ビジネス・実用 - 株式会社東方書店作品一覧

  • 清代知識人が語る官僚人生
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    1巻2,640円 (税込)
    清代の知識人がめざした官僚人生とは何だったのか 科挙に合格できる受験能力と官僚として生身の人間を相手に機敏に対処する実務能力とはまったく性質の異なるものであり、そこでの成功、というより失敗しないことは科挙に合格するよりも難しかった。そこで、科挙に合格して、知県という県の長官を担当し、役人のためのハンドブックである官箴書『福恵全書』も著わした黄六鴻(こうりくこう)なる知識人を本書のナレーターとして、順風満帆あるいは「治国平天下」の官僚人生を手に入れるのにはいかなることが重要だったのかについて語ってもらった。 【目次】 第一章 官僚への道 第二章 官僚人生の始まり 第三章 知県という職業 第四章 知県の人間対応 第五章 黄六鴻の事件簿 第六章 その後の人生 【著者】 山本英史 1950年、滋賀県草津市生まれ。東洋文庫研究部研究員、慶應義塾大学名誉教授。博士(文学)。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。山口大学人文学部講師・助教授、慶應義塾大学文学部助教授・教授を経て現在に至る。専門は明清史・中国近代社会史。主要著作として『郷役と溺女――近代中国郷村管理史研究』(汲古書院、2021年)、『赴任する知県――清代地方行政官とその人間環境』(研文出版、2016年)、『清代中国の地域支配』(慶應義塾大学出版会、2007年)などがある。
  • 新版 すぐ使える!トラベル台湾語
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    1巻2,420円 (税込)
    台湾語で話しかければ世界がひろがる 前半に、発音・文法の基礎、あいさつ・数の数え方などの基本表現をコンパクトにまとめている。本文会話は全33課で「交通・道順」「ホテルにて」「食べる」「買い物をする」「観光する」「トラブル」「出張一日目」「出張二日目」のテーマごとに関連表現を解説。各課は会話(教会ローマ字、台湾語漢字、矢印式声調記号、カタカナで表記)、ポイント、日本語訳、単語、中国語訳、解説、ひとくちメモからなる。旅に役立つコラムも満載! *本書は『すぐ使える!トラベル台湾語』(日中出版、2007年)の新版です。 【目次】 ○発音文法基礎編・基本表現 発音/文法/基本表現/数の数え方 ○本文会話 1 行きたい場所を伝える 2 道を尋ねる 3 バスに乗る 4 タクシーを拾う 5 電車の切符を買う 6 チェックイン①(予約がある場合) 7 チェックイン②(予約がない場合) 8 フロントに様々な希望を伝える 9 チェックアウト 10 屋台で食べる 11 レストラン・食堂で食べる 12 茶藝館で注文する 13 服を買う 14 市場で買い物をする 15 CDを買う 16 足つぼマッサージに行く 17 温泉に行く 18 写真を撮ってもらう 19 警察に行く 20 病院を探す 21 診察を受ける 22 空港での出迎え 23 台湾語について話す 24 宴会にて(一緒に食事をする) 25 人を紹介してもらう 26 住所と出身について話す(自己紹介) 27 食事の会計をする 28 次の約束をする 29 待ち合わせに遅れる 30 景色について話す(観光) 31 休憩・食事に誘う 32 台湾の感想を話す 33 別れの挨拶 【著者】 近藤綾 早稲田大学大学院国際関係学修了。専攻は台湾先住民族(原住民族)ブヌンの近代史。2004~2008年台北駐日経済文化代表処(駐日大使館に相当)勤務。2023年度より拓殖大学外国語講座「台湾語」講師担当。YouTubeチャンネル【近藤 綾の台湾語・本土言語講座】(https://youtube.com/@ayakondo_taigi)およびnote【近藤 綾の「台湾語って面白い!/Tâi-gí tsin tshù-bī(台語真趣味)!」】にて台湾語をはじめとする台湾本土言語に関する情報を発信中。
  • 大地からの中国史 史料に語らせよう
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    1巻2,640円 (税込)
    農業は不滅です 主食であるコメ・コムギの栽培から、コムギの加工食品である「餅(へい)」「麺」、農具の発展、お茶・野菜の栽培、養蚕のための桑の栽培、肥料まで、中国における農業の歴史を史料から掘り起こす。 近代以前の農業は有機栽培であり、自然に存在する材料を使って作物を育て、人間や家畜の食糧・飼料とし、さらにその排泄物を作物に施して肥料にする。この自然と人間の循環関係を続ける営みは、いま注目されているSDGsの課題に正面から応えるもので、農業史研究はきわめて現代的な課題を追究する分野でもある。 【目次】 まえがき 序章 中国農業史の空間、時間、視点 附篇 中国農業史関連史料の解説 一章 田植って必要?――田植法略史 コラム1 江南の水利施設――古墓・史跡調査記『記憶された人と歴史』から 二章 乾燥地だって農業ができる――華北乾地農法の開発と二年三毛作 三章 餅はモチでなく、麺はうどんではない――『斉民要術』と『太平広記』から 補論 中国史上の蕎麦 四章 犂のトリセツ――長床犂略史 五章 「日常茶飯事」っていつから? 六章 唐の都・長安の畑から――カブラ類略史 七章 綺羅、星のごとし――絹織物は桑の葉でできている? 八章 「糞」の行方――肥料略史 終章 農業は永遠(とわ)に続く コラム2 この上なく〈自由〉な人々よ あとがき 【著者】 大澤正昭 上智大学名誉教授。現在(公財)東洋文庫研究員。専門は中国前近代史、農業史、唐宋時代の社会史。主な著書:『陳旉農書の研究 12世紀東アジア稲作の到達点』(農山漁村文化協会)、『唐宋変革期農業社会史研究』(汲古書院)、『妻と娘の唐宋時代 史料に語らせよう』(東方書店)、『中国農書・農業史研究』(汲古書院)、共著『主張する〈愚民〉たち』(角川書店)、『春耕のとき 中国農業史研究からの出発』(汲古書院)など。
  • 中国語とはどのような言語か
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    中国語をまるっと解説! 基本文法、語彙、品詞から、「連続構造」、「流水文」まで、中国語の特徴を概説。「日中の連体修飾語の違い」など英語や日本語文法との比較によって視点を拡げ、「存現文の「主語」は何か」「場所を表すのに“在”が出てこないこと」など、学習中に気になるものの、学習書にはそれほど解説のない事項を多く取り上げる。 個別テーマの先行研究などを紹介する「読書案内」も充実。 学習の疑問点の解消に、中国語文法の復習に、研究のヒントに、あらゆる場面で役立つ1冊。 【目次】 第一章 基本文法 第二章 語彙 第三章 中国語の品詞と文成分 第四章 中国語における主語、主題、目的語 第五章 連動文と前置詞 第六章 中国語の時間表現 第七章 現代中国語の“是” 第八章 連体修飾と“的” 第九章 中国語の「一つの文」と「流水文」 第十章 流動する叙述と修辞構造 【著者】 橋本陽介 1982年埼玉県生まれ。慶應義塾志木高等学校卒業。慶應義塾大学大学院文学研究科中国文学専攻博士課程単位取得。博士(文学)。専門は、中国語を中心とした文体論、テクスト言語学。現在、お茶の水女子大学基幹研究院准教授。著書に『越境する小説文体 意識の流れ、魔術的リアリズム、ブラックユーモア』(水声社、2017年)、『物語論 基礎と応用』(講談社選書メチエ、2017年)、『中国語実況講義』(東方書店、2020年)、『「文」とは何か 愉しい日本語文法のはなし』(光文社新書、2020年)などがある。
  • やさしくくわしい中国語文法の基礎 改訂新版
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    中国語文法書のベストセラー大幅改訂! 初級から中級まで学習者のニーズに応える、参考書の決定版をリニューアル! 充実した検索機能など、旧版の長所はそのままに、例文を全面的に見直し、解説もアップデート。例文には日本語訳とピンインを付す。 【目次】 はじめに 第一章 文の構成素 1 文の構成素/2 形態素/3 合成語の語構成 第二章 品詞 1 名詞/2 動詞/3 助動詞/4 形容詞/5 数詞/6 量詞/7 代詞/8 副詞/9 助詞/10 介詞/11 連詞/12 感嘆詞/13 擬声詞 第三章 フレーズ 0 フレーズとは?/1 フレーズの種類/2 フレーズ内部の構造/3 その他のフレーズ 第四章 文成分 0 文成分とは?/1 主語/2 述語/3 目的語/4 定語/5 状語/6 補語 第五章 文 1 単文/2 文の種類/3 複文/4 縮約された複文〔=緊縮文〕 第六章 中国語文法の要点 1 アスペクト/2 受身文/3 兼語文/4 処置文/5 存現文/6 連動文/7 未来の表現/8 “是……的”構文/9 比較の表現/10 疑問詞の連用/11 否定/12 反語 あいうえお順日本語インデックス/ピンイン順中国語インデックス 【著者】 守屋宏則 1953年東京都生まれ。東京外国語大学外国語学部中国語学科卒業、同大学院修士課程修了。2019年3月末日まで明治大学教授。 李軼倫 東京外国語大学、早稲田大学など非常勤講師。NHK国際放送アナウンサー。フリーランスのナレーターとしても活動中。

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