由利子 - 集英社コバルト文庫作品一覧
-
3.7神殿で書記として働くナナクト。地味で役にたたない自分に引け目を感じている彼女には一つ、特別な力がある。神さまの声を伝える文字―宙に浮かぶ神聖文字(ヒエログリフ)―を読むことができるのだ。ある日、王の危機を知って急いで駆けつけたところ、暗殺者の疑いをかけられてしまう! 容疑が晴れるまで、第一王子のソカリスと行動を共にすることになってしまい…!? 永遠のハッピーエンド・ロマンス。
-
4.0ラディーヌ王国の王女でありながら、王宮で暮らしたことのないロザリア。赤い髪の娘は魔女だと言われているため、田舎にある離宮に追いやられたのだ。だが、国が侵略されると、服従の証として、敵国の軍を率いていた青年と結婚させられることになり…!?(魔女の処方箋 薔薇色の媚薬)他、雑誌掲載時に絶大な人気を獲得した作品群を完全収録!! 全6編収録の恋の短編集。
-
3.0命ある限り、互いを互いの『半身』とする神に選ばれた二人――ヒアルキトと、ハワルアト。島国トランキザムでの神事を行い、命を削るようにして『ミユキ』が宿る晶脈石を生み出す。ところが最近、より多くの晶脈石が必要とされる事態が起こっていた。いったいなぜ!? 三年前から訪れるようになった、大陸の皇子エイシャラムも交え、運命の大きな渦がヒアルキトたちを呑み込んでゆく……!
-
3.0運命の少女は、闇を照らす光となる――謎を秘めた少女のヒストリカルロマン!! 幼い頃の記憶がなく、人里離れて薬師の師アロとふたりで暮らす少女ルーナエは、時折家を訪れる隻眼の青年イグニスに惹かれていた。しかしルーナエが15の誕生日を迎えてからほどなく、アロが失踪した。あとには不穏な内容の手紙が残されていた。アロを探すため、イグニスを頼りに王都へ出たルーナエは、王国の暗部に関わる秘密に巻き込まれてしまい!? 少女をめぐる、哀しくも切ない恋物語!