経営・企業 - 生産性出版作品一覧

  • 健全な組織は価値観の経営を目指す
    3.7
    共感を呼ぶ情報発信力が顧客を創造する。 分っているようで分ってない“お客様が決める”の本質を解き明かす! 停滞する経済環境化で、差別化できない競争に悩む経営者やビジネスパーソンに贈るビジョンと価値観、組織風土を変えるための実践書。 デミング賞、日本経営品質賞から環境に関する賞まで、わが国の内外で多くの顕彰を受け、進化し続け株式会社リコーで、CS推進に16年間取り組んだ田村均氏が「これからの企業組織に必要なこと」「今振り返って残しておきたいこと」を熱く語る。現代の企業組織におけるCS経営実践の手引き。 【主な内容】 第1章 何かが変わった――“ベリーロール”ではもう跳べない 第2章 「賢明な組織」の限界は「健全な組織」が決める 第3章 「健全な組織」に必要なこと 第4章 「お客様を探す販売」から「お客様に集まっていただくあり方」に 第5章 「健全な組織」のレベルを上げるために必要なこと 第6章 求められる人たちの「考え方」と「技能要件」 第7章 いま振り返って残しておきたいこと――学んだこと、気がついたこと 第8章 魅力的な人になるために――体験を通じて思ったこと
  • 社内起業家
    4.0
    社内で起業するときの「コスパの良し悪し」から「事業のおもしろさ」「大変さ」まで、そのメリットとデメリットも岩田氏が大胆分析。これから新しいことにチャレンジしたい人はもちろん、すでに新規事業にかかわっている人にもオススメの1冊。 社内で事業を起こすときの「ウソ・ホント」!   ウソ  組織の中にいる超優秀な変人?   ホント 常識的で、組織のことをよく考えている人!   ウソ  社内の天才技術者? それとも、トップセールス?   ホント 「これをやりたい」という、強い志・思いがある人! 多くの企業では、「次の事業の柱をつくる」ことを目的として、社内で事業をつくる人材を求めています。株式会社MOL PLUS、ライオン株式会社、株式会社リープスイン、harmo株式会社、株式会社asken、株式会社アイシン、東京電力ベンチャーズ、オムロン株式会社で活躍する8名の社内起業家のインタビューから、社内起業のおもしろさと大変さの実態を知り、自身の新たなチャレンジのきっかけに。 【主な内容】 はじめに 今、会社では、起業家マインドを持つ人材が圧倒的に不足している Chapter1 社内起業家とは――社内で起業するメリット、デメリット Chapter2 8人の社内起業ストーリー――会社の中でゼロから事業を創る Chapter3 社内起業家の実像――「やりたい」を実現させる思考法 Chapter4 将来、社内起業を目指すには――チャンスをつかむために準備しておくこと Chapter5 社内起業家というキャリア――一歩、踏み出して自分らしい幸せなキャリアを築く
  • 女性マネージャーの働き方改革2.0
    3.5
    女性マネージャーの育成は、社会にとって急務です。そして多くの女性たちが実力を発揮し、活躍することは人口減少の中で不可欠です。しかし、旧来の「おじさんコミュニティ」を所与条件として、それに合わせる働き方では長続きしません。誰かが無理をして何かの形に合わせると、必ずゆがみが生まれます。個人が何かのパターンや人の思惑通りの役割を演じるものではない、その人なりの自然な働き方をすることこそが、長く続くコツです。多くの女性マネージャー、ビジネスパーソンが無理のない働き方をするヒント。
  • ソーシャル・イントラプレナー
    3.0
    いま、社会の課題を解決することが、ビジネスの目的になりつつあります。利益は、社会課題を解決したことの結果としてもたらされます。人や社会の役に立つために働こうと志す人は誰もが起業家になれるのです。企業など、組織の中で働きながらでも、起業家になることができます。これまでの起業家はゼロからイチを作り出す人、すべてを自分の力で作り出す人と考えられてきました。ですが、これからの起業家は必ずしも一人ですべてを作り出す必要はありません。 企業が持つリソースや社会的影響力を上手に活用することで、天才起業家に負けない社会的な変化を生み出すことも可能です。本書が提案する「ソーシャル・イントラプレナー」は、そのような新しい時代の生き方を示しています。 ソーシャル・イントラプレナーへの道は、これまでの天才起業家たちほど困難ではないとしても、そこには、新しい生き方を切り開いていく時に直面しなければならないさまざまな障害や困難が待ち構えています。  本書は、世界中の多くのソーシャル・イントラプレナーたちの経験をもとに、そうした障害や困難を乗り越えていくためのガイドブックです。 企業や行政などの組織で働く方、事業を起こそうと考えている方、就職を考えている学生の皆さんに。
  • 知的資本経営入門
    -
    知的資本経営の目的は、社会共通パーパスを実現すること、つまり「よりよい世界を創る」ことです。 「知的資本」とは、財務指標に載らない「お金に直接換算できない価値」のこと。知的資本特許などを意味する「知的財産」は異なる概念です。知的資本には、会社が持ち、また生み出すあらゆる価値を含みます。たとえば社内であれば、経営者の志の高さ、社員の真面目さ、高い技術力といったものが該当します。また社外との関係では、顧客からの信頼、ブランドの認知、さらには地域社会への貢献、地球環境維持の努力といった、といったものまでが知的資本の視野に入っています。 「知的資本経営」とは、会社の“見えざる価値”また“隠れた力”といえる「知的資本」を可視化し、その知的資本を活用した新たな価値創造を通じて、会社の業績を伸ばし、持続的な成長を可能とし、そして同時に社会にも貢献するという経営手法です。 知的資本経営を通じて価値を創造する方法論として、ICMGは「4Dサイクル」を提唱しています。4Dサイクルとは、企業の知的資本を包括的に可視化し、それを組み入れ新たな価値を創造する戦略を描き、それを実践し、またその結果をステークホルダーに説明する、という一連のマネジメントプロセスです。 STEP1 :DISCOVER 知的資本の可視化 STEP2 :DESIGN   パーパス~価値創造ストーリーの設計 STEP3:DELIVER  価値創造の実践 STEP4 :DISCLOSE 知的資本経営の成果を伝える 本書では、知的資本経営を実践するためのステップの進め方を示していきます。 また、知的資本経営の取り組みを開示するための統合報告書の重要性についても説きます。
  • 手間ひまをかける経営
    完結
    5.0
    金融機関なのにノルマがないという衝撃—— 京都信用金庫で働く人たちは、何が動機づけの源なのか。なぜ利益をあげることができるのだろうか。 京都信金は、徹底的な地域へのコミットメントにこだわり、それを実現するために密なコミュニケーションを行い、重視し、さまざまな施策をとります。その本質は地域コミュニティへのコミットメントの重視です。自分がどうなりたいか、企業としてどうなりたいかの指針は、リーダーシップ能力の構成要素である「決めること」と「配ること」の基盤となります。 長い時間軸をかけること、ネットワークをつくること、広げること、架橋すること、言語化能力を磨くこと、白黒をすぐにつけずに、グレーの時間を耐えながら思考実験を繰り返すこと。この先に見えてきたものの多くは、今までの経営が好んできたスピードや、合理性や効率性と反対に位置します。すべてを手間ひまと時間をかけてつくることを求めます。潮目が変わり、何が正解なのかわからない時代だからこそ、手間ひまをかけることが必要です。手間ひまをかけるということは、時間をかけ、観察学習と経験学習をすることと同義です。これらの時間は、人と組織の基礎体力を上げることにつながります。 「職員一人ひとりがお客様視点で意思決定を行う」風土改革に成功した京都信用金庫の驚くべき取り組みから、これからの組織の在り方を示唆する。

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