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  • ハンナ・アーレントのように考える 私たちには世界を変える自由がある
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    アーレントを理解するための入門書は多数刊行されているが、この本の最大の特徴はその応用編であることだ。アーレントの理論をまとめた書籍というものはない。そのため真意を探るには、彼女の思考の軌跡を追って理解しなければならない。しかし、その評価は時代背景や研究者によってまちまちだったりもする。この本は、アーレントが問題提起した時代と同じように移民問題がはびこり、独裁的な政治傾向が強まる現代という、多様性が認められづらく、寛容性が減弱した時代こそ、アーレントは再評価されるべきという観点に立っている。アーレントはそのときどきにおいて大きく思考方向を変えており、単にこう考えていたという事実関係だけでは理解しづらい面がある。そこでその思考の変遷と組み合わせ、なぜ彼女がそのような観点に至ったかを、彼女を取り巻く人物や事件とともに描くことで、思考する人であるアーレントのように、自らもまた、思考することでこの時代を考え直すきっかけを与えてくれることを目的にしている。
  • リベラリズムはなぜ失敗したのか
    3.8
    日本経済新聞(2025/06/28)、クーリエジャポン(2025/05/10)などでインタビューが相次ぐ注目の著者。 多くの民主主義国家で不平等が拡大し、強権政治が台頭し、リベラリズムが機能不全となっている。注目の政治学者が政治、経済、教育、テクノロジーといった様々な分野で見られる問題を検証し、失敗の原因と是正をさぐる。宇野重規(東京大学社会科学研究所教授)解説。

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