男性向けライトノベル - インプレス NextPublishing作品一覧
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3.5〈あらすじ〉 『戦場は女のものだ。男は引っ込んでいろ――』 銀河を支配する地球外知的生命体、ヴルド人は人口に占める女性の割合が極めて高く、男性は家を守る者という常識を持っていた。 地球人のエースパイロットである北斗輝星は、傭兵としてそんな彼女らに混ざって戦場を渡り歩いていた。 類稀なる操縦技能を活かし戦場では無双の活躍を見せる輝星だったが、機体を降りればただの貧弱な地球人に過ぎない。男に飢えたヴルド人たちが、魔性の美貌を持つ彼を放置するはずもなく…… 〈著者からの一言〉 ロボ系スペオペであべこべ系というかなりヘンなジャンルの本作が、なんと書籍化することになりました。たぶん、作者が一番驚いております。 なろう、カクヨムの両サイトで望外の高評価を頂き、こうして書籍版をお届けできることに相成りました。 それもこれも、すべては読者の皆様の応援のおかげであります。この場を借りて、厚く御礼申し上げたいと思います。
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5.0〈あらすじ〉 どこにでもいる普通の高校生、乙葉浩介。バスに轢かれて異世界転生待ったなし! しかし、それは女神の痛恨のミスだと発覚。 ドジっ子女神のおかげで、転生時に貰うはずだったスキルを持ったまま現実世界に戻って来たけど、貰ったスキルは『ネットショップ』。 『異世界の商品を売買できる』スキルを駆使して魔術師となった高校生のハートフル・コメディ、開幕! 〈著者から一言〉 このたびは、『ネット通販から始まる、現代の魔術師』をご覧いただきありがとうございました。 この物語は『現代が舞台の伝記ホラー』はありません。明るく楽しい『痛快娯楽ファンタジー』です。我思う故に、我書く、それゆえに鬱展開はありません。 順調に人気が出て続刊が決まれば、計算上では5巻ぐらいで第一部・完という感じでしょう。そこまでは頑張りたいものです。 それでは、第二巻でまたお会いしましょう。
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4.3〈あらすじ〉 空には宇宙船が飛び交い人々は電脳と共に生活する──そんな超科学の発展した世界で生まれ育った少女ララは、ひょんなことから剣と魔法のファンタジー世界に迷い込む。摩訶不思議な魔法の存在に首を傾げ、迫りくる獰猛な魔獣をナノマシンの力でねじ伏せた彼女は、ひとまずこの見知らぬ世界を旅することにした。凄腕の女傭兵や清純な神官の少女と共に、ララは未知とロマンの溢れるファンタジー世界を歩き出す。 〈著者からの一言〉 2018年に小説家になろうで連載を始めた作品が、3年の月日を経てついに書籍化と相成りました。この作品はタイトルの通り、剣と魔法のファンタジーな世界にやってきた超科学の申し子であるララのお話です。 『十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない』という有名な法則がありますが、本作では『異常に発達した科学技術は、魔法すら凌駕する』というキーワードから出発しました。どんな事態にも元気に立ち向かうララと、彼女に振り回されるイールとロミ。3人の波乱万丈な旅の幕開けです。Web掲載版からさらにボリュームアップした『剣と魔法とナノマシン』をぜひよろしくお願いします!
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-〈あらすじ〉 世界各地に存在する謎の遺跡、ダンジョン。小柄で童顔な少年ヤックは、探索者パーティで荷物持ちとして働く、なかなか芽の出ない三流探索者だった。 ある日、彼はパーティメンバーと共に迷宮の奥に隠された未踏破領域を発見する。財宝の気配に目が眩んだ仲間に巻き込まれて危険な領域へと足を踏み入れたヤックは、そこで強大な魔獣に襲われてしまった。仲間達は逃げ出し、重い荷物を背負ったヤックはただ一人絶体絶命の窮地に立たされる。 彼が死を覚悟したその時、突如として現れたのはロングスカートを翻してハイオークを蹴り飛ばす鉄面皮のメイドさんだった。アヤメと名乗る彼女は瞬く間に魔獣の群れを殲滅し、怯えるヤックに手を差し伸べる。 「任務完了。お怪我はありませんか、マスター?」 仲間に見捨てられた少年は、ダンジョンで新たな出会いに巡り合う。彼が見つけたのは、屈強なハイオークを素手でぶち殺すメカメイドだった。 〈著者からの一言〉 皆様からの応援をいただきまして、「剣と魔法とナノマシン」に続く2作品目を刊行することができました。主人公は体は小さいけれど優しくて正義感のある少年ヤックと、ダンジョンの奥で目覚めた最強メカメイドのアヤメ。真顔のまま魔獣を拳で粉砕する、ちょっと過保護でめちゃくちゃ優秀なメイドさんの活躍をぜひご覧ください!
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3.0〈あらすじ〉 自ら仕組んだ策略によって、次期当主の座を弟に譲り渡し生まれ故郷を追放された少年ロラン。彼は、悠々自適な自由でのんびりとしたスローライフを手に入れるべく、旅に出る。 新たに名をローランドと変えて冒険者になったが、なんやかんややっているうちに、気付けば悪目立ちしてしまい注目を集めてしまう。 権力者に目を付けられてしまえば、自由を奪われるかもしれない……でも、せっかく二度目の人生なのだから好き勝手やってみたい。 この物語は、そんな葛藤がありつつも結局は好き勝手に振舞ってしまう少年の異世界冒険活劇である。 〈著者からの一言〉 ただの趣味で書いていたものが、まさか商業化されるとは……。人生何があるかわからんもんです。 「小説家になろう」など各Web小説サイトで人気を博し、最多閲覧数1200万を超える本作が満を持して電子書籍化することになりました。 見どころ?この作品を一言で表すと?うーん、わかりません!! とりあえず、自分から言えることは一つ……どういった作品かは読んだ人間が決めてくれ。以上!!
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4.0〈あらすじ〉 辺境の地に佇む小さな村、アントレル。そこに暮らす少女ステラは、母の仕事を手伝いながら、貧しくも逞しく生きていた。彼女は精霊術の才能を秘めていたが、肝心の術は失敗ばかり。おまけに性格はおおざっぱで不器用の極み。そんな彼女の日々は鬱屈としたものだった。 しかし、ある日の出来事が彼女の運命を大きく変える。森の中で狼に襲われそうになったステラを助けてくれたのは、謎めいた雰囲気を纏う精霊術士だった。イケメンなその術士との出会いが、ステラの日常を大きく動かしていく。 美形ぞろいの精霊術士一族の抱える、何やら怪しげな「お家事情」に巻き込まれていくステラ。次第に、彼女は自分でも気づいていなかった隠された能力に目覚めていく。 これは貧しくも前向きに生きる少女が、数奇な運命に導かれ成長していく物語。冒険、精霊術、謎、そして恋。様々な要素が絡み合う、ステラの物語から目が離せない!美形精霊術士一族とステラの関係にも注目! 頑張り屋だけどちょっと残念な少女の冒険成長譚、開幕! 〈著者からの一言〉 初めまして、柚と申します。 『ステラは精霊術が使えない』は、強くてめげない女の子を主人公にしたい、ついでにそんな子が美少女や美少年に振り回されるお話を書きたい……と書き始めた物語です。 小説家になろうで連載している同名小説を、書籍化に当たって大幅に加筆修正しました。特典SSは1巻と2巻の間をつなぐお話になっています。 美形親子に振り回されたり、逆に振り回したりするステラの奮闘をお楽しみください。
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5.0〈あらすじ〉 小学校から仲が良かった6人組。その内の一人、二宮エツジは中学に入って劣等感を抱くようになる。 美男美女になっていく5人と地味な俺。6人でいることに嫉妬や羨望で悩みながら中学時代を過ごし、高校に入学。新たな環境で心機一転と思いきや……。 見た目や立ち位置が変化するにつれて、目に見えない心や関係性も変わっていく。 その変化に向き合う男女六人を中心とした青き春の物語。 〈著者から一言〉 初めまして!Costと申します。この作品はタイトルの通り、幼馴染たちが成長するにつれて見た目や立場が変わり、それによって揺れ動く心情や関係性が軸となっている物語です。友情あり、恋愛あり、コミカルなようで、シリアスでもある、幅広い人が楽しめる作品となっています!是非読んでみてください!
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4.5〈あらすじ〉 魔法仕掛けの古い豪邸に残された6歳の少女「ノア」 そこに次々と召喚されてくる5人の男女。もとの世界で社畜だった彼らはノアの手助けを始めます。 そんな彼らに立ちはだかる大問題が、収穫祭までにゴーレムを作れという領主の命令。 作り方は簡単に判明するも問題だらけ。 材料は希少な代物で手元にない。 人手も100人以上足りない。 そのうえ期限の収穫祭まであと20日。 不安いっぱいのノアに、「リーダ」と名乗る5人の代表は言います。 「大丈夫さ、手ならいくらでもある。いくらでもあるんだ」 これは、魔法の世界に召喚された社畜が無理難題をこなしつつ、少女ノアと面白おかしく過ごすお話です。 〈著者からの一言〉 はじめまして紫 十的と申します。 「召還社畜と魔法の豪邸」は、お気楽だけれど真面目なファンタジー小説です。わりと過酷な世界を、のんびりほのぼのと活躍する主人公達を楽しんでもらえれば幸いです。特典SSは、現地の人からみた主人公達の凄さを書いた2篇で、裏話的なものとなっています。
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-星間国家、共生知性体連合。様々な知性体が集うその世界には、”龍骨の民”と呼ばれる種族がいる。彼らは、生身で宇宙を渡る巨大な生物、”生きている宇宙船”であった。そのようなフネの生き物達に、新たな子どもが一隻産まれる。彼は老骨船から惜しみない愛情と、たくさんのご飯をもらい、すくすくと成長した。少年期を迎えたフネの子は、連合の一員たるべく恒星間に飛び出す。フネの仲間との旅、異質な種族たちとの触れ合い――少年は様々な経験を得るのだった。学校代わりの基礎訓練を終えると、彼は自分のカラダに見合った職業に就くことになる。それは宇宙を駆け巡り、恒星間戦闘を行う仕事であった。なぜならば、彼は宇宙戦艦なのだから。これは後の世に”大戦艦”の二つ名を得る、少年デュークの物語。
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4.5〈あらすじ〉 銀河商事の涼井課長は、ある日商談の最中に心臓発作を起こしてしまう──。 目が覚めると、そこはいかにもSF的な見た目の場所。金属の壁に並んだ計器、モニタ。 ――涼井が目覚めた場所、そこはいままさに大決戦を行う艦隊の艦橋だったのだ! どこか抜けた軍人たちと、どう考えてもおかしな思考をする敵軍。 涼井課長、いや提督は商社勤務で培った現実的で実務的なサラリーマンの能力で戦う。 これは、サラリーマン課長がSF的な異世界で活躍するSFクロニクル。
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-〈あらすじ〉 退屈な地球を自ら飛び出した少女・荒野拓美。数千年に渡る放浪の末に辿り着いた新世界で、相棒であるナノテクノロジーAI・タカネと共に新たな人生に挑む! そんな彼女の切り札は、どんな損傷も一瞬で修復しさらに喰らった生き物の特性を自分のものにするチートな体。 地味だけど便利なこの能力と創意工夫、そしてタカネのお節介があれば強敵も厄介事も何のその。バイタリティ全開で、未知いっぱいの世界をしぶとく楽しく生き抜いてみせる!! ひと味ちがう異世界(?)転生(?)物語、開幕! 〈著者からの一言〉 本作品は、ナノテクノロジーが発展した「退屈な地球」を飛び出した少女が、永い旅の果てに辿り着いた新たな世界で生きていく物語です。 「常識に囚われないアイディアを駆使して道を切り拓く」をメインテーマとして、主人公と相棒となるナノAIがとことん前向きに突っ走ります。 ドラゴンに魔法、そして陰謀に謎。何もかも手探りな新世界を舞台に、主人公・拓美とAI・タカネのコンビは、どんな方法で挑んでいくのか? Web版からの加筆修正に、物語の前日譚となるSSも加えた本作。どうぞよろしくお願いします!
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-★書籍公式サイトで冒頭100ページを無料公開中! 〈あらすじ〉 〝ヴィルトゥオーゾ〟 ──卓越した演奏技巧の持ち主を称賛し、時には技巧への偏重にかすかな批判の響きを込めてそう呼ぶ。 幼少期から突出した演奏技巧を持ちながら、取り巻く欲や悪意と戦い続けてきた天性の〝ヴィルトゥオーゾ〟ピアニスト、主人公・勇吾。 彼は事務所の指示でしぶしぶ日本の高校に入学、その獰猛な性格から登校初日に上級生とトラブルになる。 一方、同じ高校に通う剣道部員の寧々は、中学最後の大会で不戦敗を喫して以来、心の傷に苦しみ、闘志を燻らせながら戦う勇気を持てずにいた。 ふとしたきっかけで出会った二人は、互いの胸の内を明かし合い、深く共鳴する。 寧々の竹刀に闘志が宿り、勇吾のピアノに心が宿る。 ──闘志と音楽でつながる攻撃的ボーイミーツガール・ストーリーストーリー、開演! 〈著者からの一言〉 初めまして。福太郎と申します。 本作は、『小説家になろう』に掲載した作品を書籍化したものです。Web版から「より濃く、より深く」というコンセプトで大幅に改訂しております。本編はもちろん、特典SSやあとがきに至るまで魂を込めて書きました。Web版をお読み下さった方も今回初めてお目にかかる方も、お楽しみ頂けましたら幸いです。よろしくお願いいたします。
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5.0〈あらすじ〉 記憶を失くした青年“レイラ”が目を覚ましたのは、文明が崩壊し戦争によって荒廃した世界だった。 今までの考え方や価値観が通用しない世界で、彼は静止軌道上にある軍事衛星の『自律式対話型支援コンピュータ・カグヤ』から受信する声を頼りに、かつて栄華を極めた『旧文明』の遺物を回収するスカベンジャー(廃品回収業者)として生きていくことを選択する。 そしてレイラは、放射性物質が今も残る瓦礫に埋もれた廃墟の街で、恐ろしい姿をした危険な突然変異体や、冷酷無比の略奪者たちを相手に熾烈な生存競争に身を投じるのだった。 〈著者からの一言〉 この物語は(母語ではないため)日本語の不得意な作者が、辞書と睨めっこして日々試行錯誤しつつ執筆しました。自分が表現したい世界を文章として的確に表現できるように、たとえば廃墟の街に流れる空気や匂い、果ては日の光によって変化する街の表情までが読み取れるように書いています。じっくり読んでもらえたら嬉しいです。
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-〈あらすじ〉 「──これよりシルバーグラスを名乗ることは許されないと覚えておきなさい──」 落第し、一族の顔に泥を塗った主人公、ザートは一族から追放された。 まともな持ち物は冒険者だった叔父の形見のバックラー1つ。 自らも冒険者になるべく魔獣はびこる辺境の地ブラディアへとたどり着く。 冒険者としての活動を始める中、ザートは形見のバックラーが古代の魔道具『法具』である事を知る。 スキルを持たないが故に追放された主人公と、天然で押しの強いヒロインや宿屋の獣人夫婦と時にコミカル、時にシリアスに繰り広げる冒険譚!始まりの地・グランドル古城編、開幕です! 〈著者からの一言〉 本作は「小説家になろう」「カクヨム」にて好評連載中の『どうやら相続した防具が最強っぽいんだが。』を改題・大幅改稿、そしてSSを追加した作品です。ほぼ別作品と言っても過言ではありません。 イラストレーターはWebで大人気の桜みとぎ様。 ヒロインを最高に凜々しく可愛く描いていただいたきました! 追加SSは2本。追放される前の主人公の学生時代のSSと、後に再登場する予定の友人、シルトの過去を描いたSSです!
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-〈あらすじ〉 平凡な日常を送る男子高校生・天木秦。秦の同級生にして『魔術師』であるスノウ=デイライトはそんな秦に恋をしていた。 スノウは大和撫子よろしく三歩どころか十歩ほど離れたところから秦を見つめる(ストーカーする)日々が続いていた。 しかし、美術館へと訪れた秦は『魔術師』を名乗る集団に遭遇し、スノウとの距離を縮めていくことに……。 ――その日を境に少年の日常は崩壊し、少女の恋慕は加速していく。魔術師の少女と、彼女に見初められた少年による恋と戦いの伝奇物語。 〈著者から一言〉 初めまして『魔術師の少女、世界端末の少年』作者の海山優です。こういうのって何を書けばいいのかなーと考えましたが、こういった場面で何か面白いことを言おうとすると盛大にスベることを海山は経験則(古傷)で知っているので、無難なコメントをばさせていただきます。読んでね! ……無難ですかねこれ?
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4.7〈あらすじ〉 他校の女子生徒の顔面を殴り、その報復で病院送りにされた……などという嘘っぱちの噂のせいで、山上篤史はクラスで孤立していた。 そんな彼には、ちょっとした特殊能力がある。それは、超能力者の匂いを嗅ぎ分けることができる、というもの。その能力によって、彼はひょんなことから、『妖精』と呼ばれている学校で一、二を争う美少女・白澤友里がテレパシー能力者であることを知る。 友里がテレパシーを使えることを知っているのは、篤史のみ。秘密の共有──そんな状況ゆえ、何故か友里は篤史にしばしばテレパシーを送るようになってきた──。 『篤史さーんっ、ここの問題の答え教えてくださーい』 『…カンニングをするな!』 『篤史さーんっ、暇なので対戦ゲームしましょう!!』 『…勉強中だろろうが!』 『あ、篤史さーんっ!! 陽キャどもが遊びに行こうとか誘ってくるので、至急救援を要請しまーすっ!!』 『…何でそこまで必死に嫌がるんだよ!』 無口かつミステリアスな印象の友里だが、その正体は、生粋の人見知り。根っからの陰キャであり、周りから何かと誘われたりするのが大の苦手という『残念妖精』であった。そんな彼女に助けを求められては、断れずに何だかんだで手を貸してしまう篤史。 これはそんな二人が送る、青春テレパシーラブコメ……のようなものである。 〈著者からの一言〉 こんにちは、もしくは初めまして。新嶋です。 この度、「妖精美少女が脳内で助けを求めてくるんだが?」が発売されることになりました。 人生で二度目の書籍発売。まさに感謝感激です。これも全て、読者の皆様のおかげです。 今回は現代を舞台としたちょっと変わったラブコメを書かせてもらいました。読者や周りの人からは「え?どこがラブコメ?ただのコメディじゃね?」などと言われますが、これはれっきとしたラブコメです。少なくとも、作者の中ではそうなってます! 内容はWeb版に加筆した形となっていますので、既に知っている方も楽しんでもらえる形になっています。 イラストに関しては、七灯ツバキさんに担当していただくことになりました。 とても素敵なイラストなので、是非皆さまにも早く見てほしいです。 今後とも、何卒よろしくお願いします!