では、なぜ60代の人間にこの四つが与えられるのか。それは「あなたの人生を完成させるため」なのです。この世からの旅立ちに向かっていく途上で、自分の人生の物語を完成させていくという重要な課題に取り組むうえで、60代はつねに「何か人生でやり残したことはないか」と気にかけ、考えながら日々を送ることになります。これまでの人生を振り返って、「私の人生、空っぽ」と空虚感に駆られることもあるかもしれません。しかし、その空虚感を手掛かりに、自分の在り方を根本から見つめ直し、人生を変えることはできます。60代から始める「自己改造#60」に取り組んで、最高の人生を目指しませんか。