ノンフィクション・ドキュメンタリー - 偕成社作品一覧

  • お母ちゃんの鬼退治
    4.0
    まりえのお母さんは目が見えない。だんだんと見えなくなってきて、まりえが小学校の時に完全に失明。2022年7月刊行の絵本『うちのおかあちゃん』は、作者がお母さんをモデルにその一時期を描いたものだがフィクションである。 この作品はもっと具体的に、リアルにお母さんについてつづられたエッセイ集。 本が好きで好きで作家になりたかったが叶わなかったお母さん、似たような道を歩む作者だが、人生の場面でお母さんとぶつかりあうこともしばしばだった。戦争にも学歴偏重の社会にも、障害にも、差別偏見にも負けずチャレンジし続けた「お母ちゃん」は、世間や自分のなかの「鬼退治」を成し遂げた。 小手鞠さんいわく「60代になって初めて『母の愛』を知ったように思います。美人で、優しくて、がんばり屋さん。顔に似合わず、毒舌家。そんなお母ちゃんについて、あますところなく書いてみました。」 若い人たちにとって生き方の一つの指針となるような作品。
  • 妖怪は海にいる!? アラマタ式 海の博物教室
    -
    夜の海をおよぐ、ナイトダイビング。そこで出会ったのは、摩訶不思議な生きものたちがただよいたゆたう、この世のものとは思えない「霊界」のような光景だった。 海の生きものに魅了されたことからはじまり、半世紀以上にわたって知の冒険をつづけるアラマタ博士による、地球の歴史と宇宙と深海の世界が交差する博物教室。 「みんなの研究」は、みんなの「知りたい」を応援する、あたらしいノンフィクションのシリーズです。
  • 女子サッカー選手です。そして、彼女がいます
    4.5
    私は女? それとも男? どの性の人を好きになる? LGBTQってなに? 男女の格差って? 自分の心や体とどう向き合う? 人とはちがう何かを持っていることでモヤモヤしているみんなへ。ひとりの女子サッカー選手が伝える「自分を大切にするため」の話。 「みんなの研究」は、みんなの「知りたい」を応援する、あたらしいノンフィクションのシリーズです。
  • だれよりも速く走る 義足の研究
    5.0
    「義足アスリートが、健足アスリートを超える。それが実現したとき、人類のあらたな可能性の幕開けになるはずです。」 めざすは人類最速。あたらしい「あたりまえ」に向かって挑戦しつづける義足エンジニアによる、わたしたちの身体の未来のこと。 「みんなの研究」は、みんなの「知りたい」を応援する、あたらしいノンフィクションのシリーズです。

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