法律 - 大月書店作品一覧

  • 9条の挑戦 非軍事中立戦略のリアリズム
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    1巻1,408円 (税込)
    自衛隊明記で日本を本当に守れるのか?! 「9条改憲」の対案はこれだ! 軍事に頼らず守ることは“お花畑”なのか。 世界6位の海岸線をもつ地理的条件、少子高齢化、人口減少、グローバルな経済活動、膨らむ赤字国債……。 日本社会の現実を直視し、日米安保や自衛隊によらない防衛戦略への転換を探求する。 【目次】 第1章 憲法9条の防衛戦略(伊藤 真) 第2章 憲法学は何を主張してきたか(神原 元) 第3章 日米同盟と「専守防衛」のひずみ(布施 祐仁) 第4章 等身大の安全保障論(伊藤 真・神原 元・布施祐仁) 【著者】 伊藤真 1958年生まれ。弁護士、伊藤塾塾長、日弁連憲法問題対策本部副本部長。著書に『増補版 赤ペンチェック 自民党憲法改正草案』(大月書店)ほか多数。 神原元 1967年生まれ。弁護士。著書に『ヘイト・スピーチに抗する人びと』(新日本出版社)など。 布施祐仁 1976年生まれ。ジャーナリスト、「平和新聞」編集長。著書に『経済的徴兵制』(集英社新書)ほか。
  • 憲法入門 法・歴史・社会をつなぐ
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    1巻2,640円 (税込)
    社会に生きる憲法を歴史をふまえ平易に解説 「難しい」「関係ない」と敬遠されがちな憲法だが、公務員試験や教員採用試験では必須科目。日本に生きる一市民として知っておいても損はない。法学部でない大学生にもわかりやすく、社会に生きる憲法の姿を歴史をふまえ解説。 ※本書は、大月書店刊『憲法入門――法・歴史・社会をつなぐ』の電子書籍版です。 【目次】 序 章 憲法とは何か、憲法史 第1部 人権規定 第1章 人権総論 第2章 幸福追求権 第3章 法の下の平等 第4章 思想・良心の自由 第5章 信教の自由 第6章 表現の自由 第7章 学問の自由 第8章 経済的自由 第9章 人身の自由 第10章 国務請求権・参政権 第11章 生存権 第12章 教育を受ける権利 第13章 労働者の権利 第2部 統治規定 第14章 天皇 第15章 平和主義 第16章 国会 第17章 内閣 第18章 司法 第19章 財政 第20章 地方自治 第21章 憲法の改正、憲法の保障 【著者】 清水雅彦 しみず・まさひこ 日本体育大学教授。憲法学者。研究テーマは平和主義、監視社会論。1966年兵庫県生まれ。明治大学大学院法学研究科博士後期課程、明治大学等非常勤講師、札幌学院大学法学部教授などを経て、現職。九条の会世話人、戦争をさせない1000人委員会事務局長代行。著書に『日米安保と戦争法に代わる選択肢』(共著、大月書店、2016年)、『クローズアップ憲法〔第3版〕』(共著、法律文化社、2017年)など。
  • 治安維持法と「国体」
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    1巻3,080円 (税込)
    「悪法」を駆動させた「国体」の魔力 治安維持法が威力の源泉とした「国体」は、どのように位置づけられていったのか。施行する側、適用される側、それぞれの解釈の変遷を資料をもとに読み解く。「新しい戦前」のいま、あらたな「国体」を生み出さないために。 ※本書は大月書店刊『治安維持法と「国体」』の電子書籍版です。 【目次】 序論 治安維持法は今も生きている Ⅰ 「国体」による統制と動員 1 治安維持法における「国体」の問題 2 戦時下大学の思想統制と動員 3 戦前のもう一つの学問統制・学問動員 Ⅱ 共産党は「君主制」・「天皇制」をどのようにみていたのか はじめに 1 第一次日本共産党と「君主制」 2 第二次日本共産党と「二七年テーゼ」 3 「政治テーゼ(草案)」から「三二年テーゼ」、「日本の共産主義者へのてがみ」へ 4 再建共産党と「天皇制」 あとがき 資料 治安維持法と関連法ほか 【著者】 荻野富士夫 1953年、埼玉県生まれ。小樽商科大学商学部教授を経て、2018年に定年退官、同大学名誉教授。専門は日本近現代史。主な著書に『特高警察』(岩波新書、2012年)、『よみがえる戦時体制――治安体制の歴史と現在』(集英社新書、18年)、『検証 治安維持法――なぜ「法の暴力」が蔓延したのか』(平凡社新書、24年)、『治安維持法一〇〇年――「新しい戦中」にしないために』(編、小社、25年)など。
  • 「表現の自由」の明日へ 一人ひとりのために、共存社会のために
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    1巻1,496円 (税込)
    なぜ表現の自由か。入門書の新たな決定版! SNSの普及により誰もが表現者になれる昨今、ヘイトスピーチなど新たな紛争が増える一方、秘密保護法や共謀罪、公文書改ざんで民主主義の危機は深まるばかり。 錯綜する問題状況を整理し未来に開かれた表現の自由論を展開する! 【目次】 第1章 表現者の足跡——なぜ「表現の自由」か 第2章 一人ひとりの人格権と「表現の自由」 第3章 民主主義と「表現の自由」 第4章 共存社会と「表現の自由」 第5章 文化芸術と「表現の自由」 【著者】 志田陽子 武蔵野美術大学教授。1961年生まれ。主著に『文化戦争と憲法理論』(2006年)など。

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