BL小説 - 三池ろむこ - 新書館作品一覧

  • 言ノ葉便り
    4.7
    余村と長谷部が付き合い始めて半年。いくつかの季節を共に過ごし、二人の絆はますます深くなっていた。だが二人の関係が、長谷部の妹の果奈に知られてしまい……? 大人気小説「言ノ葉ノ花」続篇。表題作ほか、同人誌、ペーパー、小冊子の再録に書き下ろしを加えた永久保存版。
  • 言ノ葉ノ花
    4.4
    三年前から突然人の心の声が聞こえ始め、以来人間不信気味の余村。ある日彼は、自分に好意を持っているらしい同僚の長谷部の心の声を聞いてしまう。罪悪感を覚えつつも、言葉で、“声”で、一途に注がれる愛情が心地よく、余村も長谷部を好ましく思うようになる。そしてついに長谷部の告白を受け入れるが、余村が心の声を聞けると知った長谷部の反応は意外なものだった……。切なさ200%!! 胸に迫るスイートラブ。
  • かわいくしててね
    4.1
    可愛いものが大好きで、愛猫のドナと過ごす時間が一番幸せな垣内は、歯に衣着せぬ物言いでオフィスの空気を凍らせる同僚の二本木が苦手だった。だが二本木の言い分には常に一理あることも確かで、自分を貫く彼に垣内は密かな憧れを抱いてもいた。何度も苦言を呈するうちに不本意ながらも仲良くなってしまったある日、二本木が猫好きなのに全く猫に好かれないと思い悩んでいることを知り……?
  • 甘えたがりで意地っ張り
    3.7
    きれいな顔して愛想が良くて、男でも構わずちょっかいをかけると噂の有名人。そんな先輩の来生(きすぎ)になぜか気に入られた小林(こばやし)。相手のペースに巻き込まれ初めは戸惑うものの、人懐こいくせにどこか遠慮がちで掴めない来生に小林も惹かれていく。ところが小林が思いを告げた途端、来生は逃げ出してしまう。実は来生は、冗談に紛らせなくては顔も見れないくらい、小林のことが好きだったのだ――。空色ハイスクールデイズ!!
  • 青ノ言ノ葉
    4.3
    『世界を変えた百人』にも選ばれた天才科学者のソウマは突然人の“心の声”が聞こえるようになり、全ての研究を放棄し荒野に引き籠もっていた。ある日アオと名乗る美貌の青年が訪ねてくる。彼からは“心の声”が聞こえなかった。理由を探れば聞こえる原因も解明できるかもしれない。アオを同居させるソウマだが、十年の冬眠経験ゆえか世間知らずで素直なアオに目的を忘れて惹かれてゆき……? 大人気シリーズ未来篇!!
  • 甘い嘘
    4.4
    密かに片想いしている親友の佐倉と体の関係を続けている七生。きっかけは言い争いの末の勢いだった。伸びてきた佐倉の手に経験のあるふりで応えてしまい、以来五年、七生はほかにも相手がいるという嘘を崩せないでいる。佐倉しか知らないまま、セックスには慣れた。「誰とも恋愛はしない」と言うくせに佐倉は優しい。だから自分は特別なんだと信じていた。けれどある日、一方的に「地元に帰る」と告げられて……?
  • カクゴはいいか
    3.8
    好きなものは金と暴力。世界は俺を中心に回っている―。けれどそんな真が何より一番好きなのが、お目付役の木賀だった。木賀だって自分を好きなはずなのに、いつもはぐらかされてばかり。プライドの死ぬほど高い真は、自分から好きとは絶対に言いたくない。そこで真が取った行動は……? クールでドSなお目付役×女王様系ヤクザの坊っちゃん。人気コミック「カクゴをきめて」原作者によるスピンオフ登場!
  • 言ノ葉ノ世界
    3.8
    生まれつき人の心の声が聞ける仮原は、それを利用してずる賢く生きてきた。 ある日、車と接触してケガをする。その車に乗っていたのが大学准教授の藤野だった。 仮原が初めて出会った心の声と口で発する言葉が全く同じ人間。 まるで輪唱のように響く藤野の“声”と言葉を心地よく感じ、そんな自分に苛立った仮原は、 藤野がゲイであると知り、偽りで彼に「好きだ」と告げるが……。 名作「言ノ葉ノ花」スピンオフ登場!!
  • 言ノ葉ノ使い
    3.6
    生まれつき人の“心の声”が聞こえるカンナは、ずっと誰かの役に立ちたいと思っていた。 ある町で心の中まで寡黙な男・ガクタと出会う。 大怪我を負っていた彼が洩らす『痛い』という心の声を放っておけず、世話を焼くカンナ。 最初は鬱陶しそうだったガクタもそれを受け入れ始める。 だが彼がヤクザだと知っても変わらないカンナの態度に、 下心があると誤解したガクタが手を伸ばしてきて……? 大人気シリーズ第3弾!!【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
  • 世界のすべてを君にあげるよ
    4.4
    駆け落ち先の海辺の町で、兄弟のふりをしてひっそりと暮らす洸生(こうき)と省也(しょうや)。元は大病院の院長の息子と病院勤務の看護師だった二人は、恋人関係にあることを洸生の父親に知られ、一度は別れを決意する。けれど気付けばすべてを捨て、この町にたどり着いていた。先の見えない不安定な生活もそろそろ一年を迎えようとしていたある日、省也のかつての知り合いが偶然町を訪れ……? 年下攻センチメンタル・ダイアリー。
  • てのひらにひとつ
    3.8
    経営学部生の和音(かずと)は、塾講師のバイトをしている。そこへ社会人の日下部(くさかべ)が、医学部受験のために入塾してきた。本来の志望進路もゲイである己の恋心も、すべてを諦めてきた和音。誕生日の夜、胸にしまい込んだその秘密を、和音は日下部に吐露する。現実的ではない夢のためにひとり戦う日下部は、ただ黙って話を聞いてくれた。そんな年上の男に、和音の心とからだはやがて惹かれてゆき……?優しい年の差ロマンス。
  • ハートの問題
    4.1
    父親の海外赴任に伴い、高校生の要(かなめ)は反対を押し切る形で一人暮らしを始めた。しかし、隣人が毎晩毎晩わいせつなDVDを大音量で流すため、ろくに眠れない毎日を過ごしている。ある夜、ストレスが限界に達した要は、同じフロアに住む青年・サンに出会う。ひょんなことからサンと半同居生活を送ることになる要だが、人懐っこく笑う彼と過ごす時間は心地よくて──?  臆病なココロを包む、ご近所ロマンス。

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