BL小説 - パレット文庫作品一覧
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-ある日、ボクは目が覚めるとイギリスの美しい古城のベッドの中にいた。薔薇(ばら)が美しい、森に建つ城らしい。外跳(そとは)ね癖(ぐせ)はあるが日本人らしい黒髪のボク、川原有(かわはらゆう)がなぜイギリスにいるのか…? どうやらボクは記憶を失ってしまったらしい。そんなボクの側(そば)にいたのは、名門貴族のアルフレッド伯爵。ハニーブロンドに紺碧(こんぺき)の瞳の青年実業家で城の持ち主だ。そして高貴な彼は記憶のないボクに「ユウは私の恋人だった」と告げ…!? こうしてボクは、ひと夏をアルフレッドの城で過ごすことに。しかしアルフレッドはパスポートをボクから取り上げていて…。一体なぜ!? 隠された因縁(いんねん)とは!? ドラマチックな古城の恋が今始まる!
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-エリート男子校に通う17歳の藤城郁(ふじしろかおる)は、巻き毛が可愛い引っ込み思案な男の子。そんな郁なのに、兄が自分の結婚に反対する婚約者の兄・レオーネの気持ちを郁に変えてもらおうとイタリアに呼んだ。そしてヴェネチアの謝肉祭(カルネヴァーレ)に参加することになり。貴族でスーツが似合う黒髪のレオーネと仲良くしようとするが、彼は郁にはとても冷たい。 謝肉祭(カルネヴァーレ)当日。天使の仮装の郁は、強面(こわもて)の男達にからまれていたところを、黒騎士に扮したレオーネに救われる。だがレオーネは、天使が郁だと気付かないまま天使に恋し、郁は素性を隠してレオーネに抱かれてしまい?! ロマンチックな夜に身を灼(や)く恋の行方(ゆくえ)は…?!
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-大学二年生の夏賀千裕(なつがちひろ)は、一人旅でフィレンツェにやってきた。観光途中のカフェで、ウェーブのかかった黒髪とダークブルーの瞳を持つワイルドな男に出会う。彼は、千裕の思い出のつまった幻のワインを注文し、イタリア男の常識といわんばかりにキザなセリフで千裕を口説いてきた。驚いて逃げ出す千裕だが、運悪く持ち金のほとんどをすられ途方に暮れる。仕方なく、アドルフォという、その男の自宅への招きに応じることに。向かった家は瀟洒(しょうしゃ)な古城で、アドルフォは伯爵(はくしゃく)様で…?! 長期滞在の条件はただひとつ。アドルフォの官能的な言葉と身体での口説きに、千裕が絶対おちないこと。二人の愛欲ゲームは一体どんな展開に!?
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-おい、そこの君。俺、一ノ瀬冬吾(いちのせとうご)の人生を語らせてくれ。俺は17年間、秀才でハンサム、スポーツ抜群、つまり欠点のない完璧な男だった。が、今・・・。俺は、突如現れたキュートな西脇恵(にしわきめぐみ)にイカれ、ラブリーなしぐさに悶絶しているところだ。女にモテモテの俺サマがオトコをおかずに抜く日が来ようとは・・・。詳しくは、この物語に書いておいたが、俺は恵とラブラブになるため、あいつの誕生日に旅行をプレゼントすることにした。しかし、邪魔者がたくさん! 恵の幼なじみ・皓太(こうた)というライバルが出現。最悪なのは、恵を溺愛する長男・理(おさむ)との壮絶バトル。しかし俺は絶対、恵をこの手に抱くぞぉ!!
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-俺は超イケメンの高2、一ノ瀬冬吾(いちのせとうご)。美形で長身、秀才で金持ち、女にゃモテモテのクールガイ。昼は優等生、夜はなじみのクラブに通う俺はカッコいい。 ある日、俺のクラスに西脇恵(にしわきめぐみ)という天然ボケの美少年がやってきた。俺は恵が大嫌いだが、ヤツは可愛い笑顔で子犬のようにまとわりつく。ウザくて気分は超バッド。おまけに、恵が被害にあったパーティー券詐欺(さぎ)に巻き込まれ…。すったもんだがあった後、恵はクラブオーナー連城(れんじょう)とホテルへ行き、コトに及ぶ直前、俺が恵を救出するハメに!? そして連城に手足を縛られ、なぶられている恵の白い肌を目にした俺の下半身は見事に反応しちまい…!!
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-第一話。“本業”の剣道より詩を好む加納(かのう)は、地元小田原(おだわら)の詩作会に出席、うさん臭げな若い詩人・荻原赤華(おぎわらせっか)に気に入られてしまう。生真面目(きまじめ)で善人そのものの加納を案じたのは楓(かえで)だ。調査では、赤華はかなり身持ちが悪いらしい。果たせるかな、加納が出奔(しゅっぽん)してしまう。愛すべき友の運命は…!? 第二話。楓が行方不明になってしまった。酒造会社の御曹司(おんぞうし)なので身代金(みのしろきん)目的の誘拐(ゆうかい)とも考えられたが、その手の脅(おど)しもない。笠生和尚(りゅうしょうおしょう)からヒントを得、“最強のお手伝い”小由留木(こゆるぎ)家のサトが突飛(とっぴ)な作戦で動き出した…! 登場人物の人間味が読む者の胸に響く、大好評大正ロマン! 第三弾!!
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-第一話。桜の季節、依頼が持ち込まれた。大手茶問屋の茶葉が蔵から盗まれているらしい。疑われているのは店員で元極道(ごくどう)の坂谷安斎(さかたにあんさい)。善田(ぜんだ)は極道に含むところがあり、安斎が怪しいと主張。銭湯で腰の低い彼を見かけた加納(かのう)は安斎の無実を唱える…。 第二話。写真館の塙衛(はなえ)は、箱根(はこね)に行く某国(ぼうこく)大使に随行(ずいこう)するように依頼を受けるが、大使が愛犬を連れて行くと聞き、犬嫌いの彼は悩む。結局、欧州(おうしゅう)に留学する善田の壮行会も兼ねてメンバー六人が箱根に…。だが、大使の愛犬が行方(ゆくえ)不明となり、加納に嫌疑が…!? 大好評の、大正ロマン溢(あふ)れる『こゆるぎ探偵シリーズ』第二弾!!
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-大正時代、長男が家業を継ぐのが当たり前だった頃の、小田原(おだわら)でのお話。 大工の若棟梁(わかとうりょう)・一色祐太朗(いっしきゆうたろう)、酒造屋の小由留木楓(こゆるぎかえで)、荒物屋の善田太郎(ぜんだたろう)、写真館の設楽塙衛(したらはなえ)、鳥屋の邑居郁(むらいいく)、剣道の道場の加納斉彬(かのうなりあき)。楓と斉彬はまだ学生だが、六人とも長男。この大らかな若旦那衆が道楽半分で始めたのが『こゆるぎ探偵倶楽部(くらぶ)』である。 新春早々の以来は、小田原中(おだわらちゅう)の校長も務めたこともある人格者・伊原木(いばらぎ)教授の浮気疑惑! 相手は外国の御夫人? 後半では、郁が客に届けた鳥たちが籠(かご)ごと盗まれる事件が頻発(ひんぱつ)。だが話題は呉服屋の美貌(びぼう)の娘の方に脱線……。 巧手の新シリーズ、ここに開幕!!
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-その昔、海賊(かいぞく)女王の異名(いみょう)をとった女傑(じょけつ)の名を冠する豪華客船、グレース・オマリー号。懐石(かいせき)料理店の板場(いたば)にいた斉木は訳あってこの船の厨房(ちゅうぼう)に潜(もぐ)り込む。ある夜彼は、甲板(かんぱん)で怪しげな男に声をかけられた。「船長の三毛猫(ラッキーキャット)」と渾名(あだな)される保安主任・久野紘一郎(くのこういちろう)だ。斉木はコック長命令で彼の許(もと)に。インペリアルスイートのの客…グリュック公国の伯爵(はくしゃく)夫人の料理に毒が盛られたという。命に別状はないが、料理のできる者を一人よこせとの要請で斉木が選ばれたのだ。だが夫人のため腕を揮(ふる)っていた彼の目の前で伯爵が急死!さらに伯爵のダイアのカフスと共に伯爵家のメイド一人が行方(ゆくえ)不明に!! 斉木は久野の捜査に巻き込まれてゆく…。
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-葵(あおい)学院高等部1年でテニス部期待の天才ルーキー連城元紀(れんじょうもとき)は、アイドル系の顔立ちと愛嬌(あいきょう)のある性格の持ち主。家も金持ちで、欲しいものはなんでも手に入れてきた。そんな彼に生まれて初めて手に入らないものが…?! それは、片想いをしている長身で美形のテニス部副部長灰谷史彦(かいやふみひこ)の心と身体。1つ年上の先輩である史彦は、幼馴染(おさななじ)みで可憐(かれん)な鷹塔薫(たかとうかおる)に夢中で、元紀の身体と頭を駆使した猛烈アプローチに全く反応しない。 夏休み、テニス部の軽井沢合宿へ向かう元紀は、史彦を堕(お)とし、その身体をたっぷり味わうための作戦を練るのだが…。経験したことのない本気で激しい恋に身を焦がす元紀と史彦の、真夏の熱いラブストーリー!
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-俺、百瀬譲(ももせゆずる)。兄、祐一郎(ゆういちろう)の結婚を機に、原俊輔(はらしゅんすけ)と二人暮らしを始めた。俊輔は兄の奥さん・亜澄(あずみ)さんの弟。つまり、俺達は高二同士の義兄弟ってわけ。しかし、兄ちゃんべったりで甘ったれの俺は最初、俊輔が怖くて仕方なかった。けど、実は俺達、ラブラブになりかけてる。と思っていたのに…。俺がスキンシップを恥ずかしくて拒み続けるうち、俊輔のヤツ、俺のことを避け始めたんだ。触ろうとしないどころか一緒にいる時間を持とうとしない。そんな時、俊輔がすごい美人の元彼女を一緒にいるところを目撃。やっぱ男同士の恋愛は無理なのかなぁ。俊輔の気持ちがわからないよ…。
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-俺を突然襲ったこの不幸な事態。兄貴との優しき日々は終わったのだ…。俺は百瀬譲(ももせゆずる)。俺に地獄を見せてるのは原俊輔(はらしゅんすけ)。ともに高2。俺の兄と俊輔の姉が電撃結婚をして、俺と俊輔は2人暮らしをするハメに。これが過酷以外の何物でもない! 俺は何でも兄貴任せの甘ったれで生活能力は0(ゼロ)。一方、俊輔は頭も顔もいいワイルド系だが家事能力はかなり高い。ただし超シスコン。俺はブラコンらしい。で、俊輔は何かっていうと俺を怒鳴り軽蔑しまくる。そして2人の仲は険悪に。しかしある朝、落ち込んだ俺に俊輔がフレンチトーストを作ってくれた。なのに、俺はそれをゴミ箱に捨ててしまい…。
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-漢(かん)帝国の北の大草原に、匈奴(きょうど)と呼ばれる騎馬遊牧民族がいた。匈奴の大王を単于(ぜんう)と言い、一時は五人もの単于が立ち戦乱に。勝ち残ったのが呼韓邪(コカンヤ)単于だ。巫女姫(みこひめ)なしでは単于と認められないが、巫女姫にしか見えない天神(テングリ)の御使(みつか)い・飛天(ひてん)と共に巫女姫・阿沙那(アシャナ)(時に無謀(むぼう)なほどの勇気を見せる十五歳)がいる。呼韓邪の跡取りで彼女の許嫁(いいなづけ)・迦連都特(カレントトク)(寡黙(かもく)、密(ひそ)かに阿沙那を思う十九歳)と、呼韓邪の兄・呼屠吾斯(コトガス)の跡取り・波留且?(ハルショティ)(外見こそ匈奴と違うが、明朗な十七歳)…三者が会(かい)したのは運命? なんと波留且?には飛天が見えた…それには深い意味が? 若者三人を軸(じく)に、漢の謀略(ぼうりゃく)を絡めて描く、壮大な叙事詩の前編!!
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-帝斗(ていと)大学付属中学3年の大海翼(おおみつばさ)は、元気、素直、大食いが取り柄(え)の人気者。 2学期のある日、翼のクラスに転校生・一条(いちじょう)レンがやってきた。レンは冷静沈着(ちんちゃく)、成績優秀、スポーツ万能なうえ、超美形。早速、翼はレンに懐(なつ)こうとするが、レンは翼に「バカは嫌いだ」と氷の一言を吐き、以後もなぜか翼にだけ冷たくあたる。嫌いと言われショックを受けた翼だが、みんな仲良くがモットーの彼は、レンに大嫌いを撤回(てっかい)しろと迫る。そして翼は、幼馴染(おさななじみ)の少年達、担任の那珂川(なかがわ)、翼の従兄(いとこ)で物理教師の月島秀(つきしましゅう)と、個性的な面々(めんめん)を巻き込んで、レンに様々な勝負を挑(いど)む。やがて、翼とレンの間に微妙な想いが…。ときめきと友情の学園ストーリー!!
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-ロンドン郊外に、マナー・ハウスと呼ばれる英国貴族の城があった。そこに住む伯爵は、跡継ぎもなく、やむなく館の閉鎖を決心…。その最後の客として招かれたのが、名門秀麗(しゅうれい)学院高校『世直し隊』と呼ばれるカリスマ軍団、不破涼(ふわりょう)、花月那智(かげつなち)、桜井悠里(さくらいゆうり)の三人組。そこに聖林(せいりん)高校に通う、天才高校生作家の鷺沢晶(さぎざわあきら)と、超人気俳優の氷室(ひむろ)ケイも合流。そしてなんと、英皇(えいこう)学院に通う、早乙女(さおとめ)グループの御曹司(おんぞうし)、凛太郎(りんたろう)と、元・指定暴力団『桐矢組(きりやぐみ)』の三代目、礼一(れいいち)も加わった! 無敵のスーパー高校生七人が、五百年の歴史を持つ伯爵の城で、背筋も凍る魑魅魍魎(ちみもうりょう)と対決。魔界、霊界、なんでもアリの青春感動ホラーコメディー(笑)。