その他女性向けラノベ作品一覧

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  • 大好きですが恋愛はしたくありませんっ!~侯爵令嬢、弓士になります!~【分冊版】1
    完結
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    「今日はもう帰ろう。明日またプロポーズするよ」 「は?」 キアラは耳を疑った。なにせ彼女は今、プロポーズを断ったのだから。 キアラは侯爵令嬢であったが、子どもの頃から弓が好きだった。幼いころからの婚約者の手前、家で隠れながら弓の腕を磨いていたが、その婚約者から婚約破棄を申し出られた。 ここぞとばかりに「ならば私は隣国エルドラド王国へ行って、弓士として身を立てますね!」と、飛び出してしまう。 隣国で出会った狩猟ギルドマスターであるイケメンのレオナルドに一目惚れし、毎日、レオナルドに「カッコイイ」「愛している」と伝える。 元婚約者殿のせいで結婚や恋愛に懐疑的なキアラは、素直な気持ちを伝えはするものの「付き合いたい」などその先の関係はまったく望んではいない。 そんなキアラなので、絆されたレオナルドから求婚をされてもあっさりと断ってしまう。 次第にレオナルドの方がキアラにのめり込んでいき――。 これは、二人のおかしな追いかけっこの話。 電子版書き下ろしでは、一年後の二人の会話を追加。珍しくしおらしいレオナルドとふっきれたキアラの会話とは――? 『大好きですが恋愛はしたくありませんっ!~侯爵令嬢、弓士になります!~【分冊版】1』には「序章」~「6 冒険者ギルドと合同クエスト」(前半)までを収録
  • エッチな下着のデザインを相談したら絶倫男に種付けされました(1)
    完結
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    「経験がないのが問題だったら、俺が相手するぞ?」 前世で大好きだった乙女ゲームの世界に転生したことに気づいた、ドレスのデザイナーを目指すシェリー。 どこかに推しがいるはずと探し回るが、なんとまだ推しはこの世に産まれていなかった! 推しの誕生を心待ちにしながらも、シェリーはこの世界の下着が着心地も良くない上、デザイン性もないことに気づく。 このままでは推しの両親がエッチの時に盛り上がらなくて、生まれてこないかもしれない! そう危機感を覚えたシェリーは興奮できる下着を作り始めると、試作品を送ったとある娼館から依頼が舞い込んだ。 たくましく、片目を覆う眼帯が似合うオーナーのクリードと出会い、どんどん下着づくりに専念していったとある日、 王族から閨のための下着を作ってほしいと依頼を受けた。 しかし前世も今世も処女のシェリーは、機能的でよりセクシーなデザインをこれ以上絞り出すことができなかったのだ。 「誰でもいいから捨てようかな」とつぶやいた言葉を聞いたクリードに「お前を俺の女だと思って抱く」と、その役を買われてしまった!! 下着のデザインを相談しただけのはずが、どうしてこんなことに――!? 独占欲強めで絶倫な上にテクニックもすごいワイルド系ヒーローに外堀を埋められちゃう、仕事に一生懸命なヒロインのお話。 ※本作品は『王子よりマシだと婚約したら腹黒絶倫でした』に登場するデザイナー、シェリーが主人公のお話です。 <作者より> 同じ世界観で全く違う系統の話を書いてみたかったので、今回は異世界転生ヒロインが主人公です。 Web版は短編でしたので、二人の恋愛の過程と短編のその後について加筆させていただきました。 はたしてシェリーは推しに会うことが出来るのか。少しでも楽しんでいただけると嬉しいです。 『エッチな下着のデザインを相談したら絶倫男に種付けされました(1)』には「第一話 推しが登場するゲームの世界に転生したのに、推しは産まれていなかった」~「第二話 下着のデザインを相談したら、種付けされた」(前半)までを収録
  • ハズレの森の魔法使い~婚約破棄された令嬢が大魔法使いの最愛になるまで~(1)
    完結
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    止まっていた時間の果てで、運命が巡り出す――。 公爵令嬢のセリーナは、異世界からきた聖女と恋に落ちた王子に、公の場で婚約破棄してほしいと宣言された。 王太子と結ばれることが使命であり、未来の王妃として人生のすべてを捧げていたセリーナはそれを受け入れ、二人を祝福した。 惨めな気持ちで残っていたセリーナの前に現れたのは、ハズレの森に住んでいる、国民の誰からも恐れ敬われている偉大な魔法使い・グレイフィール。 なぜかグレイフィールに連れ出され、そのままハズレの森で彼の弟子となってしまった。 魔術を学びながらウサギ型の精霊やしっかり者の従者にも支えられ、徐々に明るさを取り戻していく。 そんな日々を送るうちに、彼女はグレイフィールの大きな秘密を知ることになる。 それはセリーナ自身にも関わる秘密のようで…… これは、心に傷を負った少女が、本当の自分と幸せを手に入れるまでの物語。 <作者より> 不憫な美少女が本当の居場所と幸せを掴む話を書きたい。 それがこの物語のスタートでした。 WEB連載時に描ききれなかったものを全部込めました。 セリーナの選んだ結末を見守っていただけたら幸いです。 『ハズレの森の魔法使い~婚約破棄された令嬢が大魔法使いの最愛になるまで~(1)』には「第一章 大魔法使いとの出会い」~「第一章 ニールの優しい願い」までを収録
  • 亡霊聖女は死霊騎士に恋をする
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    代々聖女を輩出している家系で生まれたアレットは、この国では忌み嫌われている銀髪を持ち、亡霊を大量に引き寄せ続け、亡霊聖女の悪名で知られている。 おまけに正真正銘聖女な平民の少女と婚約者が仲良くなってしまい、立つ瀬がなくなってしまっている。 そんな彼女が出会ったのは、「死霊騎士」の名で畏怖の対象となっているエルネスト。 ふたりでこっそりと死霊を引き寄せる力のコントロールの練習をはじめるが。 忌み嫌われてしまった令嬢が幸せになるまでの物語。
  • 責任、とって?(1)
    完結
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    隣国との戦争に医療班として参加していた医療魔術師リーズは、味方を庇って毒矢を受け、死の淵にいる騎士セルヴァンの治療を任される。 もう無理かもしれないと周囲にも諦められていたが、ひとつだけ彼を治療できる方法があった。 それはリーズの持つ特殊スキル『性行為による治癒完治魔術』。 その名の通り、性行為によって怪我や病気、毒に至るまで、すべてを治すことができる万能でありながらとても破廉恥な術だった。 生涯使わないと決めていた術だったが、恩人であり片思いの相手のセルヴァンを救うため、リーズは治療を行うことを決意する。 意識のないセルヴァンに跨り、内心で想い人との行為を嬉しく思いながらも必死に治療を行うリーズ。 そうして無事に治療が完了して安堵していたとき、セルヴィンが目をさました。 勝手に行為をしたことがバレたら嫌われてしまう!と顔を見られないように慌ててその場を離れたリーズだが、なんと彼のもとに下着を置いてきてしまって……!? 内気な治癒魔術師と明るい騎士の、両片想いのお話。 <作者より> 短編で書いた作品ですが、皆様のご愛顧によりまさかの電子書籍化となりました。 WEB連載の時には省略したあれやこれやを書き起こしてボリュームも倍近い文字数になっております。楽しんでいただければ幸いです。 『責任、とって?(1)』には「〈1〉」~「〈4〉」(前半)までを収録
  • 薄幸の乙女は孤独な侯爵と禁秘の契りを結ぶ(1)
    完結
    -
    幼い頃に両親を亡くした12歳のルーシアは、叔父夫婦の家で暮らしているが、叔父夫婦とその子供たちから毎日虐待を受けていた。 ある日奴隷商人に連れ去られ、娼館に売り飛ばされそうになる。運よく逃げだしたものの、行き場を無くしたルーシアは『人間嫌いの放蕩者』と有名なケネス・リムチェノーワ侯爵が大金とともに銀行から出てきたところを目撃する。 (あのお金さえあれば、パンが食べられる……) 目の前の欲を満たすため、30歳も年上のケネスの金を盗もうとして失敗してしまったルーシアは―― 「ワ、ワタシと……、セックスしませんか?」 一か八かで放ってしまったその言葉の答えも意外であったが、その後再び奴隷商人に見つかり連れ戻されそうになったルーシアを身請けすると言って大金を支払ったケネスに、さらにどういう状況かわからなくなるルーシア。 そのまま屋敷に連れていかれたルーシアは侯爵家の人間になるのだから教養や礼儀作法を身に着けろというケネスの言いつけに、必死で応えようとする。 そして五年の月日がたち、ルーシアは街でも評判になるほど美しく成長した……。 年上のイケオジ侯爵と、一途で美しいルーシアは互いへの恋情と独占欲が溢れはじめる――。 年の差と身分差でがんじがらめの二人が、ゆっくりと愛情を育んでいく切ない純愛ストーリー。 <作者より> 例えフィクションといっても、設定などの事を色々と考えますと、かなり好き嫌いが極端に分かれる作品かなと思います。 それでもほんの少しでも興味を持ってもらえたり、もし好みに合い読んで頂けましたら、その時は心から嬉しく思います。 ケネスとルーシアの恋の行方をあたたかく見守って頂けましたら幸いです。 『薄幸の乙女は孤独な侯爵と禁秘の契りを結ぶ(1)』には「第一章 邂逅 どこまでも逃げる」~「第二章 少女の初恋 慣れない環境での試練」(前半)までを収録
  • 婚約者が猫に私の名前をつけまして【分冊版】1
    完結
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    「オリヴェル様、婚約を破棄してくださいませ」 男爵令嬢のイェレナは我慢の限界だった。婚約者である候爵家の令息オリヴェルは、婚約してから約10年間、ずっとイェレナに対して冷たい態度をとってきたのだ。 だから彼に婚約破棄してもらおうと呼び出したのだが――そこに現れた男爵令嬢のヒルダによって、魔法で猫の姿に変えられてしまう。 誰にも気づいてもらえず彷徨って汚れてしまった猫(イェレナ)を拾ってくれたのは、なんと大嫌いなオリヴェル。 オリヴェルの屋敷に連れて行かれたイェレナは、オリヴェルの本心(いや、病んでいる本性)を知る。 「イェレナも真っ白な肌なんだ。触れたいと思って何度も手を伸ばしかけたけど、自分を抑えられなくなるのが怖くて我慢していてな」 「はやくイェレナを見つけなきゃ。見つけて閉じ込めておかないと」 ずっと冷たい態度だったオリヴェルのイェレナに対しての秘めていた執着を知り、「ええー!私って異常なほど溺愛されていたの?!」と驚愕したイェレナは、このまま猫のままでいた方がいいかもと思い始めるが……。 婚約者に愛想を尽かせた負けん気の強い令嬢と、そんな彼女を幼い頃から一途に溺愛し続けてきた、こじらせヤンデレ重症イケメンのすれ違いラブコメディ。 本編はWEB版から約2万文字加筆し、2人のドタバタな新婚旅行の様子をお届け。よりパワーアップしたオリヴェルを描きました。 また、番外編を2本収録しており、完結後のイェレナたちの日常をお楽しみいただけます。 『婚約者が猫に私の名前をつけまして【分冊版】1』には「第一章 婚約破棄してもらおうと思ったのに」~「第二章 隠し続けてきた執着」(前半)までを収録
  • 姉の代わりに嫁いだら、皇太子がヤンデレに豹変しました(1)
    完結
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    「お前に妻としての役目は望んでいない」 侯爵家の双子の姉妹と皇太子ライナスは幼馴染として育ち、姉のアムリアが婚約者に選ばれた。ところが結婚式前日、双子の姉が失踪した……。 婚約が決まってから、姉が王妃教育のために王都で忙しい日々を過ごす一方で、マシェリはとある理由でずっと領地に引きこもっていた。 しかし、突然失踪した姉の身代わりとして、妹のマシェリが姉のふりをしてライナスに嫁ぐことになる。 姉がなぜ逃げたのかもわからず、礼儀も教養も足りないマシェリは途方に暮れたが、姉が残してくれた一冊のノートを発見した。 マシェリはライナスやライナスの周りのことが詳細に記されていたそのノートだけを頼りに嫁いだが、初夜をどう切り抜けるべきかと怯えていた。しかし、ライナスはその夜、冷酷に言い放った――お前に妻としての役目は望んでいない、と。 差し出されたのは、偽りの夫婦生活を送るという内容の契約書で、マシェリはさらに困惑することになる。 一緒に過ごすうちに、契約書を取り交わした愛のない結婚のはずが、ライナスの様子がおかしい――。 彼の真意が読めないマシェリ。姉が見つかるまでと自分に言い聞かせながら、懸命に偽りの妻を演じるが……? <作者より> いつ身代わりがバレてしまうのかというドキドキ感と、皇太子ライナスがツンデレからヤンデレに変貌する瞬間をお楽しみください。 『姉の代わりに嫁いだら、皇太子がヤンデレに豹変しました(1)』には「第一章 偽りの婚姻」~「第二章 四年の月日」までを収録
  • 探偵助手は推理中に身悶える(1)
    完結
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    借金のカタに娼館に売られそうになっていたところを探偵のアイザックによって救われたレイチェル。 それからは彼の助手として働くことになったのだが、アイザックには探偵として『決定的に向いていない癖』が一つあった。 なんと彼は『女性を抱いている時こそが一番頭が冴えわたる』という特殊な癖の持ち主だったのだ。 助手になってからというもの、彼の探偵事務所に依頼人が訪れると「下着を取って足を開け」と命令される日々を送ることに……。 しかし、そのやり取りにもすっかり慣れてしまったレイチェルは、助手としての役割を果たそうと積極的にアイザックに体を委ねるようになる。 事件の謎と快楽の波に溺れるレイチェルをよそに、彼女を抱きながらも冷静沈着に難題を解決するアイザック。 鬼畜な雇い主に抱かれながらも彼の魅力に惹かれていくレイチェルと、謎解きにしか興味がないがレイチェルのことは密かに気に入っているアイザックのミステリーロマンス。 <作者より> この度電子書籍化することとなりました。応援してくださった皆様、本当にありがとうございます。 一風変わった彼らの推理を楽しんでいただけたら嬉しいです。 『探偵助手は推理中に身悶える(1)』には「犯人はスチュワード」~「二人のエリザベス」(前半)までを収録
  • 黄金の眠り姫は、白銀の騎士の口づけで甘く目覚める(1)
    完結
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    「何をするんですか! 私には夫がいるんですよ!」 「――それが?」 伯爵令嬢ルチル・クォーツは、魔術学校では落第間近の落ちこぼれ。なんとか卒業し、幼馴染との結婚式当日、謎の人物から禁呪具とは知らず受け取ったペンダントを身に着け、式中に大勢の前で魔力を暴走させて気を失ってしまう。 やがて甘く深い口づけの感覚で目を覚ましたルチル。ルチルに口づけていたのは、夫ではなく、この国の第二王子である聖騎士シュヴァルドだった!? ルチルは、目覚めたのが二年後であり、その間に父が亡くなっていることを知る。また、禁呪具の罪を問われていることや、シュヴァルドからのキスは呪いの解呪と、魔力と生命力の補給のためということを知り、受け入れるしかないルチル。 そんなルチルに追い打ちをかけるように、親友と夫が情事に及ぶ場面を見てしまう。 夫との離婚を決め、禁呪具を渡した男の行方を追うため、シュヴァルドと一緒に旅に出ることに。道中のただの魔力の補給のはずの口づけが、なぜかどんどん深くなるのにルチルは抗えない。 一方シュヴァルドの過去になにが……ルチルの閉ざされた記憶の中にある真実とは――!? <作者より> 幼馴染ばかり書いている作者が、ボーイミーツガールに挑んだ作品です。 かつて友情を失って心を閉ざしてしまったヒーローが、事件に巻き込んだために自身と同じ境遇に追い込んでしまったヒロインに希望を見出していく物語。壊れかけの友情と向き合い、自身の未熟さを受け入れながら、少女から大人になっていくヒロイン、過去に自身と似た境遇になった少女を通じて心を開いていくヒーローを書きたくて書いた作品でした。二人の恋の過程への応援を、どうぞよろしくお願いします。 『黄金の眠り姫は、白銀の騎士の口づけで甘く目覚める(1)』には「序章」~「第二章 幸せは一睡の内に」までを収録
  • 虐げられ令嬢はいにしえの英雄に囲われる(1)
    完結
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    石像から蘇ったヤンデレ騎士。呪いを完全に解くためには、愛するものの体液が必要だと、心も身体も囲われ、舐られ、これでもかと騎士に執着される溺愛ストーリー! 家族から冷遇されて育った幼い伯爵令嬢のルルティアナは花を摘んで来いと言われ、雪の中に放り出されてしまう。寒くて心細い中、ふと雪原に辿り着いた。そこに立っていたのは、かつてこの国を黒龍から救った「英雄バルト」の石像だった。 それからというもの、ルルティアナは孤独を埋めるようにバルトの石像に会いに行き、話しかけ、汚れを拭い、敬った。 やがて十九歳を迎えたルルティアナは金のために売られるように婚約が決まった。望まない結婚で全てを奪われるのなら、せめて最初のキスだけはと……そう思ったルルティアナは屋敷を抜け出し、英雄バルトの石像に口付けた――。 すると突然石像は人間になりルルティアナを抱きしめた。そう、それは黒龍による石化の呪いが解けた本物の英雄バルトだったのだ。バルトの話に混乱していると、抜け出したルルティアナを連れ戻しに家族と婚約者が来てしまう。 「連れていってください。ここにいたくない」 ルルティアナはバルトとともに逃げることにしたが、しばらくして実はバルトの石化の呪いが完全に解かれていないことを知る。 呪いを解くためには、愛するものの体液が必要って――!? <作者より> 偶然呪いを解いたことで、突然溺愛され翻弄される女の子が書きたくて考えたお話しです。バルトが活きのいいヤンデレになってくれてとても楽しかったです。 『虐げられ令嬢はいにしえの英雄に囲われる(1)』には「プロローグ」~「二章 黒龍の呪い」(前半)までを収録
  • 転生前の婚約者がクズでした。わたくし今度は恋がしてみたいのです!【分冊版】1
    完結
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    「トマス様なんて、大っ嫌い! あんな人と婚約していたなんて、黒歴史だわ! 解消されて良かったぁっ!!」  自分の叫び声で目覚めると、わたくしはリリー・ララスではなく、アリア・フォードネスへと転生していた。あまり好きじゃなかった婚約者トマス・パテルス様から婚約破棄を突き付けられ、穏便に解消し、さぁ楽しく生きようと思った矢先、リリーの生が終わり、アリアの人生が始まっていた。 ――うっかり死んでしまったリリーの人生の分まで、今度はアリアとして楽しく長く生きていく決心をしたわたくしの2度目の人生で、気になる子息・ラトル様と仮婚約したのに、元婚約者と再会。気持ち悪さが増した元婚約者から逃げてラトル様と本婚約するまでのお話。  書き下ろしにアリアとラトルのその後や本編では語られなかった仮婚約期間中の出来事をお届け。ラトルとアリアがいつから互いの名前を呼ぶようになったのかというエピソード付き。 『転生前の婚約者がクズでした。わたくし今度は恋がしてみたいのです!【分冊版】1』には「一 婚約破棄を宣言されました」~「五 お茶会デビュー 1」までを収録
  • 内緒で出産したら、俺様御曹司と結婚することになりました【分冊版】1
    完結
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    「俺に食われても知らねぇぞ」 「いいよ……私を食べて?」 出張先の海外で助けてくれたのは初恋の相手である晃輝だった。その後、酔った勢いで一夜を過ごしてしまった雪音。しかも、その一晩で子どもを身ごもってしまった。 晃輝に妊娠を告げず、両親にも父親が誰か告げずに出産し、シングルマザーとして子どもを育てていたが、あの一夜から二年後――晃輝が再び雪音の前に現れた。 全ては子どもの幸せのため。自分はあくまでも跡取りであるこの子の付属品なのだと自分に言い聞かせて、始めた新婚生活だった。 ……はずなのに、イクメンで優しい晃輝に嫉妬したり、優しくされてドキドキしたり……雪音の心は大忙し。 高校時代に好きだった初恋の相手と再会した雪音が、海外雑貨を扱う大手企業の御曹司である晃輝に再び恋をするお話。 番外編を書下ろしで二本収録。甘々で可愛い番外編の内容は……読んでからのお楽しみ! 『内緒で出産したら、俺様御曹司と結婚することになりました【分冊版】1』には「第一章 初めての言葉は」~「第四章 想いを伝えたら」までを収録
  • 冥府の王に嫁入りします!【分冊版】1
    完結
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    ある朝、有名な美青年であった公爵家の四男との婚約を一方的に破棄されたと父に告げられたアメリア。 そして、その日、登校した女学院の教室に神殿の最高位である教皇が訪れた。 「アメリア。そなたに死者の神、冥府の王サリューンへの嫁入りを命ずる」 それは、突如言い渡された年老いた神との結婚を指す。未来のない神殿での奉公生活に絶望したが、持ち前の明るさで受け入れた。 神域に入り神の信託を運べるのは花嫁でもあり神子となったアメリアだけ……。慣れない儀式や仕事に戸惑いつつも親切な小間使いのリオンや、優しいサリューンに助けられ日々を過ごしていく。 そんなある日、元婚約者のマティアスがアメリアに会いに来た。 その再会から穏やかだと思われた生活が一変した……。 大きな陰謀に巻き込まれる中、アメリアは次第にサリューンの秘密に近付いていく――。 これは、少しおてんばな伯爵令嬢と、一途で奥手な神様の結婚のお話。 リオンの子ども時代を回想した『シモン教皇の備忘録』、アメリアとリオンのその後を描いた『星空の舞踏会』の書き下ろし2本を収録。『冥府の王に嫁入りします!【分冊版】1』には「第一章 冥府の王との結婚」(前半)までを収録
  • 王子よりマシだと婚約したら腹黒絶倫でした(1)
    完結
    -
    「少しでも私のことを女と思うのなら、私の処女を奪ってほしい」 侯爵令嬢のヴィクトリアは、王女付きの騎士になることを夢見ているが、父から「学園の騎士クラスを首席で卒業」という条件を出されていた。 しかし、どんなに努力しても三年間ずっと二位……首席は平民出身のジークだった。そして、最終試験もジークと戦い、ヴィクトリアは負けてしまった。王女の騎士にもなれず父の選んだ男性に嫁がなければならなくなり、絶望するヴィクトリア。おそらく婚約者候補は、やたらヴィクトリアにちょっかいをかけてくる、大嫌いな第三王子。 それだけは絶対に避けたいヴィクトリアは、「王族は処女しか結婚できない」という決まりを破って結婚できなくなればいいのだ、と考える。 ヴィクトリアは、切磋琢磨した学友でありライバルのジークに断られるのを覚悟で処女を奪ってほしいと頼むが「もっと自分を大事にしろ」「見合いには必ず行くように」とジークに強く言われてしまった。 目論見がはずれて、しぶしぶ挑んだ見合い当日、そこにいたのはジーク……。ジークが侯爵令息ってどういうこと!? 首席を維持していたのはすべてヴィクトリアを手に入れるためだったことも、ジークがこんなに絶倫だったなんてことも聞いてない! 男勝りで恋愛音痴なヒロインと、甘々でどこか腹黒い絶倫ヒーローのキュートでエッチなラブロマンス! <作者より> 首席を争う男女、恋愛音痴のヒロイン、ハイスペックだけどヒロインからの好意に弱いヒーロー等好きな要素を詰め込みました。どうぞよろしくお願いします。 『王子よりマシだと婚約したら腹黒絶倫でした(1)』には「第一話 婚約 ~彼女と彼の事情~」~「第二話 卒業 ~彼女と彼の小夜事変~」までを収録
  • 聖女付きメイドは憧れの騎士に溺愛される(1)
    完結
    5.0
    「オレと婚約してくれないか」 「――――へ?」 聖女の専属メイドとなったカトレアは、仕えるべき主人がまだ眠っている部屋の前で、憧れの騎士――ゼノイスに婚約を申し込まれる。 平民出身であるカトレアにとって、同じく平民の出でありながらもその実力を認められ、爵位を授かり、第二皇子殿下の専属騎士となったゼノイスはまさに憧れの存在であった。 そんな彼からの突然の申し出に困惑しながらも、きっと何か事情があるのだろうと婚約を承諾したカトレア。 決して軽い気持ちで結んだ婚約ではなかったが、ただの平民メイドであったカトレアには想像もできないほどに運命が大きく動きだすことに――。 呪われた第二皇子に忠誠を誓った近衛騎士ゼノイスと、その皇子を癒せる聖女に仕えるメイドのカトレア。 どんなピンチでも互いに主人を優先しなければならない、強い心を持った二人の両片想い恋愛譚。 <作者より> 呪われた第二皇子と家族に虐げられてきた聖女のボーイミーツガール―-の、隣にいる騎士とメイドにスポットを当てたお話です。 どうか、楽しんでいただけますように。 『聖女付きメイドは憧れの騎士に溺愛される(1)』には「序章 婚約破棄」(前半)を収録
  • 悪堕ち姫のお姉さま~魔王に嫁ぐ妹を救います~(1)
    完結
    -
    難病を患い、家族に看取られながら亡くなったはずの私。 死後の世界で「別の世界に生まれ直して、妹が魔王に嫁ぐのを阻止してほしい」と神様っぽいおじいちゃん2人に言われ、とある貴族の私生児グレイスとして転生した。 転生後、前世の記憶がないグレイスは、辺境の娼館で平民の母や娼館の人たちから愛されて育っていたが、母の死をきっかけに父親に引き取られ、王都の侯爵家で生活をすることになった。 侯爵家では、異母妹エリザベスが癇癪もちでわがままに過ごしていた。それは彼女が持つ強すぎる魔力のせいで周囲の者が体調を崩したりけがをしたりするので使用人も遠巻きになり、エリザベスの母も娘に冷たい対応をしていたことによる愛情不足が原因だったのだ。 転生時におじいちゃんズにお願いされたことを覚えていないグレースだったが、妹をかわいく思い、エリザベスに優しく接していた。いつしか2人は仲の良い姉妹となり、エリザベスの魔力暴走もなくなっていき、侯爵家の中は少しずつ変わっていく。 時が経ち、幼馴染で初恋相手だった辺境領主の息子ラルフォードが隣国からの留学を終え、再会し交際をするなか、高魔力の子供を攫う事件が起こり始める。 とうとうかわいい妹エリザベスにも魔の手が迫る――。 自覚も記憶もないまま、他世界の命運を握った人物に生まれ変わったグレイスの、家族と恋の話。 <作者より> 記憶もチートもなく、ただ人格だけを引き継いで転生したら? そんなことから考えついたお話です。 家族の再生物語に、恋と魔法のスパイスを加えました。しっとりほっこり、お楽しみいただけたら嬉しいです。 『悪堕ち姫のお姉さま~魔王に嫁ぐ妹を救います~(1)』には「プロローグ」~「魔術院監察官長の閑話」までを収録
  • 侯爵令嬢ですが、婚約破棄したいのに殿下が同意してくれません(1)
    完結
    -
    「何もここまで徹底的にバカップルを演じなくても……」 家を継ぐため婚約破棄したい侯爵令嬢 VS 天邪鬼で意地悪な幼馴染殿下の攻防戦! 代々国王の臣下を務めてきたカストロフ侯爵家だが両親が事故死し、当主となるはずだった兄は国王陛下の婚約者候補と駆け落ちした。 そのため、侯爵令嬢のレミリアは侯爵家の当主となるつもりだったが、国王から王弟であり幼馴染のラヴィルと婚約関係にあると聞かされた。 身に覚えのない婚約話だがまったく笑えない……なぜなら、カストロフ家が先祖代々守ってきた制約の一つは、当主は王家の人間と婚姻関係を結んではならないというもの。つまり、ラヴィルと婚約破棄しなければ、レミリアがカストロフ侯爵家を継ぐことはできないのだ。 ラヴィル殿下との婚約破棄したいのであれば、遠い領地に引きこもったラヴィル本人を王都へ連れ戻せと王命を受けたレミリアだが……。 (私があの悪魔を?) 何を隠そう、レミリアはラヴィル殿下のことが大の苦手なのだ――。 しぶしぶラヴィルのもとへやってきたが、頑なに王都へ戻る気がないラヴィルと、頑として引かないレミリア。 最初こそ対立していたが、ある日、客人がやってくることになり、なぜか仲睦まじい恋人同士のふりをしろと提案される!? (――どうして、こうなったの……?) 悪魔の笑みでバカップルを求められても困ります! はやく婚約破棄してください――! <作者より> じれじれ、もだもだ。時々切ない両片思い。先祖が結んだ誓約、〈エメラルドの誓約〉により結ばれるわけにはいかない小動物令嬢と幼馴染の素直じゃない殿下のあれこれです。 ネット掲載版を大幅改稿。書き下ろしも含め、二人のその後を書いた番外編三編も収録。 『侯爵令嬢ですが、婚約破棄したいのに殿下が同意してくれません(1)』には「プロローグ」~「第三話 猟奇の城の猟奇殿下」までを収録
  • 義妹に火傷を負わされ色欲魔に嫁がされるようです(1)
    完結
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    義妹と遊んでいた幼い頃、顔面に酷い火傷を負ったアマーリエは、常に傷跡を隠すために仮面を被っていた。 ある日、火傷のせいで父親に婚約者を義妹に交替させられ、義妹と出席した仮面舞踏会でその元婚約者が「彼女を抱けない」と言うのを聞いてしまった。 失意の悲しみに明け暮れる暇もなく、ある日突然、アマーリエは王命で、元王太子で公爵のオスカーと婚約をすることになった。 オスカーは絶世の美男でありながら『好色猿殿下』『淫蕩王太子』など呼ばれるほどの色狂いだと噂されていた。 だが実はそれは国王が悪魔と契約した代償に、女と見れば襲い掛かる奇病に侵されているからだという。 その悪魔曰く、アマーリエがオスカーの運命の相手で、二人が結ばれれば奇病が治るらしい。 王命ならば仕方ないと嫁いだその日に、オスカーの発作によりアマーリエは無理やり抱かれ、処女を散らした。 何が番よ。ばかばかしい。運命の赤い糸なんて嘘だわ。 そう思っていたアマーリエだったが、オスカーの発作はみるみる収まってきた。しかも発作状態でないオスカーはなんだか誠実そうで……!? 虐げられてきた仮面女子が幸せを掴むまでのお話――。 <作者より> 「仮面女など愛せるわけがない!」失言公爵が落ちるさまをごらんください♪ 『義妹に火傷を負わされ色欲魔に嫁がされるようです(1)』には「ある男の記憶」~「実家を出る」までを収録
  • 地獄の君主様は偽りの令嬢を溺愛する(1)
    完結
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    貧民街で、花売りや針仕事でなんとか生活しているクリスティーナ。 ある日、前住居者宛てに届いた1冊の本ーーその悪魔についての魔術書に書かれていた方法で興味本位に悪魔召喚を試してしまう。 「――――この小汚い小屋に私を喚び出したのはお前ですか?」 目の前には漆黒の燕尾服にマント、シルクハットを深くかぶった絶世の美男子が紅玉の瞳を煌めかせていた。 それは、欲情を司る序列十二番の地獄の偉大なる君主である悪魔シトリーだった。 クリスティーナは叶えてほしい願いがなにもないと追い返そうとしたが、悪魔の沽券にかかわるからと願い事を言うように迫られた。 考える時間をもらったクリスティーナは、翌日、夜道で狼男に襲われそうになり、咄嗟に願いを言ってしまう。 「私を永遠に護ってください!」 「了解しました。それでは契約のキスを」 願いと引き換えに身体と魂を……と、契約は交わされ、シトリーが手配した人間界の貴族・リンジー伯爵家の当主夫婦としての生活が始まる。 意地悪だけど必ず護ってくれるシトリーに心も体も甘く手懐けられ、クリスティーナは完全に悪魔の手の中――。 20世紀初頭のロンドンを舞台に巻き起こるゴシックロマンス! <作者より> 皮肉屋で意地悪な悪魔シトリーと、巻き込まれ体質のクリスティーナ。 さまざまな事件を乗り越えながら深まるふたりの関係と絆を楽しんでいただけたらうれしいです。 『地獄の君主様は偽りの令嬢を溺愛する(1)』には「一 不穏な影」~「七 血塗られた歌姫」までを収録
  • くたびれ侍は人質姫を寵愛する(1)
    完結
    1.0
    「もう二度と、大切なものは作りたくない」 軻皇国の第二皇子ゴドーは、鍛え抜かれた剣技を持ち軻皇国最強の特別部隊率いていたが、十年前にぱったりと表舞台から姿を消していた。そう、彼はかつて戦場で鬼人と呼ばれ、諸外国から恐れられた男だったのだ。 軻皇国に敗戦したレイジス王国の王女エリシアは、人質同然としてかなり年上のそのゴドーのもとに嫁ぐことになった。 とはいえ、第二皇子への輿入れのはずが、連れていかれたのは山奥の一軒のあばら屋前。ひとり置き去りにされてしまったエリシアが、意を決してそのあばら屋に足を踏み入れようとした瞬間、暗殺者と勘違いされ背後から刀を突き付けられてしまう……! この山奥でひっそりと暮らしているゴドーは、まるで皇子とは思えないくたびれた侍風情の容姿だった。しかしエリシアは、自分に向けられたその静かな殺気と剣技に、なぜか一瞬で心を奪われ恋に落ちてしまう。 ゴドーはこの結婚を迷惑だと言いエリシアを追い出そうとするが、雪が積もり始めた山から降りることはできず、春まで期間限定の共同生活をはじめることに。 不器用だけど優しいゴドーと王女なのに不便な生活を楽しんで過ごすエリシア。 彼の過去と傷ついた心にゆっくりと寄り添ってくれていたエリシアが、ある日刺客に襲われ毒を受け――。 <作者より> 明るくて朗らかなヒロインが、心に深い傷を負って全てを諦めてしまったヒーローの心を癒やすことで、彼がまた前を向いて歩けるようになるまでの物語です。 和洋折衷、まったく文化の異なるふたりが相互理解を深めていくさまや、雪山でのしっとりとしたふたりきりの生活をお楽しみください。 『くたびれ侍は人質姫を寵愛する(1)』には「一 嫁入」~「二 契約」までを収録
  • 悪役令嬢は第一王子に搾取される~魔王討伐までは我慢します~(1)
    完結
    -
    「キアラ、今夜も始めようか」 幼い頃、自分が前世で遊んでいた乙女ゲームの悪役令嬢に転生したことを思い出したキアラ。 せっかく憧れの魔法の世界に生まれ変わったんだから、幸せに生きていきたい。誰にも嫌われず、邪魔しないようにしよう、そう思っていたのに、2年前、魔王退治のために召喚された聖女から『キアラは悪役令嬢で、いずれ魔王に加担してこの国を滅ぼすことになる。だからその前に始末してほしい』と言われ何もしていないのに投獄された。 なんとか処刑は免れたものの、代わりに与えられた条件は、第一王子・ユーリとの婚約破棄、一切の魔術学習の禁止、外出禁止、そしてユーリに【魔力の提供をすること】だった。 キアラの身に宿る膨大な魔力を魔王に利用されないため、ユーリに房中術を使って吸収してもらい、その魔力を国防に活用する。 そのためにこの2年間、キアラとユーリは10日毎に体を重ねていた。 しかし一向に解決しない魔王問題に、不安や不満を募らせるキアラ。そんなキアラの気を紛らわせるため、ユーリが一つだけ魔法を教えてくれることに。 ふたりでこっそりと魔法の練習をするうちに、軟禁生活でこじれてしまった関係が良くなっていく。 ところがキアラはある日、実はとっくに魔王は討伐されていたことを知ってしまう…… <作者より> Web投稿R18作品として掲載していたものです。設定や内容など加筆修正しています。 本編だけではなく、ユーリとキアラ過去編ではユーリがキアラと出会ったシーンや、初めての儀式、決意などユーリ視点での物語を、人魚の楽園編は本編終了後の二人のお話が追加となっています。 『悪役令嬢は第一王子に搾取される~魔王討伐までは我慢します~(1)』には「第一話 悪役令嬢は返事をしない」~「第五話 ユーリの魔術披露」までを収録
  • 公爵令嬢はなにもしない(1)
    完結
    -
    王家からの打診を受け、ひとつ年上の第二王子殿下・スヴェンとの婚約者となった公爵令嬢ルシア。 しかしスヴェンには、幼馴染のレミリアという想い合う相手がおり、見目麗しく愛らしいふたりの恋愛は、王宮内で微笑ましく見守られていた。 そのため、ふたりの仲を裂いたと周囲の者から疎まれており、軽微なものとはいえ王子妃教育のために王宮に召されてから、王宮の侍女からのルシアに対する嫌がらせを受ける日々が続いていた。 王宮に来た日に挨拶を交わしたきりで一度も会いに来ていないスヴェンが、ある日突然お茶に誘ってきた。しかもそれは、レミリアから婚約者の責務をちゃんとしろと諭されてのものだった。 「殿下は私になにをお求めですか?」 いまさらルシアとの関係を構築しようと訪ねて来られても、ルシアにその気などまったくない。 仲を引き裂かれて被害者気取りのスヴェンに対して「巻き込まれたのは私だ。ほかの誰かを想っている相手との婚約……ましてやお二人がルシアのために、と別れられても不愉快だ」とぶつけるルシア。 自分は無力だから、抵抗することも愛される努力も訴えることも、すべて無駄だと知っている。 だから無駄なことはする気もない……そう、私はなにもしない。 「殿下は……できることは別にある筈です」 その「なにもしない」ルシアに対して、スヴェンは考え悟るようになる。それはレミリアや王宮内、次期公爵のクライヴを巻き込む。 自身の気持ちを相手に伝えることの大切さや難しさを感じてもらえる、不器用な恋物語。 <作者より> 沢山の作品の中から拙作のページへと跳んでいただき、誠にありがとうございます。 私にとっては初めての電子書籍化で至らない点も多いとは思いますが、大分推敲し、読みやすく致しました。 ファンタジー要素は多いですが、キャラクターの心情がストーリーのメインとなります。徐々に詳らかになっていく事柄の中で、キャラクターの誰かにどこかしらで共感を覚えていただけたら嬉しく思います。 『公爵令嬢はなにもしない(1)』には「婚約とその顛末」~「侯爵令嬢と公爵代理」までを収録
  • オオカミ陛下の躾け方~破滅フラグと一夜を共にした令嬢奮闘記~【分冊版】1
    完結
    -
    「王の隣で熟睡とは見どころのある娘だ。さすが、私と一晩を共にしただけはある」 酔い潰れた翌朝、マージェリーは頭を抱えていた。 まさか自分がワンナイトラブを、それも前世で大好きだった推しとしてしまうなんて――。 破滅ルートまっしぐらの悪役令嬢に転生したことに気付いたマージェリー。前世の知識を駆使して「魔の三年間」を乗り越えた彼女だが、直後、第二の破滅フラグであるオオカミ王・ユリウスとうっかり一夜の関係を持ってしまう。 こうなったら仕方ない。破滅フラグだらけな推しを『躾け』て、今度こそ完璧にバッドエンディングを叩き潰してみせます! これは、策士策に溺れる系ヒロインが、推しに図らずも溺愛されたり、周囲を無自覚に巻き込んで大騒ぎしたりしながら、誰もが幸せなパーフェクトエンディングを目指す物語。 『オオカミ陛下の躾け方~破滅フラグと一夜を共にした令嬢奮闘記~【分冊版】1』には「1章 破滅フラグと一夜を共にしてしまった!?」~「2章 ぐいぐい来る推しが止まらない」(前半)までを収録
  • 公爵令嬢シュロールは聖属性魔力がありあまる(1)【分冊版】1
    完結
    -
    魔法が自然と生活に馴染む国、ティヨール。 この国では十歳になると、国民全員が魔力測定を義務付けられていた。 「王国の国民、全員に初歩の回復魔法をかけてもまだ余るほどの魔力を持っている」 歴代でも最高値の聖属性魔力を測定された公爵令嬢のシュロールは、新しい聖女の誕生かと、国を挙げて人々から湧き上がる期待を受ける。 しかし、その周囲の期待を裏切るかのごとく、持ちうる魔力を全く使うことが出来なかった。 五年という月日が過ぎ、努力が報われることなく焦燥するシュロールにふりかかる悲劇。 婚約者でもある王太子にも冷遇され、世間には「聖女のなりそこない」と呼ばれ、どんどんと周囲から孤立していってしまう。 家族からも利用し見下され追い詰められるシュロールに、やがて思いもよらない救いの手が差し伸べられる。 果たしてシュロールは、その身体の内に秘めた魔力を使うことはできるのか――? 『公爵令嬢シュロールは聖属性魔力がありあまる(1)【分冊版】1』には「第一章 魔力の目覚めと、記憶の目覚め」~「第二章 避けることのできない婚約破棄」(前半)までを収録
  • 元師匠は抱いてくれない~でも『治療行為』として毎晩淫らにイかされてます~(1)
    完結
    -
    公爵家の娘、エリーことエレオノールは政略結婚により、一回り年の離れた辺境伯オズワルドと結ばれた。 「俺が君を、女として愛することはない」 初夜にそう宣言され落ち込むエリー。 実は、オズワルドとエリーは世界でも希少な『治癒』の力を持っており、かつては師弟関係であったのだ。 オズワルドは自分の弟子であった彼女を思い、白い結婚と認められ離縁できるようになるまでの三年間を過ごすつもりでいた。 一方、実はエリーは幼い頃からオズワルドを慕っていた。どうにか彼に女性として見てもらえるようにならないかと奮闘するが、あっという間に月日が長れる。 残された時間はあと一年。 焦ったエリーは「恋のおまじない」として怪しい占い師(淫魔)に目をつけられて、淫紋を刻まれてしまう……。 「……でも、これをきっかけに先生に抱いてもらえるのでは……!?」 不謹慎にも、エリーは期待するが、そんなにうまくはいかないものだ。 「抱かずとも、絶頂に導くことはできる」 そうしてエリーは決して抱かれることはないまま、夜な夜な絶頂に導かれる……。 <作者より> 元弟子は抱けないというヒーロー×初恋の師匠に抱かれたいヒロインの、とにかくヒロインがヒーローに抱かれたがっているお話です。 淫紋を刻まれてもなお抱かれない……!? じれじれと、エリーの奮闘をお楽しみいただければと思います。 『元師匠は抱いてくれない~でも『治療行為』として毎晩淫らにイかされてます~(1)』には「エリーの政略結婚」~「恋のおまじない」までを収録
  • 宰相閣下の閨指南(1)
    完結
    4.0
    「魔力の高い者ほど年より若く見える」という性質をもつ世界で、常識を超えた魔力をもつ宰相ローラントは、今年で50歳でありながら30歳ほどにしか見えないほど若々しく美しい容貌をしていた。 また、その容姿のせいだけでなく、女性の扱いにとても長けていると周りに思われており、いつも王宮中の女性の熱い視線を集めていた。 そんなある日、性戯に長けているという噂を買われ、ローラントは国王が新たに迎える寵姫に閨の手管を仕込む”夜の教育係”を命じられる。 「まってくれ。どうすれば――」 実はローラントはこれまでただの一人も女性に触れたことがない。 ばれたら大変だと心配するも、幸いなことに、寵姫として迎えられる予定のベアトリスは、素直で何も知らない箱入り娘の美少女だった。 うろたえながらも何とか教本通りに閨指南をこなすローラントだが、ベアトリスの初心な反応に夢中になっていく……。 齢50を過ぎているが体力も精力ともに強かった宰相閣下。はたして彼は、無事にお役目を全うできるのか?彼の遅かりし初恋の行方は!? <作者より> 若くてかっこいいイケオジがアワアワするのが書きたくて、このお話は生まれました。 精一杯虚勢を張ってヒロイン・ベアトリスに夜のご指導をするローラントと、彼の遅かりし初恋をお楽しみいただけたら嬉しいです。 『宰相閣下の閨指南(1)』には「宰相閣下の新たな務め」~「「導き」の始まり」(前半)までを収録
  • 捧げられた生贄は、神様に恋して過ごしています(1)
    完結
    5.0
    この国では三十年に一度、神への生贄に生娘が捧げられる――生贄に選ばれた家には国から名誉と宝石や高額の支度金が支払われる。 慎ましく母娘二人で暮らしていたが母が亡くなり、ある日クラリスの元にデッセル子爵家から迎えが来た。 裕福な貴族や商家の後妻か妾として使うつもりで引き取られ、その間、メイドを孕ませ捨てた子爵である父はもとより、義母、異母姉フローラからは蔑まれ、子爵家のメイドたちからも虐げられる日々を過ごしていた。 そうして過ごした二カ月後、フローラの代わりに生贄に捧げられると決まった。 引き返すことは許されず、みなが見守る中、決死の思いで神域へと続くといわれる大地の裂け目に飛び込んだ。 ――ぽよん、ぽよん。 辿り着いた神域で神が口にしたのは「生贄を必要としていないから帰れ」という言葉。 帰る家もなく、行き場を失ってしまったクラリスは、神であるディエテイルに仕える双子の神使・ルカとリオの口添えもあり、そのまま使用人として神域で暮らすことに。ぶっきらぼうに見えても実は優しく面倒見のいい神に惹かれるクラリスだが、人と神――この恋は叶わない。 人間の体は神域では生きられず、この想いだけを大事にしようしていたクラリスの体は緩やかな毒に蝕まれ始めていた。 前向きで明るい女の子と、なんだかんだで優しい神様の甘々×溺愛な恋のお話。 <作者より> 虐げられて神様への生贄に捧げられる事になっても屈しない明るい女の子と、そんな彼女に惹かれて最終的には溺愛してしまう神様の恋の物語です。 今日よりも明日、そしてその先に広がる未来でも。ふとした瞬間にも恋に落ちて想いを深めてしまう。 二人の恋のお話を楽しんで頂けますように。 『捧げられた生贄は、神様に恋して過ごしています(1)』には「プロローグ」~「第一章 幸せな時間のはじまり」(前半)までを収録
  • スパダリホテル王の重すぎる溺愛。
    -
    主人公の浅桜聖來は、地元の介護施設で働いている。高校生の頃までは社長令嬢だったが父親の不正により逮捕、母方の実家で父がしてしまった借金を返済するために高校を中退しアルバイトをして暮らしていた。現在もそれは変わらない。 介護士として働いて一年、やりがいも出てきて楽しくなってきた頃。突然、叔父さんが訪ねてきて「君には役に立ってもらう」と言われるがまま政略結婚することに……お見合いの席に向かうと、そこにはスーツを完璧に着こなしたイケメンでホテル王と呼ばれている御曹司・忽那がいた。 「俺は愛のない結婚は望んでない。俺と結婚するからには愛してやる」 彼にそう囁かれて……!? 政略結婚から始まるシンデレラストーリー。
  • 羽より顔で選んだら絶倫軍人を独り占め!?(1)
    完結
    -
    「もっと乱れて、俺を求めろよ。お前は、俺だけを見て、俺だけ感じていればいい」 異世界に転生したら、天使のような白く大きな羽の生えた有翼種だったミア。同族の美醜を羽で判断する世界で、ミアは幸運なことに『有翼種的には』超絶美少女だった。 「折角美少女に転生したんだから、できたら自分好みのイケメン(前世基準)をゲットしたい!」 そんな欲望を胸に、国家主催で1年に1度開催されるお見合いに挑んだミア。超絶美少女としてこの世界で高嶺の花的存在のミアは、到着早々たくさんの男性に求愛されるが、正直好みの男性はいない。 そんな時出会ったのは、信じられないほど超絶美形の軍人グレン。顔がかっこいいのはもちろん、イケボで大人なグレンは明らかに自分とは縁がない……かと思いきや、なんとグレンはこの世界では非イケメン認定!? そう、グレンの持つグレーの羽では有翼種の女性からは全くモテないのだ。 ミアに突然声をかけられ、はじめは当然のように警戒したグレンだったが、どうやら本気でアプローチしてきているミアに、徐々に夢中になりのめり込んでいく――。 超絶イケメン(同族には非モテ)に積極的にアピールする女の子(同族にモテモテ)と、突然超絶魅力的な女の子にアピールされて戸惑うイケメンの織りなすポップでエッチなラブコメディ。 甘くドSで絶倫なグレンとの出会いから、爛れた発情期とラブラブな新婚生活まで! <作者より> 濃厚な発情ラブシーンが沢山ありますので、オメガバースものが好きな方、獣人ものが好きな方、ドSなヒーローがお好きな方、軍服がお好きな方、美醜逆転ものがお好きな方、ぜひぜひご覧ください! 独特の美醜感のある世界で、魅力的な女の子(種族的には)が自分好みの超絶男前(種族的には非イケメン)を追いかけたり、いつの間にか逆に追いかけられて甘々に口説かれていたリするラブコメディです! 嬉しいと羽がパタパタ動いたり、悲しいと羽がぺたん、と萎れたりする二人の姿や、物理的にも強いヒロインが活躍したり、いつも余裕のある態度を崩さない危険な男の色香が漂う男前(実はピュア)が照れたり、内心で悶えていたりしながら、ヒロインに振り回される姿を、ぜひぜひお楽しみ下さい! 『羽より顔で選んだら絶倫軍人を独り占め!?(1)』には「プロローグ」~「本編 美形にはいつまでたつても慣れない」までを収録
  • 砂漠の盗賊王と攫われた花嫁(1)
    完結
    -
    「ここから逃げ出してしまいたい……」 オアシスの街、アルマディナで暮らすドゥーヤ族の乙女ナディアは、残虐非道で強欲な権力者に見初められ、今宵まさにその清い身体を奪われんとしていた。 「願い通り、攫いに来たぞ」と彼女の元にあらわれたのは──。 背の高い均整の取れた体躯に見事な金髪と深紅の瞳を持つ、華やかなアラビアンファンタジーの王子様然とした『砂漠の盗賊王』ジャミールだった。 ナディアは、ジャミールと共にアルマディナから抜け出し、夜の砂漠を越え、遊牧民の街シストゥールに辿り着いた。 タフで絶倫で溺愛がすぎるジャミールと結婚し、新しい土地で、甘く幸せな生活を始めたのだが、ジャミールの出生の秘密により――。 溺愛スパダリヒーロー×おてんばお嬢様ヒロインの正統派アラビアンファンタジー! <作者より> 砂漠の熱風やオアシスの清涼感、華やかな衣装や豪華な建築物。大好きなアラビアンファンタジーらしい素敵なものを詰め込みました。 ヒーローヒロインと旅に出るような気持ちで読んでいただけると嬉しいです。 『砂漠の盗賊王と攫われた花嫁(1)』には「プロローグ」~「第一章 砂漠の盗賊王」(前半)までを収録
  • 不遇の占者は青い瞳の騎士に甘く乱される(1)
    完結
    -
    危険な麻薬「ローハ」を取り締まる専門部隊の隊長の王国騎士のウォルトは、摘発のため踏み込んだ屋敷で意識を失った人々と、危うい笑顔で老人を跨いでいた美しい若い女を助けた。 占い師として知らずに雇われ毒されたその女はヴィアといい、天涯孤独の平民だった。 屋敷から助け出された中で唯一助かったヴィアを、ぶっきらぼうながらも優しく慰め面倒を見てくれるウォルトと彼の部下たち。 行くあてのないヴィアは、ウォルトの誘いで騎士団とともに王都へ向かうことを決めた。 旅の最中のある夜のこと、ローハの後遺症としてヴィアの身体は急に火照りだし、快感を欲して疼きはじめる……。 我慢しきれない性衝動を鎮めて欲しいヴィアは、激しくウォルトを求めてしまう――!? 孤児な占い師と王国騎士、釣り合わない二人の恋の行方は……!? <作者より> 過酷な生活をしながらも明るさを失わない占い師ヴィアが、恋に対してだけは臆病になったり後ろ向きになったり。ままならない感情に悩みつつも、自分で進む道を決めて前を向いていく、そんな彼女の恋がどうなるのか見守っていただければと思います。 『不遇の占者は青い瞳の騎士に甘く乱される(1)』には「第一章 偶然の出会い」を収録
  • 後宮千夜一夜物語
    -
    静国の国王の浩然は、暴君として後宮にやって来る妃を次から次へと手にかけていた。 困り果てた後宮の使用人たちは、捕虜の中からひとりでも気に入る娘がいればいいと、祈る気持ちで差し出したのは、あどけない顔の少女、芽衣だった。 戦乱の世の休まるひと冬に、王の雪解けを待つ語り部姫の物語。
  • もう我慢ばっかりしてられない~没落したら獣国の将軍に嫁ぐことになりました~(1)
    完結
    -
    伯爵令嬢のシェリルは、王太子の婚約者である姉の近衛騎士になるために剣の修行に励んでいた。 王や王妃不在のある日のパーティーで、王太子が心を寄せた男爵令嬢ローゼをいじめたという理由で、姉が突然婚約破棄されてしまった。 濡れ衣であったが、姉はすぐさま投獄され、そのまま地下牢の中で亡くなり、翌日に父親も事故で亡くなってしまった。 唯一残った家族である兄と没落した家を守るため、シェリルは、新たに王太子の婚約者になったローゼの近衛騎士として仕えながら、ローゼのいじめに耐える日々を過ごしていた。 迎えた王太子とローゼの結婚式当日。 披露宴会場に乗り込んできた賊の首謀者として疑われ、捕らえられそうになったとき、来賓としてその場にいた獣人の国・フランベルグの国王と、その護衛・コンラートに助けられる。 そのまま口裏を合わせているうちに、シェリルはコンラートと婚約をすることに。 婚約はシェリルを助けるためのその場しのぎだと思っていたら、どうやらコンラートは本気でシェリルとの結婚を望んでいたようで……? <作者より> つらくて苦しくて逃げ出したくても、我慢するしかない。そうした理不尽なことが、たくさんあると思います。 我慢して我慢して積みあげられた重圧に押しつぶされそうになったとき、救いの手を差し伸べてくれる人がいたら……きっと、その人はかけがえのない特別な人になるのではないでしょうか? これは、いじめられ続けたシェリルが自分を必要としてくれるかけがえのない人との出会いを通じて、本来の自分を取り戻していく物語です。もし、興味がおありでしたら、読んでくださると嬉しいです。 『もう我慢ばっかりしてられない~没落したら獣国の将軍に嫁ぐことになりました~(1)』には「第一章 とある近衛兵の憂鬱 一話 すべてのはじまり」~「第一章 とある近衛兵の憂鬱 四話 獣国の将軍」までを収録
  • 異世界で聖なるもふもふのお世話係~夜は私がなでなでされて困ります!~(1)
    完結
    -
    社畜女子がもふもふ聖獣のお世話係となって世界を救う!? いや、あっちの“お世話”もするなんて聞いてません! ブラック企業の社畜として毎晩遅くまで残業三昧の芦原美夜。メンタル闇落ち直前の美夜の唯一の癒しは、動物たちのもふもふ動画だけ。 その日も夜遅くに会社を出た美夜は、真っ白なもふもふの子犬を助けようと道路に飛び出した。 ――はい、どうやら異世界転移してしまったらしい。しかも、もふもふの子犬は異世界で崇められている水の聖獣で、美夜は聖女アーシャとしてその子犬……もとい聖獣様のリオを立派に育てる役目を与えられてしまう。 「社畜から抜けだせた上に、もふもふわんこのお世話ができるなんて!」 喜んでもふもふのリオ様のお世話係として過ごしていたある日、リオが小悪魔系美少年に変身した! しかも、年下とは思えない色気をダダ漏れさせてアーシャに迫ってくる始末。 どうやら“お世話”にはそっちの“お世話”も含まれているとのこと。 さらに、ラテン系マッチョ(元の姿はどう見てもハムスター)、ツンデレ美青年(元の姿はどう見ても垂れ耳ウサギ)のお世話もすることになり、アーシャと3人の美男子の溺愛ハーレム生活が始まる! <作者より> 現実逃避にピッタリ! もふもふに癒され、年下&年上の個性的な男子たちに無条件で愛される、疲れた心と身体に優しいちょっとだけ大人向けのラブコメです。 『異世界で聖なるもふもふのお世話係~夜は私がなでなでされて困ります!~(1)』には「底辺社畜からVIP扱いの聖女になる」~「ウマい話には甘いワナがある」までを収録
  • 王太子の将来は私の性的魅力にかかっているそうです(1)
    完結
    -
    「現在殿下は9歳頃に精神退行されています」 幼くして王太子グレンオールの婚約者となった公爵令嬢のレティシア。 王太子妃となるため必死に努力してきたレティシアだったが、いつの間にかグレンオールに冷遇され、距離を置かれ、婚姻をも延期をされたことで社交会では不仲の噂が立っていた。そんな中、十八歳になったばかりの夜会で、とある事件が起きた。レティシアが謝罪の手紙を出しても一向に取りあえってもらえず一ヶ月が過ぎていたが、ある日突然王宮に呼び出された。 そこにいたのは、見た目は大人のままなのに、9歳に精神退行してしまったグレンオールだった……!? 「氷の王太子」と呼ばれるほどの表情に乏しいグレンオールが、満面の笑みで両手を広げ、大きな体でレティシアに抱き着いてくるのだ。精神退行の原因も解決策もわからず頭を抱える中、9歳のグレンオールが興味を持ったのは、レティシアのふわふわなおっぱい。  「なんだろ、すごく柔らかいね。ふわふわしてて美味しそう」 興味津々のグレンオールに胸を弄られ、思わず感じてしまうレティシアだったが、その瞬間グレンオールが一瞬元に戻った!? グレンオールが性的興奮を覚えれば元に戻る!という仮説が立てられ、もちろん白羽の矢が立ったのはレティシアで――! <作者より> 初めて書いた物語を書籍化していただけて幸せです。 自分の好きな設定ばかりを詰め込んだお話です。 王太子妃として立派であろうと努力するレティシアと、レティシアへの想いを募らせすぎて拗らせてしまうグレンオール。二人のすれ違いから生まれる物語を楽しんでいただけたらと思います。 書き下ろしで、番外編を書かせていただきました。もう一人の拗らせ男のエピソードも楽しんでいただけましたら幸いです。 『王太子の将来は私の性的魅力にかかっているそうです(1)』には「王太子の将来は私の性的魅力にかかっているそうです」(前半)を収録
  • 私のおデブな旦那様(1)
    完結
    -
    「僕と偽装結婚してくれませんか?」 貧乏な子爵家の令嬢であるソフィアは、困窮する家を助けるため金持ちの老人に売り渡されそうになっていた。悲しい気持ちを吹き飛ばすため、家庭教師の仕事で貰ったなけなしのお駄賃を片手にアイスクリームの屋台へやってきたソフィア。 「「キャラメルナッツマーブルアイスください」」 偶然にも同じアイスを注文したのは、風船のように膨らみ、むちむちと太った大きな男性だった。魔法省の職員だという男はリチャードと名乗った。そのまま一緒にアイスを食べながらソフィアの事情を聞いたリチャードは、あろうことかソフィアに偽装結婚の提案をしてきたのだ。 話をきくと、リチャードも意に沿わない相手との結婚を迫られているらしい。さらに、どうやらお金持ちらしく、ソフィアの実家の為にお金も出せると言う。こんな優しそうな人が、我が家の金ヅルになってしまう……。申し訳ない気持ちでいっぱいのソフィアだったが、リチャードに押し切られる形で偽装結婚の話を受けることに。 そして始まった夫婦生活は、偽りとはいえソフィアにとっては幸せなものだった。常にソフィアに優しく、ソフィアの作ったお菓子を美味しそうに食べるリチャードに、ソフィアは徐々に心を奪われていく。 しかし、リチャードには隠していた本当の姿が――!? 地味で薄幸なヒロインが、実はイケメンなむっちり巨漢ヒーローに溺愛される!? <作者より> 書籍化のお話を頂いたのが、この作品なのは驚きを隠せません。作者としては可愛い話です。ディックとフィフィをよろしくお願いします。 『私のおデブな旦那様(1)』には「1 キャラメルナッツマーブルアイス 」~「10 憂鬱な昼食」までを収録
  • 幼な妻は公爵閣下の寵愛に蕩ける(1)
    完結
    -
    国王の命令で、23歳も年上の元修道士、テリー・ミドルトン公爵と結婚することになったクリスティーナ。 大恋愛の末にテリー・ミドルトン公爵をものにした、と皆に羨ましがられるクリスティーナだったが、実は彼女には大きな秘密があった。 「――本当はわたくしたちの間に、世紀の大恋愛なんて存在しないんですものっ!!」 本当のところ政略的な結婚ではあったけれど、クリスティーナは一目見てテリーの大人の色気に心を奪われたのだ。しかし、そんなクリスティーナの気持ちもつゆ知らず……テリーは優しい夫ではあったが一度たりとも触れようともしない。クリスティーナは人妻だというのに、清らかな乙女だったのだ。 なんとか距離を縮めたい、そして抱いてほしい‼と考えあの手この手でテリーに迫るも、肝心のテリーに避けられ続け……。 ふたりのすれ違いは年の差のせいなのか?それとも……。 不惑を超えたハイスペックで実は絶倫だったオジサマと、可憐なオジサマ好きの令嬢。年の差23歳の不器用な二人が織りなす、甘く蕩ける官能ラブストーリー! <作者より> 2020年に個人出版で発行したイケオジ&童貞がテーマのアンソロジー作品が、商業作品として生まれ変わりました。 約八万字の加筆を施し、溺愛とエロスをたっぷり増量。 年の差&イケオジ愛に溢れた本作を、ぜひご堪能ください。 『幼な妻は公爵閣下の寵愛に蕩ける(1)』には「第一章 お茶会は針のむしろ」~「第一章 望んでください」までを収録
  • 欲しいのはそれじゃない。~妹にすべて譲った私を、我儘で俺様な悪魔が狙ってきます~【分冊版】1
    完結
    -
    「おまえが俺を召喚したのか?」 その姿を目に映した時、ミシェルは今まで感じたことのない激しい思いに駆られた。相手は人間の魂を奪う悪魔だというのに。 ミシェルに執着心はない。綺麗なお人形も、ドレスも、両親の愛情も、婚約者も、何でも妹に譲ってきた。そんな彼女はある日地下室で悪魔――レドと出会う。 彼は自分を召喚し、魔法陣に閉じ込めた人間を恨んでいた。呼び出した相手を殺そうとする彼を止めるため、一緒に屋敷で生活することになったミシェル。 レドはあれが欲しい、これをして欲しいと我儘放題。けれど意外にも優しい一面もあり、ミシェルは次第にレドに惹かれていく。 そんな時、妹のマーガレットが現れて、レドと仲良くなりたいと言い出して――? 無欲な令嬢と我儘で、時々ツンデレな悪魔が織り成す、ちょっぴり怖くもあり、甘く激しい恋の物語。 『欲しいのはそれじゃない。~妹にすべて譲った私を、我儘で俺様な悪魔が狙ってきます~【分冊版】1』には「1 悪魔との出会い」~「3 マーガレット」までを収録
  • 偽りの双子は愛欲に溺れる(1)
    完結
    -
    ルーナとヘリオは、幼い頃に捨てられた孤児の双子。二人は血の繋がりがある双子であることを唯一心の支えとしており、孤児院での暮らしは貧しかったけれど二人は仲良く暮らしていた。 しかしある日、孤児院を訪れた魔術師によってヘリオが実は貴族の子でありルーナと双子ではないことが証明されてしまった。その事実を知った夜、突然態度を変えたヘリオはルーナの純潔を無理やり奪ってしまう。動揺するルーナに「迎えに来る」と言い残して、ヘリオは魔術師と共に孤児院を去った。 そして五年の月日が経ち、孤児院に姿を現したヘリオ。 「もう『姉さん』なんて呼びたくないんだ」 「私たちは血が繋がってなくても姉弟なのよ?」 血の繋がりがないと分かってルーナに想いをぶつけるヘリオと、弟だと言って拒み続けるルーナ。しかし、ヘリオに押し倒され肌を重ねていくうちに徐々に溺れていき……。 そんなふたりの関係を知り、ルーナを狙う魔術師。姉弟ではないにも関わらず、容姿の似ているルーナとヘリオ。二人の本当の出生の秘密と、恋の行方は――!?  <作者より> あいもかわらず、こじらせド執着男の重たすぎる愛情が大好きです。よろしければお付き合いください。 『偽りの双子は愛欲に溺れる(1)』には「双子の絆」~「唐突な迎え」までを収録
  • 無口令嬢の秘密は魔族に優しく暴かれる~両想いまでの10日間~(1)
    完結
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    父親の再婚による義理の家族からの虐待を受け、亡き母が最期を過ごした修道院に身を寄せていた無口な令嬢ライラ。 長年放置をされていたが、突如父親が訪ねてきて、修道院への援助と引き換えに、義姉の『魔界招集』の身代わりになってくれと取引を持ち掛けられる。 そうーー魔界から強制されて各国から「健康で未婚の貴族の令嬢」が魔界に差し出されるのだ。 魔族の子供を産むために嫁ぐ……魔界でどんな魔族に娶られるのか命の保証があるのか、何一つわからない。だが、修道院を守るため、そして家族に復讐するために、ライラは身代わりを引き受けることに。 『魔界召集』で転移された日、魔界で力を持つサテュロス族の当主ダリルの妻となった。 一見好色で軽いだけの男に見えるダリルだが、復讐に魔界を利用しようとしているライラの思惑に気づき、彼女を抱くたびに心も体も徐々に暴いていく。 「あんたみたいな体は、薄暗いところで肌がほのかにぼんやり浮かびあがる。それがエロくてぞくぞくするんだよな……」 軽薄に見えて本当は硬派なダリルと、穏やかに見えて苛烈さを内に秘めるライラ。 打算的な関係で良いと割り切っていたはずの二人が、復讐劇をめぐりながら近付いていく短くも濃厚な10日間の物語。 <作者より> 体から繋がってしまう関係が好きです。愛していない男に体をもてあそばれているように見えて、その実甘やかされているシチュエーションはさらに好物です。それを何度も重ね、恐れながらも徐々に心まで甘やかされていく過程を楽しんでいただけたら嬉しいです。 不遇なご令嬢はみんな各種ハイスぺ男子(ちょっと俺様だとより良い)に幸せにしてもらえばいいと思います。 『無口令嬢の秘密は魔族に優しく暴かれる~両想いまでの10日間~(1)』には「プロローグ」~「一日目」までを収録
  • 迷探偵令嬢は怪盗プリンスを捕まえたい!(1)
    完結
    -
    侯爵令嬢のアイリーンが今夢中になっているのは、巷でも大人気の探偵小説『名探偵シャーリー』シリーズだ。アイリーンは、貴族でありながら名探偵になることを夢にみている、まだまだ夢見がちな少女だった。 13歳の誕生日を目前に控えたある日、アイリーンは王妃主催のお茶会に招待される。王太子の婚約者探しを兼ねたお茶会への参加を、興味がないからと嫌がるアイリーン。しかし両親に本をご褒美にするからと説得され、しぶしぶお茶会に参加することに。しかし、そこで目の当たりにした王太子のエドガーに、見事に心を奪われてしまい――!? 『エドガー殿下、なんて素敵なの。するりと私の心を奪ってしまわれた。きっと殿下は、怪盗なのだわ!』 名探偵シャーリーシリーズに登場する怪盗を連想したアイリーンは、こっそりとエドガーを『怪盗プリンス』と名付け、探偵となり彼の素顔を暴くと意気込む。 探偵と名乗りはじめたアイリーンに巻き起こる事件の数々。アイリーンの華麗なる(?)事件解決を知った王太子エドガーは、アイリーンの探偵活動を支援したいと申し出て――!? お転婆迷探偵令嬢と、ちょっぴり腹黒い王子様のミステリーラブコメ! <作者より> 探偵ものではありますが、この作品では凄惨な事件は起こりません。 くすっと笑えて、成長を喜び応援できる、読み終わった後、ハッピーな気持ちになれるような作品を書きたいと思い、この作品を書きました。 この作品を手に取り、読んでくださった全ての読者様へ、感謝申し上げます。 『迷探偵令嬢は怪盗プリンスを捕まえたい!(1)』には「ファイル1 恋心窃盗事件 怪盗プリンス爆誕」~「ファイル4 令嬢ハンカチ窃盗事件 証言と真相」までを収録
  • ギャルゲーの女主人公になった私と攻略対象のあの子のいちゃあま百合ライフ
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    女子大生の唯笑は、無類のゲーム好き。中でも、最近はストーリー重視の学園物ギャルゲームにハマっている。 ゲームの世界に転生したいと毎日願っていたら、唯笑の夢が叶い、ある日ゲームの主人公になっていた。が、男主人公のギャルゲームだったはずなのに、なぜか女主人公の百合ゲームになっていた!? 百合には興味がなかったはずなのに、攻略対象の可愛いあの子に唯笑は陥落寸前――。 可愛い女の子同士の甘い恋、キス、さらにその先まで。いちゃあまな学園風百合物語。
  • 愛の為ならしかたない(1)
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    「さあ、反撃を始めましょう」 婚約して十年。幼い二人は穏やかだけれど確実にはぐくんだ愛を芽吹かせたはず……侯爵令嬢アイリーン・カサンドラは王太子レオンの婚約者であり、彼の成人を機に結婚するはずだった。しかし成人を目前にして、王太子の心はほかの女性に奪われ、大勢の前で王太子から婚約解消宣言を受けた。 ――それは、ほかならぬアイリーン自身が選んだ道だった。そう、すべては愛する国の為――。 わかっていたはずなのに取り乱してしまう心。この原因を、アイリーンは許さない。猟犬と呼ばれているカサンドラ侯爵家の所以を思い知るがいい! 陛下を巻き込んで反撃を行った結果、継承権を手放し国を出たはずの、王弟キースに王位が回ってきた。 王位継承に変わりはいれど「王太子妃」に代わりはいないと受け入れる。 二人っきりになり、キースに所詮レオンでなくて良かったのだなと問われ、アイリーンはごまかし続けていた本音を思わずこぼしてしまう。 『勝手に甘やかすさ。妻をいかに甘やかすか、夫の腕の見せ所だろう』『まだ、婚約もしていませんわ』『その為の努力は惜しまんよ――俺は、あなたの心がほしいーー』そんな会話の中で泣きつかれ眠ってしまったアイリーン。一回り以上も下の娘の泣き顔に惚れたキースは翌日より動き出す……。 年上で俺様な王弟殿下の溺愛ぶりに振り回されながらも、真実の愛を見出し幸せになるお話。 <作者より> はじめまして。自分の好きを好きなだけ詰め込み、好き勝手に書きなぐったお話です。 どいつもこいつも恋に生き愛に生きる脳筋ばっかりで、ドタバタ騒がしい困った子達ですが、それで彼らは幸せなので諦めましょう。愛の為ならしかたないのです。 わたしの性癖の盛り合わせのようなお話ですが、あなたにも愛していただけたら嬉しいです。 『愛の為ならしかたない(1)』には「第一章 愛の為ならしかたない プロローグ」~「第一章 愛の為ならしかたない 03 二人と独りと一人とヒトリとひとり」までを収録
  • 五年で私を愛せなければ離縁してください(1)
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    伯爵家の三姉妹――聡明な姉と可憐な妹の間に挟まれている次女は容姿も頭脳も平凡。 そんなコルネリアにある日、婚約の打診が入った。 お相手は多くの令嬢が憧れてやまないミューエ侯爵家のシュテファン。 トントンと話が進み、わずか数カ月という異例の婚約期間の末に式を迎えるが、その間に顔を合わせたこともなく、初めて彼の声を聞いたのは結婚式での誓いの言葉だった。 「申しわけないが、貴女を愛することはない」 式を終えて、初めて二人きりとなった初夜で彼が放った一言。 何の理由もなしに平凡な私を欲する人間がいるわけがない……自身でもそう思っていたコルネリアだが、だからといって初夜でそういわれて許せるかといえば別の話。 シュテファンが婚約を申し込んできた真意を知り、逆に仕返しをしてやろうと強く決心をするコルネリアは、今すぐに離縁をするのではなく、ある条件を提示する。 「五年の間に私を愛せなかった場合は離縁してください」 生まれ育った環境から、恋愛感情を知らなかったコルネリアとシュテファンの不器用な恋物語。 <作者より> マイナスから始まった二人の結婚生活。 けれどお相手にも新生活にも不満はない。嫌がらせも受けるけれど、人気者と結婚した宿命。 そう思っていたけれど、たまりにたまったストレスと夫からの心ない言葉にヒロインは激怒します。 夫にも嫌がらせをしてきた令嬢達にもやり返す! 自分のやり方で! そんな少し捻くれたヒロインと、実は純情ヘタレなヒーローの恋愛です。 『五年で私を愛せなければ離縁してください(1)』には「突然の婚約と婚姻 1」~「知りたくなかった真実 4」までを収録
  • 好きな人の恋人役になったらいつの間にか囚われていました(1)
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    父親の借金のせいで、ものすごく貧乏な伯爵令嬢アンネリカ・フローレス。 彼女は密かに、同級生で公爵令息のディラン・ファイザバードに思いを寄せていた。しかし、家のために学院を卒業する一年後、隣国の三十歳も年上のお金持ちの男の元に嫁ぐことが決まっていた。 それにディランにはすでに秘密の恋人がおり、その恋人は実は王太子の婚約者の公爵令嬢であったので、眺めるだけで満足していた。 ある日、王太子が公爵令嬢の浮気を疑っているという噂が出る。 王太子を欺くため、ディランがカモフラージュの恋人役を探し始めたという話しを立ち聞きしたアンネリカは、自ら立候補し、見事ディランの恋人役に内定。 どうせ好きでもない人の元に嫁がなくてはいけないなら、最後の期間くらい好きな人と過ごしたい。一年で一生分の思い出を作るんだから! そう思って始まった恋人役。最初はそっけなかったのに、アリバイのためのデートや交流を重ねていくうちに、だんだんとディランの様子がおかしくなり……。 まっすぐでポジティブ思考の鈍感娘アンネリカと、日に日に彼女に執着していく実は危険な男ディランの、ちょっとアブナイ恋のお話しです。 <作者より> ヒロインに執着する、ちょっと危険なヒーローを書きたくて生まれた作品です。紳士的に見えたヒーローが次第にヒロインに執着するとともに病んでいくのに対し、全くヒーローの気持ちに気がつかないヒロイン。 そんな二人の恋の行方を楽しんでいただければ嬉しいです。   『好きな人の恋人役になったらいつの間にか囚われていました(1)』には「恋人役、ぜひ私にやらせてください」~「二人でお出かけをすることになりました」までを収録
  • 狂犬へ捧ぐ恋のうた(1)
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    妹から押し付けられたウェディングドレスに出来心で袖を通した夜。 突如として背後に現れた謎の腕により、夏目凛子は異世界である万果に引きずり込まれる。 そこで告げられたのは、存在するだけで死の気配『穢れ』を振りまく危険な男、カノエの花嫁となることだった。 カノエと同じ部屋にいても近づいても平気な凛子は、その存在自体が多くの人に死を与える『穢れ』そのものであり、戦闘力が高いがゆえの国を守る最強の兵器でもあると恐れらるカノエにとってとても稀有な存在だった。 凛子が対話を図ろうとすると赤面してまともに喋れなくなるカノエ。元の世界に戻ることもできないため、仕方なしに同じ部屋で過ごし、カノエの身の回りの世話をするなかで彼を少しずつ知っていく……。 そしてある事件をきっかけに知ることとなった、自分が万果に呼ばれた本当の意味と役割とはーー。 <作者より> 孤独で救われないはずだった状況の人をゆっくり確実に幸せにすること、またヘタレがもじもじしている様子の何とも言えない良さを表現することを目指して書きました。 楽しんで頂けましたら幸いです。 『狂犬へ捧ぐ恋のうた(1)』には「はなよめの章 一」~「はなよめの章 六」までを収録
  • 嫌われ聖女は嘘がつけない~国外追放されましたが、私は隣国で幸せに暮らします~(1)
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    王太子の婚約者として、神事『聖泉礼拝』の役を引き受けているパトリシアは、めったに笑うことがない。 それは、聖泉礼拝の儀式を遂行する上で「嘘をつくことができない」からであった。そう、愛想笑いですらも嘘とみなされるのである。 美しく上品でどこか不思議な雰囲気を持つ彼女が無表情でいると冷たく見えてしまい、そのことで「心根が醜い」「陰気で性悪」「傲慢極まりない悪役令嬢」と陰口を叩かれ、王妃や王太子、他貴族からも冷遇を受けていた。 真面目に毎日の儀式や王妃教育に励むパトリシアは、敬虔な聖女そのものであったが、王太子は決して彼女のことを認めようとしない。 それどころか、聖泉礼拝を軽視し、パトリシアの従妹である令嬢ロザリーの可愛らしさや天真爛漫さを褒め称え、いつもパトリシアに当てこするのだった。 たまりかねて王太后に泣きながら辛い胸の内を話すが……、ある日ついに王太子から婚約破棄をした上で隣国の第四王子クロードと新たに婚約させ、国外追放すると言い渡された。 従妹ロザリーのことや婚約破棄を憂うことなく「やっとこれで解放される、自由だ」と内心喜ぶパトリシア。 一方、突如婚約話が上がったクロードは婚約者候補を見るために隣国から訪ねてきた。 クロードは噂で聞いていた女性と異なる素の彼女を見てそのまま連れて帰ることを決める。 自身の役割をひたむきに果たしてきたヒロインが、虐げられてきた国から追放されるも、隣国の王子の元で幸せを掴む物語。 <作者より> 誰かのちょっとした意地悪や、ずるい駆け引き、身勝手な執着、憎悪といった、濃密な人間ドラマが見どころの作品です。 そんな中で、物語後半に登場するクロード殿下は、飄々としたキャラクターで、自由の象徴でもあります。ヒロインが彼に惹かれ、初々しいやり取りをする場面が、個人的に気に入っています。 『嫌われ聖女は嘘がつけない~国外追放されましたが、私は隣国で幸せに暮らします~(1)』には「笑わない女」~「壁の花」までを収録
  • 落ちこぼれ広報コンサル女子、異世界で成り上がる(1)
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    広報代理店に勤める27歳、黒瀬ちえ。 ちえはクライアントから何度も担当替えを言い渡された、いわゆる「落ちこぼれ社員」。 折れそうになった心を癒そうと田舎に帰ったのだが、突然吹いてきた突風により海に放り出されて溺れてしまう。 死を覚悟したその時、水中に現れた光の塊が近づいてきた。 ――助けてくれたのは異世界からきたという豪快な男、シン。彼はちえが命を絶とうとしたと勘違いして異世界に一緒に来いと誘ってきた。 「ネガティブで自信のないあがり症の私」は、知らない世界でイチからチャレンジするチャンスがもらえるならと、異世界に飛び込んだ。 見たことも聞いたこともない土地で、彼女が持っているのは、広報の知識のみ。 シンに支えられ、友人もでき新しい職場で初めてやりがいを見つけられたと思っていたら――皇帝陛下の指南役って、とんでもないブラック案件では!? 皇帝陛下は良い人なのに、書記官のエドワードは癖がある……どうしよう!! <作者より> 小説を書いてみたい、とふと思い立ち、初めて書いた作品がこの「落ちこぼれ広報コンサル、異世界で成り上がる」です。 この物語の主人公は、誰からも振り返られるような美女や才女ではありません。スポットライトを当てているのは、「頑張っているのに、なぜだか報われないお仕事女子」。そんな彼女が異世界での様々な出会いを通じて、自分自身と向き合い、成長していくさまを軽いタッチで描きました。「ツンデレイケメン」との恋愛もみどころのひとつです! 戸惑いながら、右も左もわからない状態で頑張る主人公「ちえ」のように、小説の「し」の字もわからない作者も、七転八倒しながら書いた作品です。毎日のお仕事に悩む皆さんに贈る「異世界成長物語」、是非お楽しみください。 『落ちこぼれ広報コンサル女子、異世界で成り上がる(1)』には「第一章 勘違いから始まる大冒険? プロローグ」~「第二章 未知の世界、ネトピリカへ テルメトス」までを収録
  • 規格外のおてんば王女ですが、猫をかぶって寵愛を受けます!【分冊版】1
    完結
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    小国マッティアの王女セレンは、ぜひにと望まれて大国クラッセに嫁ぐことになった。 しかしセレンは幼い頃に、クラッセ王城で開催された舞踏会で大暴れした経験があり、なぜ自分が王妃にと望まれたのかがわからない。 「ああ、なんか面倒なことに巻き込まれているんじゃないわよねえ」 「怖いこと言わないでくださいよ、姫さま……」 疑問を抱いたまま入城し、気弱だけど心優しい王、レグルスとあいさつを交わす。 おてんばを隠し、猫をかぶって妃らしくあろうとするセレンだったのだが……後宮には一人の謎の女性が住んでいた。 絡んでくるその女性に業を煮やし、「寵愛を受けるって、どうやったらいいの?」と、そんな女には負けないと鼻息荒くするセレン。 気弱で優しすぎる王レグルスと、おてんばで猫かぶりのセレンが、永遠の愛を見つけるまでの物語。 書き下ろしの番外編、後日譚にあたる『王は王妃の邪魔をする』を収録。 『規格外のおてんば王女ですが、猫をかぶって寵愛を受けます!【分冊版】1』には「1 王女はおしりの痛みを我慢する」~「2 王女は永遠の愛を誓う」(前半)までを収録
  • 異世界もふもふ幼稚園(無認可)(1)
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    玄関を開けたら、獣人の世界と繋がっていた!! 部屋ごと異世界転移してしまったらしいOLの里緒菜。だが不思議なことに、部屋の中では電気もガスも水道も普通に使える。冷蔵庫の中身や日用品も使っても翌日には補充され、スマホも検索機能だけは使える……これって、働かなくても生きていけるんじゃ!? 里緒菜は思い切って異世界に足を踏み出す。 ある日家のそばで出会ったもふもふな獣人の兄妹は、ふたりきりで留守番をしていた。周りを見渡せば、親が仕事から帰るのを寂しそうに待つ小さな子どもたちがあちこちにいたのだ。 貧富の差があるこの世界では、シッターを雇える人は少ないと言う。異世界でどうやって生計をたてようか考えていた里緒菜は、そんな子供たちのために安い価格で幼稚園を開くことを思いつくが、そもそも未経験だし前途多難……。そんな時、イケメンな獣人騎士のロイと出会う。やたら里緒菜を気にかけてくれるロイの後押しもあり、まずは初めての入園希望者が決まった。  もふもふの子どもたちに癒される、ほのぼの異世界転移ストーリー! <作者より> とにかく癒し重視で出来上がった作品です。恋愛要素はちょい少なめです。 『異世界もふもふ幼稚園(無認可)(1)』には「第一章 玄関が異世界に繋がっていました 」~「第二章 もふもふ騎士様」(前半)までを収録
  • 腹黒魔術補佐官とお見合い結婚します(1)
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    家柄重視の魔術師界。一般家庭生まれのナリアは、国立魔術総合研究機関で働く二級魔術師だ。 日々、研究の邪魔をされたり嫌みを言われたり、苦労しながらもやりがいを持って仕事一筋に取り組んでいた。ある日、舞い込んできたお見合い話の相手は敵対する第一研究室の室長補佐官であり一級魔術師のバート。祖父が名誉魔術師である魔術師一家の次男と家柄も良い。 胡散臭い笑みが鼻につくうえ何を考えているのかよくわからないバートだったが、何度かデート重ねるうちに、聡明なところも、腹黒いけど正直にものを言うところも、ナリアは嫌いではないと気付く。 そして正直なところ、第一研究室長の補佐官であるバートと結婚すれば、今後もっとやりたかった仕事ができるのだ。 「僕たち結構、相性いいと思うんですけどねぇ」 ロマンチックではないけれど、こんな結婚もありかもしれない。トントン拍子に話は進むが、最後に体の相性確認をしないかとバートに言われ……!? お互いを知ったり裏切ったり、じれじれもだもだしたりを経て、ナリアとバートが仮初め夫婦から本当の夫婦になるまでのお話。 <作者より> 好意を自覚できなくてドツボにはまるヒーローが好きです!  これまでもそんな作品ばかり書いてきましたが、この作品は特に、「胡散臭い笑みを浮かべるヒーロー」が書きたい、という熱い気持ちで書き始めました。たくさんの方にお読みいただいたことで、このような機会をもらえてとてもありがたく思っています。読者さんの心臓がぎゅうっとなって、悶えて楽しんでいただけたら嬉しいです。 『腹黒魔術補佐官とお見合い結婚します(1)』には「私がお見合いですか!?」~「第一研究室 ウィルフレッド・クラークは観察する」までを収録
  • 無自覚巫女はうっかりみんなを魅了する(1)
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    ダムノニア皇国に皇子が誕生した日、魔女は皇子ウィノックにある「三つの予言」を授けた。それから25年――。 衣食住がかろうじて満たされた中で慎ましく生きる、天涯孤独の巫女ウルスラ。18歳になるウルスラは、皇国を襲う瘴気を払う巫女として日々真面目に瘴気浄化にいそしんでいる。 ある日、対立する異教に聖女が降臨した。 それに対抗するため、総大司教猊下の命により、召喚された聖女とともに皇帝ウィノックのいる王宮で生活しながら浄化活動をすることになった。 王宮でも周囲の評価など全く気にせず、毎日瘴気浄化に奔走する純粋で真面目なウルスラ。その人柄と姿に、同行する騎士たちは皆ウルスラの虜になっていく。 一方で美しい聖女にばかりかまけ、ウルスラの力を軽んじていた皇帝ウィノック。巫女の実力を自身の目で見ようと巡回に同行するが、いつの間にかウィノックもウルスラに魅了されてしまい――!? <作者より> ラブな話を書いても最終的にコメディになってしまうので、割と安心安全なお話を書いています。 小説の系統はほのぼのハピエン中心ときどきDEATH系。「小説家になろう」に生息中です。 『無自覚巫女はうっかりみんなを魅了する(1)』には「プロローグ」~「愛情」までを収録
  • お姉さまデザイナーのお気に入り
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    友梨佳は短大を卒業したばかりの20歳のOL。彼氏との初デートを楽しみにしていたのに、ホテルで服を脱がされた上にちっぱいを理由に振られてしまう。 雨まで降ってきて、気分は最悪! そんな友梨佳の目の前に、ユニセックスな服装に身を包んだセクシーなお姉さまが現れる。彼女の名は早乙女雅といって、有名な下着メーカーのデザイナーだった。 雅に誘われて温泉旅館を訪れた友梨佳は、湯船に浸かる雅に見惚れて転びそうになり、雅と裸で抱き合うことに! ドキドキが止まらない!

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  • 次期組長は、身代わり妻に愛を注ぐ。
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    主人公の榊原莉杏は、パン屋さんで働いている。そして、榊原グループの社長の愛人の娘だ。 高校生の頃までお母さんと二人とても楽しく毎日を過ごしていた莉杏だが突然、お母さんが病気で亡くなる。 頼る人がいない中、一人の男性がやってきて「会いたかった、俺の娘」と言われついて行くことにする。だがしかし、ついて行った先は、父の奥さんや娘から虐げられ学校でも愛人の子だと虐げられ辛い日々を過ごす。 高校卒業し、二年。職場に父が現れ「お前には結婚してもらう、愛美の代わりに」と言われるまま結婚するも、嫁いだ先はだれもが知るような極道で……?
  • 愛玩人形にはお手入れが必要です(1)
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    万能と謳われる『人形』、しかしその本来の用途は性処理用の『愛玩人形』だった。 友人セストルの勧めで、領主の仕事を手伝ってもらうために『人形』ザンニを買うことになった小領主エルミーニア。 彼女は優秀で美しい彼に仕事の手伝いを頼むが、ザンニは従順ながらもどこか冷たい目で彼女を見つめてくる。 人形の本来の用途を知らないエルミーニアと、性処理の道具として消費されることを厭悪するザンニ。 互いの認識の噛み合わなさに違和感を覚える中、ある日彼女は彼の抑え難い欲求を目にしてしまう。 そう、性玩具として彼には欲求を発散させ、慰めるという意味での手入れが必要だったのだ――。 プライドが高い美男×無垢な鈍感女が互いの身体に触れ合いながら惹かれ合っていく、甘々なラブストーリー! <作者より> 本作の作者、りりっとです。たぶんはじめまして。 プライド激高男が無様に純真無垢な鈍感女に絆され落ちていく話、それが「愛玩人形にはお手入れが必要です」でございます。 最初は勘違いコントを繰り広げる男女のラブコメを書く予定だったのに、気付けばそんな内容に。そして電子書籍化までしていただけてとても光栄です。高慢な人形ザンニが鈍感領主エルミーニアにくそデカ感情を抱いて抑えきれない欲望に振り回される話をお楽しみいただけたら幸いです。 そういえばセストルは初期設定では「セスト」という名前で、三文字だとザンニと紛れるので「セストル」になった経緯があります。胡散臭いが服を着て歩いている謎のお助けキャラ、セストルお兄さんもよろしくおねがいします。 『愛玩人形にはお手入れが必要です(1)』には「第一章 高圧的な目をした人形」~「第四章 放蕩者がやってくる」までを収録
  • 気弱なぽっちゃり超えの令嬢は婚約者から一途に愛される(1)
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    名家の伯爵家令嬢ではあるが、ぽっちゃりを通り越した体型のせいで社交界で陰口の的となっていたライラは、ある日の夜会で暴漢に襲われかけたところを伯爵令息のオーランドに助けられる。 醜聞を避けライラの名誉を守るため、オーランドの提案で二人は婚約することに。 助けてもらった時に一目で恋に落ちたライラだが、オーランドの態度は二人きりになってもこちらを見もせず、全く話をしない、とても婚約者とは思えないものだった。 見目の良くない、名家の娘という肩書以外に誇れるものは何もない自分なんかではなく、オーランドには本当に好きな人と結婚して幸せになってもらいたい、とライラは婚約を白紙にもどすことを決意。 だがせめてその前に、初恋の人との素敵な思い出をつくりたいと、ダイエットを始める。 周りの協力を得ながらダイエットにも成果が出始め、ライラはだんだん自分に自信を持っていく。 一方、オーランドがよそよそしい態度だったのは、ライラが好きすぎて直視できなかったからだとわかり……。 <作者より> 人づきあいを苦手とする少女が、勘違いで暴走しつつ周りの人に手を貸してもらいながら成長し、恋愛が成就するその時まで突っ走ります。 初恋の甘酸っぱさや胸のときめき、そしてままならない苦しさやもどかしさを主人公のライラと一緒に感じていただけたら幸いです。 『気弱なぽっちゃり超えの令嬢は婚約者から一途に愛される(1)』には「私の婚約者」~「彼の優しさと私の決意」(前半)までを収録
  • 明星の騎士は今宵王妃を抱く(1)
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    輝くような美貌の持ち主で、「明星(みょうじょう)の騎士」と呼ばれていた王国近衛騎士のカラフは 夏のある日、王から「地方で静養中の王妃の護衛任務」を命じられる。 一年前に嫁いできた王妃は幼いころからの知り合いであり、冷めきった夫婦関係から笑顔をなくしていく王妃を、カラフは密かに心配していた。 王命に従い静養地へ向かったその日の夜、カラフは手紙で「夜のお誘い」を受ける。 女官か誰かだろうと誘いを受け入れ、部屋に訪れた人物を招き入れたカラフだったが、なんと訪れてきたのは王妃だった。 「幼い頃からお慕い申しておりました。どうか今夜一晩だけ、あなたのものにしてください」 一度は拒否をするも、王妃の切実な想いに心打たれたカラフは、甘く熱い夜を過ごす。 一晩限りの関係だったはずが、お互いのことが頭から離れず、二人は禁断の関係に溺れていく。 そうして夏の間、激しく求めあった二人だが、静養地から戻り「王妃」と「護衛騎士」の関係に戻ったはずだった… …。 <作者より> 本作品は決してロマンティックな恋愛小説ではありません。顔だけが取り柄の騎士と、苦労知らずの王妃が不倫にはまっていく作品です。 彼らを応援するも、蔑むも、読者様にお任せしたい……そんな一風変わった作品になっております。果たして彼らの許されざる恋の先には、どんな結末が待っているのか。ヒューマンドラマとしてもお楽しみいただければ幸いでございます。 『明星の騎士は今宵王妃を抱く(1)』には「第一章 明星の騎士と王妃」~「第二章 最初の愛、最初の悦び」までを収録
  • 限界女子は食事でエロくなる
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    入社した会社がブラック企業化した挙句、彼氏に浮気をされ、地元に帰ることとなったみもりは、すっかりと濡れない体となってしまった。 そんな中、飲み屋で再会したのは、同級生で今や売れっ子料理研究家の拓海。 「どうやったら濡れる体になると思う……?」 酔った勢いで拓海にそう尋ねたみもりは、彼の元でアシスタントとして雇用されることとなった。 おいしい料理で少しずつ体質改善しながらも、裏切られたせいで素直になれないみもりと、少しずつ接近する拓海。 料理が癒す体と恋の行方は。
  • いきおくれ令嬢は、クールな騎士様の溺愛に翻弄されています【分冊版】1
    完結
    1.0
    「――私と、結婚してください」 紅茶とお菓子が大好きな伯爵令嬢シェリルのもとに、突然結婚の話が舞い込んできた。相手は社交界で誰もが憧れる騎士団の副団長であるエドアルド。地位も権力もある彼からの求婚だったけれど、結婚に興味がないシェリルはキッパリと断った――はずだったのに。 クールだと噂されているはずのエドアルドは、シェリルにだけ紳士で甘くて……。 三日おきにお茶会をしにやってくるエドアルドに、シェリルは次第に惹かれてしまう。 恋よりも趣味を楽しみたい令嬢シェリルが、クールなはずの副団長エドアルドから熱烈なアピールをされ翻弄させられてしまうお話です。 本編書下ろしで、結婚初夜の甘くてとろける夜のお茶会を追加。 さらに、シェリル視点で、ふたりが出会った夜会を番外編として追加収録しています。 『いきおくれ令嬢は、クールな騎士様の溺愛に翻弄されています【分冊版】1』には「第一章 マロンミルクティー」~「第二章 サングリアティー」までを収録
  • 喫茶バトラコスの嘘吐きな客人【分冊版】1
    完結
    -
    「大佐はね、人の嘘を見破る特別なカエルなんだよ」 駅前商店街の外れにひっそり佇むレトロな喫茶店『バトラコス』。 その喫茶店では、頭脳明晰、けれどグータラなマスターである古馬と、質実剛健、けれど可愛い物好きな従業員のさんちゃん。そして、人の嘘を見抜く特別なカエル『バトラー大佐』が出迎えてくれる。 今年入学したばかりの女子大生 小里愛は、ある日マスターの古馬覚に誘われ喫茶バトラコスへと入店する。 特別なカエル『バトラー大佐』に次から次へと嘘を見抜かれ、これまで誰にも話すことが出来なかった悩みを打ち明ける。 「わたし……、ママに見捨てられちゃったんです」 個性的な店員と特別なカエルが、嘘の裏側に隠された本当の気持ちを解き明かす――。 『喫茶バトラコスの嘘吐きな客人【分冊版】1』には「序章 カエルの名を冠した喫茶店」~「01 嘘を見抜くカエルと落第娘」までを収録
  • 行き遅れ令嬢と妖精伯爵
    2.0
    一度妖精に誘拐されたことのあるエミリーは、それが原因で縁起が悪いとされ、行き遅れた彼女は家庭教師として細々と生活をしていた。 そんな中で次の職場として訪れた伯爵家の旦那様のコンスタントに迫られる。 そんなこと言っても、自分は妖精のお手付きだからと怖がるエミリーと、彼女が欲しいコンスタントの恋路の果ては?
  • ドMな元彼がドS社長に!?~囲い込まれて逃げられません!~(1)
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    「踏んでくれ!」 この人になら初めてを捧げてもいいかもしれない……そう思った恋人はドン引きレベルのドMだった。 小道具が陳列された部屋で懇願する彼に恋心は消え去り、大学院生だったゆりあは勢いでイタリアまで逃げてしまった。 それから二年。ポスドクとしてイタリアで研究三昧、恋愛とは無縁な日々を送っていたところ、両親に将来を心配されて渋々日本で就職することに。楽しく研究に勤しんでいたはずが、新しく就任した社長が別れたドMな元カレの典雅!? しかも今度はドSになっていた!? 自然消滅したはずが、別れていないと主張する典雅は、この会社への就職も裏で仕組んでおり、さらには両親を言いくるめ結納も済ませたと言う始末。そんな横暴な典雅から逃げては捕まり、結局公私ともに甲斐甲斐しく世話をされてしまう。気づいた時には完全に外堀を埋められていたゆりあ。 どうしてこうなった!? そう思いながらも、餌付けされ、大好きな仕事の環境を整えられ、ついには快楽まで教え込まれてどんどん逃げられなくなっていく――。 研究大好きなリケジョと変態ドS社長のエッチでドタバタなラブコメディ! <作者より> ちょっと笑える変態さを目指しました。変態なヒーローに振り回されつつも自分のしたい研究を頑張るヒロインと、そんなヒロインを支えようとするヒーローをお楽しみ頂ければ幸いです。 読み終わる頃には、ヒーローの変態さにすっかり慣れてしまっている事でしょう。 『ドMな元彼がドS社長に!?~囲い込まれて逃げられません!~(1)』には「プロローグ」~「恋はホルモンの仕業」までを収録
  • 黒伯爵の結婚事情(1)
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    幼いころに両親を亡くし、祖父に育てられたステラは、直系の一人娘として婿をとりクレイトン男爵家を継ぐはずだった。 ところが唯一の肉親である祖父亡き後、遺言状を持った叔父と弁護士が現れ、会ったこともない義理の叔父が後継者に決まったと告げられる。 祖父直筆の遺言状であることを確認し、継承権の放棄には納得するも、祖父から生前聞いていた内容とは異なる内容で動揺を隠せないステラに、さらに追い討ちをかける予想外の一言が落とされた。 「ステラ、お前はすでに結婚しているのだ」 すでに婚姻書が締結されており、嫁ぎ先の相手は『黒伯爵』と呼ばれる怪しげな噂のあるネイサン・カーライル。 葬儀からわずか一週間で伯爵家へ向かうことになり、屋敷に到着しても、普段からめったに人前に姿を現わさないというネイサンの迎えはなく……。 使用人たちの様子から歓迎されてはいるようだが、同じ屋敷に住んでも、旦那様には一向に会えなくて――。 これは、いつの間にか結婚していた令嬢が、顔も知らない旦那様と心を繋いでいくお話。 <作者より> 「幸せな政略結婚」をテーマに書きました。 無自覚両片思いの二人が距離を縮めていく様子を楽しんでいただければ! 『黒伯爵の結婚事情(1)』には「令嬢の困惑」~「ウォーレス領」までを収録
  • 冷徹王は囚われの王女を寵愛する ~雨上がりにさす光~(1)
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    冷徹な若き国王アユルと、純真な心を持つ異国の王女ラシュリル。 国のため正妃を迎えたアユルであったが、ラシュリルを求める気持ちは止められず……。また同じくアユルに心惹かれていくラシュリルは、ある謀略に巻き込まれ人質としてアユルの国の囚われの姫となる――。 国王崩御のため、若くして大国カデュラスの王となったアユル。その新王の即位式に参列するためにカデュラスを訪れていた異国の王女ラシュリル。 即位式の前日、道に迷い森に足を踏み入れてしまったラシュリルは、雷鳴と豪雨が降りそそぐ湖でアユルに出会う。お互いの正体は知らずに惹かれあうふたり。しかし、アユルは同国内で正妃を迎えざるを得ない立場にあった。自分の立場を理解し、国に戻ったラシュリルだが、ある謀略により人質としてアユルの国に囚われることに。 ラシュリルは、正妃になることなどは望まず、ただただ愛するアユルと一緒にいたいだけだったが、王室にうごめく謀略に巻き込まれ――。 ラシュリルは、アユルをひたむきに愛し続けることが許されるのか。アユルは渦巻く陰謀に立ち向かいかながら、どのようにラシュリルを守っていくのか。ふたりを待つ驚きの結末とは!? <作者より> 美しい物語を書きたい。その思いから時間をかけて完成した、私にとって特別なお話です。 読み終わった時、皆様の心にも優しい光がさしますように。 『冷徹王は囚われの王女を寵愛する ~雨上がりにさす光~(1)』には「序章」~「第一章 第二話 動きだす運命」(前半)までを収録
  • 異世界でまったり子ども食堂はじめます!~ラーラはみんなの大先生~(1)
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    『子どもは、どんな世界でも最高の宝物』 幼稚園教諭として働きながら、夜は子どもたちが集まる食堂で手伝いもしている伊原夢花。 ある日、幼稚園に刃物を持った男が侵入し、夢花は子どもたちを守ろうとして刺されてしまう。 死んでしまったはずの夢花だったが、目覚めるとラーラ・フィアロという金髪の少女に転生していたのだった。 ラーラの両親はすでに亡くなっていたが、彼らが進めていた学校が出来上がったと隣国からの連絡を受ける。 ラーラは教師であった亡き両親のことを知るため、隣国へ向かうことに。その国では食材はあるのに調理の文化が著しく発展しておらず、美味しい食事を知らない育ち盛りの子どもたちと出会ったラーラ。なかには犯罪に手を染める子どもまで……。 そんな子どもたちの居場所を作るため、ラーラは両親が建てた学校で『子ども食堂』を始めることに。すると、その噂を聞きつけた若き国王のウォルトが、子ども食堂を訪ねてきて――!? 食事を通して子どもたちに関わるラーラの優しく強い想いに、人々の心が動かされていく──。 <作者より> 子ども好きな幼稚園教諭ヒロインが転生した先で子ども食堂を開き、温かく美味しい食事で人々の心を動かしていくほっこり優しいお話です。br> 『異世界でまったり子ども食堂はじめます!~ラーラはみんなの大先生~(1)』には「命を張った幼稚園教諭」~「異世界子ども食堂の開店です!」(前半)までを収録
  • 泣き虫悪役令嬢、婚約破棄がんばるもんっ!(1)
    1.0
    甘くキスされたって、優しくされたって、この婚約は絶対に破棄しなくちゃ……だって、このままじゃ……絶対にいや!! そう思って、マドレーヌは破棄に向かって奔走し無難に学園生活を送り、卒業式またはその前に婚約破棄を円満に迎えるだけのはずだったのに――。 ヒーローのヴィークは、代々王宮で宰相を務めるエリート一族である。かたやマドレーヌは伯爵家とはいえ貧乏であり、ヒロインでもない。 マドレーヌが6歳の婚約直前、自分は18禁乙女ゲームの悪役令嬢に転生し、最後に断罪される悪役令嬢に転生していることを思い出す。しかも断罪された後には、処刑、幽閉、娼館送り、高齢貴族の慰み者のルートしか残っていない。 婚約を破棄するためマドレーヌが奮闘すればするほど、ヴィークの溺愛ルートにはまっていってしまうのはなぜ? しかも、本来のヒロインの様子もおかしいし、ほかの攻略対象者もなんだか記憶にあるゲームの中とは違うような……。 焦るマドレーヌ、自分の描く未来とはどんどん異なる方へ進んでいってしまう!! この結末は、いかに?! <作者より> 今、人気の異世界物語。悪役令嬢を題材に少しでも楽しめる話を描いてみました。 気負いなく気軽に読んでいただけけると幸いです。 『泣き虫悪役令嬢、婚約破棄がんばるもんっ!(1)』には「第一章 覚醒した悪役令嬢」~「第三章 すれ違う想いと揺れる心」までを収録
  • 初恋を自覚した黒皇子 婚約破棄された令嬢を甘やかす(1)
    -
    幼いころから王太子妃になるべく教育を受けてきた侯爵令嬢アイシャは、従姉妹であり義妹に奪われ婚約破棄を言い渡された。 その一カ月後、大国を統べる皇国の皇太子で別名「黒皇子」と呼ばれるジルクライドは聡明で美しく婚約者が不在のアイシャに「私の妃に」と政略結婚を申し込む。 引く手あまたのはずの彼から自分が選ばれた理由を悟り、政略結婚を引き受けたアイシャは婚約者として一緒に皇国へ向かった。 皇国へ帰途する中や王宮で一緒に過ごすうちに、アイシャの聡明さはもとより、芯の強さや内に隠されたかわいらしさにどんどん心惹かれるジルクライド。半年前に亡くなった婚約者への気持ちとはことなり、自分が初めて恋に落ちたこと、実はひとめぼれだったことを自覚する。 誠実で凛々しいジルクライドはアイシャを大事にし、やがて二人の気持ちは通じ合う。 「俺の命がある限りお前を守るのは俺の役目だ」 そう誓い合った日からほどなく、婚約を阻害しようとする者の罠にかかり、強力な媚薬を盛られたジルクライド。 迎える初夜の儀式で処女でなければ婚姻が不履行になる。二人はどうなるのか――。 <作者より> 大人向け王道恋愛ファンタジー小説を目指しました。 アイシャに一目ぼれしても最初は気づかず、自身の立場と理性で冷静に接する中で、彼女のなにげない優しさや気遣いに触れ、また自分にも物怖じしない性格を知ったことで、気持ちを抑えられなくなった完璧な男性が、愛してもらおうとあがく黒の皇子ジルクライドと、一度は婚約を解消されたもののジルクライドの本気の求婚に心を満たされ、彼の想いに応えようと精一杯努力する侯爵令嬢アイシャのお話です。 『初恋を自覚した黒皇子 婚約破棄された令嬢を甘やかす(1)』には「婚約者に捨てられた令嬢、隣国の皇子に求婚される」~「黒皇子、恋を自覚する」までを収録
  • ワケあり上司に恋をして(第四話)
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    立野音羽は転職して早々に鞄を盗まれてしまう。見かねた上司の息吹は音羽を同居させるがある日狙撃事件が起こり、息吹がアラブ首長国の次期首相の長男である事を知る。音羽の告白に対して息吹の出した答えは?
  • 婚約破棄のため冷酷騎士に決闘を挑んでみましたが、溺愛されるとか誰か予想できました?【分冊版】1
    完結
    -
    癖がありフワフワしている黄色味が強い髪色と葉っぱのような緑の瞳を持つタンポポ令嬢こと、リアスティアにもついに婚約者が決まった。 親が決めた婚約者――ブルーグレーの髪に氷のような色の青い瞳をもつ侯爵家の次男で、将来を期待されている若き騎士ゼフィー。 貧乏伯爵家の私には不釣り合いで親には絶対に逃すなと厳命されている優良物件だ。 しかし、その婚約者は周囲から冷酷騎士と呼ばれている。 もう、何回も一緒にお茶の時間を過ごしているけれど、ひんやりした目線に、氷点下を感じる返答――毎度、私のことを冷たく見据えるばかりで一向に距離が縮まる様子なし。鋼メンタルとか言われる私ですら、会話が続かない……。 こうなったら、決闘を挑み勝ったら婚約破棄してもらおうと申し出る。 「…………婚約破棄、してもらえませんか?」 「それは、決闘の勝利としての願いか?」 本当にたまたま勝ってしまったので、願いを申し出てみれば、ほんの少し唇をゆがめ悲しそうな顔をした。うそでしょ? その日から、冷酷だったはずの婚約者の態度は大きく変わる。 孤独な訳あり冷酷騎士と、タンポポ令嬢のピュアなファンタジーラブストーリー。 書き下ろし 『魅了の瞳を持つ令嬢と平凡な騎士』 『嫁入り前夜の恋物語』 『あのお茶会をもう一度』収録。 『婚約破棄のため冷酷騎士に決闘を挑んでみましたが、溺愛されるとか誰か予想できました?【分冊版】1』には「第一章 冷酷騎士に決闘を挑んでみました。」~「第二章 隠密騎士とタンポポ令嬢」(前半)までを収録
  • 美貌の訳あり女装王子は運命の男装令嬢を逃さない【分冊版】1
    完結
    -
    「……共に支え、その愛に偽りなきことを誓いますか?」 「ち、誓います」 教会で誓いの言葉を口にしながら、クリスは一体どうしてこうなったのかを考えていた。 騎士の名門ヒルデブランド家は男児に恵まれず生まれた子はすべて女児だった。 それゆえ、当主は五女であったクリストハルトを“長男”として、代々伝わる剣技を教え、立派な騎士へと育て上げた。 一方で、ファーレンベルク王国第一子のジークリンデは、出生時「王子であれば国を滅ぼす」との不吉な予言をされ、男児でありながら王妃によってそれを秘匿され、“王女”として育てられていた。 王都でジークと運命的な出会いを果たしたクリスは、「互いの秘密を守るために結婚しよう」と持ちかけられ、承諾してしまう。しかし、城には国家転覆を企む影がうごめいていた。 男として育てられた令嬢、女として育てられた麗しい王子。同じ秘密を持つ二人の契約は恋へと変わるのか? 『美貌の訳あり女装王子は運命の男装令嬢を逃さない【分冊版】1』には「1 ファーレンベルクの姫君」~「2 相性のいい二人」までを収録
  • 異世界女子、精霊の愛し子になる(1)
    -
    ある日突然、異世界に落ちてしまった女子大生の皆川千早。 落ちた場所はどうやらえらい人のベッドの上で、しかも情事の真っ最中!? 捕らえられた千早は牢屋に放りこまれ尋問を受けるが、言葉は通じず、拷問を受ける日々に絶望する。やがて熱をだした千早は別の牢屋へと移されたが、そこにいたのは薄汚れた黄金のたてがみをもつライオンだった――。 檻の中で自然とそのライオンと寄り添いながら過ごしていたある日、ライオンの身体に小さな棘を見つけた千早。それを抜いた瞬間、突然優しい光に包まれた。 「いこうか。我が契約者」 ライオンの正体は、精霊が住まうこの世界の精霊王レスタ。呪いを受け牢に入れられていたが、その呪いを千早が解いたことで、あれよあれよと千早はレスタの契約者になってしまう。精霊王の契約者となり、扱いが一変した千早。本当に異世界に来てしまったことを実感し落ち込むが、レスタや精霊たち、多くの仲間と出会い、強く生きていく千早。 動物の姿を模した精霊たちが住まう世界で、精霊王レスタと異世界女子が絆を育み、深く心を結ぶ物語。 <作者より> たとえ姿形が違っても相手を想う気持ちは変わらない、相手を好きになるのに容姿は関係ないという考えを柔らかく表現した作品です。 モフモフは正義。使命も身分もない成人しているけれどまだ親の庇護下にいた主人公が、少し厳しくもリアルな異世界に居場所や大切なヒトを見つけます。雄ライオンに抱きつきたいと思う方、大歓迎。 『異世界女子、精霊の愛し子になる(1)』には「異世界女子、精霊の契約者になる」~「異世界女子、精霊にいたずらされる」(前半)までを収録
  • 建築デザイナーの執愛 ~意地悪な彼は甘い恋に二度落ちる~(1)
    -
    「俺に抱かれたいなら、自分で脱げよ」 望まぬ相手との結婚を控えた平凡なOLの彩奈は、せめて純潔は初恋の元カレ、英人にささげたいと考えていた。 そんな時高校の同窓会が開かれることに。英人に会うため同窓会に参加した彩奈。十年ぶりに会った英人は学生時代の夢を叶え、海外で活躍する新進気鋭の建築デザイナーになっていた。 無事再会し、彩奈の一夜の誘いに応じてくれた英人だったが、当時彩奈に手ひどく振られたことを責め、冷たくあしらいながら乱暴に抱こうとする。そんな英人にに慄きつつも、だんだんと彩奈は英人の愛撫に疼きを感じ始める。 しかし、彩奈が処女だと分かり事情を知った英人は突然その態度を甘く蕩けさせるように変えて……。 青春時代の甘い恋が、英人の執着心に火をつけ再び燃え上がる――。 <作者より> ヒロイン彩奈は、高校生であっても辛い状況に立たされます。それと同時に、ヒーローの英人の将来を思いやり別れる決断をします。 彩奈の状況を知らず、別れを選択する英人。そんな二人は、十年後に再会しお互いの想いが再燃する。意地悪なようで優しい英人と、冷たいようで愛に溢れる彩奈。 ちょっと強引な英人に引っ張られながらも、身体を重ねるごとに愛が深まっていく二人の王道・再会愛ストーリーです! 『建築デザイナーの執愛 ~意地悪な彼は甘い恋に二度落ちる~(1)』には「第一章 同窓会で再会」~「第二章 二人の出会い」(前半)までを収録
  • モブなのになぜか推しの恋人になりました(1)
    5.0
    憧れの葉山学園に入学することに浮かれていた楠紗雪。可愛い制服を見ていると、突然ここが前世でプレイしていた大好きな乙女ゲームの世界で、葉山学園はゲームの舞台だということに気がついた。でも自分が転生したのはゲームに全く登場しないモブキャラだったのだ! だけど……前世で最推しキャラだった響くんがいるかもしれない……!! 愛してやまない推しキャラに会えるかもという期待に、いてもたってもいられなくなった紗雪は、彼が働いている喫茶店になりふり構わず飛び込んだ。 目の前に存在する推しに感極まり泣き出してしまう紗雪だったが、響くんは優しく慰めてくれた。そんな推しの優しさに感動していた紗雪だったが、帰り際の響くんの言葉に耳を疑った――!? 「俺と付き合う?」 最推しキャラの響くんの押しの強さに、言いくるめられバイトすることになったり、恋人になったりと、あれよあれよと本来ヒロインが通るはずのルートをたどる。次々に登場する攻略対象やサブキャラたち。しかし驚くことに、その中に自分以外の転生者が……!? モブなのに顔面偏差値がやたら高い主人公が、優しくて甘くてちょっとSな最推しに溺愛される学園ラブストーリー! 『モブなのになぜか推しの恋人になりました(1)』には「推しに会いに行きました」~「顔合わせ」(前半)までを収録
  • 悪役令嬢(ラスボス)の友人ですが、隠しボスが溺愛してくる!(1)
    -
    社畜として過ごす38歳の瑠奈。アラフォーで独身、友達もいないしもはや恋愛も面倒くさい。 ある日、仕事で疲れ切った瑠奈は目の前にやってきた電車に――飛び込む夢から目を覚まし、飛び起きたのはルナ。 ほっとしたのもつかの間、夢の中の「瑠奈」は前世の自分で、転生して9歳の伯爵令嬢として生活していたことに気づく。 そして自分は前世でプレイしていた18禁乙女ゲームの悪役令嬢(ラスボス)……の友人、いわゆるモブキャラであることを思い出した。 このままゲーム通りに進めば、悪役令嬢とともに凌辱エンドという最悪の展開が待っている。どうにか回避しなければ……そうだ、このままインドアライフを送ってゲームのキャラと関わらなければいいんだ! しかしその作戦もむなしく、13歳になってもだらけきっていたルナは、父親に無理矢理学園に入学させられてしまう。 悪役令嬢、攻略対象、ヒロイン……学園内の主要キャラとは関わらず過ごし、あと1年で卒業という時だった。 後輩の美青年レヴィに勉強を教えることになったルナ。ゲームに登場していないレヴィの正体は、まさかの悪役令嬢の弟!? そんな隠しボス知らない! 溺愛しないで! こっちは前世も含めて何十年も処女なんだから~! モブに生まれ変わったはずなのに、悪役令嬢の弟(隠しボス)にうっかり溺愛されてしまった! 平凡に暮らしたいヒロインがゲームの世界で奔走する、エッチでポップなラブコメディ! 『悪役令嬢(ラスボス)の友人ですが、隠しボスが溺愛してくる!(1)』には「『私』と『私』の出会いからそれに至るアレコレ」~「そろった主要人物一覧とどうしてそうなった? な話」(前半)までを収録
  • オバケ見える女子だったわたしが悪役令嬢に転生したらしいのだがそこでも受難!?(1)
    -
    アシュリーの前世は日本人で、オバケが見える孤独な女子だった。 しかし伯爵令嬢に転生し、オバケの見えない安らかで幸せな生活を送っていたのだが……。 ある日、伯爵家に偶然やってきた「オバケが見えてしまう」第二王子のバージルとの出会いによってアシュリーの生活は一変する。 えっ!? 実は悪役令嬢? 処刑される運命ってどういうこと? どうやら転生したこの世界は実は乙女ゲームで、アシュリーは悪役令嬢、しかもこのままバージルと婚約すると将来は一家破綻し殺人者になるらしい!? そんな未来を変えるためには、本来のゲームのヒロインとバージルを婚約させることが必須。 それなのに、バージルはアシュリーに執着してくるし、本来のヒロインもアシュリーを襲ってくるしで……。 アシュリーとバージル、ふたりが結ばれないことが、幸せの結末なのか――。 ちょっぴりホラーで、優しくたくましい令嬢が未来を変えるために奮闘する異世界ラブストーリー。 『オバケ見える女子だったわたしが悪役令嬢に転生したらしいのだがそこでも受難!?(1)』には「一章」~「一章」(中盤1)までを収録
  • そんなことより猫が飼いたい~乙女ゲームの世界に転生しました~(1)
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    乙女ゲームの世界に転生……え、お母さんも転生者? お父さんも、お兄ちゃんも? 家族全員まるっと転生してきたノースランド伯爵家の令嬢エイミ。 ゲームの本編を未プレイだったからよくわからないけど、スタイルよくて、派手系美人でキツめな顔立ちの自分を改めて確認し、きっと悪役令嬢ポジであることを理解。 まずは、悪役令嬢ルートになってしまうであろう「第三王子の婚約者」候補を穏便に辞退するために取った策は、たくさん食べてぷくぷくに太ること(母発案)。 せっかく生まれ変わった今生!! 悪役令嬢で終わってたまるか! それに……王子との恋愛成就や回避ルートのあれこれなどより、どうしても叶えたい夢がある――。 そう、猫が、飼いたい! もふりたい! この世界ではアレルギーを持っていない。だけど、発症しないとは限らない……ということで、発症した時に治せるように、治癒魔術を学びます。そう、猫を飼うために! 『そんなことより猫が飼いたい~乙女ゲームの世界に転生しました~(1)』には「プロローグ・前世の記憶」~「2 運命の出会い」までを収録
  • ふしだらなやつら(新装版)【分冊版】1
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    いつものようにオナニーネタを漁るため弟の部屋から雑誌やらDVDやら勝手に拝借しようと部屋を訪ねると……。 イケメン高校生2人が固まっており、その二人の下半身――肉棒を出して握ってる?? やばいところきちゃった!? と思ってたら「ちがうよ、ねーちゃん。これはどっちかデカいか競ってたの!」って。 バカだ……。とあきれていたら、「ちょうどいいじゃん。決めてもらおう」って弟の友人エイタがにっこり笑う。 さらに上を行くやつがいた……。 あきれる暇もなく、エロ好奇心に勝てずにいるマキにじりじりと近寄る2匹の獣に、マキは一体どうなちゃうの!? エッチなことに興味がありすぎる処女のOLが、ひょんなことから弟の友達とふしだらな関係になってしまう。 悲劇のはずが喜劇な、題名のごとくどこまでも「エロ」がメインの傑作コメディ! 「小説家になろう」で人気の作家・犬野花子が贈るエロオンリー!!の痛快ラブコメディ。 2019年1月に発売した『ふしだらなやつら』の改訂版です。 番外編および電子書き下ろしSS付。 『ふしだらなやつら(新装版)【分冊版】1』には「一話」~「八話」までを収録
  • 雨の日に拾った謎のイケオジに餌付けされてます(1)
    -
    雨の日に拾ったのは、仔猫ではなく謎のイケオジでした。 ある雨の夜の帰り道。23歳にして初めての酒で酔った奥村朝子は、道端で捨て猫のように座り込むおじさんを見つけた。酔っぱらっていると分かり無視して帰ろうとするが、雨に打たれているのを見捨てられず、思わず声をかけてしまう。 悲しげに「助けてくれ……」と言うその様子に、思わず彼を自宅に連れ帰ってしまった。 翌朝目覚めると、その男はなぜか朝食を作ってくれており、それが驚くほどおいしくて……!? 高比良柊人と名乗る37歳のおじさんは、朝子が仕事から帰宅してもまだ居座っているどころか、今度は夕食まで作ってくれる始末。よくよく話を聞いてみれば、住むところがないからしばらくの間朝子の家に泊まらせてほしいと言う。知らないおじさんを泊めるなんて、と悩んだものの、炊事洗濯も弁当づくりもしてくれて、家賃も支払うという条件付きであれよあれよと同居人に……! 必要以上干渉し合わない同居生活のはず。しかし、柊人の作る美味しいごはんに癒されながら過ごすうちに、次第に柊人のことをもっと知りたいと思うようになっていくが、いつも子どものように扱われてもやもやする朝子。 それに、彼には何やら深い事情があるみたい――。 『雨の日に拾った謎のイケオジに餌付けされてます(1)』には「第一章 憂鬱な夜」~「第二章 二人の生活」までを収録
  • 姉に突き落とされて記憶喪失になった私が幸せになるまで(1)
    -
    「ふふ、ビー、ごめんなさいね」 そう言って姉は私を崖下に突き落とした――。 一年前に父を亡くした伯爵令嬢のベアトリス。 ある日、姉とその恋人とともに馬車で別荘へ向かっていた途中、伯爵家の財産を独り占めしようと目論む二人に、あろうことか崖から突き落とされてしまう。 見覚えのない山小屋で目を覚ましたベアトリス。奇跡的に命は助かり、川で溺れていたところをひとりの男性に救われていたが、ベアトリスは自分の名前さえ憶えておらず記憶喪失になってしまっていたのだ。 助けてくれた美しい青年アーニーは、名前を思い出せない彼女をメアリと名付け世話をしてくれたのだが、なんとそのアーニーは、実は隣国の王子だったのだ。 アーニーに連れられ一緒に城へ入宮したメアリは、記憶を取り戻せないこともあり、今後の生活のためにもメイドとして王宮で働かせてもらうことにした。 王子とメイドという身分でありながらも、二人は次第に惹かれあっていく。故国を捨てメアリとして新たな人生を歩みだしたが、ある日――!? 『姉に突き落とされて記憶喪失になった私が幸せになるまで(1)』には「一 崖から突き落とされた私」~「六 メアリ、見習いメイドになる」までを収録
  • 奪われた純愛(1)
    -
    修道院で花嫁修業に励む伯爵令嬢のシャーロット。幼なじみで婚約者であるブラフォードとの結婚を心待ちにしていたが、彼が事故で急死したという知らせが……。 悲しみに打ちひしがれながらも彼のもとへ急ぐシャーロットだが、ならず者に襲われあわやの事態に。そこを助けてくれたのは、ブラフォードそっくりに成長した彼の弟、ルーカスだった。 ルーカスはブラフォード以外に嫁ぎたくないと言うシャーロットに、望みどおりにしてあげると言いながらも覆いかぶさってきて……!? 素直になれない年下の幼なじみとのジレ恋ストーリー。 『奪われた純愛(1)』には「序章 悲しい報せ」~「第一章 最悪の再会」までを収録
  • 病弱だった少女は転生して強い魔力と愛する人たちを手に入れた(1)
    -
    「もしも生まれ変わることができたら、漫画の主人公みたいな健康で強い力を持った男の子になりたいな」 伯爵令嬢エミーリアは、第二王子ベルハルトの姿絵を見たとたん、前世の記憶を思い出した。 そう……この世界は、体が弱く重い病気にかかっていた前世での入院中に夢中で読んでいた漫画の世界によく似ていたのだ。 その物語では魔法が存在しており、エミーリアも使えるはずのない魔法を自分が使えることを知った。 ――だけど、漫画の中に登場した「エミーリア」は魔法使いの“男の子”だったはず……? 第二王子と一緒に冒険に出るはずの男の子エミーリアは、なんと婚約者になってしまったのだ。 漫画と少しずつちがいはあったものの、ある事件をきっかけに、婚約者であるベルハルトと共に旅に出たエミーリアは、自身の血族や漫画の登場人物たちとの出会いを通じて自身の出生の秘密を知っていくこととなる。 『病弱だった少女は転生して強い魔力と愛する人たちを手に入れた(1)』には「第一章 旅立ち:一 少女と王子」~「第一章 旅立ち:二 思惑」までを収録
  • 退屈王女は婚約破棄を企てる【分冊版】1
    完結
    -
    「婚約を破棄致します」 王宮にある庭園の東屋で、フローラは婚約者に婚約破棄を告げる。 ほんの二週間前、「婚約破棄してみようかしら」などと口にしたのは、退屈しのぎのほんの戯れだったはずなのに――。 末っ子の第四王女フローラは、お菓子と恋愛小説が大好きな十五歳。幼い頃からの婚約者である公爵家の嫡男ユリウスを、兄のように慕っている。 婚約は穏やかに結婚まで続いていくはずだった。けれど、ユリウスが外交先の留学を終え、美しい令嬢を伴って帰国したその日から、フローラを取り巻く世界は変わってしまったのだった――。 これは、恋を知らない王女と不器用な婚約者の、初めての恋のお話。 書き下ろしでは、フローラ達のその後を描いたほのぼの後日談、念願のクッキー作りに挑戦することになったフローラを追加。 『退屈王女は婚約破棄を企てる【分冊版】1』には「退屈王女は婚約破棄を企てる」を収録
  • 冷酷魔術師の妻となり、心を知る【分冊版】1
    完結
    -
    無口無表情、冷酷無慈悲で“心のない人”といわれ、冷酷魔術師と呼ばれるウルリクと結婚したイェシカには心の声が聞こえるといった不思議な力があった。 「蜂蜜たっぷりのミルク!美味しくて好き」 「イェシカと一緒に食事ができて嬉しいなあ」 彼からはたびたびそんな心の声が聞こえてきた。 そう、ウルリクの心が伝えてくる声は、思っていたものとは大分違ったのだ。 彼は意外と甘いもの好きでどんな小さなことにも素直に感動する、感情が豊かな人だった。イェシカはそんな彼の心を知っていき、惹かれていく。 しかし、イェシカには不思議な能力があることとは別にもう一つ秘密がありーー。 Web版から約4万字の書下しを追加。 本編から半年後、ウルリクの研究室に新しく助手として加わった人物、ヨエルがウルリクとイェシカに変化をもたらし……。 『冷酷魔術師の妻となり、心を知る【分冊版】1』には「1 心を知る」~「2 愛を知る」までを収録
  • 星詠み侯爵様が守り続けてきた約束の婚礼【分冊版】1
    完結
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    父母や婚約者から結婚相手を、魔法が使えて、可愛くて社交的で、両親にも愛されている妹に代えてくれと言われて婚約を破棄されたアデル。可愛い大切な妹を心配させたくないと、泣きたい気持ちを抑えて承諾したけれど……。 失意のまま参加した舞踏会で「婚約破棄された~」と噂されて居たたまれなかったが、十何年ぶりに幼馴染のクロードと再会した。 「今宵は君を迎えにきたんだ。アデル、俺と結婚してください」 王国随一の美貌と侯爵家の次期当主である彼の相手が本当に自分でいいのか戸惑いつつも、婚約破棄されて後がないアデルは二つ返事で受け入れた。 ”星詠み”という特殊な仕事をしているクロードを支えるため、花嫁修業でクロードのお屋敷に住むことになったアデルは毎夜、クロードの仕事を傍で見守ることになる。 一途に想い続けてくれるクロードの愛情のおかげでアデルの心の傷は癒されていく。しかし、そんな二人の平和な日常を揺るがす事件が起きる――。 書き下ろしとして、結婚式後のアデルとクロードがティアニー伯爵領の復興をお手伝いする特別編を追加。新しい登場人物に揺れる二人の話をお楽しみください。 その他、サイラス・オールストンの正体を巡るお話や、リリーとジャスミンとクロードがアデルを巡って火花を散らす短編も収録。 『星詠み侯爵様が守り続けてきた約束の婚礼【分冊版】1』には「プロローグ」~「第二章 星詠み一族のお屋敷へ」までを収録
  • 変装令嬢オリアーヌの反撃~婚約破棄に応じない相手を決心させる方法~【分冊版】1
    完結
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    「婚約者のことは愛していない。君こそが運命の人だ」 幼馴染であり、婚約者であるはずのハインツからそう告白されたオリアーヌ。 本来ならば喜ぶべきなのであろうが、見初められたのは“オリアーヌ”ではなく、変装後の“私”だった――。 裏でいろいろと経験していたらしい婚約者殿から本当の自分は愛されていないと知り、婚約を白紙にしたいと申し出るが、 「結婚はしてもらう。お飾りの公爵夫人になってもらうから」と拒否されてしまった。 そんなとき、いつも意地悪だったもう一人の幼馴染みの王子、ヴィンセントの優しさを知り――……。 これは、祖母から譲り受けた不思議な力を持つ仮面で変装し、自由な恋愛を手に入れるために、悪役とヒロインの両方を演じる侯爵令嬢、オリアーヌ・メダンの恋の物語。 『変装令嬢オリアーヌの反撃~婚約破棄に応じない相手を決心させる方法~【分冊版】1』には「序章」~「第一章」までを収録
  • 捨てられた平民育ちの公爵令嬢は幸せになるために奮闘する(1)
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    平民として家族3人で幸せに暮らしていたティアナは、両親を事故で亡くしてしまう。 事故の数日後、隣国のルスネリア公爵家を名乗る使いが訪ねてきて、 実は父親が公爵家の嫡男であったこと、母と駆け落ちをしてこの国で暮らしていたことを知る。 現ルスネリア公爵である叔父に養子として引き取られ、公爵令嬢となるも、家族からは蔑まれ、使用人のように扱われ虐げられていた。 ある日、招待されて仕方なく参加した夜会で、かつて将来を誓った恋人・ウィルバートと再会し、求婚される。 平民だと思っていたウィルバートが、この国の皇太子だとわかり驚くもウィルバートが忘れられなかったティアナは、喜んで求婚を受け入れる。 想い人と結ばれ、このまま幸せになると思っていたのに……。 『捨てられた平民育ちの公爵令嬢は幸せになるために奮闘する(1)』には「ルスネリア公爵家」~「束の間の幸せ」(前半)までを収録
  • 生き返るために異世界でセックスしてきます(1)
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    私、琴野美咲は二十歳の若さで死んでしまった! そんな私の前に慈悲深い女神様が現れて、私を生き返らせてくれるという。 ありがとうございます……って、生き返るためには異世界に行って、ターゲットとセックスしなければいけない!? 彼氏がいたことすらない私に、そんなことできるはずないじゃないですか! けれども、命を天秤にかけられてしまっては命令を聞くしかない。女神様の用意したドールに憑依して異世界へと旅立つが、指定されたターゲットは、無口で不愛想な冒険者の猫獣人、イーダルさん。 「お願いがあります! どうか、私とセックスしてください!!」 「初対面の男にそんなことを頼むなんて、アタマがおかしいんじゃないの?」 とりつく島もないけれど、諦めません。こっちは命がかかっているんですから! 大江戸ウメコが贈る、冷たいけれど根は優しい猫獣人と、諦めない女子大生の世界を超えたラブストーリー。 『生き返るために異世界でセックスしてきます(1)』には「プロローグ」~「異世界での生活」までを収録
  • 余命が三カ月を切りましたので、あなたとお別れをします。(1)
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    ロレーヌの余命はあと三カ月あまり。現代魔術では解呪ができないという呪詛を受けてしまい、身体中に呪詛の文様が現れ、日々苦痛に苛まれていた。どうにかして呪詛を解こうとする家族の奮闘もむなしく、身体は死へと着実に向かっていた。 もう死んでもいい……と人生を諦めていたロレーヌだが、ひとつ気になることがあった。それは家同士の契約で決められた婚約者エリックのことだ。治る見込みのない病ゆえ、何度も婚約解消を申し出ているのだが、未だ婚約は解消してもらえないままだった。 エリックはロレーヌを嫌い学園の同級生と愛し合っているというのに、一体なぜ――。 理由が分からぬまま、とうとう意識不明となったロレーヌは息を引き取るはずだった……が、目覚めてみると、なぜか半裸のエリックがロレーヌの横に寝ていた!? どういう、こと……?? 呪詛を解呪する唯一の治療法で呪詛から完全に逃れることはできるのか。エリックの本心とは!? 『余命が三カ月を切りましたので、あなたとお別れをします。(1)』には「余命が三カ月を切りました」~「解呪の方法は甘くて苦い」(前半)までを収録
  • 仕事中毒な魔法公務員は少年勇者に慕われながら今日も残業中【分冊版】1
    完結
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    魔法少女になれなかったヘレナお姉さんの就職先は、ブラックな地方魔法公務員!? ――多くの異世界人から侵略を受ける世界【パラティーシ】。 神々に選ばれ戦う【祝福者】を代々輩出する名門一族に生まれながらも、神の祝福を得られなかったヘレナ。 一族で「神に嫌われた出来損ない」と揶揄されながらも、ヘレナは「幼い頃に自分を助けてくれた憧れのお兄さんみたいに誰かを守りたい」一心で地方魔法公務員になり、異世界人との戦災で崩壊した人々の家を得意の逆行魔法で復元していく。 口うるさい上司に嫌味を言われながらも持ち前のやる気と前向きさで仕事に励むヘレナは、ある日、奇妙な火災物件を直す依頼を受けた事により大きな事件に巻き込まれてしまう。 そして、少年勇者のカーモスと元魔法少女のユハと共に、火災を起こした犯人を捜す事になった。 仕事中毒なお姉さんとそれを心配する少年勇者のお仕事ミステリーラブコメディー。 『仕事中毒な魔法公務員は少年勇者に慕われながら今日も残業中【分冊版】1』には「序章」~「一章 逆行魔法課のお仕事」(中盤)までを収録
  • 抱いてくれるのは夢の中だけですか?
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    大手アパレルメーカーでデザイナーとして働いている小山理美。理美はある日、夢の中で見知らぬ素敵な男性に突然キスをされ、躰を触られてしまう。けれど、その相手の男性は何と会社の先輩だった。理美はその先輩のことを好きになってしまう。不思議な夢から織りなされるハードロマンスストーリー。
  • 魔法学院の優等生は成金貴族に引っかかることはありません
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    奨学金目当てで平民ながら魔法学院に特待入学したケイリーは、同じく特待生兼成金で評判の悪いオーガストにしょっちゅうちょっかいをかけられている。 そんな中、学院の禁書棚の整理中に禁書の生み出した亜空間に閉じ込められてしまったふたりは、内部に書かれた指令通りに行動しないと出られなくなってしまった。 過激な内容に泣きそうになるケイリーは、乗り気なオーガストの態度が気に食わない。 禁書からの脱出のためだけに手を組んだふたりは、禁書から出たら元にふたりに戻るのだろうか。
  • ヤンデレ獣人騎士は幼馴染のちっぱいちゃんを逃がさない(1)
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    女性向けラノベ 人間と獣人が普通に生活を共にしているこの世界。 主人公のマーガレットは夢見る17歳。優しい幼馴染の狼獣人のレイモンドの応援のもと、自分だけの王子様を探している。 いつかきっと出会えるはず……と、頑張るけれどいつも玉砕しては優しいレイモンドに慰められる日々。 恋っていったいなんだろう?どうして私には見つからないの?もういっそ夢は捨てて、独りで生きていく方が楽なのかもしれない。そう悩んでいるマーガレットの元に、もう一人の幼馴染が王都から帰ってきた。 ぽっちゃりだった体が引き締まり、金髪で王子様風体のもう一人の幼馴染に焦ったレイモンド。一方、小さい胸だから王子様が見つからないのかも……と悩むマーガレットの相談を受けて、こじらせた2人に妙案を思いついたこの幼馴染ーー。 「おっぱいって、揉んでもらうと大きくなるんだって!レイモンドに揉んでもらったら?」 あれよと小屋に連れ去れ、大きくしてもらうことになったけど……、大丈夫? 気になる2人の続きは本編で!! 『ヤンデレ獣人騎士は幼馴染のちっぱいちゃんを逃がさない(1)』には「優しい幼馴染」~「彼の家」(前半)までを収録
  • 柴犬系わんこ男子がぐいぐいくる ~隠れオタクの拗らせ女子は愛を素直に受け取れない~(1)
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    女性向けラノベ 「天然女子はイケメン幼馴染みに同人誌のえっちな行為を懇願する」のスピンオフ! インテリ眼鏡で隠れオタクの可愛げのない女・橘一花(たちばないちか)。 ある日、興味本位で参加した合コンで、「人気者の友人」であるモブ系男子とオタクトークで盛り上がり、勢いのままラブホテルで一夜を過ごしてしまう。 それきりのつもりで、お互い名前も知らぬままホテルを去るが、一花はその場に学生証を忘れてしまっていた。 一花に一目惚れしたモブ系男子・橋本要(はしもとかなめ)は一花を見つけ出し猛アプローチを始めるが……。 拗らせ女子とわんこ男子の体から始まるハートフルラブストーリー。 『柴犬系わんこ男子がぐいぐいくる ~隠れオタクの拗らせ女子は愛を素直に受け取れない~(1)』には「プロローグ」~「北風と太陽」までを収録
  • リゼリカは繰り返し愛を知る(1)
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    女性向けラノベ 「きみが好きだ。リゼリカーー」 魔法学院の主席に選ばれたリゼリカは、婚約者である第二皇子レナードから想いを告げられる。 ところがリゼリカは涙を流しながら断り、自分が同じ時間を繰り返していることと、本来主席に選ばれるのはレナードであったことを打ち明けた。 同じ時を繰り返すたび悲しい結末を迎えてきたリゼリカは、五度目の今回こそ運命を変えようと行動を起こしていた。真実を知ったレナードだがリゼリカへの想いは変わらず、困難を乗り越えた二人は無事学院を卒業し将来を誓いあう。 数年後、帝国に嫁いだリゼリカはレナードと結ばれるが……今度はなぜか初夜を繰り返すことに――。 最初は気弱でレナードに相手にもされなかったリゼリカが、同じ時間を繰り返す中で恋を知り、想いを重ね、人としても女性としても成長していく、甘く切ない物語。 『リゼリカは繰り返し愛を知る(1)』には「学院編 告白」~「学院編 三度目の始まり」までを収録
  • 青き花炎と月下の魔人(1)
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    女性向けラノベ 百年前の大罪人魔女『屍姫(しかばねひめ)セリニ』の血筋を絶やす使命を帯び、遠い祖国ソリクトから極東に赴任してきたルルーディ。 「セリニの血筋の者」であるシヅキに無事接触し、与えられた三年の間に機会をみてその命を奪えばよいだけだった……。 けれど、いつしかふたりは惹かれ合い身体を重ね、愛情を深めてしまっていた。 殺すべき大罪人の子孫である、愛する人の命を奪わなくてはいけない非情な任務に、激しく揺れるルルーディ。 そして愛と使命の狭間に揺れるルルーディが見たものは、驚愕すべき数々の事実だった。 なぜ大罪人魔女は罰され処刑されなければならなかったのか。どうして、その子孫までも根絶しなくてはないらないのかわからないまま時が過ぎる。 ある日、祖国から彼女のもとへある人物が訪れる。 そのことが物語を大きく動かし、『屍姫セリニ』の真実への扉を開くことに。ルルーディが最後に選んだ道とは――。 『青き花炎と月下の魔人(1)』には「第一章・国からの密命 帰還」~「第二章・新月との出会い 互いの信頼」(前半)までを収録
  • ペンダント! ~ツイてない私がとびきりの幸せをつかむまで~【分冊版】1
    完結
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    伯爵家の長女アリスは、婚約者と出かけた帰りに倒れている汚れた老女を見つける。 婚約者は汚いと止めたが、知らぬ顔はできずに老女を介抱し家に連れ帰り、食事をさせた。 食事をしながら老女は「あなたには女神シルヴァーナの気まぐれがまとわりついている。あなたの不運続きはそのせいだ」と言う。そして親切にしてくれたお礼にと水晶玉の付いたペンダントを置いて姿を消す。 その日、透明な水晶のペンダントをのぞき込むと、とある物が見えた……。 人生にこれといった希望を持たず親の価値観、貴族の常識に自ら縛られて生きていた大人しい優等生のアリスは、老女に貰ったペンダントをきっかけに自分のやりたいことに必死に取り組むようになる。 しかし活発に行動するようになっても、相変わらず不運はやってくる。 「女神シルヴァーナの気まぐれからほんとに逃げることができてる? なんだかトラブルが大きくなってない?」 アリスは愚痴りながらもペンダントに助けられながら、トラブルに立ち向かう。 大人しい貴族令嬢だったアリスが、自分のために全力投球する女性へと変わっていく物語。 『ペンダント! ~ツイてない私がとびきりの幸せをつかむまで~』 『ペンダント! ~ツイてない私がとびきりの幸せをつかむまで~【分冊版】1』には「第一章 老女の贈り物 1 老女の贈り物」~「第ニ章 美味との出会い 12 お披露目会とあの方」までを収録
  • 平凡な女官が美貌の魔導師様を誘惑なんてできません!
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    皇妃付きの女官として働くマリッサは真面目な性格が唯一の取り柄。ある日、彼女は女官長から美貌の魔導師・パラディアスを誘惑し、こっぴどく振るように頼まれる。皇帝付き魔導師の彼はどんな女性とも一度の関係なら進んで持ち、しかし二度目はない。それが原因で辞めていく侍女やメイドが後を絶たないのだという。「皇宮の安定的労働力がかかっています! 頼みますよ!」──そんなこと言われても、こんな平凡な私が魔導師様を誘惑なんて無理! しかし反論は黙殺され、パラディアスのそばで働くことになったマリッサだったが、あまりの美貌に直視することもできない。一方、自分に微塵も関心を示さない彼女がパラディアスは気になりはじめ……
  • 伯爵様、どうか私を雇ってください!~婚約者を奪った姉を祝福するなんて無理です~(1)
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    男爵令嬢リズは、初恋の相手エリックと婚約し結婚する時期を待っていた。 そんなある日、家族から突然、姉とエリックが婚約をすると伝えられ、勝手に婚約解消された。 姉に奪われたうえ、家族は彼らを祝福しろと強要してくる。 いや、ちょっと待ってよ。祝福しろとか無理だから……。 「おめでとう」が言えなくて、リズは実家を叩きだされてしまう。 婚期はいまにも過ぎそうで、これでは良縁は期待できない。 こうなったら、一人で生きていきます。だから、私を雇ってください! 一文無しの私は断られるわけにはいかないのです。八方ふさがり男爵令嬢リズは活路を見出せるのか? 『伯爵様、どうか私を雇ってください!~婚約者を奪った姉を祝福するなんて無理です~(1)』には「一、男爵令嬢リズ」~「四、屋敷の主人とその秘密」までを収録
  • 清廉なる巫女は、竜の欲望の贄となる(1)
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    国家鎮守の神社の継承である巫女・神楽には、使命がある。 けれど、幼いころに出会った「初恋の君」がいつか迎えに来てくれると信じて生きてきていた。 そうして、迎えが来ぬまま18歳になる成人の日を迎え、神の化身たる「竜」の贄となり身体を捧げるという使命を果たすことになってしまった。 美青年の姿をした「竜」に身体を暴かれ、三日三晩の初夜の儀式どころか、毎日身体を求められ、時間を問わず淫らな儀式が続いた。 高圧的で独善的な彼に対し、当初は反発を覚えていた神楽だが、本来の「竜」は寡黙で優しい人物だということを知っていく中で、次第に心惹かれていく。 さらに「竜」の言動からもしかすると「初恋の君」ではないかと思っていた矢先、「初恋の君」だという青年が現れる……。 愛する女性のために「人」であることを捨て、神の化身たる「竜」になった青年と、その贄である巫女の物語。 『清廉なる巫女は、竜の欲望の贄となる(1)』には「藤紫の章(本編) 序」~「藤紫の章(本編) 第四話」までを収録

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