男性向けライトノベル - 夕霧文庫 - アプリーレ文庫作品一覧
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-閉塞感に押しつぶされそうな「ぼく」と男に抱かれることでしか自分の価値を見出せない「私」。異なる価値観を持つ二人の高校生は、とある田舎町で出会い惹かれあう。ありふれた恋愛小説のはずです。
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-信市は、作り物のような毎日を空虚に生きる男子高校生。ある日を境に、不気味な夢を見るようになる。しかし、現実であるはずの学校へ行くと、幼馴染と風紀委員のふたりの女の子の身に夢よりも奇妙な現象が起こっていた。叶えたい夢があった。醒めないでほしい夢があった。何もなかった。そんな三人の思惑の行き着く先は――。
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-犬のいる生活、犬との生活は、癒やされたり発見があったり面白い。 その犬の中で、ぶさかわと評判のパグ。 パグ犬ヨシノブとその主である菊岡花菜の、ちょっとコミカルでのほほんとした何でもない日常――。
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-俺――小此木光は、ある日『大野神』と運命の出会いをし、鉄球を美しく磨く部活動、『ハンググラインダー部』を設立した。 幼なじみの〈キング・オブ・委員長〉桜屋敷、空から降ってきた謎の転入生、リイルも加わり楽しい部活動開始と思いきや。 謎の転入生は死神で、幼なじみは魔女だった!? 死神と魔女の相性は最悪で―― 「唸れ魂の大鎌! 超加速、神速モード!」 「億万劫の闇よ、我が名において眼前の敵を捕縛せよ!」 どうなる、俺の高校生活!?
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-桐咲美玲は入社以来、ずっと片思いしていた会社のエース・二階堂に告白しようと決めた。しかし、告白する前にその恋はあっけなく散ってしまう。その恋を忘れるため、有給休暇を利用して小豆島を訪れた美玲。あちこち訪れる先で、なぜか同じ男性に出会う。彼の名は高階奏。まるでイタズラ好きな天使が舞い降りて来たようなその恋に、美玲の胸はときめくのだが……。
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-2007年、都内でCADオペレーターとして働いていた「葉山 裕二」は、実家の商店を継ぐために島へと戻る。そこで子供の頃に少し係わりのあった「千歳 澪」と再開する。千歳が商店に通うようになり、裕二もまた千歳に惹かれていく。しかし、千歳は過去の手術により子供を授かれない体であり、裕二の父親は、二人の関係を頑なに認めようとしなかった。島を舞台にした二人の純愛を描く。
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-大好きな絵を黙々と部屋の中だけで描いている大門たけし。母からは変わった子と関わらないよう、美術部は止めた方がいいと言われる。ならば『漫研』ならと考え、コスプレした勧誘と、葛城さんと門脇先輩の驚くほどの画力に魅入られて、『漫研』も入部届を出す。けれど後に美術部に入ったことが判明。 しかも変わり者でヤンキーと言われている葛城さんがいて退部したいのだが、一緒に絵を描く楽しみを覚えてしまう。その上、アクリル絵の具を使うことになるがたけしは親にまだ部活のことを隠している。さらに、部員たちにもそれぞれ事情があるようで……。
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-数年ぶりに京都に戻ってきた浮橋美緒(うきはしみお)は他人の夢の中に迷い込んでしまう不思議な体質の持ち主。そんな美緒が出会ったのは、京都六角通で店を営む怪しげな男・宝船獏(ほうせんばく)。獏に助けてもらった美緒は夢にあらわれる鬼をつかまえる手伝いをすることになるが、鬼は意外なところに姿をあらわす。 夢にあらわれる鬼、赤い傘……それらが示すものとは。 京都六角通からはじまる、夢とうつつをめぐる物語。
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-保険会社に勤務する「ぼく」は、弟を交通事故で亡くした無神論者。ある時、門前町の夜店で金魚をもらった。頭をよぎる「夜店の金魚に縁起の良い名前を与えると長生きする」という迷信。それが本当になれば、目に見えないものの実在は証明されるのだろうか。それ以来、夢に女の子が現れるように――。
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-大正時代、軍統括の霊的機関に属する「御堂 輝一」は街で犬神に追われ、その際に巻き込まれたと思われる記憶を失った女の子を保護した。彼女に記憶を問うと「私はゴーレムです」と言う返事が返ってくる。彼女の正体は? そして交錯する想い。鮮やかにロマンテイストを乗せたライト文芸作品。
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-一人の記憶喪失の男がたどりついたショコラの森。そこにある「本の館」に迷い込むところから物語は始まります。 そこに居る不思議な女性「アガタ」は語ります。 「――その本の主人公は画家を目指す青年で彼には妹が居て、彼はその妹をモデルに画を描いていた。世界は暴力と混沌が溢れる中世の国。インフラの機能しないその世界で兄と妹は世界で唯一心を許しあった特別な存在だった」 ペストの中で画を通して青年が「愛」を知るまでの物語。
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-ねむねむ彼女とふわふわ彼氏の日常(著・おみそしる/イラスト・猫田苺) 社会人の望月は同棲中の彼氏がいる。しかし、ある朝アラーム音で目覚めたら彼の姿が隣になくて――だけど声はする? 彼の身に一体何が!? そしてラブラブな二人の仲にちょっぴり亀裂が!! いとこの話によると彼女の妹は悪役令嬢らしい。(著・清水うさぎ/大野ふーり) ヴァイオレット侯爵家長女ミシェル・ヴァイオレットは、いとこのカミラに妙な話を打ち明けられた。「私には前世の記憶がある」らしい。しかも「妹のセレーナは悪役令嬢、断罪回避のため令嬢として教育したい」らしい。 ゼンセってなに!? アクヤクレイジョウってなに!? ミシェルは、思いのほか根が深い問題を抱えるいとこ姉妹のために奮闘することに!
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-舞台はスチーム東京、魔都となっている東京で会社員「藤岡和哉」はエクトプラズムにより動く「ロイド」の女の子「シオン」を助ける。彼女の目的は亡くなった兄のため故郷でバイオリンを弾きたいというものだった。シオンそのものは博物館レベルの代物であり、目的を果たした後は、藤岡に本体を譲るということで、藤岡と紫苑は追手から逃れて蒸気列車に乗ってダムへと向かう。
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-舞台は大正時代、古都「鎌倉」と葉山。 猫又の「猫田珠希」は葉の山に住む妖し。賭場で小銭を稼ぎ、鎌倉の街まで降りて酒を買う日々を過ごす。鎌倉の酒屋の主人「藤原敬文」と馴れ合う日常を過ごす。 二人は人と妖しであっても親友だった。そして珠希の紹介で水の精「美月」と藤原は恋仲となる。 そんなやんわりとした日常、それでも、その裏には様々な背景と思惑があった。 人と妖しの物語。
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-ストレスを感じると赤い渦の幻覚を見る真琴は、家出先の繁華街で黒猫と共に拾われる。拾ってくれたのはカクテルバー『リトル・キャタリー』のウェイターであるリオで、彼にはハルユキという同性の恋人がいた。 家に帰りたくない真琴にリオは自分のペットとして飼われることを提案するが、嫉妬を覚えたらしいハルユキの猛反対に遭い……。
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-津山の街並み保存地区で雑貨屋を営む、イオナ。彼女が持つ転生以前の記憶と言えば魔法だけ。その魔法を必要とする人が店を訪れた時、自然に扉は開かれ、客は魔法の部屋へと誘われる。 梅雨の雨が降り続く城下町。その外れにある紫陽花寺。そこを毎年のように訪れる老婦人とイオナは出会う。それは店の客である美雨の祖母で……。心に憂いを抱える少女 美雨が願ったのは、自身の問題の解決ではなく、大好きな祖母の長寿だった――。 宝石の魔法シリーズ第一弾。
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3.3家に帰るとイトコのあかりがいた。突然なんだと問いただすと、彼女は心残りがあってユーレイになったと話し、俺にデートを迫ってきた!わけがわからないが、俺はあかりにねだられるまま彼女とデートすることに。だが普通のデートのつもりだったのに、彼女の言動はどこかヘンで…!?